コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
唐揚げにはやっぱケチャップが合いますよね!
今日は事前に夜ご飯はいらないように言ってあって、街に出ていく。
ギルドに行って唐揚げを配るつもりだ。
「夜の街って昼とは雰囲気違いますよね」
「普段は夜に出歩かないもんね。夜限定の食事処もあるみたい」
「寄り道はしないわよ?まずはギルドに行って説明してもらわないと」
唐揚げのお肉は鳥系の魔物、味付けはしっかりしてるけどケチャップ付けても美味しい。
「行方不明になった時にもギルドが探してくれるよう冒険者達に呼びかけをしてくれたのだ」
「ギルド職員にも感謝しなくちゃですね」
ギルドに入ると、中は賑わっていた。このギルドでは酒場も併設してあるみたいでパーティでご飯を食べていたりお酒を飲んだりしている。
上品なエルフのイメージが強いけどエルフも結構豪快だったりするね。ここではエルフ以外の人もエルフの人も関係なく騒いでいる。
「ギルドの人の分と………あとは…………よしっ数は平気そうですね」
ギルドの人に頼んで私達からのお礼のことを伝えてもらう。
「冒険者のみなさーん!この前行方不明になってたパーティの方達がお礼を持ってきたみたいですよ!」
私たちはいっせいに注目される。うっ………注目されると緊張するね。で、でも話すわけじゃないからまだ平気。
周りがざわつく中、私は唐揚げとケチャップを用意する。唐揚げにはやっぱケチャップですよね!
「リィアってほんとこれ好きだよね。あたしも好きだけど」
「ちょっとした狂気を感じがするのだ。でも赤くてかっこいいのだ」
お皿を用意してもらって1人ずつ配っていく。
「おぉ!!美味そう!ありがとう、見つかってよかった」
「こんなかわいい子の料理が食べれるなんて………」
「うちの子に欲しいわぁ」
「ん?この赤いのを付けるといいのか?教えてくれてあんがとよ」
色んな人にお礼を言われる。えへへ、褒められると嬉しいね。
「ほんまに上手いなぁ」
「ねー!」
「もぐもぐ」
「絶品ですぅ〜」
しれっと蝶の舞のみんなも付いてきて唐揚げを食べている。
「うめえもんをありがとな、こりぁおごりだくってってな」
ごつい冒険者に絡まれるのかとビクッとしたけど普通にいいひとだった。
その人に続いて私たちに料理を奢ってくれる人が現れ始めた。今日の夜ご飯にしよう。
「言っておくけどうちの子は渡さないわよ」
「あらあら、断られちゃったわね」
パーティ勧誘はそつなく断る。みんなかわいいしこんな美味しいものも作れるってなると人気出ちゃうよね。知らない人に声かけられるの怖くていやだけどみんなが私の代わりに断ってくれる。
お付き合いの申し出も沢山あったけど全部無視してたね。特にクロエさんは辛辣に
「我にふさわしくないものに興味はない」
ダメ元なのか多いのかすんなり諦めてくれる。
と思ったけど周りからの視線が刺さるみたい、、あんまりしつこいと他の冒険者が黙ってないのかな?ありがたい。
しばらくして唐揚げを配り終わる。蝶の舞のみんなは別方向の宿へと向かって、私たちはサーティアさんの屋敷に戻る。
「盛り上がってたね〜」
「結構あっという間でしたね〜あんなに沢山あったのに」
「はぁ〜疲れたわぁ」
「全く………すぐ調子にのろうとするのだ。まぁいい人もいたのだが」
いっぱい奢ってもらったからおなかいっぱい。
「ケチャップも大好評でしたよね!やっぱ揚げ物にはケチャップが合いますからね」
「揚げ物?唐揚げ以外にもあるの?」
「鶏肉の他には魚介類の揚げ物も美味しいですよ!海行きたいですね〜」
「そうなんだ、、リィアは海に行ったことあるの?」
この世界ではないけど海には行ったことがある。暑いし人多いしベタつくし………でも楽しかったのは覚えてる。
「えっと、昔に行ったことがあるんです」
「そういえばリィアが私たちに会う前の話ってあんまり聞かないわね」
「言われてみれば謎に包まれてるのだ」
みんなが私の方に注目する。
「べ、別に普通ですよ〜」
あんまり詮索されるとボロがでちゃいそう。上手く話をそらさないと。
「なんか怪しいわね、、実はどっかの王族とかじゃないでしょうね?」
「我のように知らないってことも考えられるのだ」
王族というか、天使というか…………っていうことはさすがに言えないし、もし言っても冗談って思われちゃうよね。
「リィアが言いたくないならいいんじゃない?」
ルーナちゃんが助け舟を出してくれる。
「いえ、別に言えないことじゃないんですけど、、私の親は会えないところにいるんです。兄弟とかはいません。訳あって親から離れて一人暮らしすることになったんですよ」
「その間にはあたしがリィアにであったってわけなんだね」
ふぅ………咄嗟にでたけどなかなかいい返しできたんじゃない?一応嘘ではないんだし。
「(お金沢山持ってることとか、すごい装備とかを持ってることについては触れないであげる)」
うっ……ルーナちゃんには隠し事がバレバレみたいだね。
「ふわぁ………そろそろ眠くなってきたわね」
「そうだね…もう寝よっか」
「明日からはまた魔物達を追い払っていくのだ!」
長らく休みをもらってたけどそろそろまた依頼の続きをしないとね。今度は迷わないように………というか探知魔法に頼りすぎないように行動しないとね。
(もう私がいるから迷うことはないよ!リィアちゃん、ちゃんと下界を見てる神様だからね!特に聖地に近いこの辺りは詳しいんだよ)
(そうなんですね!迷ったらそれとなく教えてくれると助かります)
(まかせて!)
道案内に神様を使うなんて贅沢だね…………迷わないようにしよう。
ギルドに行って唐揚げを配るつもりだ。
「夜の街って昼とは雰囲気違いますよね」
「普段は夜に出歩かないもんね。夜限定の食事処もあるみたい」
「寄り道はしないわよ?まずはギルドに行って説明してもらわないと」
唐揚げのお肉は鳥系の魔物、味付けはしっかりしてるけどケチャップ付けても美味しい。
「行方不明になった時にもギルドが探してくれるよう冒険者達に呼びかけをしてくれたのだ」
「ギルド職員にも感謝しなくちゃですね」
ギルドに入ると、中は賑わっていた。このギルドでは酒場も併設してあるみたいでパーティでご飯を食べていたりお酒を飲んだりしている。
上品なエルフのイメージが強いけどエルフも結構豪快だったりするね。ここではエルフ以外の人もエルフの人も関係なく騒いでいる。
「ギルドの人の分と………あとは…………よしっ数は平気そうですね」
ギルドの人に頼んで私達からのお礼のことを伝えてもらう。
「冒険者のみなさーん!この前行方不明になってたパーティの方達がお礼を持ってきたみたいですよ!」
私たちはいっせいに注目される。うっ………注目されると緊張するね。で、でも話すわけじゃないからまだ平気。
周りがざわつく中、私は唐揚げとケチャップを用意する。唐揚げにはやっぱケチャップですよね!
「リィアってほんとこれ好きだよね。あたしも好きだけど」
「ちょっとした狂気を感じがするのだ。でも赤くてかっこいいのだ」
お皿を用意してもらって1人ずつ配っていく。
「おぉ!!美味そう!ありがとう、見つかってよかった」
「こんなかわいい子の料理が食べれるなんて………」
「うちの子に欲しいわぁ」
「ん?この赤いのを付けるといいのか?教えてくれてあんがとよ」
色んな人にお礼を言われる。えへへ、褒められると嬉しいね。
「ほんまに上手いなぁ」
「ねー!」
「もぐもぐ」
「絶品ですぅ〜」
しれっと蝶の舞のみんなも付いてきて唐揚げを食べている。
「うめえもんをありがとな、こりぁおごりだくってってな」
ごつい冒険者に絡まれるのかとビクッとしたけど普通にいいひとだった。
その人に続いて私たちに料理を奢ってくれる人が現れ始めた。今日の夜ご飯にしよう。
「言っておくけどうちの子は渡さないわよ」
「あらあら、断られちゃったわね」
パーティ勧誘はそつなく断る。みんなかわいいしこんな美味しいものも作れるってなると人気出ちゃうよね。知らない人に声かけられるの怖くていやだけどみんなが私の代わりに断ってくれる。
お付き合いの申し出も沢山あったけど全部無視してたね。特にクロエさんは辛辣に
「我にふさわしくないものに興味はない」
ダメ元なのか多いのかすんなり諦めてくれる。
と思ったけど周りからの視線が刺さるみたい、、あんまりしつこいと他の冒険者が黙ってないのかな?ありがたい。
しばらくして唐揚げを配り終わる。蝶の舞のみんなは別方向の宿へと向かって、私たちはサーティアさんの屋敷に戻る。
「盛り上がってたね〜」
「結構あっという間でしたね〜あんなに沢山あったのに」
「はぁ〜疲れたわぁ」
「全く………すぐ調子にのろうとするのだ。まぁいい人もいたのだが」
いっぱい奢ってもらったからおなかいっぱい。
「ケチャップも大好評でしたよね!やっぱ揚げ物にはケチャップが合いますからね」
「揚げ物?唐揚げ以外にもあるの?」
「鶏肉の他には魚介類の揚げ物も美味しいですよ!海行きたいですね〜」
「そうなんだ、、リィアは海に行ったことあるの?」
この世界ではないけど海には行ったことがある。暑いし人多いしベタつくし………でも楽しかったのは覚えてる。
「えっと、昔に行ったことがあるんです」
「そういえばリィアが私たちに会う前の話ってあんまり聞かないわね」
「言われてみれば謎に包まれてるのだ」
みんなが私の方に注目する。
「べ、別に普通ですよ〜」
あんまり詮索されるとボロがでちゃいそう。上手く話をそらさないと。
「なんか怪しいわね、、実はどっかの王族とかじゃないでしょうね?」
「我のように知らないってことも考えられるのだ」
王族というか、天使というか…………っていうことはさすがに言えないし、もし言っても冗談って思われちゃうよね。
「リィアが言いたくないならいいんじゃない?」
ルーナちゃんが助け舟を出してくれる。
「いえ、別に言えないことじゃないんですけど、、私の親は会えないところにいるんです。兄弟とかはいません。訳あって親から離れて一人暮らしすることになったんですよ」
「その間にはあたしがリィアにであったってわけなんだね」
ふぅ………咄嗟にでたけどなかなかいい返しできたんじゃない?一応嘘ではないんだし。
「(お金沢山持ってることとか、すごい装備とかを持ってることについては触れないであげる)」
うっ……ルーナちゃんには隠し事がバレバレみたいだね。
「ふわぁ………そろそろ眠くなってきたわね」
「そうだね…もう寝よっか」
「明日からはまた魔物達を追い払っていくのだ!」
長らく休みをもらってたけどそろそろまた依頼の続きをしないとね。今度は迷わないように………というか探知魔法に頼りすぎないように行動しないとね。
(もう私がいるから迷うことはないよ!リィアちゃん、ちゃんと下界を見てる神様だからね!特に聖地に近いこの辺りは詳しいんだよ)
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