コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
残された人達
ルーナ視点
リィアとその知り合い?が言い合いをしていて何がなんだかわからないあたし達はその場に立ち尽くしてしまった。
戦いが始まりそうだったので思わず止めたけど、本当に何があったんだろう。
今はリィアと2人で話すことがあるみたいでどこかに行ってしまった。
「………………」
リィアに襲いかかっていた女の子は不機嫌なまま黙ってしまった。
「えっと、私は何がなんだかわからないんだけど、あなた達はなにか知ってる?」
サーティアが話がわかりそうな人に話しかける。
「あ〜、私もよく知らないんだけど、うちのパーティのリュウトがずっと探してた人みたいで」
あの男がリィアを探していた?リィアの家族とか?
もしくは…………いや、でもそういう人はいないって言ってたし、今はあたしがそうだし!
「ふむ、リィアには謎が多かったが、まさかこんなところで問題が起きるとはな」
「とりあえず2人が戻って来るまで別の場所で待ってようか」
「そうね、あ、その前にギルドでのやることをやってからでもいいかしら?」
あたし達はギルドへの報告を済まして近くのお店で改めて残った2人と話す。
「私はサーティア、リィア……さっきの女の子と同じ冒険者パーティよ」
「我はクロエなのだ」
「あたしはルーナ」
「私はジェシカ、さっきの男と同じ冒険者パーティよ」
「……………」
「えっと、この子はアイリス。この子も私と同じよ」
アイリスを見ると普通の人間では無いことがわかった。
白銀の髪の上に2本の角、口元には人間とは違う歯が見えた。
最近も似たようなのを見たことがある気がする………えっと、あ!そうだ!テナがこの子と同じ感じだったね。
てことはこの子もテナと同じくドラゴニュートだったりするのかな?
「我らが来た時にはリィアが襲われていたところだったのだが、何があったのだ?」
「リィア?って子がいきなり来て怒ってきたのよ」
リィアが怒った?
あたしとか仲間のために怒ってるのはわかるけど、今回は完全にあたし達は関係ない。
それでリィアが怒るなんて
「リィアが怒るなんて相当ね、よっぽど因縁の相手だったのかしら?」
「そうみたいなのだ、男が近づいたら容赦なく手を出していたのだ」
「っ!!」
「アイリス、1回落ち着こ?この子達は関係ないみたいよ。後でリュウトに聞いてみるしかないわ」
「あ、いたいた、ギルドにいなかったから探しましたよ」
微妙な空気が流れる中、1人の女の子があたし達の方に来る。
「あれ、あなたは………コロシアムにいた人!」
「あらフェノア、よく見つけたわね」
「リュウトさんは………それとこの方達は?」
「説明すると長いんだけど………」
「自己紹介がてら私が説明するわ」
困ってるジェシカさんのためにサーティアが説明する。
「ふ〜ん、なるほどです。つまりは痴情のもつれってやつですね」
痴情のもつれって………やっぱりさっきの人はリィアの恋人だった人とか?
「そんなことよりなんでコロシアムにいたやつがここにいるのだ?」
確かに、この人は前にガーベラがドヤ顔で説明してたフェノアっていうすごい剣闘士だよね?
「この前の試合を見てくれたんですね。実は素顔のままでたのは初めてだったんですけどね」
「ガイドが丁寧に説明してくれたわ、大会優勝常連だってね」
「そこまで知ってたんですね。では改めて、私はフェノア、最近リュウトさん達のパーティに入りました」
フェノアさんは丁寧に自己紹介する。
リィアと男がなかなか戻ってこなかったので、それから私達は冒険話に花を咲かせた。
年代の近い同性の冒険者はなかなかいないこともあって、割とすぐに仲良くなれた。
「へぇ〜、あなた達も結構強いのね」
「ふむ、ただのハーレムパーティではなかったのだな」
「あはは、確かに私達は目立っちゃいますよね」
「…………」
相変わらずアイリスは黙ったままだった。
「あたし達少し前にドラゴニュートの子に会ったんだけど、アイリスと知り合いだったりしたのかな?テナっていう子なんだけど」
「知らない。わたしには家族も何もなかったから。だから、わたしには、わたしにはリュートしかいないの。それなのに」
色々複雑は人みたいだね……
「その辺にしといてあげて、アイリスは本当にリュウトのこと慕っていたから、今回のことでちょっと落ち着かないみたいなのよ」
もし、もしリィアがさっきの男の人と恋人だったら、あたしは胸が張り裂けそうになる。
でも、リィアの方は怒ってたんだよね?
それじゃあ違うのかな、もしかしたら因縁がある相手なのかもしれない。
もしリィアが困ってるならあたしは全力で助けよう。
「なかなか帰ってこないわね、リュウトのやつ」
「一体なんの話をしているのやら。我らはどうすればいいのだ」
「やっぱりさがしにいく、リュートが危ない」
アイリスはあの男のことが心配みたい。あたしも同じくらいリィアが心配だ。
「だったらあたしもリィアを探す」
リィアをみつけたら、あたしはどうすればいいんだろう?
リィアには話しづらいことだろうし、黙って抱きしめるとか……ん〜、それは見つけてから考えよう!
「ちょっとちょっと、今探しに行ってもすれ違っちゃうかもしれないでしょ?」
「そうよ、ルーナも落ち着きなさい。リィアならちゃんと説明してくれるはずよ」
サーティアの言う通りだけど、だけど
「じゃあせめてギルドで待ってる」
「あたしも!」
「リュウトさんには後で洗いざらい吐いてもらうとして、そっちのリィアさんは平気なのですか?リュウトは一応それなりに腕が立つので」
「フェノア、あいつの肩を持つ気はないけど、そんなことするやつじゃないわ。もし無理やりなんてことをしようとしたら私がぶっ飛ばすから」
「ふふふ、うちのリィアを舐めてもらっちゃ困るのだ。リィアはその辺のドラゴンよりも強いのだ」
「そうね、私達もそれなりの実力はあるけど、リィアには叶わないもの」
「へぇ〜、リィアって子も強いのね」
「ぜひ手合わせしたいものです!」
あたしとアイリスはギルドに戻って2人が戻ってくるのを待つことにした。
クロエ達はお店で話しながら席を取っておくみたい。
リィアとその知り合い?が言い合いをしていて何がなんだかわからないあたし達はその場に立ち尽くしてしまった。
戦いが始まりそうだったので思わず止めたけど、本当に何があったんだろう。
今はリィアと2人で話すことがあるみたいでどこかに行ってしまった。
「………………」
リィアに襲いかかっていた女の子は不機嫌なまま黙ってしまった。
「えっと、私は何がなんだかわからないんだけど、あなた達はなにか知ってる?」
サーティアが話がわかりそうな人に話しかける。
「あ〜、私もよく知らないんだけど、うちのパーティのリュウトがずっと探してた人みたいで」
あの男がリィアを探していた?リィアの家族とか?
もしくは…………いや、でもそういう人はいないって言ってたし、今はあたしがそうだし!
「ふむ、リィアには謎が多かったが、まさかこんなところで問題が起きるとはな」
「とりあえず2人が戻って来るまで別の場所で待ってようか」
「そうね、あ、その前にギルドでのやることをやってからでもいいかしら?」
あたし達はギルドへの報告を済まして近くのお店で改めて残った2人と話す。
「私はサーティア、リィア……さっきの女の子と同じ冒険者パーティよ」
「我はクロエなのだ」
「あたしはルーナ」
「私はジェシカ、さっきの男と同じ冒険者パーティよ」
「……………」
「えっと、この子はアイリス。この子も私と同じよ」
アイリスを見ると普通の人間では無いことがわかった。
白銀の髪の上に2本の角、口元には人間とは違う歯が見えた。
最近も似たようなのを見たことがある気がする………えっと、あ!そうだ!テナがこの子と同じ感じだったね。
てことはこの子もテナと同じくドラゴニュートだったりするのかな?
「我らが来た時にはリィアが襲われていたところだったのだが、何があったのだ?」
「リィア?って子がいきなり来て怒ってきたのよ」
リィアが怒った?
あたしとか仲間のために怒ってるのはわかるけど、今回は完全にあたし達は関係ない。
それでリィアが怒るなんて
「リィアが怒るなんて相当ね、よっぽど因縁の相手だったのかしら?」
「そうみたいなのだ、男が近づいたら容赦なく手を出していたのだ」
「っ!!」
「アイリス、1回落ち着こ?この子達は関係ないみたいよ。後でリュウトに聞いてみるしかないわ」
「あ、いたいた、ギルドにいなかったから探しましたよ」
微妙な空気が流れる中、1人の女の子があたし達の方に来る。
「あれ、あなたは………コロシアムにいた人!」
「あらフェノア、よく見つけたわね」
「リュウトさんは………それとこの方達は?」
「説明すると長いんだけど………」
「自己紹介がてら私が説明するわ」
困ってるジェシカさんのためにサーティアが説明する。
「ふ〜ん、なるほどです。つまりは痴情のもつれってやつですね」
痴情のもつれって………やっぱりさっきの人はリィアの恋人だった人とか?
「そんなことよりなんでコロシアムにいたやつがここにいるのだ?」
確かに、この人は前にガーベラがドヤ顔で説明してたフェノアっていうすごい剣闘士だよね?
「この前の試合を見てくれたんですね。実は素顔のままでたのは初めてだったんですけどね」
「ガイドが丁寧に説明してくれたわ、大会優勝常連だってね」
「そこまで知ってたんですね。では改めて、私はフェノア、最近リュウトさん達のパーティに入りました」
フェノアさんは丁寧に自己紹介する。
リィアと男がなかなか戻ってこなかったので、それから私達は冒険話に花を咲かせた。
年代の近い同性の冒険者はなかなかいないこともあって、割とすぐに仲良くなれた。
「へぇ〜、あなた達も結構強いのね」
「ふむ、ただのハーレムパーティではなかったのだな」
「あはは、確かに私達は目立っちゃいますよね」
「…………」
相変わらずアイリスは黙ったままだった。
「あたし達少し前にドラゴニュートの子に会ったんだけど、アイリスと知り合いだったりしたのかな?テナっていう子なんだけど」
「知らない。わたしには家族も何もなかったから。だから、わたしには、わたしにはリュートしかいないの。それなのに」
色々複雑は人みたいだね……
「その辺にしといてあげて、アイリスは本当にリュウトのこと慕っていたから、今回のことでちょっと落ち着かないみたいなのよ」
もし、もしリィアがさっきの男の人と恋人だったら、あたしは胸が張り裂けそうになる。
でも、リィアの方は怒ってたんだよね?
それじゃあ違うのかな、もしかしたら因縁がある相手なのかもしれない。
もしリィアが困ってるならあたしは全力で助けよう。
「なかなか帰ってこないわね、リュウトのやつ」
「一体なんの話をしているのやら。我らはどうすればいいのだ」
「やっぱりさがしにいく、リュートが危ない」
アイリスはあの男のことが心配みたい。あたしも同じくらいリィアが心配だ。
「だったらあたしもリィアを探す」
リィアをみつけたら、あたしはどうすればいいんだろう?
リィアには話しづらいことだろうし、黙って抱きしめるとか……ん〜、それは見つけてから考えよう!
「ちょっとちょっと、今探しに行ってもすれ違っちゃうかもしれないでしょ?」
「そうよ、ルーナも落ち着きなさい。リィアならちゃんと説明してくれるはずよ」
サーティアの言う通りだけど、だけど
「じゃあせめてギルドで待ってる」
「あたしも!」
「リュウトさんには後で洗いざらい吐いてもらうとして、そっちのリィアさんは平気なのですか?リュウトは一応それなりに腕が立つので」
「フェノア、あいつの肩を持つ気はないけど、そんなことするやつじゃないわ。もし無理やりなんてことをしようとしたら私がぶっ飛ばすから」
「ふふふ、うちのリィアを舐めてもらっちゃ困るのだ。リィアはその辺のドラゴンよりも強いのだ」
「そうね、私達もそれなりの実力はあるけど、リィアには叶わないもの」
「へぇ〜、リィアって子も強いのね」
「ぜひ手合わせしたいものです!」
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