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コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!

soltier

ず〜っと一緒、ですよ?

急に愛おしくなってしまった。
だって、ルーナちゃんが私をその気にさせるから。

「今はちょうどみんな別行動でもいいと思いますし、それに、あんまり2人っきりってのもないですから。………その、ダメ、ですか?」

「ダメじゃないよ。急で驚いただけ。明日は2人で一緒にいよ?」

「はい!」

その日は休み、みんなに事情を話して、次の日に2人でデートすることになった。


「んっ、ふぁ〜、起きちゃった」

昨日疲れて気絶しちゃったから朝早くに目が覚めちゃった。まだ空が薄暗い。

「どうせだからちゃんと準備しておかないと」

今日着ていく服、それに髪型やアクセサリーは大事になってくる。
といってもルーナちゃんはどんな姿の私でも特に反応はないと思うけど………
それでも、かわいいって言ってくれたら嬉しいなぁ。

今日はデートだから動きやすくて着飾りすぎず、シンプルにいこうかな?
それでいてちゃんと私の方が年上に見えるように大人っぽく……

最近というか、ずっと一緒だったから気づきにくかったけど、改めて見ると、ルーナちゃん色々成長してるっぽいんだよね。

私は……成長してるのかな?見るからに変わってないんだけど、、これについては後でロミス様に抗議しよう。

よしっ!今日は時間もあるしお姉ちゃんっぽく髪を編んでみよう。
服は……あとで決めればいいか。

まだ時間が余ってる。どうしよう、着替えてないからもう一眠りも……でもそしたら髪がなぁ。
ん〜、まぁ起きてくるまでルーナちゃんの寝顔を見ていよう。

「んっ、ん〜ぁ〜おはよ〜」

「あっ!おはようございます!ルーナちゃん」

「リィア、起きてたのって!髪型変わってる!?」

「あはは、今日はちょっと早く起きてしまって、せっかくなのでやってみました」

「いいよね〜、髪が長いって」

「ルーナちゃんも伸ばせばいいんですよ。きっと似合います」

ルーナちゃんは出会った頃から髪は短めだ。伸ばす気はないらしく、伸びてきたら切っている。

「ん〜、それも考えたんだけどリィアを見てると結構大変そうだなぁって」

「まぁ大変な部分もありますけど、魔法のおかげでだいぶ楽ですからね?」

寝相で髪が絡まって痛い思いをすることはたまにあるけど、それ以外は特に困っていない。

「まぁ髪の話はいいんだけど、その、今日一日、い、イチャイチャ、するんだよね?」

「はい!そうですよ!」

少し食い気味に答える。

「えへへ、だ、大丈夫かなぁ」

まだ寝ぼけてるのか、すごい素直になってる。

「かわいいなぁもう!」

私の方は大丈夫じゃなかったのでとりあえず抱きしめる。

「今日は、一日中、ですからね?」

「じゃあ、ずっとこのまま過ごす?」

「えっ?」

「外にも出ずに、ずっとお部屋で2人……なぁんて、冗談だよ。ほら、どうせ服とかも選んでるんでしょ?準備終わったら朝ごはん食べよ?」

なるほど、私は外に出て一緒に過ごすことを想像してた。
忘れてた、この世界に来てからあんまり定住をしてこなかったからあんまり感じてなかったけど、私は元々インドア派だ。
アウトドアとは無縁でずっと家の中で過ごしてきた。
最初はゲームみたいと思って過ごしてたからそのまま慣れちゃったけど、今考えたらすごいことしてるね。

「いや、いいですね!それ。今は宿ではなく、お城ですから、誰にも迷惑はかけませんよ」

従業員用の部屋とはいえ、2人で使っても充分広い部屋だ。
鍵もついてるし、完璧に2人の世界を作ることができる。
みんなには説明してるから心配されることも無い。
食事は私のバックの中にあるし、お風呂は入らなくても魔法でどうにかなるし……
もしかしなくても前の世界よりも引きこもりやすいのでは?
まぁトイレはさすがに行かないとダメだけどね。

「え?」

「ふふふ、今日はこの部屋から出ませんよ。トイレ以外で」

トイレも近くにあるので実質部屋からは出ない。

「なので支度する必要もなくなりました。せっかくなので髪型はそのままにしますけど」

パジャマとして着ている白いワンピースだけでも私天使みたいにかわいいんだよね。マジ天使なんだけどね?

「まぁ、昨日の疲れもあるかもしれないし、いっか、サーティア達には言ってあるんだよね?」

「はい!昨日のうちに伝えておきました。誰にも邪魔されませんよ?」

「ん〜、それじゃあまずは……」

何をしようか考えてると、ルーナちゃんのおなかの音が鳴った。

「ごはんにしましょうか」

「そうだね〜、ん〜!あぁ、起きなきゃ」

ルーナちゃんは伸びをして立ち上がる。
ちょうどこの部屋にはひとつの机と2つのイスがあった。

「朝はやっぱりこれ、ですよね〜」

私はサンドイッチを取り出す。
確かビクトレアのサンドイッチ屋さんもとい、パン屋さんがとっても美味しくてルーナちゃんと一緒によく食べてたよね。

「あたしリィアが作るのもお店のも好き」

作るの簡単だし色んな種類あるし気軽に食べれる最強の食べ物だ。
似たような食べ物のおむすびも作ってみようかな?

「今日は何をしましょうか?」

外に出る予定だったから何も考えてなかった。
ルーナちゃんと一緒なら暇になることがないとはいえなにかしたいことがあったら話し合った方がいいよね。

「ん〜、あえて何もしないのは?」

「どういうことですか?」

「あたしはリィアがただ近くにいるだけでいいんだもん今こうしてる時間も、あたしにとっては特別に感じるよ」

ルーナちゃん………今日は遠慮がないというか、すごいでれでれだね。

「そう、ですね!わかりました。じゃあ適当におしゃべりしたり、〜したり、〜したりしましょう」

「もう、リィアは本当に考えてることがえっちなんだから。天使は生殖しないんじゃなかった?」

「望めばできますよ、私は元々人間なので、考えは変わりません」

さすがに性別を超越することはできないけど。愛し合うことはできる。

「ん〜、これも神様のせいなのかなぁ」

「大丈夫ですよ。ルーナちゃんはルーナちゃんですから。私への愛は本物です」

「あ、愛………あたし、そこまで言ってないんだけど」

「違うんですか!?」

「そうとも言ってないけど………」

「それじゃあ私のこと愛してるんですか?」

「あ、あ、あい………あーもー!なに言わせようとしてるの!」

ちっ、おしい、けど今日は嫌でも沢山言い合うことになるんだからね!

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