コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
発散しましょう!
常備の依頼で、どんどん魔物を倒していく。
「………手応えがないのだ!もっとこう、龍とか前みたいな大量の魔物と戦うみたいなのがいいのだ」
「どんだけ戦闘狂なのよ、病気になってた時はあんだけ大人しかったのに」
確かに、こんなに我慢の出来ないクロエさんがベッドの上でずっと過せていたのは信じられない。
「逆にそれがあったからなんじゃない?あたしはあんまり疲れるのは嫌なんだけど、それに、危ない依頼は本当はあんまりやりたくないし。多くの人が危険な状態なら仕方ないけど」
ルーナちゃんは正義感が強くて、困ってる人がいたら自分のことも優先してくれる。
私としてはもうちょっと自分のことも大事にして欲しいけど私もそういうところがあるから人のことはいえない。
「う〜ん、あんまり危険じゃなくてクロエさんを満足させる。着せ替え………」
「それは嫌なのだ!」
色んな服を着せてファッションショーしようとしたらすぐに否定されてしまった。
ぐぬぬ
「じゃあ冒険者学校でもやってた私達で戦うのはどうですか?」
それならある程度安全だし、実力はみんなあるから満足してもらえるはず。
「名案なのだ!」
「えー!今更あたし達で戦うの?」
「お互いあの時から成長してるから楽しみだわ。あ、でもリィアはちゃんと手加減しなさいよね?」
「わかってますよ」
とはいえ手加減ともなると割と難しい。
なぜならみんな強いから力加減がわからない。
まぁ気楽にやればいいか。
「決まりなのだ!ルーナはどうするのだ?別にルーナは無理にやらなくてもいい」
「やる、確かクロエとは前は引き分けだったもんね」
「もうあの時の我とは違うのだ!」
「ルールはどっちかが降参するか、続行不能になるまででいいわね?もちろんだけど、仲が悪くなるようなことはしちゃダメよ?」
「わかってるのだ。あくまで我を満足させるためなのだ」
私はどうやって戦おうか、基本的には近接で、魔法は使わないでやろうかな。
あ、どうせなら………いいこと思いついちゃった。
「相手を降参させればいいんですよね?」
「ん?そうだよ。ま、あたしは中々降参しないと思うけどね」
「ふん、我も絶対に降参なんかしないのだ」
威勢がいいほどやりがいがあるというものだ。
「あ〜、なんかリィア変なこと企んでるわね?」
「そそ、そんなことないですよ、ええ、全くもって普通に戦略を考えてます」
「…………私は気をつけることにするわ」
サーティアさんには少し勘づかれたけどまぁいい、結果は変わらない。
みんなが私の目の前でひれ伏す姿を想像しながらイメージトレーニングをする。
「まずは誰と誰でやるのだ?」
「クロエとあたしでどう?」
まずは魔法使いの対決だね。
「わかったのだ」
この2人ってどっちが強いんだろう。どっちも最上位魔法を使える。
クロエさんは攻撃型だけどルーナちゃんは回復や防御型の魔法使い。
もしかしたらクロエさんは一気に距離を詰めて近接戦闘を仕掛けてくるのかもしれないね。
前回っていうかだいぶ前だけど………その時は確か引き分けだったよね。
「それじゃあ明日にするわよ、それまで各自でしっかり準備するってことで」
「ポーションの類はどうするのだ?」
「戦闘中の回復魔法禁止にしてポーションも禁止にするわ、これなら平等でしょ?それとも両方ありにする?」
う〜ん、お互い全力って言うくらいだからルーナちゃんや私の回復魔法を封じるのはちょっと違うし、でも両方ありにしちゃうと譲らなかったらだいぶ長期戦になってしまう。
「ルーナちゃんはどうしますか?私はなくてもいいんですけど」
「あたしもなしでいい、その代わりクロエの魔力吸収も回復の内に入れてよね」
「わかったのだ」
相手の魔力を吸い取るからマナポーションみたいなことができる。
まぁ得意な回復魔法が封じられるんだからそれくらいはいいよね。
「装備はどうしますか?」
私の付けてるチート装備は外した方がいい………よね?さすがに
「私と同じにすればいいわ、武器は使いやすいのを選んで」
「じゃあ我とルーナも同じようなのを買うのだ」
ゲームじゃないから装備ごとのステータスは見れないけど、この街に売ってる同じくらいの値段の装備を揃えることにした。
思いつきで言ったけど思ったより本格的になりそうだね。
私は攻撃力の低そうな武器を選んだ。
それから魔法で少し加工して刃の部分を削って切れないようにする。
これなら殺傷力は低いだろう。
まぁそれでも打撃武器にはなるからあれなんだけどね。
サーティアさんの武器にも同じように加工する。
「いつもと違う装備だとこんなにも違うんですね」
チート装備に慣れると普通の装備の時の弱体感がすごい。
動きづらいし少し重く感じる。
でも強化魔法を使えばどうってことはない。
ゲームがラグい時にやってる感覚?これはこれで慣れれば大丈夫そうだね。
「これで準備はいいわね。明日街の外でやるわよ」
「我は負けないのだ、改めて我の力を思い知らせるのだ」
「あたしだって負けないよ」
「もちろん私も負けるつもりはないわよ」
「みなさんやる気に溢れてますね。ふふふ」
私としてもみんなに負けない。でも普段は遠慮してることも明日ならきっと許してくれると思うんだよね。
そう、今の私にはこんなにかわいい仲間たちがいる。
だったらもうやることはひとつしかない。
「リィアが怪しい笑い方してるんだけど」
「気持ち悪いのだ」
「まぁよくあることじゃない」
「酷い言われようですね!明日覚えておいてくださいね」
「………手応えがないのだ!もっとこう、龍とか前みたいな大量の魔物と戦うみたいなのがいいのだ」
「どんだけ戦闘狂なのよ、病気になってた時はあんだけ大人しかったのに」
確かに、こんなに我慢の出来ないクロエさんがベッドの上でずっと過せていたのは信じられない。
「逆にそれがあったからなんじゃない?あたしはあんまり疲れるのは嫌なんだけど、それに、危ない依頼は本当はあんまりやりたくないし。多くの人が危険な状態なら仕方ないけど」
ルーナちゃんは正義感が強くて、困ってる人がいたら自分のことも優先してくれる。
私としてはもうちょっと自分のことも大事にして欲しいけど私もそういうところがあるから人のことはいえない。
「う〜ん、あんまり危険じゃなくてクロエさんを満足させる。着せ替え………」
「それは嫌なのだ!」
色んな服を着せてファッションショーしようとしたらすぐに否定されてしまった。
ぐぬぬ
「じゃあ冒険者学校でもやってた私達で戦うのはどうですか?」
それならある程度安全だし、実力はみんなあるから満足してもらえるはず。
「名案なのだ!」
「えー!今更あたし達で戦うの?」
「お互いあの時から成長してるから楽しみだわ。あ、でもリィアはちゃんと手加減しなさいよね?」
「わかってますよ」
とはいえ手加減ともなると割と難しい。
なぜならみんな強いから力加減がわからない。
まぁ気楽にやればいいか。
「決まりなのだ!ルーナはどうするのだ?別にルーナは無理にやらなくてもいい」
「やる、確かクロエとは前は引き分けだったもんね」
「もうあの時の我とは違うのだ!」
「ルールはどっちかが降参するか、続行不能になるまででいいわね?もちろんだけど、仲が悪くなるようなことはしちゃダメよ?」
「わかってるのだ。あくまで我を満足させるためなのだ」
私はどうやって戦おうか、基本的には近接で、魔法は使わないでやろうかな。
あ、どうせなら………いいこと思いついちゃった。
「相手を降参させればいいんですよね?」
「ん?そうだよ。ま、あたしは中々降参しないと思うけどね」
「ふん、我も絶対に降参なんかしないのだ」
威勢がいいほどやりがいがあるというものだ。
「あ〜、なんかリィア変なこと企んでるわね?」
「そそ、そんなことないですよ、ええ、全くもって普通に戦略を考えてます」
「…………私は気をつけることにするわ」
サーティアさんには少し勘づかれたけどまぁいい、結果は変わらない。
みんなが私の目の前でひれ伏す姿を想像しながらイメージトレーニングをする。
「まずは誰と誰でやるのだ?」
「クロエとあたしでどう?」
まずは魔法使いの対決だね。
「わかったのだ」
この2人ってどっちが強いんだろう。どっちも最上位魔法を使える。
クロエさんは攻撃型だけどルーナちゃんは回復や防御型の魔法使い。
もしかしたらクロエさんは一気に距離を詰めて近接戦闘を仕掛けてくるのかもしれないね。
前回っていうかだいぶ前だけど………その時は確か引き分けだったよね。
「それじゃあ明日にするわよ、それまで各自でしっかり準備するってことで」
「ポーションの類はどうするのだ?」
「戦闘中の回復魔法禁止にしてポーションも禁止にするわ、これなら平等でしょ?それとも両方ありにする?」
う〜ん、お互い全力って言うくらいだからルーナちゃんや私の回復魔法を封じるのはちょっと違うし、でも両方ありにしちゃうと譲らなかったらだいぶ長期戦になってしまう。
「ルーナちゃんはどうしますか?私はなくてもいいんですけど」
「あたしもなしでいい、その代わりクロエの魔力吸収も回復の内に入れてよね」
「わかったのだ」
相手の魔力を吸い取るからマナポーションみたいなことができる。
まぁ得意な回復魔法が封じられるんだからそれくらいはいいよね。
「装備はどうしますか?」
私の付けてるチート装備は外した方がいい………よね?さすがに
「私と同じにすればいいわ、武器は使いやすいのを選んで」
「じゃあ我とルーナも同じようなのを買うのだ」
ゲームじゃないから装備ごとのステータスは見れないけど、この街に売ってる同じくらいの値段の装備を揃えることにした。
思いつきで言ったけど思ったより本格的になりそうだね。
私は攻撃力の低そうな武器を選んだ。
それから魔法で少し加工して刃の部分を削って切れないようにする。
これなら殺傷力は低いだろう。
まぁそれでも打撃武器にはなるからあれなんだけどね。
サーティアさんの武器にも同じように加工する。
「いつもと違う装備だとこんなにも違うんですね」
チート装備に慣れると普通の装備の時の弱体感がすごい。
動きづらいし少し重く感じる。
でも強化魔法を使えばどうってことはない。
ゲームがラグい時にやってる感覚?これはこれで慣れれば大丈夫そうだね。
「これで準備はいいわね。明日街の外でやるわよ」
「我は負けないのだ、改めて我の力を思い知らせるのだ」
「あたしだって負けないよ」
「もちろん私も負けるつもりはないわよ」
「みなさんやる気に溢れてますね。ふふふ」
私としてもみんなに負けない。でも普段は遠慮してることも明日ならきっと許してくれると思うんだよね。
そう、今の私にはこんなにかわいい仲間たちがいる。
だったらもうやることはひとつしかない。
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