コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
妖精の森
迷いの森とは打って変わって明るい雰囲気の森になる。ところどころ光?みたいなのも浮いてるしなんか神聖なところって感じする。
「不思議なところだね」
「ここに妖精がいるらしいんですけど」
ここで探知魔法を使うとさっきとは違ってどこもかしこも反応があって、なんかバグってるみたいになる。多分だけどここの場所自体に濃い魔力があるんだと思う。
「ほんとに出口あるのかな」
早く妖精を見つけなくちゃ!
う〜ん、、あ!
「ルーナちゃんあっちに何か飛んでましたよ!」
「あたしも見えた!追いかけよう」
一瞬見えただけだから何かよくわかんなかったけど、飛んでいった方向に走る。
「はぁ……はぁ……リィアごめん」
ルーナちゃんを置いていく訳にはいかないし、かといってこのまま諦めるのなぁ……
「ルーナちゃん捕まっててくださいね」
私は強化魔法をかけて、ルーナちゃんを抱きかかえる。
「ひゃ!?え?どうするつもり?」
「いきますよ〜はぁあ!!」
そして全力ダッシュ!
「わぁあぁぁぁぁあああ!!!」
思ったよりも飛ぶ速さが遅いから追いついてしまった。
「うわあああ!!!???何かきた!?」
さすがに異常に気づいたのか全力で逃げられる。私も負けないよ!!
「ひぃいぃ!食べないで〜〜」
しばらく追い回してたら疲れて飛べなくなったのかそのまま追い詰めてしまった。
「はぁ………ちょっと疲れました……」
「ありがとうリィア、ここからはあたしにまかせて!ちょっとそこの妖精?」
「ひぃぃ!」
夢中に追いかけてて気づかなかったけど、この子妖精だ。大きさは手のひらサイズで背中に綺麗な透明な羽がある。フランさんを小さくしたみたいだ。
「あなたはここに住んでる妖精なの?」
妖精さんはコクコクと首を縦に振る。
「あたし達道に迷っちゃったんだけど帰り道を教えて欲しいの」
「わ、私わかんないよ」
えぇー!?わかんないの!?どうしよう、私達帰れないの。
「うそっわかんないの!?フランの聞いた話と違うじゃん」
「ネマ様ならわかるかもしれない」
「案内してくれる?」
よかった。まだなんとかなるかもしれないね。回復魔法をかけて、案内してもらう。
「わぁ〜よく見るとちっちゃくてかわいいです」
「名前はなんていうの?」
「え、えと、私はルピー」
ルピーちゃんっていうんだ、名前もかわいいね。
そのまましばらくルピーちゃんについていく。
「アイスニードル!」
「エアーカッター!」
「ウォーターショット!」
どこからともなく魔法が飛んできた。
私はルーナちゃんを守るように防御魔法を展開する。
「え?何事!?」
「ルピーを離しなさい!!」
「ルピー大丈夫?」
「ルピー、今助けるよ!」
わぁ……誤解されちゃってるね。どうにかしないと。数人の妖精達が集まって魔法攻撃をしてくる。
「ルピー、ちょっと説明してくれない?あたし達あんまり抵抗したくないんだけど」
魔法自体はそんなに強くないから守れるけど、妖精から攻撃されるのはちょっといや。
「ユーロ、ポンド、エン!この人たちは違うの!道に迷ってたみたいで」
「え?そうだったの?」
「てっきり襲われてるのかと」
「勘違い?」
よかった。わかってくれたみたい。
「そうなの、あたし達迷いの森まで来ちゃって、ここまで案内してもらったの」
「またあの子が連れてきたのね」
「なーんだ、迷い人だったんだね」
「敵じゃなくてよかった」
4人は普段ここの見回りをしてる妖精で誰かがこの森に侵入したから調査していたら、ルピーちゃんが捕まってるところを見つけて攻撃したということらしい。
「あ、あの!外にいるフランさんはどうして追い出されたんですか?何も悪いことしてないのに」
フランさんについて気になったことを聞いてみる。すると妖精達は顔を見合わせてしばらくコソコソと喋ってから改めて話してくれる。
「最初はフランも私たちと同じだったんだよ?でも、あの子だけどんどん人間みたいに成長したの。私達妖精は森からの魔力で生きてるんだけどあの子の場合その量がすごくて、、この森を隠してる魔法にも影響してきちゃったの」
それで追放されたってこと?
「それに!フランは私達よりもすっごい魔法が使えるんだよ。でもあの子は上手く制御できないみたいで、1回すごいことになっちゃったんだよね」
「悪い子じゃないのは知ってるけど」
「フランもそのことはわかってるみたいで………」
なるほどね。それじゃあフランさんはみんなのために離れたんだね。
「あたしは、それでも1人にしちゃダメだと思うよ。あんな何もないところでずっと一人でだなんて………」
ルーナちゃん………
「そんなの私達だってどうしたらいいかわかんなかったんだもん!でもこの森から出ていったら行けないルールがあるし、どうすることも出来なかったの」
この子達もフランさんのこと考えてくれてたんだね。
「あと一つだけいいですか?みなさんはフランさんのことどう思ってますか?」
「そりゃぁ……」
「ねぇ?」
「うーん」
「…………」
なかなか微妙な印象なのかな?
「「「「憧れだよね〜」」」」
えぇ!?てっきりいい印象じゃないと思ったんだけど。
「だってあんな力あったら妖精の域を超えてるよ!それに私達は外の世界に行けないからちょっと憧れちゃう」
「ユーロの魔法もすごいけどフランは別格だよね」
「ポンドだってさっきの魔法よかったよ」
「エンさっきはありがとね」
「ルピーが無事でよかった」
妖精たちが飛び回りながら会話してると誰が誰だかわかんないね。
「えっと………つまり嫌われてはないってこと?」
「そうみたいですね」
よかったぁ。でも結局ここにいることは許されないか。
フランさんのためにできることはないかな?
妖精達に案内された先には沢山の妖精が集まって暮らしてるところがあった。
「不思議なところだね」
「ここに妖精がいるらしいんですけど」
ここで探知魔法を使うとさっきとは違ってどこもかしこも反応があって、なんかバグってるみたいになる。多分だけどここの場所自体に濃い魔力があるんだと思う。
「ほんとに出口あるのかな」
早く妖精を見つけなくちゃ!
う〜ん、、あ!
「ルーナちゃんあっちに何か飛んでましたよ!」
「あたしも見えた!追いかけよう」
一瞬見えただけだから何かよくわかんなかったけど、飛んでいった方向に走る。
「はぁ……はぁ……リィアごめん」
ルーナちゃんを置いていく訳にはいかないし、かといってこのまま諦めるのなぁ……
「ルーナちゃん捕まっててくださいね」
私は強化魔法をかけて、ルーナちゃんを抱きかかえる。
「ひゃ!?え?どうするつもり?」
「いきますよ〜はぁあ!!」
そして全力ダッシュ!
「わぁあぁぁぁぁあああ!!!」
思ったよりも飛ぶ速さが遅いから追いついてしまった。
「うわあああ!!!???何かきた!?」
さすがに異常に気づいたのか全力で逃げられる。私も負けないよ!!
「ひぃいぃ!食べないで〜〜」
しばらく追い回してたら疲れて飛べなくなったのかそのまま追い詰めてしまった。
「はぁ………ちょっと疲れました……」
「ありがとうリィア、ここからはあたしにまかせて!ちょっとそこの妖精?」
「ひぃぃ!」
夢中に追いかけてて気づかなかったけど、この子妖精だ。大きさは手のひらサイズで背中に綺麗な透明な羽がある。フランさんを小さくしたみたいだ。
「あなたはここに住んでる妖精なの?」
妖精さんはコクコクと首を縦に振る。
「あたし達道に迷っちゃったんだけど帰り道を教えて欲しいの」
「わ、私わかんないよ」
えぇー!?わかんないの!?どうしよう、私達帰れないの。
「うそっわかんないの!?フランの聞いた話と違うじゃん」
「ネマ様ならわかるかもしれない」
「案内してくれる?」
よかった。まだなんとかなるかもしれないね。回復魔法をかけて、案内してもらう。
「わぁ〜よく見るとちっちゃくてかわいいです」
「名前はなんていうの?」
「え、えと、私はルピー」
ルピーちゃんっていうんだ、名前もかわいいね。
そのまましばらくルピーちゃんについていく。
「アイスニードル!」
「エアーカッター!」
「ウォーターショット!」
どこからともなく魔法が飛んできた。
私はルーナちゃんを守るように防御魔法を展開する。
「え?何事!?」
「ルピーを離しなさい!!」
「ルピー大丈夫?」
「ルピー、今助けるよ!」
わぁ……誤解されちゃってるね。どうにかしないと。数人の妖精達が集まって魔法攻撃をしてくる。
「ルピー、ちょっと説明してくれない?あたし達あんまり抵抗したくないんだけど」
魔法自体はそんなに強くないから守れるけど、妖精から攻撃されるのはちょっといや。
「ユーロ、ポンド、エン!この人たちは違うの!道に迷ってたみたいで」
「え?そうだったの?」
「てっきり襲われてるのかと」
「勘違い?」
よかった。わかってくれたみたい。
「そうなの、あたし達迷いの森まで来ちゃって、ここまで案内してもらったの」
「またあの子が連れてきたのね」
「なーんだ、迷い人だったんだね」
「敵じゃなくてよかった」
4人は普段ここの見回りをしてる妖精で誰かがこの森に侵入したから調査していたら、ルピーちゃんが捕まってるところを見つけて攻撃したということらしい。
「あ、あの!外にいるフランさんはどうして追い出されたんですか?何も悪いことしてないのに」
フランさんについて気になったことを聞いてみる。すると妖精達は顔を見合わせてしばらくコソコソと喋ってから改めて話してくれる。
「最初はフランも私たちと同じだったんだよ?でも、あの子だけどんどん人間みたいに成長したの。私達妖精は森からの魔力で生きてるんだけどあの子の場合その量がすごくて、、この森を隠してる魔法にも影響してきちゃったの」
それで追放されたってこと?
「それに!フランは私達よりもすっごい魔法が使えるんだよ。でもあの子は上手く制御できないみたいで、1回すごいことになっちゃったんだよね」
「悪い子じゃないのは知ってるけど」
「フランもそのことはわかってるみたいで………」
なるほどね。それじゃあフランさんはみんなのために離れたんだね。
「あたしは、それでも1人にしちゃダメだと思うよ。あんな何もないところでずっと一人でだなんて………」
ルーナちゃん………
「そんなの私達だってどうしたらいいかわかんなかったんだもん!でもこの森から出ていったら行けないルールがあるし、どうすることも出来なかったの」
この子達もフランさんのこと考えてくれてたんだね。
「あと一つだけいいですか?みなさんはフランさんのことどう思ってますか?」
「そりゃぁ……」
「ねぇ?」
「うーん」
「…………」
なかなか微妙な印象なのかな?
「「「「憧れだよね〜」」」」
えぇ!?てっきりいい印象じゃないと思ったんだけど。
「だってあんな力あったら妖精の域を超えてるよ!それに私達は外の世界に行けないからちょっと憧れちゃう」
「ユーロの魔法もすごいけどフランは別格だよね」
「ポンドだってさっきの魔法よかったよ」
「エンさっきはありがとね」
「ルピーが無事でよかった」
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「えっと………つまり嫌われてはないってこと?」
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