コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
魔族の暴走
クロエさん達の試合が終わった。
結構熱戦だったね。相手の魔法もすごかった。
試合の終わりになにか話してたみたいだけど……なに話してたんだろう。
「勝てたみたいだね」
「ですね〜、さすがはクロエさんとテナちゃんです」
「ほんとにリィアお姉ちゃん達は何者なんだ?普通の冒険者はあんなに勝てないと思うんだけど。これだけ強ければ帝国でもいい仕事につけるよ」
前半の試合が終わって、休憩の時間になる。
サーティアさんとネフィス様は朝から居ないけど、多分試合の準備をしてるのかな?
クロエさん達は試合が終わって私たちの方に来た。
「お疲れ様でした!クロエさん、テナちゃん」
「リィアさん達もお疲れ様でした〜!」
「リィア、ルーナ、聞いて欲しいことがあるのだ」
「クロエどうしたの?」
クロエさんが話したいことがあるみたい。
「ここじゃ話せないから一旦部屋に集まるのだ」
「わかりました。キッドくんまた後でね」
「はい」
「レーズンは私に任せてください!」
レーズンのお世話はテナちゃんに任せて場所を移動することにした。
「さっき戦ったやつらのことなんだが……」
そしてクロエさんは真剣な顔で話す。
「……えっ!?魔族だったんですか?」
「しかも前の魔物の大量発生の時の魔族と関係があるって」
「今は何故か話を聞いていた師匠が対応してるのだ」
ルーミーさんが?なんでこんな場所に……
もしかして転移の魔法?
「もしかしてクロエ、ルーミーさんに監視されてるんじゃないの?」
「………多分そうかもしれないのだ。まぁ今まで困ったことはないから別にいいのだが、見守られていると考えると少しむず痒いのだ」
それにしても、魔物を操る魔石かぁ。
それが本物なら相当な脅威になる。
どれほどの強さや数の魔物が操れるのかとかにもよるだろうけど、前の大量発生のを見るとすごい物みたいだよね。
「サーティアさんとかには話したんですか?」
「サーティアは知らん。今日は見てないのだ」
「それで、大丈夫なの?」
「我とテナが倒して相手は戦意喪失し、危険な魔石は回収したのだ。今は師匠に渡してある」
「疑う訳じゃないんですけど、魔王軍とは関係ない魔族達なんですよね?」
「我は少なくとも聞いてない。多分この後師匠から詳しい話を聞けると思うのだ」
魔族は魔族でも色々あるってことだよね。まぁそれもそうか。全員魔王軍の一員なわけが無いし、アドレントはひとつの国だけど街事に統治されてるみたいだから実質連合国みたいなものだもんね。
それこそ宗教団体や色々組織もあるって考えたら魔族だからっていう偏見はよくない。
でも前世でのイメージ的に悪役だからどうしてもちょっとぬぐえないんだよね。
「それにしても作戦が雑すぎるのだ。我らを暴走させるにしてもここは強い者が集まる闘技場。人が集まるといってもすぐに対処されては意味ないのだ」
「そうだね。もしテナとクロエが暴走しちゃったら結構大変だったけど、多分リィアがなんとかしてくれただろうし」
「えっ!?私ですか?そりゃあまぁ止めますけど、クロエさんもテナちゃんも強いので自信ないですよ」
仲間に対しての戸惑いもあるから実際そうなってたら私はだいぶ悩むと思う。
「魔族ってやっぱり戦闘ばっかりで頭脳的ななにがしはダメなんですか?」
「そういう偏見はよくないのだ。人間だってバカもいれば頭のいいものもいる。魔物だってそうなのだ」
それは確かに
「ご、ごめんなさい」
「だが実際は人間と違って文化の進みが遅いのも事実なのだ。国をまとめるのにも一苦労、現状は魔王がまとめているが細かいところは結局みきれてない。全体的に見れば魔族で教養のあるものは少ないと思うのだ」
「まぁ人間だって貴族や商人、お金持ちの平民だったり、大きな街に住んでないとまともに勉強できないからね。あたしだって孤児院でちょっとしたり冒険者学校で学んだくらいだし」
なんだかんだ言って私も最終学歴は小学校なんだよね、、中学校はほとんどというか全く行ってなかったし、知識もネットで得た偏ったものが多い。
冒険者学校は私にとっても有意義なものだったね。
「待たせたわね」
3人で話してたらサーティアさんが部屋に入ってきた。
あと、その後ろからテナちゃんとレーズンも来た。
「サーティア、どこに行ってたのだ?」
「みんなが戦ってる時にネフィスと準備運動をしてたのよ。そしたらそのまま2人で話し込んじゃって。っと、そんなことより聞いて、今魔族がこの闘技場で暴れ出してたのよ。それで一旦試合は中止になってるわ」
えっ!?解決したはずじゃ………もしかしてやっぱりルーミーさんが??
「それはどこなのだ?我らも行くのだ!」
「それなら問題ないわ。他の参加者ですぐに抑えられたの」
それはよかった。
「サーティア、我からも話すことがあるのだ」
「魔族のこと?ならテナから聞いたわよ」
「あ、はい。サーティアさんの話を聞いてもしかしてと思って話しました」
ん〜、な〜んかたまに魔族ってきな臭いというかなんというか、魔王軍やクロエさんは関係ないとはいってもどこか疑ってしまう。
「あ、いたいた。こんなところにいたの。入るのに苦労したんだから」
「あ、師匠!」
あれ?ここってお城の中じゃなかったっけ?どうやって入ったの?
「どうしてここにいるのよ!?」
「そりゃあ魔王様直々のご命令だからね。魔族の問題は魔族が処理しないとだから、とりあえずは私が対応してるけど、事が面倒になったらキャリーも来るよ」
「あの、ルーミーさんが魔族を暴走させルーナ魔石を回収したんじゃ………どうして暴走しちゃったんですか?」
「他にも同じ魔石を持ってる魔族がいたっぽくて今対応してるところなんだけどとりあえずは大丈夫って感じだから。変に大事にすると国際問題に発展しかねないからね。もしかしたらあなた達の力を借りるかもしれない」
「師匠の頼みならなんでもするよ」
色々つっこみたいことはあるけど、とりあえず事の詳細を話してくれるみたい。
結構熱戦だったね。相手の魔法もすごかった。
試合の終わりになにか話してたみたいだけど……なに話してたんだろう。
「勝てたみたいだね」
「ですね〜、さすがはクロエさんとテナちゃんです」
「ほんとにリィアお姉ちゃん達は何者なんだ?普通の冒険者はあんなに勝てないと思うんだけど。これだけ強ければ帝国でもいい仕事につけるよ」
前半の試合が終わって、休憩の時間になる。
サーティアさんとネフィス様は朝から居ないけど、多分試合の準備をしてるのかな?
クロエさん達は試合が終わって私たちの方に来た。
「お疲れ様でした!クロエさん、テナちゃん」
「リィアさん達もお疲れ様でした〜!」
「リィア、ルーナ、聞いて欲しいことがあるのだ」
「クロエどうしたの?」
クロエさんが話したいことがあるみたい。
「ここじゃ話せないから一旦部屋に集まるのだ」
「わかりました。キッドくんまた後でね」
「はい」
「レーズンは私に任せてください!」
レーズンのお世話はテナちゃんに任せて場所を移動することにした。
「さっき戦ったやつらのことなんだが……」
そしてクロエさんは真剣な顔で話す。
「……えっ!?魔族だったんですか?」
「しかも前の魔物の大量発生の時の魔族と関係があるって」
「今は何故か話を聞いていた師匠が対応してるのだ」
ルーミーさんが?なんでこんな場所に……
もしかして転移の魔法?
「もしかしてクロエ、ルーミーさんに監視されてるんじゃないの?」
「………多分そうかもしれないのだ。まぁ今まで困ったことはないから別にいいのだが、見守られていると考えると少しむず痒いのだ」
それにしても、魔物を操る魔石かぁ。
それが本物なら相当な脅威になる。
どれほどの強さや数の魔物が操れるのかとかにもよるだろうけど、前の大量発生のを見るとすごい物みたいだよね。
「サーティアさんとかには話したんですか?」
「サーティアは知らん。今日は見てないのだ」
「それで、大丈夫なの?」
「我とテナが倒して相手は戦意喪失し、危険な魔石は回収したのだ。今は師匠に渡してある」
「疑う訳じゃないんですけど、魔王軍とは関係ない魔族達なんですよね?」
「我は少なくとも聞いてない。多分この後師匠から詳しい話を聞けると思うのだ」
魔族は魔族でも色々あるってことだよね。まぁそれもそうか。全員魔王軍の一員なわけが無いし、アドレントはひとつの国だけど街事に統治されてるみたいだから実質連合国みたいなものだもんね。
それこそ宗教団体や色々組織もあるって考えたら魔族だからっていう偏見はよくない。
でも前世でのイメージ的に悪役だからどうしてもちょっとぬぐえないんだよね。
「それにしても作戦が雑すぎるのだ。我らを暴走させるにしてもここは強い者が集まる闘技場。人が集まるといってもすぐに対処されては意味ないのだ」
「そうだね。もしテナとクロエが暴走しちゃったら結構大変だったけど、多分リィアがなんとかしてくれただろうし」
「えっ!?私ですか?そりゃあまぁ止めますけど、クロエさんもテナちゃんも強いので自信ないですよ」
仲間に対しての戸惑いもあるから実際そうなってたら私はだいぶ悩むと思う。
「魔族ってやっぱり戦闘ばっかりで頭脳的ななにがしはダメなんですか?」
「そういう偏見はよくないのだ。人間だってバカもいれば頭のいいものもいる。魔物だってそうなのだ」
それは確かに
「ご、ごめんなさい」
「だが実際は人間と違って文化の進みが遅いのも事実なのだ。国をまとめるのにも一苦労、現状は魔王がまとめているが細かいところは結局みきれてない。全体的に見れば魔族で教養のあるものは少ないと思うのだ」
「まぁ人間だって貴族や商人、お金持ちの平民だったり、大きな街に住んでないとまともに勉強できないからね。あたしだって孤児院でちょっとしたり冒険者学校で学んだくらいだし」
なんだかんだ言って私も最終学歴は小学校なんだよね、、中学校はほとんどというか全く行ってなかったし、知識もネットで得た偏ったものが多い。
冒険者学校は私にとっても有意義なものだったね。
「待たせたわね」
3人で話してたらサーティアさんが部屋に入ってきた。
あと、その後ろからテナちゃんとレーズンも来た。
「サーティア、どこに行ってたのだ?」
「みんなが戦ってる時にネフィスと準備運動をしてたのよ。そしたらそのまま2人で話し込んじゃって。っと、そんなことより聞いて、今魔族がこの闘技場で暴れ出してたのよ。それで一旦試合は中止になってるわ」
えっ!?解決したはずじゃ………もしかしてやっぱりルーミーさんが??
「それはどこなのだ?我らも行くのだ!」
「それなら問題ないわ。他の参加者ですぐに抑えられたの」
それはよかった。
「サーティア、我からも話すことがあるのだ」
「魔族のこと?ならテナから聞いたわよ」
「あ、はい。サーティアさんの話を聞いてもしかしてと思って話しました」
ん〜、な〜んかたまに魔族ってきな臭いというかなんというか、魔王軍やクロエさんは関係ないとはいってもどこか疑ってしまう。
「あ、いたいた。こんなところにいたの。入るのに苦労したんだから」
「あ、師匠!」
あれ?ここってお城の中じゃなかったっけ?どうやって入ったの?
「どうしてここにいるのよ!?」
「そりゃあ魔王様直々のご命令だからね。魔族の問題は魔族が処理しないとだから、とりあえずは私が対応してるけど、事が面倒になったらキャリーも来るよ」
「あの、ルーミーさんが魔族を暴走させルーナ魔石を回収したんじゃ………どうして暴走しちゃったんですか?」
「他にも同じ魔石を持ってる魔族がいたっぽくて今対応してるところなんだけどとりあえずは大丈夫って感じだから。変に大事にすると国際問題に発展しかねないからね。もしかしたらあなた達の力を借りるかもしれない」
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