コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
妖精の森防衛戦
再び光が包み込んで私達は元の場所に戻る。
ロミス様は今の私なら魔法を直せるって言ってたけど………
「だ、大丈夫ですか!?2日くらいずっと光ってましたけど、、もしかして魔法直りました?」
ネマが心配してこっちに来る。え?どういうこと?
「私達そんな長い時間ここにいたんですか!?」
「そうですよ、私すっごい心配したんですからね?」
あ!そうだルーナちゃんは…………ネマが急に話しかけてきたから忘れてた。
ルーナちゃんの方を見ると気絶、はしてないけど放心状態みたいになってる。
「ルーナちゃん!ルーナちゃん!大丈夫ですか!?」
声をかけると身体がビクッとはねて意識が戻る。
「ふぇ!?あれ?あたしどうして…………リィア、何かあった気がするんだけど、知ってる?」
どうしよう……ルーナちゃんはロミス様との話を覚えてないみたい。てことは実は天使だったとか私が転生者だとかは話さない方がいいのかな……ロミス様が記憶を消してくれてるかもしれないし、正直に話すのはちょっと迷う。
「魔力が切れて意識が不安定になったんだと思います。少し休みましょうか」
「ありがとう、でもなんだか全然疲れなくて、むしろ元気っていうか、なんでだろう?」
ルーナちゃんも天使の力を解放してもらってたね。
「た、た、大変です!!!ま、魔物が!魔物が攻めてきました」
「え!?まだ魔法は直ってないって言ってもまだ平気なはず、どうして。とにかく急いで戦える妖精達を集めてください!私も行きます」
妖精からの話を聞いて私達は目を合わせる。
「あたし達も行くよ!」
「どれくらいの数がいるんですか?」
「ありがとうございます、本当に、まだ偵察で見つけた段階なので数まではわかりません。接敵場所まで案内します」
なんか巻き込まれっぱなしだけど、せっかく神様に会える神聖な場所はけがれさせないよ!
私達は急いで魔物の元に向かう。
「リィアとルーナも来てくれたんだ」
そこにはユーロちゃん達もいた。
「うぅ、怖いよ〜」
「大丈夫だよルピー」
「私の魔法で魔物なんて消し飛ばしてあげる!」
他の妖精達も集まっていて所々光の玉が浮いてるように見える。
「来るよ!」
魔物の数は軍勢と言えるほど多く、そして迷うことなく真っ直ぐにこちらに向かってきた。
「リィア、気をつけてね」
「ルーナちゃんも、ご無事で」
私達は別れてそれぞれで倒し回ることにした。
下手に魔法をぶっぱなすと森が荒れてしまうから制御が大変だけどいつもより身体が軽いし魔物もスパッと切れる。
それにしてもどうしてこんなに魔物が溢れてるの!?
迷いの森で何かあったとか?フランさん大丈夫かなぁ〜
魔物を倒していくうちに違和感を感じるようになる。
「どうして魔物はこの森に逃げ込んだ、いや攻め込んできたんだろう?」
私とルーナちゃんが迷い込んだみたいにたまたま入ってきたわけではないだろうし魔物がそこまで頭がいいとは思えない。
「誰かに操られてるとか?」
魔物も弱いのが多いしその可能性はあるかもしれない。だとしたら操ってるやつを倒さないとね。
「ここじゃ探知魔法が使い物にならないのが厄介だね」
魔物にやられそうな妖精達を優先的に助ける。
「きゃあぁ!」
「っと、大丈夫ですか?」
「あ、ありがとう」
ルーナちゃんも頑張ってるみたいで、魔物の群れの数がだいぶ少なくなってきた。
「リィア、そっちは平気?」
「はい、私もルーナちゃんのところに行くところでした」
私達は合流して違和感のことを話す。
「操られてる?うーん、確かに魔物は弱かったし、一心に森の奥の方を目指してる感じだったね」
「この騒動を起こした人がいると思うんですよ」
「だとしたら早く対処しないとね!」
私達は魔物が来た方向に走る、途中でネマに会う。
「お二人共!本当にありがとうございます、魔物もだいぶ落ち着きました」
疲れてるのか羽の光が点滅している。
「私達は魔物達を倒して回ってきますね、取りこぼしはお願いします」
「わ、わかりました」
「ヒール!ほら、あんたがしっかりしないと他の子も頑張れないでしょ?しっかりしなさい」
「ありがとうございます、助かりました」
妖精も回復魔法効くんだね、私も弱ってる妖精を見つけたら回復させてあげよ。
「こっちの方はまだ魔物が多いですね」
「妖精達も頑張ってるみたいだけど長く続くと怖いね」
あれ?ここは………迷いの森?
「いつの間にか妖精の森から出ちゃったみたいだね」
ここなら多少探知魔法が使える。妖精達はここまで来てないみたい。
「何故だ、妖精程度なら簡単に潰せるというのに、、ここも魔族の支配下にすればきっと私も魔王様に認めてもらえる」
あ、あれが元凶っぽいね。って、あれは……
「くっ、うっ、させない………」
「ちっ、しぶといやつめ」
「フランさん!!」
私は魔物に囲まれてるフランさんよ元に飛び込む。
「今度はなんだ!?ふん、雑魚が増えたところで私を止めることは出来ない」
とりあえずフランさんを安全な場所に連れていかないと!
「…………リィア、ルーナ?」
「もう大丈夫ですよ………ヒール、キュア」
フランさんを回復してあげる。
ルーナちゃんはその間追ってくる魔物達を倒していく
「ぬぅ、お前らが私の邪魔をしていたのだな私自ら相手してやろう」
私も行かないと!
フランさんを安全そうなところに置いてルーナちゃんの元に行く。
ごつい魔族だね。角も立派。喋ってることからすると魔王関係の人?
「今すぐこんなことやめて帰ってください、今なら見逃してあげますよ」
「ふん、私に向かっていい度胸だな」
そう言って武器を構えてきた。
「アグレッシブボルト!」
私はあえて外して魔法を打つ、バチッと轟音がなって地面が黒焦げになる。
「な!?」
「次は当てますよ。アグレッシブ…………」
「まっ待て!わ、わかった魔物達は引かせる」
魔族の人は武器を置いて降伏する。
意外と小心者なんだね、、まぁでも無駄に倒さなくていいから助かる。
「あなたの目的を教えなさい!どうやって、何しにここに来たの?」
もしかしたら帰り道が分かるかもしれないね。
「ここを知ったのは魔王様の話を聞いたからだ。それで妖精達も魔族の支配下にくだれば手柄になると思ったのだ。それで偶然来れたから召喚魔法で手下を呼び………」
なるほどね〜
「じゃあ帰り道は」
「全くわからん、妖精達に聞くつもりだったからな」
ダメじゃん!
「リィア!ルーナ!大丈夫?」
「フランこそ平気?」
まだちょっとふらついてるけどフランさんは大丈夫そう。
「大丈夫、ありがとう」
「よかったです。こっちも解決?しましたよ」
「とりあえずこいつをどうにかして魔法を直しにいかないとね」
そのあたりは妖精達に任せよう。うん。
「フランさんも一緒に来てくださいね」
「わ、私いいよ」
「大丈夫ですからね?」
うーん、と渋るフランさんをルーナちゃんが強引に引っ張って連れていく。
「ほら、つべこべ言わずについてくるの!」
ロミス様は今の私なら魔法を直せるって言ってたけど………
「だ、大丈夫ですか!?2日くらいずっと光ってましたけど、、もしかして魔法直りました?」
ネマが心配してこっちに来る。え?どういうこと?
「私達そんな長い時間ここにいたんですか!?」
「そうですよ、私すっごい心配したんですからね?」
あ!そうだルーナちゃんは…………ネマが急に話しかけてきたから忘れてた。
ルーナちゃんの方を見ると気絶、はしてないけど放心状態みたいになってる。
「ルーナちゃん!ルーナちゃん!大丈夫ですか!?」
声をかけると身体がビクッとはねて意識が戻る。
「ふぇ!?あれ?あたしどうして…………リィア、何かあった気がするんだけど、知ってる?」
どうしよう……ルーナちゃんはロミス様との話を覚えてないみたい。てことは実は天使だったとか私が転生者だとかは話さない方がいいのかな……ロミス様が記憶を消してくれてるかもしれないし、正直に話すのはちょっと迷う。
「魔力が切れて意識が不安定になったんだと思います。少し休みましょうか」
「ありがとう、でもなんだか全然疲れなくて、むしろ元気っていうか、なんでだろう?」
ルーナちゃんも天使の力を解放してもらってたね。
「た、た、大変です!!!ま、魔物が!魔物が攻めてきました」
「え!?まだ魔法は直ってないって言ってもまだ平気なはず、どうして。とにかく急いで戦える妖精達を集めてください!私も行きます」
妖精からの話を聞いて私達は目を合わせる。
「あたし達も行くよ!」
「どれくらいの数がいるんですか?」
「ありがとうございます、本当に、まだ偵察で見つけた段階なので数まではわかりません。接敵場所まで案内します」
なんか巻き込まれっぱなしだけど、せっかく神様に会える神聖な場所はけがれさせないよ!
私達は急いで魔物の元に向かう。
「リィアとルーナも来てくれたんだ」
そこにはユーロちゃん達もいた。
「うぅ、怖いよ〜」
「大丈夫だよルピー」
「私の魔法で魔物なんて消し飛ばしてあげる!」
他の妖精達も集まっていて所々光の玉が浮いてるように見える。
「来るよ!」
魔物の数は軍勢と言えるほど多く、そして迷うことなく真っ直ぐにこちらに向かってきた。
「リィア、気をつけてね」
「ルーナちゃんも、ご無事で」
私達は別れてそれぞれで倒し回ることにした。
下手に魔法をぶっぱなすと森が荒れてしまうから制御が大変だけどいつもより身体が軽いし魔物もスパッと切れる。
それにしてもどうしてこんなに魔物が溢れてるの!?
迷いの森で何かあったとか?フランさん大丈夫かなぁ〜
魔物を倒していくうちに違和感を感じるようになる。
「どうして魔物はこの森に逃げ込んだ、いや攻め込んできたんだろう?」
私とルーナちゃんが迷い込んだみたいにたまたま入ってきたわけではないだろうし魔物がそこまで頭がいいとは思えない。
「誰かに操られてるとか?」
魔物も弱いのが多いしその可能性はあるかもしれない。だとしたら操ってるやつを倒さないとね。
「ここじゃ探知魔法が使い物にならないのが厄介だね」
魔物にやられそうな妖精達を優先的に助ける。
「きゃあぁ!」
「っと、大丈夫ですか?」
「あ、ありがとう」
ルーナちゃんも頑張ってるみたいで、魔物の群れの数がだいぶ少なくなってきた。
「リィア、そっちは平気?」
「はい、私もルーナちゃんのところに行くところでした」
私達は合流して違和感のことを話す。
「操られてる?うーん、確かに魔物は弱かったし、一心に森の奥の方を目指してる感じだったね」
「この騒動を起こした人がいると思うんですよ」
「だとしたら早く対処しないとね!」
私達は魔物が来た方向に走る、途中でネマに会う。
「お二人共!本当にありがとうございます、魔物もだいぶ落ち着きました」
疲れてるのか羽の光が点滅している。
「私達は魔物達を倒して回ってきますね、取りこぼしはお願いします」
「わ、わかりました」
「ヒール!ほら、あんたがしっかりしないと他の子も頑張れないでしょ?しっかりしなさい」
「ありがとうございます、助かりました」
妖精も回復魔法効くんだね、私も弱ってる妖精を見つけたら回復させてあげよ。
「こっちの方はまだ魔物が多いですね」
「妖精達も頑張ってるみたいだけど長く続くと怖いね」
あれ?ここは………迷いの森?
「いつの間にか妖精の森から出ちゃったみたいだね」
ここなら多少探知魔法が使える。妖精達はここまで来てないみたい。
「何故だ、妖精程度なら簡単に潰せるというのに、、ここも魔族の支配下にすればきっと私も魔王様に認めてもらえる」
あ、あれが元凶っぽいね。って、あれは……
「くっ、うっ、させない………」
「ちっ、しぶといやつめ」
「フランさん!!」
私は魔物に囲まれてるフランさんよ元に飛び込む。
「今度はなんだ!?ふん、雑魚が増えたところで私を止めることは出来ない」
とりあえずフランさんを安全な場所に連れていかないと!
「…………リィア、ルーナ?」
「もう大丈夫ですよ………ヒール、キュア」
フランさんを回復してあげる。
ルーナちゃんはその間追ってくる魔物達を倒していく
「ぬぅ、お前らが私の邪魔をしていたのだな私自ら相手してやろう」
私も行かないと!
フランさんを安全そうなところに置いてルーナちゃんの元に行く。
ごつい魔族だね。角も立派。喋ってることからすると魔王関係の人?
「今すぐこんなことやめて帰ってください、今なら見逃してあげますよ」
「ふん、私に向かっていい度胸だな」
そう言って武器を構えてきた。
「アグレッシブボルト!」
私はあえて外して魔法を打つ、バチッと轟音がなって地面が黒焦げになる。
「な!?」
「次は当てますよ。アグレッシブ…………」
「まっ待て!わ、わかった魔物達は引かせる」
魔族の人は武器を置いて降伏する。
意外と小心者なんだね、、まぁでも無駄に倒さなくていいから助かる。
「あなたの目的を教えなさい!どうやって、何しにここに来たの?」
もしかしたら帰り道が分かるかもしれないね。
「ここを知ったのは魔王様の話を聞いたからだ。それで妖精達も魔族の支配下にくだれば手柄になると思ったのだ。それで偶然来れたから召喚魔法で手下を呼び………」
なるほどね〜
「じゃあ帰り道は」
「全くわからん、妖精達に聞くつもりだったからな」
ダメじゃん!
「リィア!ルーナ!大丈夫?」
「フランこそ平気?」
まだちょっとふらついてるけどフランさんは大丈夫そう。
「大丈夫、ありがとう」
「よかったです。こっちも解決?しましたよ」
「とりあえずこいつをどうにかして魔法を直しにいかないとね」
そのあたりは妖精達に任せよう。うん。
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