コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
ダンジョン脱出
ダンジョン探索の続きもしたいけど、さすがにダンジョン賊の人達を放置も出来ないので一旦地上を目指す。まぁトラップで別れちゃった時に十分探索したからいっか。
いつかどこまでいけるかやってみたいね。
8階層より上は地図もある程度わかるから私達が先頭になって魔物をたおす。後ろの方はダンジョン賊を引き連れるという並びだ。
あ、そうだ、アネラさんに聞きたいことあったんだった。
リ「アネラさん、アネラさん」
ア「ん?なんや?リィアちゃん」
リ「この前オーロラさんとイーナさんから聞いたんですけど……………アネラさんってどんな種族なんですか?」
聞き方が悪かったのかアネラさんがぽかんとした顔をする。
ア「え?あぁ〜そういうことか。ウチは見た目は完全に人間と同じなんやけど、実はドワーフの血が入ってんねん。この喋り方はドワーフゆずりなんやで」
そうだったんだ!?私には某日本の某関西の方の方言にしか聞こえないんだけど、こっちの世界ではドワーフ訛りだったんだね。
リ「知らなかったです。その、失礼かもしれないんですけどドワーフと言ったら身長がちっちゃいと思うんですけど」
ア「それは男だとわかりやすいかもしれへん。ウチは女の子だからそんなに変わらんと思う」
なるほど、アネラさんの身長はサーティアさん、エマさんよりは低いけどクロエさんとそんなに変わらないくらいだし、それ以外の私、ルーナちゃん、イーナさん、オーロラさんよりは高い。大人になったら違いがわかってくるのかな?あそこの攻撃力はルーナちゃんよりは低いけどクロエさんよりは高い………ちょうどいいサイズ感。
ア「な、なんや?ウチのことそんなジロジロ見つめて………照れるやろ」
その反応はかわいい。
ル「リィア、アネラをいじめないの!ほら、おいで」
ルーナちゃんが私とアネラさんの間に入ってくる。
リ「でもやっぱりこのボリュームがたまりませんよね〜」
ル「ちょっ!?どこ触ってんの!?」
エ「クロエのとこっていつもあんな感じなの?」
ク「あの2人は特にあんな感じなのだ」
エ「ふ〜ん、特にってことはクロエ達もあんな感じなんだ」
ク「ち、ちが、そういう意味じゃないのだ」
サ「ま、私達も否定は出来ないわね」
ク「サーティア、認めるんじゃないのだ」
オ「仲良しなのはいいことだと思うよ」
イ「そうですよ、それに私達も人のこと言えませんからね」
イーナさんとオーロラさんがエマさんの方を見る。
エ「あ、あればアネラが来るから拒むのも面倒なだけ」
ア「そんなぁ!でもエマちゃんもまんざらでもないやん」
なるほど、エマさんとアネラさんも仲良しなんだね。
みんなで楽しくおしゃべりしながらダンジョンをのぼっていく。他の冒険者も増えてきたみたいだ。
「お!ウィド!ダール!今回の探索はどうだった?ってなんでそんな引き連れてんだ?」
ウ「おう!色々あってな、迷子の冒険者パーティとそれを襲った賊を捕らえたんだ」
「迷子の冒険者も見つけたのか!?ギルドでもちょっと話題になってたな。確か捜索依頼も出てたぞ」
え!?そんな大事になってたの?
ク「依頼がでるほどなのだ?我らの知り合いでもいたのだ?」
サ「もしくはあの親切な冒険者かもしれないわ。帰ったらお礼をしないとね」
帰ったらまた忙しくなりそうだね。
シ「ねぇ、先に報酬の話をしない?」
サ「私達の救出依頼の報酬はもちろんそっちが持っていっていいわよ」
ア「ウチもそれでええよ」
シ「一瞬で終わった!?じゃああとはこいつらのことだけど、私達はなんもしてないからそっちでいいわ。みんなもいいわよね?」
ダ「………ノーラはもらってもいいんじゃないか?」
ル「そうだね。ノーラさんは手伝ってくれたし!金額にもよるけど、もらってもいいと思う」
ノ「い、いえ、私は当然のことをしたまでですから。罪人はしっかり償わせてあげたいだけです」
シ「ってことだけど、どうかな?」
パーティ単位で分けるとややこしくなるから今回は個人で分けることにした。サーティアさんクロエさん、アネラさんエマさん、そして回復した私とルーナちゃんとノーラさんがもらうことになった。私は別にいらないけどなぁ。後でノーラさんにあげよう。断られちゃうかな。
そんなこんなで特に苦戦することなくダンジョンの外に出ることが出来た。
リ「やっと外に着きましたね」
ル「まだ明るかったんだね。光が眩しいよ」
イ「一時はどうなるかと思いましたよ」
オ「ボクはなんだかんだいって楽しかったよ」
ク「まったく………ちびっ子組はのんきなのだ。我らがどれだけ心配したと思っている」
ちびっ子組………
サ「ほんとよね。こっちは大変だったんだから」
ア「まぁまぁ二人とも、みんな無事やったんだからええやん」
エ「ダンジョンはしばらくいいわ」
シ「はぁ〜、それじゃあこのまま私達はこいつら連れていくけど、一緒に………来た方が説明も早いわね。一緒に来てくれる?」
サ「わかったわ」
すっかり大人しくなったダンジョン賊のみなさんはこの街の騎士がいるところに連れていく。事情説明とか色々してお礼金も貰うことが出来た。
そのお金は襲われた4人と回復させた3人に渡される。
ノ「あの、私は本当にいいので貰っていただけませんか?」
ノーラさんも私達と同じこと考えてたみたい。
ル「あたしはノーラさんにあげようと思ってたんだけど………ねぇリィア」
リ「はい、私達同じこと考えてたみたいですね」
う〜ん、お金がいらないとなると………他で代用するとか?あっそうだ!
リ「わかりました、それではこうしましょう。まず私がそのお金をもらいます。その後そのお金で材料買ってお菓子を作ってノーラさんにプレゼントなんてどうでしょうか?」
ル「それならあたしもそうしたいんだけど!」
リ「いいですよ」
ノ「それはそれで悪い気がするのですが……」
ル「まぁまぁ、ノーラさん落ち着いて。リィアの作る料理はとっても美味しいから!」
ノ「いえ、そういうことでは………はぁ……いいでしょう。私だけじゃ悪いのでパーティ分作ってもらえませんか?このままじゃシェイルに文句を言われてしまいます。もちろんその分ははらいます」
リ「はい!もちろんです!本当はお代は結構なんですけど………」
ということでお菓子を作ることになった。どっかにお菓子作りができるところないかな?
ノ「お菓子なら私のいる教会を使ってください」
リ「いいんですか?」
ノーラさんは笑顔でうなずく。
ウ「次は冒険者ギルドに行くぞ!お前らの捜索依頼が出てたからな」
ということで次は冒険者ギルドに行くことになる。
いつかどこまでいけるかやってみたいね。
8階層より上は地図もある程度わかるから私達が先頭になって魔物をたおす。後ろの方はダンジョン賊を引き連れるという並びだ。
あ、そうだ、アネラさんに聞きたいことあったんだった。
リ「アネラさん、アネラさん」
ア「ん?なんや?リィアちゃん」
リ「この前オーロラさんとイーナさんから聞いたんですけど……………アネラさんってどんな種族なんですか?」
聞き方が悪かったのかアネラさんがぽかんとした顔をする。
ア「え?あぁ〜そういうことか。ウチは見た目は完全に人間と同じなんやけど、実はドワーフの血が入ってんねん。この喋り方はドワーフゆずりなんやで」
そうだったんだ!?私には某日本の某関西の方の方言にしか聞こえないんだけど、こっちの世界ではドワーフ訛りだったんだね。
リ「知らなかったです。その、失礼かもしれないんですけどドワーフと言ったら身長がちっちゃいと思うんですけど」
ア「それは男だとわかりやすいかもしれへん。ウチは女の子だからそんなに変わらんと思う」
なるほど、アネラさんの身長はサーティアさん、エマさんよりは低いけどクロエさんとそんなに変わらないくらいだし、それ以外の私、ルーナちゃん、イーナさん、オーロラさんよりは高い。大人になったら違いがわかってくるのかな?あそこの攻撃力はルーナちゃんよりは低いけどクロエさんよりは高い………ちょうどいいサイズ感。
ア「な、なんや?ウチのことそんなジロジロ見つめて………照れるやろ」
その反応はかわいい。
ル「リィア、アネラをいじめないの!ほら、おいで」
ルーナちゃんが私とアネラさんの間に入ってくる。
リ「でもやっぱりこのボリュームがたまりませんよね〜」
ル「ちょっ!?どこ触ってんの!?」
エ「クロエのとこっていつもあんな感じなの?」
ク「あの2人は特にあんな感じなのだ」
エ「ふ〜ん、特にってことはクロエ達もあんな感じなんだ」
ク「ち、ちが、そういう意味じゃないのだ」
サ「ま、私達も否定は出来ないわね」
ク「サーティア、認めるんじゃないのだ」
オ「仲良しなのはいいことだと思うよ」
イ「そうですよ、それに私達も人のこと言えませんからね」
イーナさんとオーロラさんがエマさんの方を見る。
エ「あ、あればアネラが来るから拒むのも面倒なだけ」
ア「そんなぁ!でもエマちゃんもまんざらでもないやん」
なるほど、エマさんとアネラさんも仲良しなんだね。
みんなで楽しくおしゃべりしながらダンジョンをのぼっていく。他の冒険者も増えてきたみたいだ。
「お!ウィド!ダール!今回の探索はどうだった?ってなんでそんな引き連れてんだ?」
ウ「おう!色々あってな、迷子の冒険者パーティとそれを襲った賊を捕らえたんだ」
「迷子の冒険者も見つけたのか!?ギルドでもちょっと話題になってたな。確か捜索依頼も出てたぞ」
え!?そんな大事になってたの?
ク「依頼がでるほどなのだ?我らの知り合いでもいたのだ?」
サ「もしくはあの親切な冒険者かもしれないわ。帰ったらお礼をしないとね」
帰ったらまた忙しくなりそうだね。
シ「ねぇ、先に報酬の話をしない?」
サ「私達の救出依頼の報酬はもちろんそっちが持っていっていいわよ」
ア「ウチもそれでええよ」
シ「一瞬で終わった!?じゃああとはこいつらのことだけど、私達はなんもしてないからそっちでいいわ。みんなもいいわよね?」
ダ「………ノーラはもらってもいいんじゃないか?」
ル「そうだね。ノーラさんは手伝ってくれたし!金額にもよるけど、もらってもいいと思う」
ノ「い、いえ、私は当然のことをしたまでですから。罪人はしっかり償わせてあげたいだけです」
シ「ってことだけど、どうかな?」
パーティ単位で分けるとややこしくなるから今回は個人で分けることにした。サーティアさんクロエさん、アネラさんエマさん、そして回復した私とルーナちゃんとノーラさんがもらうことになった。私は別にいらないけどなぁ。後でノーラさんにあげよう。断られちゃうかな。
そんなこんなで特に苦戦することなくダンジョンの外に出ることが出来た。
リ「やっと外に着きましたね」
ル「まだ明るかったんだね。光が眩しいよ」
イ「一時はどうなるかと思いましたよ」
オ「ボクはなんだかんだいって楽しかったよ」
ク「まったく………ちびっ子組はのんきなのだ。我らがどれだけ心配したと思っている」
ちびっ子組………
サ「ほんとよね。こっちは大変だったんだから」
ア「まぁまぁ二人とも、みんな無事やったんだからええやん」
エ「ダンジョンはしばらくいいわ」
シ「はぁ〜、それじゃあこのまま私達はこいつら連れていくけど、一緒に………来た方が説明も早いわね。一緒に来てくれる?」
サ「わかったわ」
すっかり大人しくなったダンジョン賊のみなさんはこの街の騎士がいるところに連れていく。事情説明とか色々してお礼金も貰うことが出来た。
そのお金は襲われた4人と回復させた3人に渡される。
ノ「あの、私は本当にいいので貰っていただけませんか?」
ノーラさんも私達と同じこと考えてたみたい。
ル「あたしはノーラさんにあげようと思ってたんだけど………ねぇリィア」
リ「はい、私達同じこと考えてたみたいですね」
う〜ん、お金がいらないとなると………他で代用するとか?あっそうだ!
リ「わかりました、それではこうしましょう。まず私がそのお金をもらいます。その後そのお金で材料買ってお菓子を作ってノーラさんにプレゼントなんてどうでしょうか?」
ル「それならあたしもそうしたいんだけど!」
リ「いいですよ」
ノ「それはそれで悪い気がするのですが……」
ル「まぁまぁ、ノーラさん落ち着いて。リィアの作る料理はとっても美味しいから!」
ノ「いえ、そういうことでは………はぁ……いいでしょう。私だけじゃ悪いのでパーティ分作ってもらえませんか?このままじゃシェイルに文句を言われてしまいます。もちろんその分ははらいます」
リ「はい!もちろんです!本当はお代は結構なんですけど………」
ということでお菓子を作ることになった。どっかにお菓子作りができるところないかな?
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リ「いいんですか?」
ノーラさんは笑顔でうなずく。
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