コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
依頼完了
数ヶ月にわたってエルフの国周辺の森の魔物を追い出し、無事に依頼を完了することが出来た。
数多くの冒険者が参加していただけあって完了したことで盛り上がってる。
大型の依頼は私達も初めてだから達成感がある。
それぞれギルドからのお礼金をもらう。
「元々生活費は負担されると言っても結構な量なのだ」
「これからどんどん発展していきそうですね」
「慣れてきた生活も終わっちゃうとちょっとさみしいね」
「短い間だったけど実家に帰れてよかったわ」
最後に改めてサーティアさんの家に行く。
着いてみると家族全員で出迎えてくれた。
「お世話になりました」
「あらあら、もう帰っちゃうの?もっといてくれてもいいのに。サーティアちゃんも行っちゃうのね。気をつけてね。いつでも帰ってきてもいいのよ」
「うん、私もっと頑張って立派な冒険者になるから」
「それじゃあまた今度サーティアちゃん達に依頼しちゃおうかしら?ねぇあなた」
「そうだな、今回は助かった。ありがとう、サーティア」
「お、お父さん……」
厳しそうなお父さんだけど家族思いなんだね。
「お姉様達行っちゃうんですか?」
「うん、いつまでもここにいる訳にはいかないからね。ミーティア、ミッシェルをよろしくね」
「うぅ、嫌です。せっかく会えたのにまたお別れなんて」
「またすぐ会えるわよ」
「ほんとですか?」
ミーティアちゃんは目に涙を浮かべながらサーティアさんに抱きつく。
するとサーティアさんは頭をポンポンと撫でてそのまま抱き返す。
「ええ、面白い旅の話をしにくるわ」
「おねえさま」
「ミッシェルもじゃあね。元気にしてるのよ」
うぅ……私のことじゃなくても泣きそうになる。私達もミーティアちゃん達と仲良くなれたから別れるのはさみしい。
「我はとってもお世話になったのだ!感謝するのだ」
「いえいえ、よくなってよかったです」
クロエさんはメイドさんと仲良くなってたみたい。
「みんなよくやってくれたわ、途中トラブルはあったもののなんとかなったわね。これを冒険者ギルドに渡しなさい。これでランクアップしてくれるはずよ」
え!?ランクアップ?それじゃあ私たちBランクってこと?
「え!?いいの?」
「リィア個人なら本当はSランク、他の3人も少なくともAランクはあると思うわ……でもそれはあくまで私個人的な評価だけどね。もっと依頼をこなしていけば必ずもっと上のランクに行けるはずよ」
そうだったんだ。お金に困ってないし、ランクには別にこだわってないけど、、せっかくだから高ランクは目指したいね。自慢する相手はいなかったけど私ゲームでは常に上位にいたからね!
(リィアちゃん、あんまり目立ちすぎて面倒なことに巻き込まれないようにね?ただでさえこんなにかわいいのに)
(た、確かに……でももう遅いと思うんですけど)
(それは……そうだね)
思わぬランクアップにびっくりしたけど、それだけ私たちが頑張ったってことだから嬉しい。
みんなに見送られながらサーティアさんの家を後にする。
「えっと、次はどこまで旅をするんでしたっけ?」
元を辿るとクロエさんのことでアドレントまで行って、ついでにサーティアさんも認めてもらうことだったからそれが終わった今特に目的がない。
「う〜ん、勇者に会いに聖皇国に行くとか?ほら、クロエのお父さんって元勇者だったんでしょ?」
「会ってはみたいが許してくれなさそうなのだ、それに、また我のために……みんなに悪いのだ」
私はみんなと旅できるだけでいいからなぁ……
「あたしは気にしないよ、リィアと一緒ならなんでもいい」
「私も同じね、いっぱい依頼をこなしていきたいわ」
「せっかくなので色んな国に行ってみたいですよね」
「そうだね、あたしとリィアなんてストリーフ王国の次にアドレントだったもんね」
私達はキャリーさんに乗ってひとっ飛びだから早かったよね。
サーティアさんから聞いた話だと人間の国でここから1番近いところでも、馬車で1週間以上はかかるらしい。今回のことで外部からの人が来やすいように道は整備されてるって言ってたっけ?
「あ!リィアちゃんやん!みんなで打ち上げしてるで〜」
みんなで今後について話しているとアネラさん達と出会う。
「う、打ち上げですか」
でた、打ち上げ、、みんなでやる系の行事の後になぜか集まって祝うやつ。まぁさすがに小学生の時はなかったけど、ネットではよく私と同じコミュ障ぼっちの人達が苦しんでいた。周りが断れない雰囲気を作って実際に行ってみたら変な空気になるやつって…………
かく言う私もゲームに熱中してた頃大型のクエストで協力した人に誘われたよ。速攻断ったけど。ゲームやっててもグイグイ来る人はいるのが怖いよね………
「リィア?どうしたの?顔が青ざめてるけど」
「あ、えと、なんでもないです」
「打ち上げ?とはなんなのだ?何かを飛ばすのだ?」
クロエさんは打ち上げがなんのことか分かってないみたい。
「みんなでパーッとやるんやで!分かりやすく言うとお疲れ様会やな」
「ふむ、なんとなくわかったのだ」
「どうする?行く?」
そ、そうだよ私にはみんながいる!美味しい食事が食べれると考えたらいいんじゃないかな?
「そうねぇ、せっかくだから行こうかしら」
「そう来なくっちゃ!」
「かわいいねぇりぃあちゃーん」
「ちょ、ちょっとアネラ!」
この世界では日本と違って大人年齢が低い、、つまり年齢的には私でもお酒が飲むことが出来る。私は匂いとか味が無理だから飲まないけどアネラさんやサーディアさんとかはガッツリ飲んでる。普段はサーティアさんもクロエさんもあんまり飲まないけど今日はすごい
「うぅ……ひっく、るーなぁ」
「はいはい、クロエはいつも頑張ってるよ〜」
あんまりひどいと回復魔法を使ってあげた方がいいね。
さすがに私たちの女子会に絡んでくる変な輩はいなかったね。お茶会もいいけどこういうもっとどんちゃんしたのもいいかも。
「それで?お姉様達は結局帰って来たの?」
予想以上にみんなが盛り上がっちゃって、気づいたら空が真っ暗だったんだよね………
「あ、あはは………面目ないです」
サーティアさん家のみんなに驚かれたけど、快く泊めてくれた
「うぅ……飲みすぎた」
「情けないのだ………」
回復魔法でも完全に酔いをとれることができなくてサーティアさんとクロエさんはグロッキーだ。
「ほら、明日改めて出発するからね!」
「せっかくだから私はミーティアちゃんと一緒に寝ようかなぁ、いい?」
「もちろんです!お姉様とクロエ様はまだ具合がよろしくないみたいなので、、」
「あ、あたしも一緒だからね!」
数多くの冒険者が参加していただけあって完了したことで盛り上がってる。
大型の依頼は私達も初めてだから達成感がある。
それぞれギルドからのお礼金をもらう。
「元々生活費は負担されると言っても結構な量なのだ」
「これからどんどん発展していきそうですね」
「慣れてきた生活も終わっちゃうとちょっとさみしいね」
「短い間だったけど実家に帰れてよかったわ」
最後に改めてサーティアさんの家に行く。
着いてみると家族全員で出迎えてくれた。
「お世話になりました」
「あらあら、もう帰っちゃうの?もっといてくれてもいいのに。サーティアちゃんも行っちゃうのね。気をつけてね。いつでも帰ってきてもいいのよ」
「うん、私もっと頑張って立派な冒険者になるから」
「それじゃあまた今度サーティアちゃん達に依頼しちゃおうかしら?ねぇあなた」
「そうだな、今回は助かった。ありがとう、サーティア」
「お、お父さん……」
厳しそうなお父さんだけど家族思いなんだね。
「お姉様達行っちゃうんですか?」
「うん、いつまでもここにいる訳にはいかないからね。ミーティア、ミッシェルをよろしくね」
「うぅ、嫌です。せっかく会えたのにまたお別れなんて」
「またすぐ会えるわよ」
「ほんとですか?」
ミーティアちゃんは目に涙を浮かべながらサーティアさんに抱きつく。
するとサーティアさんは頭をポンポンと撫でてそのまま抱き返す。
「ええ、面白い旅の話をしにくるわ」
「おねえさま」
「ミッシェルもじゃあね。元気にしてるのよ」
うぅ……私のことじゃなくても泣きそうになる。私達もミーティアちゃん達と仲良くなれたから別れるのはさみしい。
「我はとってもお世話になったのだ!感謝するのだ」
「いえいえ、よくなってよかったです」
クロエさんはメイドさんと仲良くなってたみたい。
「みんなよくやってくれたわ、途中トラブルはあったもののなんとかなったわね。これを冒険者ギルドに渡しなさい。これでランクアップしてくれるはずよ」
え!?ランクアップ?それじゃあ私たちBランクってこと?
「え!?いいの?」
「リィア個人なら本当はSランク、他の3人も少なくともAランクはあると思うわ……でもそれはあくまで私個人的な評価だけどね。もっと依頼をこなしていけば必ずもっと上のランクに行けるはずよ」
そうだったんだ。お金に困ってないし、ランクには別にこだわってないけど、、せっかくだから高ランクは目指したいね。自慢する相手はいなかったけど私ゲームでは常に上位にいたからね!
(リィアちゃん、あんまり目立ちすぎて面倒なことに巻き込まれないようにね?ただでさえこんなにかわいいのに)
(た、確かに……でももう遅いと思うんですけど)
(それは……そうだね)
思わぬランクアップにびっくりしたけど、それだけ私たちが頑張ったってことだから嬉しい。
みんなに見送られながらサーティアさんの家を後にする。
「えっと、次はどこまで旅をするんでしたっけ?」
元を辿るとクロエさんのことでアドレントまで行って、ついでにサーティアさんも認めてもらうことだったからそれが終わった今特に目的がない。
「う〜ん、勇者に会いに聖皇国に行くとか?ほら、クロエのお父さんって元勇者だったんでしょ?」
「会ってはみたいが許してくれなさそうなのだ、それに、また我のために……みんなに悪いのだ」
私はみんなと旅できるだけでいいからなぁ……
「あたしは気にしないよ、リィアと一緒ならなんでもいい」
「私も同じね、いっぱい依頼をこなしていきたいわ」
「せっかくなので色んな国に行ってみたいですよね」
「そうだね、あたしとリィアなんてストリーフ王国の次にアドレントだったもんね」
私達はキャリーさんに乗ってひとっ飛びだから早かったよね。
サーティアさんから聞いた話だと人間の国でここから1番近いところでも、馬車で1週間以上はかかるらしい。今回のことで外部からの人が来やすいように道は整備されてるって言ってたっけ?
「あ!リィアちゃんやん!みんなで打ち上げしてるで〜」
みんなで今後について話しているとアネラさん達と出会う。
「う、打ち上げですか」
でた、打ち上げ、、みんなでやる系の行事の後になぜか集まって祝うやつ。まぁさすがに小学生の時はなかったけど、ネットではよく私と同じコミュ障ぼっちの人達が苦しんでいた。周りが断れない雰囲気を作って実際に行ってみたら変な空気になるやつって…………
かく言う私もゲームに熱中してた頃大型のクエストで協力した人に誘われたよ。速攻断ったけど。ゲームやっててもグイグイ来る人はいるのが怖いよね………
「リィア?どうしたの?顔が青ざめてるけど」
「あ、えと、なんでもないです」
「打ち上げ?とはなんなのだ?何かを飛ばすのだ?」
クロエさんは打ち上げがなんのことか分かってないみたい。
「みんなでパーッとやるんやで!分かりやすく言うとお疲れ様会やな」
「ふむ、なんとなくわかったのだ」
「どうする?行く?」
そ、そうだよ私にはみんながいる!美味しい食事が食べれると考えたらいいんじゃないかな?
「そうねぇ、せっかくだから行こうかしら」
「そう来なくっちゃ!」
「かわいいねぇりぃあちゃーん」
「ちょ、ちょっとアネラ!」
この世界では日本と違って大人年齢が低い、、つまり年齢的には私でもお酒が飲むことが出来る。私は匂いとか味が無理だから飲まないけどアネラさんやサーディアさんとかはガッツリ飲んでる。普段はサーティアさんもクロエさんもあんまり飲まないけど今日はすごい
「うぅ……ひっく、るーなぁ」
「はいはい、クロエはいつも頑張ってるよ〜」
あんまりひどいと回復魔法を使ってあげた方がいいね。
さすがに私たちの女子会に絡んでくる変な輩はいなかったね。お茶会もいいけどこういうもっとどんちゃんしたのもいいかも。
「それで?お姉様達は結局帰って来たの?」
予想以上にみんなが盛り上がっちゃって、気づいたら空が真っ暗だったんだよね………
「あ、あはは………面目ないです」
サーティアさん家のみんなに驚かれたけど、快く泊めてくれた
「うぅ……飲みすぎた」
「情けないのだ………」
回復魔法でも完全に酔いをとれることができなくてサーティアさんとクロエさんはグロッキーだ。
「ほら、明日改めて出発するからね!」
「せっかくだから私はミーティアちゃんと一緒に寝ようかなぁ、いい?」
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