コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
師匠と再会
えーっと、聞いた話をまとめると、、
まず、クロエさんテナちゃんの対戦相手が怪しげな魔石を持って暴走させようとした。
クロエさんとテナちゃんがその魔族を倒して魔石をとりあげた。
試合が終わってどこからともなくルーミーさんが駆けつけてきた。
解決したと思ったところで、別のところで魔族が暴れだした。
そんでもって今はその暴れた魔族達をしずめたところ
「さて、私の方で調べたから詳しく話すとしようか。まずこの魔石のことだが……」
ルーミーさんは石を取り出す。あれがクロエさんのいってた危ない魔石?
「これには魔力を制御する力を持ってる魔石のようだ。低レベルの魔物なら操れるし、操れない相手でも魔力を暴走させたりもできる。体内に魔石のある魔物は特に反応しやすい、魔族も種族によっては暴走してしまうほどの力があるみたいだ」
「どうしてそんなものが?というかどうやって作ってるのだ?」
「秘密裏に研究されていたのだろうな、私もこんな物は見たことがない。恐らくある程度の数作られているのだろう。もう魔王様には報告したからこれから詳しく調べられるはずだ」
魔族も大変だね。
「とりあえず私たちはどうすればいいのかしら?」
「あなた達には暴走した魔族の鎮圧、クロエの安全を頼む」
「わ、わたし!?」
「どういうこと?クロエを守るって?」
「相手は魔族だがおそらくは魔王軍と敵対している。魔王様の娘であるクロエの存在も知られているかもしれない、とはいえクロエの存在を知ってるのは魔王軍の中でも一部しかいないんだけどね。魔王様直々の命令だから一応言ったが、まぁそんなに気にしなくてもいい」
あはは………魔王は過保護だね。
「まぁそうですね。魔族だからという理由で狙われる可能性もあるので、クロエさんとテナちゃんはできるだけ私達といるようにしましょう」
魔族が危険だと思っちゃう人間も出てくるかもしれない。
そうなったらまた国同士の争いが起きてしまうかもしれない。
「うぬぬ、まぁ変に絡んでくる奴がいるかもしれないから仕方ない。あまり目立たないようにはするが、面倒なことになったのだ」
「私も魔族に見られちゃうんですね……」
「人間からしたら角やしっぽのある人は魔族にしか見えないもんね」
「まぁ報告はこのくらいにして、久しぶりだな。お初の顔も見える。私はルーミー、クロエの師匠だ。見た目は人間に見えるかもしれないが魔族だよ」
ルーミーさんは改めてテナちゃんに自己紹介をする。
「私はテナっていいます。人間とドラゴンのハーフです」
「ドラゴニュートとは珍しい。困ったことはない?なにか困ったことがあればクロエ達か魔王軍を頼っていいからね。ちなみに親のドラゴンは………」
「お母さんならお家で寝てます。しばらく目は覚めないって言ってました」
「そうなのね」
「師匠、テナは今は我らといるが元々は人間と共に暮らしてて、正直このまま連れていくというのも考えてるんだけど、そこはみんなで悩んでて、えっと、えっと」
クロエさんは久しぶりにルーミーさんと話せて嬉しいのか精神年齢が低くなってる?
「ありがとうクロエ。もう少しゆっくりしたいところだったけど、私はもうそろそろいかないと、とりあえずこっちで魔族の問題は片付けておくから。困ったら頼ることにするよ。それじゃあ」
「あ、師匠………」
ルーミーさんは行ってしまった。
「う〜ん、私達はできるだけ一緒にいた方がよさそうですね。特にクロエさんとテナちゃん、レーズンは私ルーナちゃんサーティアさんの誰かと行動した方がいいです」
「そうだね。大会がまた始まるまであんまり一人行動はしない方がいいかもしれない」
「わかったのだ」
「私はネフィスに大会の状況を聞いておくわ」
ん〜、ここにきて大会中断かぁ。
まぁ急に暴動が起きればそうなっちゃうよね。
ルーミーさん達がなんとかしてくれてるけど、人間側というか帝国はどういう対応をするんだろう?
「ん〜、私たちの関係ないところで迷惑になることはして欲しくないですよね」
「こういうのはあれだが、テナも前まで多くの人々に迷惑をかけていたのだぞ?」
「うっ、それを言われると……で、でも私はかまって欲しかっただけですから」
理由はかわいいんだけど、やってる事は人々を恐怖させてるからね……あの時は正直私達も大変だったし。
「せっかく盛り上がってきたところなのに………サーティアさん達の試合もまだですよね?」
「そうなのよね。せっかくネフィスと二人で練習してたのに、残念だわ」
「まぁ日をまたぐなら全力で応援できますから」
まだ中止になったわけじゃないし、まずは事態が収まるまで待つしかないね。
「う〜む、魔族と人間の隔たりがなくなりつつある今の時代だからこその問題なのだ。色んな種族が共に暮らすとなるとそれだけ問題事も多くなってしまうのだ」
「冒険者が自由に動けるのもこうして国同士の争いがないからなんだけど、まぁ全員が全員いい人って訳でもないし、故郷のルールと旅先のルールが違って困ることもあるだろうから、そればかりは仕方ないわ」
なんか難しい話してる。
争いがなくなれば平和でみんな幸せってわけでもないんだね。
勇者と魔王が和解して、国同士の争いもなくなって、一見平和に見えるけど、世界には魔物が溢れていて、魔族や人間にも悪い人はいて、まだまだ平和じゃないんだね。
神様もいる世界なのに、それだけ難しいことなんだね。
まず、クロエさんテナちゃんの対戦相手が怪しげな魔石を持って暴走させようとした。
クロエさんとテナちゃんがその魔族を倒して魔石をとりあげた。
試合が終わってどこからともなくルーミーさんが駆けつけてきた。
解決したと思ったところで、別のところで魔族が暴れだした。
そんでもって今はその暴れた魔族達をしずめたところ
「さて、私の方で調べたから詳しく話すとしようか。まずこの魔石のことだが……」
ルーミーさんは石を取り出す。あれがクロエさんのいってた危ない魔石?
「これには魔力を制御する力を持ってる魔石のようだ。低レベルの魔物なら操れるし、操れない相手でも魔力を暴走させたりもできる。体内に魔石のある魔物は特に反応しやすい、魔族も種族によっては暴走してしまうほどの力があるみたいだ」
「どうしてそんなものが?というかどうやって作ってるのだ?」
「秘密裏に研究されていたのだろうな、私もこんな物は見たことがない。恐らくある程度の数作られているのだろう。もう魔王様には報告したからこれから詳しく調べられるはずだ」
魔族も大変だね。
「とりあえず私たちはどうすればいいのかしら?」
「あなた達には暴走した魔族の鎮圧、クロエの安全を頼む」
「わ、わたし!?」
「どういうこと?クロエを守るって?」
「相手は魔族だがおそらくは魔王軍と敵対している。魔王様の娘であるクロエの存在も知られているかもしれない、とはいえクロエの存在を知ってるのは魔王軍の中でも一部しかいないんだけどね。魔王様直々の命令だから一応言ったが、まぁそんなに気にしなくてもいい」
あはは………魔王は過保護だね。
「まぁそうですね。魔族だからという理由で狙われる可能性もあるので、クロエさんとテナちゃんはできるだけ私達といるようにしましょう」
魔族が危険だと思っちゃう人間も出てくるかもしれない。
そうなったらまた国同士の争いが起きてしまうかもしれない。
「うぬぬ、まぁ変に絡んでくる奴がいるかもしれないから仕方ない。あまり目立たないようにはするが、面倒なことになったのだ」
「私も魔族に見られちゃうんですね……」
「人間からしたら角やしっぽのある人は魔族にしか見えないもんね」
「まぁ報告はこのくらいにして、久しぶりだな。お初の顔も見える。私はルーミー、クロエの師匠だ。見た目は人間に見えるかもしれないが魔族だよ」
ルーミーさんは改めてテナちゃんに自己紹介をする。
「私はテナっていいます。人間とドラゴンのハーフです」
「ドラゴニュートとは珍しい。困ったことはない?なにか困ったことがあればクロエ達か魔王軍を頼っていいからね。ちなみに親のドラゴンは………」
「お母さんならお家で寝てます。しばらく目は覚めないって言ってました」
「そうなのね」
「師匠、テナは今は我らといるが元々は人間と共に暮らしてて、正直このまま連れていくというのも考えてるんだけど、そこはみんなで悩んでて、えっと、えっと」
クロエさんは久しぶりにルーミーさんと話せて嬉しいのか精神年齢が低くなってる?
「ありがとうクロエ。もう少しゆっくりしたいところだったけど、私はもうそろそろいかないと、とりあえずこっちで魔族の問題は片付けておくから。困ったら頼ることにするよ。それじゃあ」
「あ、師匠………」
ルーミーさんは行ってしまった。
「う〜ん、私達はできるだけ一緒にいた方がよさそうですね。特にクロエさんとテナちゃん、レーズンは私ルーナちゃんサーティアさんの誰かと行動した方がいいです」
「そうだね。大会がまた始まるまであんまり一人行動はしない方がいいかもしれない」
「わかったのだ」
「私はネフィスに大会の状況を聞いておくわ」
ん〜、ここにきて大会中断かぁ。
まぁ急に暴動が起きればそうなっちゃうよね。
ルーミーさん達がなんとかしてくれてるけど、人間側というか帝国はどういう対応をするんだろう?
「ん〜、私たちの関係ないところで迷惑になることはして欲しくないですよね」
「こういうのはあれだが、テナも前まで多くの人々に迷惑をかけていたのだぞ?」
「うっ、それを言われると……で、でも私はかまって欲しかっただけですから」
理由はかわいいんだけど、やってる事は人々を恐怖させてるからね……あの時は正直私達も大変だったし。
「せっかく盛り上がってきたところなのに………サーティアさん達の試合もまだですよね?」
「そうなのよね。せっかくネフィスと二人で練習してたのに、残念だわ」
「まぁ日をまたぐなら全力で応援できますから」
まだ中止になったわけじゃないし、まずは事態が収まるまで待つしかないね。
「う〜む、魔族と人間の隔たりがなくなりつつある今の時代だからこその問題なのだ。色んな種族が共に暮らすとなるとそれだけ問題事も多くなってしまうのだ」
「冒険者が自由に動けるのもこうして国同士の争いがないからなんだけど、まぁ全員が全員いい人って訳でもないし、故郷のルールと旅先のルールが違って困ることもあるだろうから、そればかりは仕方ないわ」
なんか難しい話してる。
争いがなくなれば平和でみんな幸せってわけでもないんだね。
勇者と魔王が和解して、国同士の争いもなくなって、一見平和に見えるけど、世界には魔物が溢れていて、魔族や人間にも悪い人はいて、まだまだ平和じゃないんだね。
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