コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
パートナーがいてもカップルを見るとムカつく現象は起きるんですね
契約魔法といってもちゃんとした手順に従えば問題ない。
大事なのはお互いの気持ちだからね。
私とルーナちゃんは完全にお互いの気持ちが通じあって発動したからすぐにできた。
そのことを説明するとアイリスは龍斗くんと見つめ合う位置に移動する。
「好き!好き!大好き!リュート……好き」
「あ、ありがとう」
なんともむず痒い光景だけど、私は魔法の準備をする。
(ロミス様!こ、これで合ってますよね?)
(私がちゃちゃっとやっちゃおうか?)
(それもいいですけど、ロミス様が力を使って眠っちゃったらいざって時に困るのであんまり頼りたくないんですよね)
(わかった。自分じゃない2人を契約させる時は………)
ロミス様が丁寧に魔法の説明してくれた。
なるほど、今回は自分と誰かじゃなくて誰かと誰かを結ぶから2人同時に魔法をかけるように……なんとかできそう。
(………あとはキスすれば完了だよ)
「さ、最後にき、キスするんですか!?」
そしてさらっとロミス様から言われる。
あ、私がするんじゃないんだ、よかった。
「リィア?どうしたの?」
「あ、いえ、契約魔法のことでその、驚くことがあって、えっと、最後は2人でキスしなきゃダメなんだって」
「ち、誓のキスってやつね」
「わかった……ん」
「ま、まだだよアイリス。気が早いって、愛理さんがまだ魔法かけてないでしょ?」
「はぁ〜」
なんで私が見せつけられなくちゃならないの!さっさと終わらせよう。
私はロミス様に教えてもらった通りに魔法を詠唱する。
そして、2人の足元に魔法陣が現れ光る。
「はい、それじゃあちゅーしてください」
「投げやりだね。あたしも恥ずかしくて見れないけど」
「アイリス、いくよ」
「リュート……んっ」
ん〜、なんでだろう?私にはルーナちゃんがいるはずなのに胸騒ぎがする。あれだ、街中でカップルがイチャイチャしてるのを見ると無性にイラついてくるやつだ。
「はい、次行きますよ」
余韻にひたっているところに割って入る。
「次はどっちにする?」
「ジェシカさんはどっちがいいですか?」
「……じゃあ先がいい」
さっきと同じように向かい合ってもらう。
「な、なんか照れるわね。なんだかんだいってこうして見つめ合うこともなかったし」
「ジェシカ……」
「な、なによ」
「ちゃんとジェシカのことも考えるから。だから、よろしく頼む」
「こ、こっちこそ聖女って立場がなきゃ面倒なことにもならなかったのに、ごめんね?………好きよ、リュウト」
「ありがとう、ジェシカ」
2人が盛り上がっているうちにさっさと準備を終わらせる。
「はい、さっさとちゅーしちゃってください」
「え?も、もう?うぅ、ほんとにみんなの前でするのね」
「なんだか見てるこっちまで恥ずかしくなってきたよ」
ルーナちゃんが恥ずかしがってるし早くしてもらいたい。
「…………や、やっぱりまだ心の準備がっん!」
顔を真っ赤にしてあたふたしてるジェシカさんにそっと口付けをする。
「ゆっくり慣れていけばいいよ。僕も本当はすごくドキドキしてるから」
わ、私もルーナちゃんとしてる時あんな顔になっちゃってるのかな?
ちょっと、いや、だいぶ恥ずかしい。
「ではでは、最後は私ですね!私はジェシカさんとは違うのでささっと終わらせられますよ」
「な、なによ!?普通はできないものでしょ!?」
「少なくとも私もアイリスちゃんもそうは思ってないみたいですよ?」
「リィア、ルーナぁ」
「そんな助けを求めるような目をしないでください」
「ジェシカの気持ち、あたしならわかるよ」
「ありがと、ルーナ。今だけはあなただけが私の味方よ」
「まぁ乙女なところもかわいくていいんですけどね。はい!それではリュウトさん、私と結婚してください」
「あ、うん、そんなはっきりプロポーズするんだね」
「はい、私達の子供が楽しみですね。どんなに強い子が生まれるんでしょうか」
なんか考え方がみんなと少し違うような。
「さ、さすがにちょっと早いんじゃないかな」
「そうですね、でも、いずれはってことで、よろしくお願いしますよ」
「…………」
「あ〜、はい、ちゅ〜しちゃってください」
「………んっはぁ……い、意外に照れちゃいますねこれ。でも、気持ちよかったです」
「なんだ、ちゃんとフェノアも照れてるじゃないの」
「な、なんですかそのにやけ顔は、私だってちゃんと女の子なんですよ!そりゃあ照れもしますって。それに、ジェシカさんみたいにあんなだらしない顔になってないですから」
「な、ななな!?だらしないってなによ!」
「改めて、ありがとうリィア。これでずっとリュートと一緒にいれる。クロエとテナにもありがとうって言っておいて」
「クロエさんとテナちゃんに?」
「あの二人がリィアに頼んでくれたんでしょ?」
「あ〜、それより前にジェシカさんとフェノアさんにも頼まれてたんですよね」
「そうだったんだ」
それでもちゃんとお礼は伝えておこう。
ということで全員の契約魔法がかけおわる。
「これでもう離婚できないですからね?龍斗くんはちゃんとしなきゃダメだよ?わかった?」
「は、はい」
「そうそう昔の女なんて忘れて私達のことだけ考えればいいのよ」
昔の女って言い方なんかやだな。
「そもそも私は龍斗くんとはなんにもないですからね!一方的に好かれてただけです。ほんとに」
「そうでしたね。リュウトさんはすごい一途ってことなので1度惚れさせたらもう大丈夫ってこと、ですよね?」
「そういうこと。それじゃあまたね、リィア、ルーナ」
はぁ〜、妙に疲れた。でももうこれで完全に龍斗くんを気にしなくてよくなったね。是非とも4人で幸せになってもらいたい。
ま、どうせまたどこかで会うでしょ。
部屋に戻ると、ルーナちゃんがもじもじしながら話しかけてきた。
「ね、ねぇリィア、その……えっと」
「どうしたんですか?」
トイレ、なら私になにか言うこともないだろうし……
「もしかして、イチャイチャしたくなったとか?いやぁまさかそんなわけないですよね!」
「…………」
そのまさかだった。
「もしかして龍斗くん達のを見たからですか?」
「そう、なんだかモヤモヤしてきて、ねぇ、いい?」
「もちろん!ルーナちゃんなら大歓迎ですよ!!」
大事なのはお互いの気持ちだからね。
私とルーナちゃんは完全にお互いの気持ちが通じあって発動したからすぐにできた。
そのことを説明するとアイリスは龍斗くんと見つめ合う位置に移動する。
「好き!好き!大好き!リュート……好き」
「あ、ありがとう」
なんともむず痒い光景だけど、私は魔法の準備をする。
(ロミス様!こ、これで合ってますよね?)
(私がちゃちゃっとやっちゃおうか?)
(それもいいですけど、ロミス様が力を使って眠っちゃったらいざって時に困るのであんまり頼りたくないんですよね)
(わかった。自分じゃない2人を契約させる時は………)
ロミス様が丁寧に魔法の説明してくれた。
なるほど、今回は自分と誰かじゃなくて誰かと誰かを結ぶから2人同時に魔法をかけるように……なんとかできそう。
(………あとはキスすれば完了だよ)
「さ、最後にき、キスするんですか!?」
そしてさらっとロミス様から言われる。
あ、私がするんじゃないんだ、よかった。
「リィア?どうしたの?」
「あ、いえ、契約魔法のことでその、驚くことがあって、えっと、最後は2人でキスしなきゃダメなんだって」
「ち、誓のキスってやつね」
「わかった……ん」
「ま、まだだよアイリス。気が早いって、愛理さんがまだ魔法かけてないでしょ?」
「はぁ〜」
なんで私が見せつけられなくちゃならないの!さっさと終わらせよう。
私はロミス様に教えてもらった通りに魔法を詠唱する。
そして、2人の足元に魔法陣が現れ光る。
「はい、それじゃあちゅーしてください」
「投げやりだね。あたしも恥ずかしくて見れないけど」
「アイリス、いくよ」
「リュート……んっ」
ん〜、なんでだろう?私にはルーナちゃんがいるはずなのに胸騒ぎがする。あれだ、街中でカップルがイチャイチャしてるのを見ると無性にイラついてくるやつだ。
「はい、次行きますよ」
余韻にひたっているところに割って入る。
「次はどっちにする?」
「ジェシカさんはどっちがいいですか?」
「……じゃあ先がいい」
さっきと同じように向かい合ってもらう。
「な、なんか照れるわね。なんだかんだいってこうして見つめ合うこともなかったし」
「ジェシカ……」
「な、なによ」
「ちゃんとジェシカのことも考えるから。だから、よろしく頼む」
「こ、こっちこそ聖女って立場がなきゃ面倒なことにもならなかったのに、ごめんね?………好きよ、リュウト」
「ありがとう、ジェシカ」
2人が盛り上がっているうちにさっさと準備を終わらせる。
「はい、さっさとちゅーしちゃってください」
「え?も、もう?うぅ、ほんとにみんなの前でするのね」
「なんだか見てるこっちまで恥ずかしくなってきたよ」
ルーナちゃんが恥ずかしがってるし早くしてもらいたい。
「…………や、やっぱりまだ心の準備がっん!」
顔を真っ赤にしてあたふたしてるジェシカさんにそっと口付けをする。
「ゆっくり慣れていけばいいよ。僕も本当はすごくドキドキしてるから」
わ、私もルーナちゃんとしてる時あんな顔になっちゃってるのかな?
ちょっと、いや、だいぶ恥ずかしい。
「ではでは、最後は私ですね!私はジェシカさんとは違うのでささっと終わらせられますよ」
「な、なによ!?普通はできないものでしょ!?」
「少なくとも私もアイリスちゃんもそうは思ってないみたいですよ?」
「リィア、ルーナぁ」
「そんな助けを求めるような目をしないでください」
「ジェシカの気持ち、あたしならわかるよ」
「ありがと、ルーナ。今だけはあなただけが私の味方よ」
「まぁ乙女なところもかわいくていいんですけどね。はい!それではリュウトさん、私と結婚してください」
「あ、うん、そんなはっきりプロポーズするんだね」
「はい、私達の子供が楽しみですね。どんなに強い子が生まれるんでしょうか」
なんか考え方がみんなと少し違うような。
「さ、さすがにちょっと早いんじゃないかな」
「そうですね、でも、いずれはってことで、よろしくお願いしますよ」
「…………」
「あ〜、はい、ちゅ〜しちゃってください」
「………んっはぁ……い、意外に照れちゃいますねこれ。でも、気持ちよかったです」
「なんだ、ちゃんとフェノアも照れてるじゃないの」
「な、なんですかそのにやけ顔は、私だってちゃんと女の子なんですよ!そりゃあ照れもしますって。それに、ジェシカさんみたいにあんなだらしない顔になってないですから」
「な、ななな!?だらしないってなによ!」
「改めて、ありがとうリィア。これでずっとリュートと一緒にいれる。クロエとテナにもありがとうって言っておいて」
「クロエさんとテナちゃんに?」
「あの二人がリィアに頼んでくれたんでしょ?」
「あ〜、それより前にジェシカさんとフェノアさんにも頼まれてたんですよね」
「そうだったんだ」
それでもちゃんとお礼は伝えておこう。
ということで全員の契約魔法がかけおわる。
「これでもう離婚できないですからね?龍斗くんはちゃんとしなきゃダメだよ?わかった?」
「は、はい」
「そうそう昔の女なんて忘れて私達のことだけ考えればいいのよ」
昔の女って言い方なんかやだな。
「そもそも私は龍斗くんとはなんにもないですからね!一方的に好かれてただけです。ほんとに」
「そうでしたね。リュウトさんはすごい一途ってことなので1度惚れさせたらもう大丈夫ってこと、ですよね?」
「そういうこと。それじゃあまたね、リィア、ルーナ」
はぁ〜、妙に疲れた。でももうこれで完全に龍斗くんを気にしなくてよくなったね。是非とも4人で幸せになってもらいたい。
ま、どうせまたどこかで会うでしょ。
部屋に戻ると、ルーナちゃんがもじもじしながら話しかけてきた。
「ね、ねぇリィア、その……えっと」
「どうしたんですか?」
トイレ、なら私になにか言うこともないだろうし……
「もしかして、イチャイチャしたくなったとか?いやぁまさかそんなわけないですよね!」
「…………」
そのまさかだった。
「もしかして龍斗くん達のを見たからですか?」
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