コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
私達の中に普通の人間っていないんですね!?
レーズンを見つけた帰りにサーティアさんとであった。
天使状態の私と魔族のクロエさん、そしてドラゴンのレーズンなのでめちゃくちゃ目立っちゃうということでまた透明になって部屋まで戻る。
「………ということなんですけど」
私はことの経緯をサーティアさんに説明する。
「なるほどね。それじゃあルーナとテナはまだ探してるってことかしら?」
あっ!忘れてた。
「あの、すみません。私達がこの状態なので、サーティアさん、お願いできますか?」
「わかったわ。もう、仕方ないわね〜」
「頼むのだ!」
「ん!」
はぁ〜、レーズン見つかってよかったあ〜
「全く、もう迷惑かけるんじゃないぞ?」
「ん!」
わかってるのかわかってないのか、レーズンはいい返事をする。
かわいいんだけど、今回の事件を考えると、油断は出来ない。
「しばらくのがまんだからね?もう勝手にどっか行っちゃダメだよ?」
「ん!」
しばらくして、サーティアさんがルーナちゃんとテナちゃんを連れてくる。
「よかった。見つかったんだね」
「むぅ、負けちゃいましたか」
「聞いてよリィア、こっちは大変だったんだからね!」
「私達の方もちょっと大変でしたよ………」
私達はお互いに起きた苦労を話す。
「え?ずっと抱き抱えながら移動してたんですか!?」
「そうなの!おろしてって言っても全然おろしてくれないし!周りから不思議な目で見られるし、途中で捕まりそうになるし。大変だったよ」
「あはは…すみません、途中で楽しくなっちゃって」
「こっちも大変だったのだ見てわかると思うがリィアがこの状態になったせいで透明にならなくちゃならなかったのだ。ちなみに言っておくがその間はずっと手を繋いでたのだ」
「どうしてリィアはその姿になったの?」
ルーナちゃんの目がちょっと怖い。
「あ〜えっとですね、これはキッドくんがレーズンの居場所を知ってたので教えてもらう条件で仕方なく」
「まぁいいけどね?あたしもアレだったし」
「一件落着ね。私はネフィスのところに行ってたんだけど、大会の予定がまた闘技場で張り出されるみたいよ。先に言っておくと、再開するみたいだわ」
お!大会の方は再開するみたい!良かったぁ。
「それはよかったです。いつ頃再開するんですか?」
「2日後に再開するみたい。その間は魔族が調べられるからテナとクロエは心の準備をしておくといいわ」
「面倒なのだ……」
「ですね〜」
「リィアもその姿だと調べられるかもしれないから気をつけなさいよね?」
「はーい、わかりました」
「そういえばここの6人で普通の人間っていないんだね」
「リィアとルーナは天使、クロエは魔族、私はエルフ、テナはドラゴニュート、レーズンは地龍、多種多様ね」
私もルーナちゃんも一見すると人間なんだけどね〜。
「エルフのサーティアと半人の我やテナはまだ人間に近いのだ。この中だとリィアとルーナとレーズンは人間から程遠い」
天使ってなんなんだろうね?人によって生み出される神様に生み出された生き物。
正直意味が分からない。
そもそも転生者ってのもよくわからないよね。私なんてただゲームしてただけなんだよ??どういう原理だし!?理由もよく分からないし、今考えたらこの世界に来たのって本当に意味がわからないね。
そういう作品をよく見たから受けいれられたけど、何も知らなかったら精神がおかしくなってたかもしれない。
前世のことを考えてたら急にゲームがやりたくなってきた。
魔法が使えて身体能力も高い身体だとしても何も不自由がないというわけじゃないんだけど、感覚がリアルすぎるから軽い気持ちでできるゲームが恋しくなってくる。
「リィアもあたしも最初は自分が人間だって思ってたし、事実を知らなきゃあたし達は人間だからね!」
「まぁ私やクロエも聞いた話でしかないから未だに信じられない話ではあると思うわ。神様が存在しないとは思ってないけどこんなに身近だとは思ってないから」
「種族なんて飾りでしかないとは言わないですけど、それぞれ尊重しあえたらいいですね」
この世界に来て最初はゲーム感覚だったけど、今じゃ馴染んじゃって新鮮味がないんだよね〜。もちろんルーナちゃん達といて毎日楽しいけど、それとは別の1人の時の楽しさっていうのも思い出してみるとよかったなぁって、贅沢な悩みだね。
「リィア?どうしたの?」
「ふぇ?あぁえっと、ちょっと考え事してました」
「もう、せっかくテナがいいこと言ってたのに」
「すみません」
さすがにゲームのこと考えてたなんてことは言えない。
「ねぇリィア、その、せっかくその姿だから、あの。触っても、いい?」
「えっ!?あぁ翼のことですね?わかりました。はい、来てください」
私は両手を広げる。
「ど、どうして抱きしめようとしてるの?あたしは普通に翼だけを………」
「それじゃあ一方的なので私にもルーナちゃんを堪能させてください!」
拒否される前にルーナちゃんを抱きしめる。翼も使って全体でルーナちゃんを包み込む。
「みんなの見てる前なのよ?わかってるのかしら?」
「実際リィアさんの翼ってふわふわしてそうですよね〜、私のとは全然違う」
「そりゃあドラゴンとリィアとじゃ全然違うのだ」
「ん〜!」
「わわっ!?どうしたんですか?レーズン。私の羽も好き?ありがとうございます!今度背中にのせてあげますよ」
「こっちは微笑ましいわね」
「残るは我とサーティアだけだが?」
「べ、別に何もしないわよ!クロエだってそういうことはあんまり好きじゃないでしょ?」
「冗談なのだ」
は〜〜ルーナちゃん柔らかいいい匂い超かわいい〜。
天使状態の私と魔族のクロエさん、そしてドラゴンのレーズンなのでめちゃくちゃ目立っちゃうということでまた透明になって部屋まで戻る。
「………ということなんですけど」
私はことの経緯をサーティアさんに説明する。
「なるほどね。それじゃあルーナとテナはまだ探してるってことかしら?」
あっ!忘れてた。
「あの、すみません。私達がこの状態なので、サーティアさん、お願いできますか?」
「わかったわ。もう、仕方ないわね〜」
「頼むのだ!」
「ん!」
はぁ〜、レーズン見つかってよかったあ〜
「全く、もう迷惑かけるんじゃないぞ?」
「ん!」
わかってるのかわかってないのか、レーズンはいい返事をする。
かわいいんだけど、今回の事件を考えると、油断は出来ない。
「しばらくのがまんだからね?もう勝手にどっか行っちゃダメだよ?」
「ん!」
しばらくして、サーティアさんがルーナちゃんとテナちゃんを連れてくる。
「よかった。見つかったんだね」
「むぅ、負けちゃいましたか」
「聞いてよリィア、こっちは大変だったんだからね!」
「私達の方もちょっと大変でしたよ………」
私達はお互いに起きた苦労を話す。
「え?ずっと抱き抱えながら移動してたんですか!?」
「そうなの!おろしてって言っても全然おろしてくれないし!周りから不思議な目で見られるし、途中で捕まりそうになるし。大変だったよ」
「あはは…すみません、途中で楽しくなっちゃって」
「こっちも大変だったのだ見てわかると思うがリィアがこの状態になったせいで透明にならなくちゃならなかったのだ。ちなみに言っておくがその間はずっと手を繋いでたのだ」
「どうしてリィアはその姿になったの?」
ルーナちゃんの目がちょっと怖い。
「あ〜えっとですね、これはキッドくんがレーズンの居場所を知ってたので教えてもらう条件で仕方なく」
「まぁいいけどね?あたしもアレだったし」
「一件落着ね。私はネフィスのところに行ってたんだけど、大会の予定がまた闘技場で張り出されるみたいよ。先に言っておくと、再開するみたいだわ」
お!大会の方は再開するみたい!良かったぁ。
「それはよかったです。いつ頃再開するんですか?」
「2日後に再開するみたい。その間は魔族が調べられるからテナとクロエは心の準備をしておくといいわ」
「面倒なのだ……」
「ですね〜」
「リィアもその姿だと調べられるかもしれないから気をつけなさいよね?」
「はーい、わかりました」
「そういえばここの6人で普通の人間っていないんだね」
「リィアとルーナは天使、クロエは魔族、私はエルフ、テナはドラゴニュート、レーズンは地龍、多種多様ね」
私もルーナちゃんも一見すると人間なんだけどね〜。
「エルフのサーティアと半人の我やテナはまだ人間に近いのだ。この中だとリィアとルーナとレーズンは人間から程遠い」
天使ってなんなんだろうね?人によって生み出される神様に生み出された生き物。
正直意味が分からない。
そもそも転生者ってのもよくわからないよね。私なんてただゲームしてただけなんだよ??どういう原理だし!?理由もよく分からないし、今考えたらこの世界に来たのって本当に意味がわからないね。
そういう作品をよく見たから受けいれられたけど、何も知らなかったら精神がおかしくなってたかもしれない。
前世のことを考えてたら急にゲームがやりたくなってきた。
魔法が使えて身体能力も高い身体だとしても何も不自由がないというわけじゃないんだけど、感覚がリアルすぎるから軽い気持ちでできるゲームが恋しくなってくる。
「リィアもあたしも最初は自分が人間だって思ってたし、事実を知らなきゃあたし達は人間だからね!」
「まぁ私やクロエも聞いた話でしかないから未だに信じられない話ではあると思うわ。神様が存在しないとは思ってないけどこんなに身近だとは思ってないから」
「種族なんて飾りでしかないとは言わないですけど、それぞれ尊重しあえたらいいですね」
この世界に来て最初はゲーム感覚だったけど、今じゃ馴染んじゃって新鮮味がないんだよね〜。もちろんルーナちゃん達といて毎日楽しいけど、それとは別の1人の時の楽しさっていうのも思い出してみるとよかったなぁって、贅沢な悩みだね。
「リィア?どうしたの?」
「ふぇ?あぁえっと、ちょっと考え事してました」
「もう、せっかくテナがいいこと言ってたのに」
「すみません」
さすがにゲームのこと考えてたなんてことは言えない。
「ねぇリィア、その、せっかくその姿だから、あの。触っても、いい?」
「えっ!?あぁ翼のことですね?わかりました。はい、来てください」
私は両手を広げる。
「ど、どうして抱きしめようとしてるの?あたしは普通に翼だけを………」
「それじゃあ一方的なので私にもルーナちゃんを堪能させてください!」
拒否される前にルーナちゃんを抱きしめる。翼も使って全体でルーナちゃんを包み込む。
「みんなの見てる前なのよ?わかってるのかしら?」
「実際リィアさんの翼ってふわふわしてそうですよね〜、私のとは全然違う」
「そりゃあドラゴンとリィアとじゃ全然違うのだ」
「ん〜!」
「わわっ!?どうしたんですか?レーズン。私の羽も好き?ありがとうございます!今度背中にのせてあげますよ」
「こっちは微笑ましいわね」
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