コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
再会
妖精達に案内してもらって、ようやく妖精の森から抜け出すことが出来た。
「フランはどうする?あたし達と一緒に来る?」
付いてきたフランさんにルーナちゃんが問いかける。確かそんな約束してたね。
「ううん、やめとく。私にはみんながいるから」
「フランちゃん………」
「フラン」
「えへへ〜私も嬉しいよ〜」
妖精達が次々にフランさんに群がる。
「そっか………」
「お互い話し合って決めたの!私の居場所はやっぱりここだって」
「魔力供給はどうするんですか?」
結局フランさんがいるならまた魔力切れ起こしちゃうんじゃないかな?
「足りなくなった時はあなた方を呼びたいと思ってます」
ネマがそう答える。いや、図々しいわ!
「仕方ないなぁ……もう」
いいんかい!
「え?のどうやって呼び出すんですか?召喚魔法とかですか?」
「ほら、そう時はご神託が来ますから」
ネマが私に小声で言う。ロミス様頼りなのね。
(いいんですか?ロミス様)
(ネマに頼まれちゃってね……あの子は妖精全員のためを思ってるみたいでね、何でもするって言うほどの感じだったから)
フランさんのためにそこまでしたんだね。まぁそれなら私も呼ばれてあげなくもないけど。
「では、本当にありがとうございました!」
ネマが代表して感謝の言葉を言う。
私とルーナちゃん、そして魔族の人は迷いの森を抜け出す。
「これで………戻ってこれたんだよね?」
「そのはずですけど……」
「さすがに帰れなかったら私も困るぞ」
とりあえず探知魔法を使って周りを探ってみる。あっ!
「魔物がいるね」
「ということは戻ってこれたってことですね!」
「って、呑気なこといってないで襲ってくるぞ」
このくらいなら私とルーナちゃんにとっては容易いことだ。
「うーん………どこに進めばいいんでしょうか」
「あ!あっちの方見て!なにかある」
見るからに大きなものが見える。目印になるしあそこに行くことにする。
「あっ!これサーティアさんとクロエさんが作ったみたいですよ!!ここに名前があります」
「てことはここで待ってれば再会できるんだね」
「うむ、よくやったぞ」
この人はどうしよう………とりあえずニーティアさんに任せておけばいいかな?魔王軍幹部だし、大丈夫でしょ。
クロエ視点
リィア達がいなくなってから数日が経った。
「今日も見つからないのだ」
「そうね………」
今日もサーティアと一緒に森の中を探す。ニーティアによればもうお母さんが捜索隊を送ってくれたみたいだけど、、まだその姿を見たことはない。
「最後に目印のところに行くわよ」
目立つ目印を作ったことはエルフ達には許可をもらってる。見つかったら壊すつもりだ。
「!?サーティア!!」
「クロエ?ちょっと!!どうしたのよ?」
探知魔法で確かに感じとったものを頼りに走っていく。
「見つけた!たしかにリィアとルーナなのだ!他の反応もある。交戦中かもしれないのだ」
「わかったわ!急ぐわよ!」
リィア視点
しばらく待ってて先に野営の準備をし始めようとした時。
「リィア!あたし達助かったみたい」
「ほんとですか?あ、サーティアさんとクロエさんが向かってきますね」
「どういうことだ??」
魔族の人は無視して私達も2人の元に向かう。
「サーティアさん!クロエさん!!」
「サーティア!クロエ!」
「「リィア!ルーナ!」」
やっと再会出来た〜、よかったぁ〜
「よかった、よかったよ〜うぇぇぇん」
「もう、リィアったら………こんな………ことで………泣くんじゃ………うぅ」
「よしよし、頑張ったわね」
「うむ!あとは我らに任せるのだ」
嬉しくて泣いちゃった………あれ任せるって?
「ま、待て!私も迷ってるだけだ!お、おい!助けろ」
「どうだか!リィアもルーナも逃げてたじゃない」
「思ったより骨のないやつなのだ」
後ろから付いてきてた魔族の人が2人にボコボコにされてる。完全に忘れてた………
(まったく………神聖な場所をめちゃくちゃにしようとするなんて、罰があって当然なんだからねっ)
ロミス様がいいならいいか。
そのまま倒しちゃうとさすがにまずいから止めに入る。
「あ〜え〜っとその人はですね」
「詳しいことは後でまた話しますけど、その人も一緒に迷ってたんです」
「もしかしてお母さん……魔王が派遣した捜索隊なのだ??まぁいい、後で全て聞くことにするのだ」
えっ!?そんなのがあったの?
「そうね、おばさんやみんなにも言わないとだし」
「迷惑かけてごめんね」
「いいのよ、ルーナが悪いわけでもないんだし」
私もあの時魔物を深追いしなければ迷ってなかっただろうし、いやでも結局原因は妖精達なんだから私悪くないね。
(2人を呼んだのは私なんだけど黙ってよ)
ロミス様?聞こえてますからねー??はぁ〜、色んな人、特にクロエさんとサーティアさんに迷惑かけたので後でちゃんと何かしてあげてくださいね!!
原因は神様だったなんて…………
(ほら、そのおかげで妖精達は助かったんだし、いいじゃない)
まぁそうだけど。
「リィア?ぼーっとしてるけど大丈夫?」
「ふぇ?いや、えっと、大丈夫です」
「………………」
いつの間にか隣を歩いてたクロエさんが手を繋いでくる。
「ど、どうしたんですか?」
「気にしなくていいのだっ!」
「あっ!ずるい!」
「あたしも!」
結局私達は全員で手を繋いでエルフの国に帰っていった。
「フランはどうする?あたし達と一緒に来る?」
付いてきたフランさんにルーナちゃんが問いかける。確かそんな約束してたね。
「ううん、やめとく。私にはみんながいるから」
「フランちゃん………」
「フラン」
「えへへ〜私も嬉しいよ〜」
妖精達が次々にフランさんに群がる。
「そっか………」
「お互い話し合って決めたの!私の居場所はやっぱりここだって」
「魔力供給はどうするんですか?」
結局フランさんがいるならまた魔力切れ起こしちゃうんじゃないかな?
「足りなくなった時はあなた方を呼びたいと思ってます」
ネマがそう答える。いや、図々しいわ!
「仕方ないなぁ……もう」
いいんかい!
「え?のどうやって呼び出すんですか?召喚魔法とかですか?」
「ほら、そう時はご神託が来ますから」
ネマが私に小声で言う。ロミス様頼りなのね。
(いいんですか?ロミス様)
(ネマに頼まれちゃってね……あの子は妖精全員のためを思ってるみたいでね、何でもするって言うほどの感じだったから)
フランさんのためにそこまでしたんだね。まぁそれなら私も呼ばれてあげなくもないけど。
「では、本当にありがとうございました!」
ネマが代表して感謝の言葉を言う。
私とルーナちゃん、そして魔族の人は迷いの森を抜け出す。
「これで………戻ってこれたんだよね?」
「そのはずですけど……」
「さすがに帰れなかったら私も困るぞ」
とりあえず探知魔法を使って周りを探ってみる。あっ!
「魔物がいるね」
「ということは戻ってこれたってことですね!」
「って、呑気なこといってないで襲ってくるぞ」
このくらいなら私とルーナちゃんにとっては容易いことだ。
「うーん………どこに進めばいいんでしょうか」
「あ!あっちの方見て!なにかある」
見るからに大きなものが見える。目印になるしあそこに行くことにする。
「あっ!これサーティアさんとクロエさんが作ったみたいですよ!!ここに名前があります」
「てことはここで待ってれば再会できるんだね」
「うむ、よくやったぞ」
この人はどうしよう………とりあえずニーティアさんに任せておけばいいかな?魔王軍幹部だし、大丈夫でしょ。
クロエ視点
リィア達がいなくなってから数日が経った。
「今日も見つからないのだ」
「そうね………」
今日もサーティアと一緒に森の中を探す。ニーティアによればもうお母さんが捜索隊を送ってくれたみたいだけど、、まだその姿を見たことはない。
「最後に目印のところに行くわよ」
目立つ目印を作ったことはエルフ達には許可をもらってる。見つかったら壊すつもりだ。
「!?サーティア!!」
「クロエ?ちょっと!!どうしたのよ?」
探知魔法で確かに感じとったものを頼りに走っていく。
「見つけた!たしかにリィアとルーナなのだ!他の反応もある。交戦中かもしれないのだ」
「わかったわ!急ぐわよ!」
リィア視点
しばらく待ってて先に野営の準備をし始めようとした時。
「リィア!あたし達助かったみたい」
「ほんとですか?あ、サーティアさんとクロエさんが向かってきますね」
「どういうことだ??」
魔族の人は無視して私達も2人の元に向かう。
「サーティアさん!クロエさん!!」
「サーティア!クロエ!」
「「リィア!ルーナ!」」
やっと再会出来た〜、よかったぁ〜
「よかった、よかったよ〜うぇぇぇん」
「もう、リィアったら………こんな………ことで………泣くんじゃ………うぅ」
「よしよし、頑張ったわね」
「うむ!あとは我らに任せるのだ」
嬉しくて泣いちゃった………あれ任せるって?
「ま、待て!私も迷ってるだけだ!お、おい!助けろ」
「どうだか!リィアもルーナも逃げてたじゃない」
「思ったより骨のないやつなのだ」
後ろから付いてきてた魔族の人が2人にボコボコにされてる。完全に忘れてた………
(まったく………神聖な場所をめちゃくちゃにしようとするなんて、罰があって当然なんだからねっ)
ロミス様がいいならいいか。
そのまま倒しちゃうとさすがにまずいから止めに入る。
「あ〜え〜っとその人はですね」
「詳しいことは後でまた話しますけど、その人も一緒に迷ってたんです」
「もしかしてお母さん……魔王が派遣した捜索隊なのだ??まぁいい、後で全て聞くことにするのだ」
えっ!?そんなのがあったの?
「そうね、おばさんやみんなにも言わないとだし」
「迷惑かけてごめんね」
「いいのよ、ルーナが悪いわけでもないんだし」
私もあの時魔物を深追いしなければ迷ってなかっただろうし、いやでも結局原因は妖精達なんだから私悪くないね。
(2人を呼んだのは私なんだけど黙ってよ)
ロミス様?聞こえてますからねー??はぁ〜、色んな人、特にクロエさんとサーティアさんに迷惑かけたので後でちゃんと何かしてあげてくださいね!!
原因は神様だったなんて…………
(ほら、そのおかげで妖精達は助かったんだし、いいじゃない)
まぁそうだけど。
「リィア?ぼーっとしてるけど大丈夫?」
「ふぇ?いや、えっと、大丈夫です」
「………………」
いつの間にか隣を歩いてたクロエさんが手を繋いでくる。
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