コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
ある少女との出会い
ロミス視点
私とリィアちゃんの出会いはゲーム内。私は普段はNPCのロミスを使ってプレイヤー達を観察していた。
「私の世界を模したゲームだけどやっぱり限界はあるよね」
魔物はアイテム化するところはゲームならではだと思う。
ほんっと日本のゲームとかアニメってすごいなぁ、神でもハマるよ。女神の力を使ってゲームの会社と契約して作っちゃったもん。
「まぁでもここまでリアル感があれば全然楽しめるよね」
私の作るゲームは評判がよく、結構売れた。しかもゲーム内の神様として若干の信者もできたほどだ。
「私ってば異界でも信仰されちゃうってすごい!」
異界は異界だけど、どうも私の世界と地球、特に日本の地獄?黄泉の国?死後の世界がつながってるみたいで強い意志のある魂がたまに転生っていのを引き起こしたりするんだよね。
私も地球に来る時は魔法は使わずそこを通っていく。
そんなある日いつものようにゲーム内のプレイヤーの様子を見ていたらある少女と出会った。
「この子、発売当初からちょくちょく見たことある気がする。まだ小さいのに……なんか嬉しい」
私は見ようと思えば動かしてる人間の姿も見ることが出来きて、りゲーム内では女の子で実際は男の子だったとかまたその逆もある。実在しないからこそ楽しむ人もいれば、リアルの自分によく似せてる人もいて面白い。
「わぁ…すごい、この子の動き無駄がない。相当やり込んでるんだね」
これだけすごいのにソロプレイなのはちょっと可哀想だね。
「ふぅ………今回のクエストもきつかったけどなんとかなったね。これでまたガチャが引ける!今度こそ期間限定ガチャ当たって欲しいなぁ。なんでもするからお願いします神様ぁ」
この子、結構爆死してるみたいだね………ここは一発手助けしてあげようかな?
「きた!確定演出!!きたきたきた!やったぁーーーー!1番欲しいやつきた!」
ガチャは課金せずともゲーム内で集めたお金で引けるからプレイヤーがどれだけゲームしてるかで引ける回数が決まる。この子………えっと、リィアちゃんは相当頑張ったみたい。
普通の人なら自慢したりするんだけど……リィアちゃんは自慢する相手すらいないみたいだね…………
それでも嬉しそうに「神様ありがとう!」って言ってくれるのはこちらとしても嬉しい。
それからというもの、ちょくちょくリィアちゃんの様子を見るようになった。
「リィアちゃんいつも一人だね………あんまり介入はしちゃいけないんだけど」
神や天使が人間に関わるのは本当はいけないことなんだけど、、まぁここは地球だし、ちょっとくらいいいよね。
ということでゲーム外、つまりリィアちゃん本体について調べることにした。私は契約した相手、つまりこのゲームをプレイしてる人全員のあらゆることを知ることができる。不正した人とか不利益になりそうな人はすぐ分かるから便利だ。
この子の名前は齋藤愛理、14歳だから学校ってのに行ってるはずなんだけど……どうやら行ってなくてずっと家に引きこもってるらしい。見た目もかわいいのにもったいない。
なるほど、いじめが原因ね、人間同士なのに愚かな……ありがちなのがほんと残念よね。
私の世界でもいじめは存在するけど実績や性能で評価されることが多い。私と契約して力を認めさせる人間もいたくらいだ。
うーん、私が力になれることは………この世界に堕ちてリィアちゃんと友達になってあげる、そうなると神の力は失ってしまう。天使を召喚してリィアちゃんの元に……それはこっちの世界じゃ出来ないんだよね、、
私の世界に連れてくればもっと色々できるじゃない!ゲームも楽しんでくれてるみたいだし、きっと私の世界でも楽しんでくれるはず!
そうと決まれば色々準備しないとね!
愛理ちゃん……もといリィアちゃんをこっちの世界に連れていくためにより深いところまで決めた契約をする必要がある。まぁそれはゲームを利用すれば簡単に出来そう。あとは一回リィアちゃんを死後の世界に連れてこなきゃいけないから新しい身体をつくらないと!
神としての仕事の合間にリィアちゃんを迎える準備をする。
「えへへ〜もうすぐだからね、リィアちゃん。待っててね〜、、わっやば!?妖精の生成失敗しちゃった」
準備が整って浮かれてたら仕事で失敗してしまった………まぁ妖精だし大丈夫かな?
そしていよいよ実行する。新しい身体に武器に防具に便利な道具に……ちょっとやりすぎちゃったかな?あぁ〜すごい私に感謝してる。これはもう私の熱心な信者だよね。
あとはリィアちゃんのお友達兼護衛になる天使を召喚する。あくまで自然に出会えるように無意識的にリィアちゃんのことを好きになりやすくする。
名前は………ルーナにしよっと。
事後処理もしっかりしておかないと、、齋藤愛理は元の世界から「なかったこと」にすれば誰も気づかない。元々友好関係が薄いから楽だった。
でも、一人だけ「なかったこと」にならなかった人がいたみたいなんだよね。
それが石城龍斗、愛理ちゃんに告白して振られた男の子だった。その子は不登校になった愛理ちゃんのためにプリントとか不登校を治す努力をしてたみたいで……すぐに異変に気づかれた。不自然にある愛理ちゃんの部屋とゲームの存在は誤魔化せてたんだけど気づいてる人間にはさすがに無理だった。
そこからは行動が早かった。
ゲーム内の私に話しかけてきたのだ。
そして私の存在を確信してリィアちゃんのことを話し始めた。
「ゲーム会社、関係者を調べた、証拠は見つからなかったけど不自然なところは沢山出てきた。俺はあなたが実際にいると思う。いや、いてくれ!愛理を返してくれ!」
どこの信者よりもまっすぐな目で私を見てきた。もはや狂信してると言ってもいいくらい。
「愛理ちゃんに会いたい?」
私はある契約をもちかけた。
「あぁ死んでもいい、もう一度会えるなら」
リィアちゃんが転生してからはルーナを使って様子を見ることが楽しみになっていた。
この世界では自由に活動できるけど、下手に現れちゃうと他の神の反感買ったり、人々や魔物が群がってくるからゲームのように軽々しくは出来ないのが残念だ。そのうちできるようになんとかしないとね!
私とリィアちゃんの出会いはゲーム内。私は普段はNPCのロミスを使ってプレイヤー達を観察していた。
「私の世界を模したゲームだけどやっぱり限界はあるよね」
魔物はアイテム化するところはゲームならではだと思う。
ほんっと日本のゲームとかアニメってすごいなぁ、神でもハマるよ。女神の力を使ってゲームの会社と契約して作っちゃったもん。
「まぁでもここまでリアル感があれば全然楽しめるよね」
私の作るゲームは評判がよく、結構売れた。しかもゲーム内の神様として若干の信者もできたほどだ。
「私ってば異界でも信仰されちゃうってすごい!」
異界は異界だけど、どうも私の世界と地球、特に日本の地獄?黄泉の国?死後の世界がつながってるみたいで強い意志のある魂がたまに転生っていのを引き起こしたりするんだよね。
私も地球に来る時は魔法は使わずそこを通っていく。
そんなある日いつものようにゲーム内のプレイヤーの様子を見ていたらある少女と出会った。
「この子、発売当初からちょくちょく見たことある気がする。まだ小さいのに……なんか嬉しい」
私は見ようと思えば動かしてる人間の姿も見ることが出来きて、りゲーム内では女の子で実際は男の子だったとかまたその逆もある。実在しないからこそ楽しむ人もいれば、リアルの自分によく似せてる人もいて面白い。
「わぁ…すごい、この子の動き無駄がない。相当やり込んでるんだね」
これだけすごいのにソロプレイなのはちょっと可哀想だね。
「ふぅ………今回のクエストもきつかったけどなんとかなったね。これでまたガチャが引ける!今度こそ期間限定ガチャ当たって欲しいなぁ。なんでもするからお願いします神様ぁ」
この子、結構爆死してるみたいだね………ここは一発手助けしてあげようかな?
「きた!確定演出!!きたきたきた!やったぁーーーー!1番欲しいやつきた!」
ガチャは課金せずともゲーム内で集めたお金で引けるからプレイヤーがどれだけゲームしてるかで引ける回数が決まる。この子………えっと、リィアちゃんは相当頑張ったみたい。
普通の人なら自慢したりするんだけど……リィアちゃんは自慢する相手すらいないみたいだね…………
それでも嬉しそうに「神様ありがとう!」って言ってくれるのはこちらとしても嬉しい。
それからというもの、ちょくちょくリィアちゃんの様子を見るようになった。
「リィアちゃんいつも一人だね………あんまり介入はしちゃいけないんだけど」
神や天使が人間に関わるのは本当はいけないことなんだけど、、まぁここは地球だし、ちょっとくらいいいよね。
ということでゲーム外、つまりリィアちゃん本体について調べることにした。私は契約した相手、つまりこのゲームをプレイしてる人全員のあらゆることを知ることができる。不正した人とか不利益になりそうな人はすぐ分かるから便利だ。
この子の名前は齋藤愛理、14歳だから学校ってのに行ってるはずなんだけど……どうやら行ってなくてずっと家に引きこもってるらしい。見た目もかわいいのにもったいない。
なるほど、いじめが原因ね、人間同士なのに愚かな……ありがちなのがほんと残念よね。
私の世界でもいじめは存在するけど実績や性能で評価されることが多い。私と契約して力を認めさせる人間もいたくらいだ。
うーん、私が力になれることは………この世界に堕ちてリィアちゃんと友達になってあげる、そうなると神の力は失ってしまう。天使を召喚してリィアちゃんの元に……それはこっちの世界じゃ出来ないんだよね、、
私の世界に連れてくればもっと色々できるじゃない!ゲームも楽しんでくれてるみたいだし、きっと私の世界でも楽しんでくれるはず!
そうと決まれば色々準備しないとね!
愛理ちゃん……もといリィアちゃんをこっちの世界に連れていくためにより深いところまで決めた契約をする必要がある。まぁそれはゲームを利用すれば簡単に出来そう。あとは一回リィアちゃんを死後の世界に連れてこなきゃいけないから新しい身体をつくらないと!
神としての仕事の合間にリィアちゃんを迎える準備をする。
「えへへ〜もうすぐだからね、リィアちゃん。待っててね〜、、わっやば!?妖精の生成失敗しちゃった」
準備が整って浮かれてたら仕事で失敗してしまった………まぁ妖精だし大丈夫かな?
そしていよいよ実行する。新しい身体に武器に防具に便利な道具に……ちょっとやりすぎちゃったかな?あぁ〜すごい私に感謝してる。これはもう私の熱心な信者だよね。
あとはリィアちゃんのお友達兼護衛になる天使を召喚する。あくまで自然に出会えるように無意識的にリィアちゃんのことを好きになりやすくする。
名前は………ルーナにしよっと。
事後処理もしっかりしておかないと、、齋藤愛理は元の世界から「なかったこと」にすれば誰も気づかない。元々友好関係が薄いから楽だった。
でも、一人だけ「なかったこと」にならなかった人がいたみたいなんだよね。
それが石城龍斗、愛理ちゃんに告白して振られた男の子だった。その子は不登校になった愛理ちゃんのためにプリントとか不登校を治す努力をしてたみたいで……すぐに異変に気づかれた。不自然にある愛理ちゃんの部屋とゲームの存在は誤魔化せてたんだけど気づいてる人間にはさすがに無理だった。
そこからは行動が早かった。
ゲーム内の私に話しかけてきたのだ。
そして私の存在を確信してリィアちゃんのことを話し始めた。
「ゲーム会社、関係者を調べた、証拠は見つからなかったけど不自然なところは沢山出てきた。俺はあなたが実際にいると思う。いや、いてくれ!愛理を返してくれ!」
どこの信者よりもまっすぐな目で私を見てきた。もはや狂信してると言ってもいいくらい。
「愛理ちゃんに会いたい?」
私はある契約をもちかけた。
「あぁ死んでもいい、もう一度会えるなら」
リィアちゃんが転生してからはルーナを使って様子を見ることが楽しみになっていた。
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