コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
4人で決闘4
クロエさんは目を覚まさないし、ルーナちゃんとサーティアさんは装備がなくなっちゃったので、一旦今日のところは宿に帰ることにした。
「………はっ!わたしは………どうして……」
「あっ、目を覚ましたんですね?もうすぐ夜ご飯ですよ〜」
「ひっ!?」
私の顔を見るなり、クロエさんが驚く。
「どこが具合でも悪い?リィアが念入りに回復魔法かけたと思うんだけど」
あんなことをしたてまえ、クロエさんに驚かれるのも仕方がない。
ここは、あれをやるしかない。全力の謝罪を!
「ごめんなさい!私の知的好奇心が抑えられなかったんです!」
いわゆる土下座と言うやつである。土下座って異世界でもあるんだっけ?
とにかく謝ろう。このままクロエさんに嫌われたくない!
「り、リィア!?いきなりどうしたの?」
「もしかして完全に治せなかったとか?」
「違います、怪我とかはさせてません。ただ………」
「いいのだリィア、負けたのは我、事実は変わらない。それにちょっと気持ちよかったし……その、無理やりなところが……」
クロエさんが癖に目覚めてしまったかもしれない。
そしてルーナちゃんとサーティアさんは何が何だかわかってないみたい。
さすがに説明も出来ないのでなんとか誤魔化す。
「私が少しやりすぎちゃったみたいで………その、えっと……」
「まぁクロエがいいみたいならいいけど」
結局いい感じに誤魔化せなかったけど2人は納得してくれた。
「大丈夫なのだ!リィアが責任もってくれれば」
「責任!?ほんとに何したの!?」
「あははは………」
もう笑って誤魔化すしかない。
「…………むぅわかったよ、で?明日は最後の組み合わせ?えっと、サーティアとクロエ、あたしとリィアでいいよね」
「ふむ、サーティアとか、前は確か我が負けたのだったな」
「次も勝つわ」
次はルーナちゃんとかぁ。正直サーティアさんとクロエさんにあれだけなことしちゃったから警戒されてるよね。
とはいえ警戒されたとしてもそれを乗り越えてやればいい。
クロエさんが一番の強敵だと思ってたからそこまで難しくはないかなぁ。
それに、ルーナちゃん相手ならあんなことやそんなことまで遠慮なくできると思うから楽しみだ。
「リィアはどうしてそんなにやけてるの?」
「ふぇ!?あ、いやぁその、ルーナちゃんと戦うのが楽しみで」
「ふーん」
なにか感ずかれたところで私に勝てないようではどうしようもない。
つまり、何があろうとルーナちゃんは私に…………えへへ
というわけで次の日
ルーナちゃんとサーティアさんの装備をまた買って街の外に出る。
「先に我とサーティアがやる」
「わかったわ」
どっちが勝つかなぁ。クロエさんはルーナちゃんと違って近距離でも対応できる。
それに私と同じように動きを封じる魔法が多い。
サーティアさんの方は近づいてできるだけクロエさんに魔法を使う余裕を無くせばって感じだよね。
近接戦闘ならクロエさんよりもすぐれてるし、風属性魔法による回避も得意みたいだからサーティアさんのペースに持っていけば勝てそうだね。
「リィアはどっちが勝つと思う?」
「う〜ん、サーティアさんかなぁ、クロエさんの魔法より速く近づけたら一気に勝てると思うんですよね」
「あたしはクロエが勝つと思う。それこそ攻撃範囲が違うからね。ある程度近づかれても槍の方が長いから距離を保ち続ければいいんだし」
というわけでどっちが勝ってもおかしくない。
「それじゃああたしが合図するね、2人とも準備はいい?」
「いつでもいいのだ」
「大丈夫よ」
「それじゃあ始め!」
合図と共にクロエさんは地属性魔法で足元を盛り上がらせる。
「ストーンバレット!」
そして、サーティアさんに向かって魔法をうち下ろす。
「くっ………うぅ」
一方一気に近づこうとしていたサーティアさんはクロエさんの魔法を防ぐために止まってしまった。
それでも徐々にクロエさんに近づいていく。
「舐めるんじゃないわよ!はぁぁああ!」
そしてサーティアさんはクロエさんではなく足場に向かって剣を振るう
「わわっ!?」
ものすごい力で足場を攻撃されてそのまま崩れてしまった。
空中に放り出されたクロエさんに下からサーティアさんが襲う。
「もらった!」
「まだだ!」
クロエさんは魔力を解放し、空中移動をする。
サーティアさんの攻撃は避けたが、空中移動できるのはクロエさんだけでは無い。
風を起こして空中で方向転換する。
「今度こそ!」
「甘い!」
だけどそれを読んでいたクロエさんは追撃に合わせて魔法を撃つ。
「なっ!?」
サーティアさんは空中から落とされてしまった。
クロエさんはさらに追い討ちで魔法を撃つ。
「ダークアロー!」
「うあああ!」
魔法を受け、動けなくなったところでクロエさんが首元に槍を突きつける。
「…………降参よ」
「ふっ、我が勝って当然なのだっ!はぁ………はぁ………危なかったぁ」
余裕そうに見えたクロエさんだったけど結構ギリギリだったようだ。
「サーティアがクロエの足場を崩したのはびっくりしたよ」
「そうですね。空中戦も迫力がありました」
「負けちゃったわ、残念」
「我もギリギリだったのだ、あそこでサーティアが追撃してこなかったらまだわからなかったのだ」
「一度引いてても私の方がジリ貧だったわよ」
二人ともすっきりした顔で戦いについて話し合っている。
お互いの力を認め合ってるんだね。出会った頃じゃ何かと言い合いになってたけど、今じゃすっかり仲良しだね。
「最後はルーナとリィアだな」
「リィア、加減はしっかりしなさいよね?」
「わ、わかってますよ」
「随分と舐められたものじゃない。あたし、リィアになら勝てそうなんだよね」
何故か余裕を見せるルーナちゃん。ドヤ顔がかわいい。
じゃなくて、どうしてそんなに余裕なんだろう。なにか策でもあるのかな?
もしかして装備が変わったことをいいことに、服を溶かしにくるとか!?
だが誰もいないこの場所なら意味無い。それに私なら謎の光で他の人からは見えない。
それでも恥ずかしいけど戦うくらいはできる。
まぁそうじゃないとしてもさほど気にする事はないでしょ。うん
「………はっ!わたしは………どうして……」
「あっ、目を覚ましたんですね?もうすぐ夜ご飯ですよ〜」
「ひっ!?」
私の顔を見るなり、クロエさんが驚く。
「どこが具合でも悪い?リィアが念入りに回復魔法かけたと思うんだけど」
あんなことをしたてまえ、クロエさんに驚かれるのも仕方がない。
ここは、あれをやるしかない。全力の謝罪を!
「ごめんなさい!私の知的好奇心が抑えられなかったんです!」
いわゆる土下座と言うやつである。土下座って異世界でもあるんだっけ?
とにかく謝ろう。このままクロエさんに嫌われたくない!
「り、リィア!?いきなりどうしたの?」
「もしかして完全に治せなかったとか?」
「違います、怪我とかはさせてません。ただ………」
「いいのだリィア、負けたのは我、事実は変わらない。それにちょっと気持ちよかったし……その、無理やりなところが……」
クロエさんが癖に目覚めてしまったかもしれない。
そしてルーナちゃんとサーティアさんは何が何だかわかってないみたい。
さすがに説明も出来ないのでなんとか誤魔化す。
「私が少しやりすぎちゃったみたいで………その、えっと……」
「まぁクロエがいいみたいならいいけど」
結局いい感じに誤魔化せなかったけど2人は納得してくれた。
「大丈夫なのだ!リィアが責任もってくれれば」
「責任!?ほんとに何したの!?」
「あははは………」
もう笑って誤魔化すしかない。
「…………むぅわかったよ、で?明日は最後の組み合わせ?えっと、サーティアとクロエ、あたしとリィアでいいよね」
「ふむ、サーティアとか、前は確か我が負けたのだったな」
「次も勝つわ」
次はルーナちゃんとかぁ。正直サーティアさんとクロエさんにあれだけなことしちゃったから警戒されてるよね。
とはいえ警戒されたとしてもそれを乗り越えてやればいい。
クロエさんが一番の強敵だと思ってたからそこまで難しくはないかなぁ。
それに、ルーナちゃん相手ならあんなことやそんなことまで遠慮なくできると思うから楽しみだ。
「リィアはどうしてそんなにやけてるの?」
「ふぇ!?あ、いやぁその、ルーナちゃんと戦うのが楽しみで」
「ふーん」
なにか感ずかれたところで私に勝てないようではどうしようもない。
つまり、何があろうとルーナちゃんは私に…………えへへ
というわけで次の日
ルーナちゃんとサーティアさんの装備をまた買って街の外に出る。
「先に我とサーティアがやる」
「わかったわ」
どっちが勝つかなぁ。クロエさんはルーナちゃんと違って近距離でも対応できる。
それに私と同じように動きを封じる魔法が多い。
サーティアさんの方は近づいてできるだけクロエさんに魔法を使う余裕を無くせばって感じだよね。
近接戦闘ならクロエさんよりもすぐれてるし、風属性魔法による回避も得意みたいだからサーティアさんのペースに持っていけば勝てそうだね。
「リィアはどっちが勝つと思う?」
「う〜ん、サーティアさんかなぁ、クロエさんの魔法より速く近づけたら一気に勝てると思うんですよね」
「あたしはクロエが勝つと思う。それこそ攻撃範囲が違うからね。ある程度近づかれても槍の方が長いから距離を保ち続ければいいんだし」
というわけでどっちが勝ってもおかしくない。
「それじゃああたしが合図するね、2人とも準備はいい?」
「いつでもいいのだ」
「大丈夫よ」
「それじゃあ始め!」
合図と共にクロエさんは地属性魔法で足元を盛り上がらせる。
「ストーンバレット!」
そして、サーティアさんに向かって魔法をうち下ろす。
「くっ………うぅ」
一方一気に近づこうとしていたサーティアさんはクロエさんの魔法を防ぐために止まってしまった。
それでも徐々にクロエさんに近づいていく。
「舐めるんじゃないわよ!はぁぁああ!」
そしてサーティアさんはクロエさんではなく足場に向かって剣を振るう
「わわっ!?」
ものすごい力で足場を攻撃されてそのまま崩れてしまった。
空中に放り出されたクロエさんに下からサーティアさんが襲う。
「もらった!」
「まだだ!」
クロエさんは魔力を解放し、空中移動をする。
サーティアさんの攻撃は避けたが、空中移動できるのはクロエさんだけでは無い。
風を起こして空中で方向転換する。
「今度こそ!」
「甘い!」
だけどそれを読んでいたクロエさんは追撃に合わせて魔法を撃つ。
「なっ!?」
サーティアさんは空中から落とされてしまった。
クロエさんはさらに追い討ちで魔法を撃つ。
「ダークアロー!」
「うあああ!」
魔法を受け、動けなくなったところでクロエさんが首元に槍を突きつける。
「…………降参よ」
「ふっ、我が勝って当然なのだっ!はぁ………はぁ………危なかったぁ」
余裕そうに見えたクロエさんだったけど結構ギリギリだったようだ。
「サーティアがクロエの足場を崩したのはびっくりしたよ」
「そうですね。空中戦も迫力がありました」
「負けちゃったわ、残念」
「我もギリギリだったのだ、あそこでサーティアが追撃してこなかったらまだわからなかったのだ」
「一度引いてても私の方がジリ貧だったわよ」
二人ともすっきりした顔で戦いについて話し合っている。
お互いの力を認め合ってるんだね。出会った頃じゃ何かと言い合いになってたけど、今じゃすっかり仲良しだね。
「最後はルーナとリィアだな」
「リィア、加減はしっかりしなさいよね?」
「わ、わかってますよ」
「随分と舐められたものじゃない。あたし、リィアになら勝てそうなんだよね」
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じゃなくて、どうしてそんなに余裕なんだろう。なにか策でもあるのかな?
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