コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
イチャイチャタイム
2人の間に甘い空気が流れる。
黙ってる時ですら、私達にとってはかけがえのないものになっている。
「ルーナちゃん、ゲームをしませんか?」
「ゲーム?リィアが考えたの?」
「あはは……帝国に来る前にやってたやつとかは実は前の世界であったものなんですよ。今回も前の世界にあるものです」
「ふ〜ん、どんな遊びなの?」
「その名も、愛してるゲームです!」
「あ、あい!?」
ルーナちゃんが驚くが、私はそのまま説明を続ける。
「ルールは簡単。愛してるって言って照れた方の負けです」
昔テレビかなんかでやってて恥ずかしくなってすぐに消した覚えがある。
「ほんとにやるの?」
さすがに抵抗があるのか、聞いてくる。
「すぐに照れてしまうルーナちゃんには難しいですかね?」
「なっ!そ、そんなことないし!リィアだってすぐに照れるじゃん!」
安い挑発をしたらのってきてくれた。
ルーナちゃんは照れ屋なうえにちょろい。
「それじゃあやりましょう!先攻は私でいいですか?」
「う、うん。ねぇリィア、言う方も照れちゃダメ?だよね」
「はい、言う方も言われる方も照れたら負けです」
「わ、わかった」
覚悟を決めたのかまっすぐ私の目を見つめてくる。けど我慢できずにすぐに下を向いてしまった。
「い、いきますよ」
そういえば私、ルーナちゃんに愛してるって言ったことあったっけ?
意識したらすごくドキドキしてきた。
「あ、愛してます……よ?」
まずい、すっごく顔がにやけそうになる。
それに体が熱くなってきた。
「り、リィア、これ、無理だよ」
「奇遇ですね、私も、多分無理です」
お互い目が合わせられなくなってしまった。
見なくても分かるほど照れていることがわかる。
「あ、あたしも……愛してる」
半ばやけくそにルーナちゃんは私を見つめて返してきた。
「「〜〜〜っっ!!」」
「あーもー!ダメ!リィア、これじゃあ勝負にならないって」
「ですね。これできるようになるにはまだ時間が足りないです」
再び沈黙が訪れる。
何を話そうかと、考えてると、今度はルーナちゃんから話しかけてくれた。
「リィア」
「はい」
「あ、あたしね?その、お願いしたいことがあるんだけど……」
少し言いづらそうに、聞いてくる。
「どうしたんですか?」
「り、リィアの、………に、触りたいの」
肝心なところが聞き取れなかった。
でも、私に触りたいって………つまり、そういうことなのだろうか?
「あ、あの、私のどこに触りたいんですか?恥ずかしいですけど、ルーナちゃんならどこでも、いいですよ」
急なお願いだったけど、私は心の準備ができてる。
「あ、あたし、リィアの翼に触りたいの!」
意を決したようにルーナちゃんが大声を出す。
「え?」
つ、翼?
「リィアの翼、ふわふわであったかくて、心が落ち着くっていうか、安心するっていうか、その……ダメ?かな」
「てっきり私はもっとあれな場所かと思ってたんですけど………そんなところでいいんですか?」
「うん!」
「……わかりました。ちょっと待っててください」
普通の状態では羽はないので、魔力を解放する。
1回これをすると戻るのに1日かかるんだよね……しかもちょっと疲れる。
まぁルーナちゃんのためなら仕方ない!
私は着ていた服を脱いで、魔力の解放をする。
「キュアアップエンジェル!キラリアフォーム!」
何回目か忘れたけど、もう何回もやってるから慣れたものだ。
魔力に満ち溢れ、力が湧いてくる。
「わぁ〜!」
「こ、これでいいですか?」
背中に生えた純白の翼をルーナちゃんの方に向ける。
「あ〜、もふもふ、ふわふわ、あったかい」
「ちょっ、くすぐったいです」
後ろ向きだとくすぐったかったので、前を向いて抱き合い、私とルーナちゃんを翼で包み込む。
「これなら、顔も見れますね」
「り、リィア!ふ、服着ないと」
「ルーナちゃんがせっかちだから着るタイミングなかったんですよ……それに……」
私はルーナちゃんを翼で捕まえながら服に手をかけ、一気に脱がせる。
「ひゃあ!?」
「直に体温を感じられた方が気持ちいいですよ」
ルーナちゃんの身体は柔らかく、そして熱をもっていた。
「ねぇリィア、あ、あたしにもリィアみたいな翼生えるのかな」
「そうですね〜、できそうなものですけど……私の場合は神様が付けてくれた機能みたいなものなので、ルーナちゃんにもあるかどうか」
ドキドキしてるはずなのに、お互いを意識しすぎないような話をする。
「あの、変わる時の掛け声みたいなのって何?」
「神様が条件として設定したそうです。私にもよくわかりません」
「あたしもそれをいえば成れるのかな?」
「どうなんでしょう?でも、この状態結構疲れるんですよ?終わったあとが特に大変です。今はみなぎってるんですけどね」
この状態で、全力で魔法攻撃をしたら恐らくこの建物の大半を壊すことくらいは余裕だろう。
「や、やっぱり、我慢できない?」
「そ、そういう意味で言ったわけじゃないですけど……このままルーナちゃんを感じていたら我慢できなくなりました」
「あたしも……身体が熱くてしょうがない」
ルーナちゃんは私の方に体重をかけて来る。
そして、2人でベッドに倒れ込んだ。
「りぃあぁ〜、好き」
「んっ、ん〜、ちゅっ……ふあぁ」
ルーナちゃんが積極的に私を求めてきた。
顔は完全に紅潮し、目元はとろけている。
「ルーナちゃん……んっ!」
「ダメ、今は、敬語禁止だから……あたしとリィアは対等でしょ?もうお互いに好き合ってるんでしょ?だから、あたしはリィアの本当をちゃんと好きになりたいの」
ルーナちゃんがずっと思っていたことなのだろう。
この世界で、いや、前世も含めて、私の心に1番踏み込んできてくれた、1番心を許せる相手はルーナちゃんだ。
敬う気持ちからの敬語を使ってきたけど、それが逆に距離や壁を感じさせていた。
なら、私は……
「る、ルーナ……好きだよ」
「やっと、呼んでくれたね。リィア」
ルーナは満面の笑みを浮かべ、そのままお互いの顔が近づく。
……………その日は忘れられない1日になった。
黙ってる時ですら、私達にとってはかけがえのないものになっている。
「ルーナちゃん、ゲームをしませんか?」
「ゲーム?リィアが考えたの?」
「あはは……帝国に来る前にやってたやつとかは実は前の世界であったものなんですよ。今回も前の世界にあるものです」
「ふ〜ん、どんな遊びなの?」
「その名も、愛してるゲームです!」
「あ、あい!?」
ルーナちゃんが驚くが、私はそのまま説明を続ける。
「ルールは簡単。愛してるって言って照れた方の負けです」
昔テレビかなんかでやってて恥ずかしくなってすぐに消した覚えがある。
「ほんとにやるの?」
さすがに抵抗があるのか、聞いてくる。
「すぐに照れてしまうルーナちゃんには難しいですかね?」
「なっ!そ、そんなことないし!リィアだってすぐに照れるじゃん!」
安い挑発をしたらのってきてくれた。
ルーナちゃんは照れ屋なうえにちょろい。
「それじゃあやりましょう!先攻は私でいいですか?」
「う、うん。ねぇリィア、言う方も照れちゃダメ?だよね」
「はい、言う方も言われる方も照れたら負けです」
「わ、わかった」
覚悟を決めたのかまっすぐ私の目を見つめてくる。けど我慢できずにすぐに下を向いてしまった。
「い、いきますよ」
そういえば私、ルーナちゃんに愛してるって言ったことあったっけ?
意識したらすごくドキドキしてきた。
「あ、愛してます……よ?」
まずい、すっごく顔がにやけそうになる。
それに体が熱くなってきた。
「り、リィア、これ、無理だよ」
「奇遇ですね、私も、多分無理です」
お互い目が合わせられなくなってしまった。
見なくても分かるほど照れていることがわかる。
「あ、あたしも……愛してる」
半ばやけくそにルーナちゃんは私を見つめて返してきた。
「「〜〜〜っっ!!」」
「あーもー!ダメ!リィア、これじゃあ勝負にならないって」
「ですね。これできるようになるにはまだ時間が足りないです」
再び沈黙が訪れる。
何を話そうかと、考えてると、今度はルーナちゃんから話しかけてくれた。
「リィア」
「はい」
「あ、あたしね?その、お願いしたいことがあるんだけど……」
少し言いづらそうに、聞いてくる。
「どうしたんですか?」
「り、リィアの、………に、触りたいの」
肝心なところが聞き取れなかった。
でも、私に触りたいって………つまり、そういうことなのだろうか?
「あ、あの、私のどこに触りたいんですか?恥ずかしいですけど、ルーナちゃんならどこでも、いいですよ」
急なお願いだったけど、私は心の準備ができてる。
「あ、あたし、リィアの翼に触りたいの!」
意を決したようにルーナちゃんが大声を出す。
「え?」
つ、翼?
「リィアの翼、ふわふわであったかくて、心が落ち着くっていうか、安心するっていうか、その……ダメ?かな」
「てっきり私はもっとあれな場所かと思ってたんですけど………そんなところでいいんですか?」
「うん!」
「……わかりました。ちょっと待っててください」
普通の状態では羽はないので、魔力を解放する。
1回これをすると戻るのに1日かかるんだよね……しかもちょっと疲れる。
まぁルーナちゃんのためなら仕方ない!
私は着ていた服を脱いで、魔力の解放をする。
「キュアアップエンジェル!キラリアフォーム!」
何回目か忘れたけど、もう何回もやってるから慣れたものだ。
魔力に満ち溢れ、力が湧いてくる。
「わぁ〜!」
「こ、これでいいですか?」
背中に生えた純白の翼をルーナちゃんの方に向ける。
「あ〜、もふもふ、ふわふわ、あったかい」
「ちょっ、くすぐったいです」
後ろ向きだとくすぐったかったので、前を向いて抱き合い、私とルーナちゃんを翼で包み込む。
「これなら、顔も見れますね」
「り、リィア!ふ、服着ないと」
「ルーナちゃんがせっかちだから着るタイミングなかったんですよ……それに……」
私はルーナちゃんを翼で捕まえながら服に手をかけ、一気に脱がせる。
「ひゃあ!?」
「直に体温を感じられた方が気持ちいいですよ」
ルーナちゃんの身体は柔らかく、そして熱をもっていた。
「ねぇリィア、あ、あたしにもリィアみたいな翼生えるのかな」
「そうですね〜、できそうなものですけど……私の場合は神様が付けてくれた機能みたいなものなので、ルーナちゃんにもあるかどうか」
ドキドキしてるはずなのに、お互いを意識しすぎないような話をする。
「あの、変わる時の掛け声みたいなのって何?」
「神様が条件として設定したそうです。私にもよくわかりません」
「あたしもそれをいえば成れるのかな?」
「どうなんでしょう?でも、この状態結構疲れるんですよ?終わったあとが特に大変です。今はみなぎってるんですけどね」
この状態で、全力で魔法攻撃をしたら恐らくこの建物の大半を壊すことくらいは余裕だろう。
「や、やっぱり、我慢できない?」
「そ、そういう意味で言ったわけじゃないですけど……このままルーナちゃんを感じていたら我慢できなくなりました」
「あたしも……身体が熱くてしょうがない」
ルーナちゃんは私の方に体重をかけて来る。
そして、2人でベッドに倒れ込んだ。
「りぃあぁ〜、好き」
「んっ、ん〜、ちゅっ……ふあぁ」
ルーナちゃんが積極的に私を求めてきた。
顔は完全に紅潮し、目元はとろけている。
「ルーナちゃん……んっ!」
「ダメ、今は、敬語禁止だから……あたしとリィアは対等でしょ?もうお互いに好き合ってるんでしょ?だから、あたしはリィアの本当をちゃんと好きになりたいの」
ルーナちゃんがずっと思っていたことなのだろう。
この世界で、いや、前世も含めて、私の心に1番踏み込んできてくれた、1番心を許せる相手はルーナちゃんだ。
敬う気持ちからの敬語を使ってきたけど、それが逆に距離や壁を感じさせていた。
なら、私は……
「る、ルーナ……好きだよ」
「やっと、呼んでくれたね。リィア」
ルーナは満面の笑みを浮かべ、そのままお互いの顔が近づく。
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