コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
まずは情報収集です!
クロエさんが魔病になってから1夜が明けた。結局私達には看病するしか出来なかった。
「待ってるだけじゃしかたないですから、今日はエリクサーについて知ってる人がいないか聞いて回りましょう」
もしかしたら作れる人がいるかもしれないし
「クロエ、待っててね」
「あとは頼んだわよ」
看病はメイドさんに頼んで私たちは情報集めに出かける。
焦ってて何も考えずに外に出たけど、どこに行くの?
「まずはどこに行くの?」
ルーナちゃんも何も考えてなかったみたいで、サーティアさんに聞く。
「そうね、エリクサーは伝説に近い存在だから詳しいことを知ってる人は限られてるわ。でもそれは人間の間での話、エルフは寿命が長いからそういう話が好きな人なら知ってるはずだわ。てことでまずは私のおじいちゃんおばあちゃんのところに行くわよ」
エルフは寿命が長いから身内も多そうだよね。それで人口増加が激しいのかもしれないね。増えてく一方でなかなか減らないから。
「サーティアは家族が沢山いるんだね」
「そうね、親戚とかも数えたらすごい数になると思うわ。まぁほとんどう会ったことないけどね。おじいちゃんとおばあちゃんは昔よく面倒見てくれたから話を聞いてもらえると思うわ」
サーティアさんは18歳だったっけ?人間なら祖父母の年齢が70代くらいかな?エルフは見た目がほとんど変わらないって聞くし、どんな感じなのか気になる。
「一緒には住んでないんですね」
「なんでかわかんないけどそういう決まりがあるのよ、貴族を子供に継がせたら別のところに住むっていう」
あ〜、なんとなくわかった気がする。政治に口出しされたりするからだよね、多分。日本の歴史でもあった。
別荘に着いた。もっと豪華なのかと思ったけど意外にこじんまりしてるね。
「おじいちゃん、おばあちゃん、私!サーティアだよ。いる?」
「あらあらサーティアお嬢様、どうされました?」
出てきたのはメイドさんだ。
「おじい様とおばあ様に聞きたいことがあるの」
「そちらの方々はお友達ですか?」
「そうなの!大事な仲間」
「わかりました。旦那様も奥様もお嬢様に会えて嬉しいと思いますよ」
よかった、通してくれた。
「おじい様、おばあ様、お久しぶりです」
「サーティア、元気にしてたか」
「まぁ!また大きくなって!」
え!?全然若いんだけど!わぁ、ほんとに見た目年齢は変わんないんだね。さすがにサーティアさんよりは大人に見えるけど、全然おじいちゃんおばあちゃんには見えない。
「エルフってすごいね。サーティアの親って言われても気づかないよ」
サーティアさんは久しぶりで、色々話したいことがあったと思うけど、早速本題にはいってくれる。
「私にはこの子達の他にも仲間がいて、今その子が重い病気にかかってしまったんです。それで、おじい様とおばあ様はエリクサーについて知ってることはありますか?」
サーティアさんのおじいちゃんおばあちゃんは少し考えてから答えてくれる。
「エリクサー、私も詳しくはしらないが魔の森に薬や魔法について詳しい魔女が住んでると聞いたことがある」
魔の森ってことはここからあんまり遠くはないね。アドレントを出てすぐの森だけど広そうだから探すのは大変そう。
「でもあれって噂でしょ?私はドワーフに頼るといいと思うわ。あの種族はお酒さえあれば聞いてくれるし、エリクサーが作れるとも聞いたわよ」
ドワーフ!そういえばまだ会ったことなかったね!会ってみたいけどどこにいるのかな?
「ドワーフ!?あんなやつらに孫の大事な仲間は任せられん」
「昔は敵対してたけど、今は友好的よ?まぁここからじゃ〜ちょっと遠いかしら?」
「うぬぬ」
「おじい様、おばあ様、ありがとうございました!」
「「ありがとうございました」」
私とルーナちゃんもお礼を言う。
「いいのよ、かわいい孫の顔が見れてよかったわ。頑張ってね、サーティア」
「はい、おばあ様」
「また顔を見せにくるんだぞ」
「またいつか、ありがとうおじい様」
サーティアさんの家は家族愛が溢れてるね。なんだか羨ましい。私にはあんなことはなかったから…………
「リィア?」
「いえ、仲がいいんだなぁって思って」
「あたしには家族が居ないけどみんながいてくれるならなんでもいいかな?でもちょっとだけお母さんには憧れるかも」
「きっとルーナさんにもお母さんはいますよ。だってここにルーナちゃんが居るじゃないですか。それが何よりも証拠です」
「えへへ、そうだね」
お母さんは実は神様なんだよって言っても信じてくれないだろうなぁ。私もこっちの世界ではお母さんがロミス様だから実質私とルーナちゃんは姉妹なんだね。
「次は古い本も置いてある図書室に行くわよ。ドワーフと、魔の森の魔女について調べるわ」
図書館じゃないのはそこまで大きくないからかな?
あるといいな。
「ごめん、サーティア、あたしエルフの文字読めない」
私はなんでかわからないけどわかる。こういうのもロミス様のおかげだね。ありがとうございます
(えへへ〜文字が読めなくて変な契約されたら困るからね)
でもルーナちゃんにはないんだね……
「ルーナちゃんは私と一緒に探しましょう」
「リィアはわかるんだね………時々リィアが何者か気になる時があるよ」
ほんとに私って何者なんだろね。少なくとも普通ではないとは思う。
「あはは…私もよくわかりませんよ。何者でも私はルーナちゃんと一緒にいますよ」
「ま、勇者だろうが魔王だろうが神様だろうが関係なくリィアはリィアだし!リィアが許してくれるならあたしもそばにいるよ」
「ルーナちゃん!」
いつものように抱きつく。
「ほら、イチャイチャしてないで探すわよ」
そ、そうだよね、今はクロエさんが危ないんだから気を引き締めないと
「ん?この本は、、森の魔女?童話みたいですけど」
「絵本なら私にも大体わかるよ」
大まかな内容はエルフの青年が病気に伏した恋人のために命がけで森の魔女の元へ行き薬をもらって助けるというものだった。
「見る限り森の魔女は薬に関して詳しそうだね」
詳しい場所やエリクサーについてはわからなかったけど、サーティアさんのおじいちゃんが言ってたことは正しそうだね。
「こっちもドワーフについての本を見つけたわ、ほとんど鍛冶についてだけど有名な薬剤師がいるみたいね場所はここからじゃ遠いわね、鉱山地帯………帝国の方が近いかしら?」
帝国にはまだ行ったことないけど、、人間の国の方だからドラゴンに乗るでもしないとすごい時間がかかっちゃうね。
今日の成果はこれくらいで、クロエさんの元に帰ってくる。
すると
「な、何あれ」
「ドラゴン!?」
大きな影が現れ何かが飛んでいるのが分かる。それは間違いなくここに向かって来る様子だ。
「クロエぇぇえええええ!!!!」
大きなドラゴンがこっちに突撃してくる
「わわっ!?」
と思ったらドラゴンの姿は消えて、美しい女性………エミリーさんが落ちてきた。
「魔王様!待ってくださいよ」
続いてキャリーさんも落ちてくる。
「状況を説明したら全員飛んで来ちゃったわ………」
「クロエが危険な時に黙って見過ごせるわけないでしょーが!」
サーティアさんとルーミーさんもいる。
わぁ………魔王陣営勢揃いだね。
「久しぶりだね、リィア、悪魔っ子が病気になっちゃったんだって?」
「どうしてセーハさんまでいるんですか」
クロエさんがこれだけ愛されてるってことなんだろうけどごちゃごちゃしすぎて収拾つくかな?
「待ってるだけじゃしかたないですから、今日はエリクサーについて知ってる人がいないか聞いて回りましょう」
もしかしたら作れる人がいるかもしれないし
「クロエ、待っててね」
「あとは頼んだわよ」
看病はメイドさんに頼んで私たちは情報集めに出かける。
焦ってて何も考えずに外に出たけど、どこに行くの?
「まずはどこに行くの?」
ルーナちゃんも何も考えてなかったみたいで、サーティアさんに聞く。
「そうね、エリクサーは伝説に近い存在だから詳しいことを知ってる人は限られてるわ。でもそれは人間の間での話、エルフは寿命が長いからそういう話が好きな人なら知ってるはずだわ。てことでまずは私のおじいちゃんおばあちゃんのところに行くわよ」
エルフは寿命が長いから身内も多そうだよね。それで人口増加が激しいのかもしれないね。増えてく一方でなかなか減らないから。
「サーティアは家族が沢山いるんだね」
「そうね、親戚とかも数えたらすごい数になると思うわ。まぁほとんどう会ったことないけどね。おじいちゃんとおばあちゃんは昔よく面倒見てくれたから話を聞いてもらえると思うわ」
サーティアさんは18歳だったっけ?人間なら祖父母の年齢が70代くらいかな?エルフは見た目がほとんど変わらないって聞くし、どんな感じなのか気になる。
「一緒には住んでないんですね」
「なんでかわかんないけどそういう決まりがあるのよ、貴族を子供に継がせたら別のところに住むっていう」
あ〜、なんとなくわかった気がする。政治に口出しされたりするからだよね、多分。日本の歴史でもあった。
別荘に着いた。もっと豪華なのかと思ったけど意外にこじんまりしてるね。
「おじいちゃん、おばあちゃん、私!サーティアだよ。いる?」
「あらあらサーティアお嬢様、どうされました?」
出てきたのはメイドさんだ。
「おじい様とおばあ様に聞きたいことがあるの」
「そちらの方々はお友達ですか?」
「そうなの!大事な仲間」
「わかりました。旦那様も奥様もお嬢様に会えて嬉しいと思いますよ」
よかった、通してくれた。
「おじい様、おばあ様、お久しぶりです」
「サーティア、元気にしてたか」
「まぁ!また大きくなって!」
え!?全然若いんだけど!わぁ、ほんとに見た目年齢は変わんないんだね。さすがにサーティアさんよりは大人に見えるけど、全然おじいちゃんおばあちゃんには見えない。
「エルフってすごいね。サーティアの親って言われても気づかないよ」
サーティアさんは久しぶりで、色々話したいことがあったと思うけど、早速本題にはいってくれる。
「私にはこの子達の他にも仲間がいて、今その子が重い病気にかかってしまったんです。それで、おじい様とおばあ様はエリクサーについて知ってることはありますか?」
サーティアさんのおじいちゃんおばあちゃんは少し考えてから答えてくれる。
「エリクサー、私も詳しくはしらないが魔の森に薬や魔法について詳しい魔女が住んでると聞いたことがある」
魔の森ってことはここからあんまり遠くはないね。アドレントを出てすぐの森だけど広そうだから探すのは大変そう。
「でもあれって噂でしょ?私はドワーフに頼るといいと思うわ。あの種族はお酒さえあれば聞いてくれるし、エリクサーが作れるとも聞いたわよ」
ドワーフ!そういえばまだ会ったことなかったね!会ってみたいけどどこにいるのかな?
「ドワーフ!?あんなやつらに孫の大事な仲間は任せられん」
「昔は敵対してたけど、今は友好的よ?まぁここからじゃ〜ちょっと遠いかしら?」
「うぬぬ」
「おじい様、おばあ様、ありがとうございました!」
「「ありがとうございました」」
私とルーナちゃんもお礼を言う。
「いいのよ、かわいい孫の顔が見れてよかったわ。頑張ってね、サーティア」
「はい、おばあ様」
「また顔を見せにくるんだぞ」
「またいつか、ありがとうおじい様」
サーティアさんの家は家族愛が溢れてるね。なんだか羨ましい。私にはあんなことはなかったから…………
「リィア?」
「いえ、仲がいいんだなぁって思って」
「あたしには家族が居ないけどみんながいてくれるならなんでもいいかな?でもちょっとだけお母さんには憧れるかも」
「きっとルーナさんにもお母さんはいますよ。だってここにルーナちゃんが居るじゃないですか。それが何よりも証拠です」
「えへへ、そうだね」
お母さんは実は神様なんだよって言っても信じてくれないだろうなぁ。私もこっちの世界ではお母さんがロミス様だから実質私とルーナちゃんは姉妹なんだね。
「次は古い本も置いてある図書室に行くわよ。ドワーフと、魔の森の魔女について調べるわ」
図書館じゃないのはそこまで大きくないからかな?
あるといいな。
「ごめん、サーティア、あたしエルフの文字読めない」
私はなんでかわからないけどわかる。こういうのもロミス様のおかげだね。ありがとうございます
(えへへ〜文字が読めなくて変な契約されたら困るからね)
でもルーナちゃんにはないんだね……
「ルーナちゃんは私と一緒に探しましょう」
「リィアはわかるんだね………時々リィアが何者か気になる時があるよ」
ほんとに私って何者なんだろね。少なくとも普通ではないとは思う。
「あはは…私もよくわかりませんよ。何者でも私はルーナちゃんと一緒にいますよ」
「ま、勇者だろうが魔王だろうが神様だろうが関係なくリィアはリィアだし!リィアが許してくれるならあたしもそばにいるよ」
「ルーナちゃん!」
いつものように抱きつく。
「ほら、イチャイチャしてないで探すわよ」
そ、そうだよね、今はクロエさんが危ないんだから気を引き締めないと
「ん?この本は、、森の魔女?童話みたいですけど」
「絵本なら私にも大体わかるよ」
大まかな内容はエルフの青年が病気に伏した恋人のために命がけで森の魔女の元へ行き薬をもらって助けるというものだった。
「見る限り森の魔女は薬に関して詳しそうだね」
詳しい場所やエリクサーについてはわからなかったけど、サーティアさんのおじいちゃんが言ってたことは正しそうだね。
「こっちもドワーフについての本を見つけたわ、ほとんど鍛冶についてだけど有名な薬剤師がいるみたいね場所はここからじゃ遠いわね、鉱山地帯………帝国の方が近いかしら?」
帝国にはまだ行ったことないけど、、人間の国の方だからドラゴンに乗るでもしないとすごい時間がかかっちゃうね。
今日の成果はこれくらいで、クロエさんの元に帰ってくる。
すると
「な、何あれ」
「ドラゴン!?」
大きな影が現れ何かが飛んでいるのが分かる。それは間違いなくここに向かって来る様子だ。
「クロエぇぇえええええ!!!!」
大きなドラゴンがこっちに突撃してくる
「わわっ!?」
と思ったらドラゴンの姿は消えて、美しい女性………エミリーさんが落ちてきた。
「魔王様!待ってくださいよ」
続いてキャリーさんも落ちてくる。
「状況を説明したら全員飛んで来ちゃったわ………」
「クロエが危険な時に黙って見過ごせるわけないでしょーが!」
サーティアさんとルーミーさんもいる。
わぁ………魔王陣営勢揃いだね。
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