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コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!

soltier

旅女子会

途中までアネラさん達「蝶の舞」と一緒に旅をすることになった。
アネラさん達は今いる連合国を一通り回ってから帝国まで行くらしい。
私たちも急いでるわけじゃないから一緒に連合国を回って帝国を抜けてから聖皇国に行くことにした。

ル「まずはなんと言っても食べ物だよね!この街?国?にはどんな食べ物があるの?」

イーナさんが手帳を取り出してペラペラとページをめくる。

イ「えっとですね、、あった!えーっと特に変わった食材とかはないみたいですけど、郷土料理が美味しいみたいですよ」

サ「ほんとに詳しいのね!?」

イーナビがあればより一層楽しめそうだね。

ク「観光もいいが本来の目的を忘れてはダメなのだ、つまり我らは冒険者ギルドに行かねばならぬ」

ア「せやせや!あんまし観光ばっかしてるとなまっちゃうからな」

クロエさんとアネラさんが釘を刺す。遊んでばかりもダメってことだね。

オ「それじゃあ早速依頼を探してみる?別で受けるのもなんだし、合同パーティってことで受けない?」

ア「せやな。それがいいんちゃう?リィアちゃん達もそれでええか?」

オーロラさんが提案してアネラさんが誘ってきた。

サ「もちろんいいわよ」

ということで依頼を探しに冒険者ギルドに行く。とりあえず依頼を受けて明日することにした。

イ「あ、あの、大人数で行くのもちょっとあれですから先に宿屋に行く方と別れて行きませんか?」

確かに…イーナさんの言う通りだね。

サ「それじゃあ依頼の方に行きたい人はいるかしら?」

ギルドに行くのはサーティアさん、クロエさん、アネラさん、エマさん
残りの私、ルーナちゃん、イーナさん、オーロラさんは宿の方に行くことになった。

ク「1番いいのをとってくるのだ!」


ル「部屋割りはどうする?2人部屋を4つかな?」

イ「4人部屋があればいいんですけど」

私たちは手頃な宿を探す。お互い冒険者としてはなかなか成績がいいのでお金の心配はないみたい。安すぎると安全性がないからね………

結局私たちは少し高めだけど部屋が広い宿に決めた。

オ「部屋が広いなら3人部屋でも4人で寝れるんじゃない?イーナとボクは身体がちっちゃいし、リィアとルーナだって寝れるでしょ?」

ル「イーナ達も一緒に寝たりするんだね。あたしとリィアもよくするよ」

イ「2人とも寝相はいい方なので、それに誰かと一緒だと安心します」

イーナさんは少し照れたようにモジモジしてる。わかる。わかるよその気持ち。ギューってすると心があったまるよね。思わずイーナさんを抱きしめそうになったけどルーナちゃんがいるからやめておく。


部屋をとって、サーティアさん達を迎えに行く。

ル「いい依頼あった?」

サ「ちょうどCランクの依頼があったからとってきたわよ」

エ「魔物の討伐依頼ね、まぁ私達ならできると思うよ」

ア「ただちょっと数が多いみたいやねん」

話を聞くと、討伐対象の魔物は群れで現れる魔物、レッドブルらしい。
懐かしいね、ここにもレッドブルいるんだ。

ク「ふん!我がいれば余裕なのだ」

私「それじゃあ早速明日取り掛かる感じですか?」

エ「そうね、イーナもそれでいいかしら?」

イ「大丈夫です。この街には特に見るところもないので、、移動のついでに出来ればいいと思います」

小国はいくつかの街と村、首都はあるけどストリーフ王国みたいな大きな国と比べると規模が小さい。
この辺りは広い草原が広がっていて、川の近くに街がある。ビクトレアと似てるね。まぁ街の大きさとかは全然こっちの方がちっちゃいけど。

サ「それじゃあ早速明日依頼をこなしていくわよ」


夜になって3人部屋に4人ずつ入る。

「さっき食べたご飯美味しかったね〜」

「ルーナが嫌いな食べ物とかないの?いっつも美味しいって言ってるわよね」

確かに、でも実際どのご飯も美味しかったからなぁ………まぁ全部が全部一番ってことでもなかったけど。

「リィアの言うかわいいみたいなものなのだな」

「そんな軽いものじゃないからね!」

「いや!私のかわいいも本気ですからね!?」

本当にかわいいと思うからかわいいって言ってるのに。私ってそんなにかわいいって言ってるかなぁ。

「まぁいいけど、ほんとに美味しいから美味しいって言ってるだけだからね!あ〜、あと、嫌いなもの?野菜もお肉も好きだから特には………ないかなぁ」

「言い方が悪かったわね、ちょっとからかっただけよ」

「分かればいいけど」

「それより明日のことなのだ!相手はレッドブルだから作戦を考えるのだ」

「そうねぇ……負けることはないにしても楽に倒せたらいいわね」

「せっかくだし蝶の舞と協力しようよ」

う〜ん、数が多いとなるとなんとかして動きを止めてから攻撃するとか強力な魔法で一気にせんめつとかでもいいね。
 
「う〜ん、それならこういうのはどうかしら?」

サーティアさんの作戦は魔法でレッドブルを足止めして剣士達でとどめを刺すというものだった。

「いつもと逆?ですね」

「正直走り回ってるレッドブルを剣でどうにかするのは難しいのよね。魔法で迎撃できるならそれでもいいんだけど少しでも足が遅くなれば私でも相手できるわ」

「ということは我は倒すことより足止めを優先した方がいいというわけだな」

「私は状況を見て動いた方がいいですよね?」

「そうね。リィアは危なそうな人を助ける感じで頼むわ。それじゃあ明日蝶の舞の方にも伝えておくわ」

いつもサーティアさんがまとめてくれるからわかりやすい。さすがはリーダーだね。


そして次の日。

ア「おお!それはええ作戦やな!」

エ「足止め、だけならなんとかなるかしら?」

イ「が、がんばります!」

オ「ということはボクが活躍するってことだよね!」

蝶の舞のみんなもサーティアさんの作戦に賛成のようだ。
私は麻痺魔法で足止めしつつトドメもさして回って一体一体倒していくでいいかな?それなら皮や肉とかの素材が無駄にならないからね。

私たちは旅の支度をして街の外の草原に出る。こっちの方角にしてる次の街があるみたいだね。それで、情報によるとレッドブルの群れはこの道の近くで現れるみたい。

サ「う〜ん。いないわね」

ク「目立つからすぐわかると思うのだが」

ア「最悪この辺りで野宿しないといけへんな」

リ「えーと、その心配はなさそうですね………」

広い範囲で探知魔法で探していたら遠くの方で多くの反応があるのがわかった。
草原は魔物自体が少なくて混同することがないから広い範囲で探しても大丈夫なんだよね。

サ「ほんとにいた、赤いのが見えるわね」

ル「どうやってこっちにおびき寄せる?」

イ「えっと、確かレッドブルは赤いものに惹かれるらしいです」

赤いもの………それなら炎とかは?

リ「火の魔法で知らせるのはどうでしょうか?」

エ「わかったわ、おびき寄せる前に準備した方がいいわね」

合図は私とエマさんの火の魔法ですることになった。


サ「みんな準備はいいかしら」

みんなで戦闘準備をする。
私とエマさんで息を合わせて魔法を放つ

「「フレア!!」」

遠くよ方で反応があったレッドブル達がこっちに向かって来る。

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