コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
謎の少女と迷いの森
道に迷ってさまよっていたら謎の少女にであった。
「………ふぅ〜美味しかった〜」
「あ、ありがとう」
「お口にあってよかったです。それで、あの。あなたはこんなところでどうしたんですか?」
「あぁ、えっと、気絶してごめんなさい。私はフラン。この森でずっと暮らしてるの」
ここに住んでる人だったんだ。帰り道がわかるかもしれない
「あたし達ここに迷い込んじゃって、エルフの国から来たんだけど道わかる?」
「ごめんなさい、ここから出たことがなくて、わからない」
「それじゃあせめてここがどこなのかわかりますか?」
ずっと不思議な感じがしてるんだよね。なんでだろう?
「えっと、ここは迷いの森、何もないところだよ。迷ってるなら妖精の森に案内する?そこなら元のところに戻してくれるかもしれない」
妖精の森?てことはフランさんは妖精?
「フランはどうしてこんなところにいるの?妖精の森があるのに」
確かに、何かの役割があるのかな?
「私は、異常だから、みんなからはあんまり好かれてないのだからここでひっそりと暮らしてるの。こうして誰かと話すのもすっごい久しぶりなの」
そうだったんだ。ずっとこの森で一人なんて………
「そんな、異常だからって仲間はずれにして!あたしから見たら全然そんなふうには見えないけど」
それこそ羽があるかどうかくらいの違いしかない。
「来たらわかると思うよ」
出来れば力になってあげたいね。
「それじゃあ明日妖精の森に行ってみましょうか、フランさんよろしくお願いします」
「私もわざわざご飯までもらっちゃったし、案内するよ」
「帰り道がわかるといいんだけど」
てことで今日は3人で一緒にテントで寝ることにした。
「フランさんフランさん、その羽で飛べるんですか?」
クロエさんは本気出せば飛べるみたいだけどすごい疲れるらしいから全然飛んでくれないんだよね。
「私は飛べない。パタパタさせることしかできないよ」
羽音すごい、けど浮かび上がる様子はない。
「ねぇフラン、ここには何もないけど何を食べてるの?」
「私は食べなくても生きていけるの。こうして魔力を吸っているんだよ。もちろんご飯も食べらるよ!さっきはとっても美味しかった〜」
魔力だけで?ということはアンデットに近いのかな?その部分は私たちとは違うね。
「わわっ何したの!?」
「二人共魔力美味しい」
フランさんが私たちの手を握ってくる。
「魔力って味があるんですか!?」
「ご、ごめんなさい、つい」
手を離してくれたけど、ほんとに魔力を吸われたみたいでちょっと気だるい。
「ルーナちゃん!?」
「あわわわ、吸いすぎちゃった」
魔力の吸いすぎでルーナちゃんが気絶してる。どんだけ吸ったの!?
「ほんとにごめんなさい」
「ルーナちゃんに後でちゃんと謝ってくださいね?あれ、なんか羽が光ってません?」
キラキラとした光が羽にまとってるんだけど。
「ほんとだ!?こんなにたくさんの魔力吸ったこと無かったから私も初めて見た。すごい力がみなぎってくる」
「私もちょっと疲れたのでもう寝ますね。ふわぁ〜、あの、羽の光っておさまらないんですか?」
「ごめん、どうやったらなおるのかわかんない」
光を気にしたのか、魔力を吸った負い目からなのか、フランさんはテントの外で見張ってくれることになった。元気になったせいで眠れないらしい。
「ふわぁ〜よく寝た〜リィア、朝だよ」
今日は珍しくルーナちゃんに起こしてもらった。
「おはようございます」
「フランはどうしたの?」
「フランさんは外で見張りをしてくれたんですよ。昨日ルーナちゃんと私の魔力を吸って元気になったそうです」
「そうだ!あたしフランに魔力を吸われて!」
そう言ってルーナちゃんはテントを飛び出していく。
「ごめんなさい!!!」
様子を見に行くとフランさんがそれはそれはもう見事な土下座をしていた。
「もう、許してあげるから、ちゃんと案内してね?」
「それはもちろん!」
2人が和解してるうちに朝ごはんの用意をする。
「わ、私の朝ごはんは〜」
「魔力はダメだよ」
「そんなぁ!」
「まぁまぁ魔力以外にも美味しいものはあると思いますよ。ほら!」
私は特性サンドイッチを渡す。
「んっ!なにこれ!?美味しい〜〜」
「でっしょー!リィアの作るサンドイッチは美味しいんだから!」
「どうしてルーナちゃんが誇らしげなんですか……」
ルーナちゃんの目がキラキラしてる。
「せっかくフランがどんなもの食べてるのか聞こうと思ったけど、、ろくなものがなさそうだね。さすがに魔力は食べられないし」
「わ、私だってたまに木の実とか食べたりするよ!そりゃぁリィアとルーナが食べてるやつの方が美味しいけど」
「気になる!食べてみたい」
私もちょっと気になる。料理に使えるかもしれない。
「じゃあ案内するついでに探してみるね」
「そういえば思ったんだけど、フラン昨日よりなんというか、元気になったね」
確かに、まだ羽がピカピカ光ってるね。
「今ならなんでもできそうな気がするよ」
張り切っているフランさんについて行って迷いの森を進む。全く景色が変わらないからほんとに迷うのに、よくわかるよね。
あ、今は探知魔法でフランさんを認識できる。多分だけど強い魔力がなくて、私達の魔力を吸ってわかるくらい魔力が蓄えられたのかな?
なんか魔力のスポンジみたいだね。
「あ!この辺に美味しい木の実があるよ」
おお!これがフランさんが言ってた木の実。なんかみかん?みたいだね。
「こうやって皮をむいて食べられるよ」
まんまみかんだ!
「わわっ!すごい果汁が出てくるね。甘くて美味しい」
「赤いと甘くて美味しいんだよ〜」
外見はオレンジじゃなくて真っ赤な感じ。
味はみかん
一応熟してないのももらっとこう。もらいすぎると悪いから沢山は取らないよ。
いくつかとって、さらに進む。
「ここは虫が沢山いるところだよ。私の羽と似てるけど全然違うからね?」
木と木の間に花の群生地があって、そこに蝶や蜂など、多くの虫がいた。なかなかに気持ち悪いけど、襲ってくる様子はない。
「花は綺麗ですけど、なかなか虫の数が多いですね」
「そうそう、ここにね〜あったあった!蜜が出るところがあるんだ〜」
「え!?蜜?すごい、舐めてみてもいい?ぺろ………んっ!あっまい、美味し〜」
蜂蜜が出るところがあるみたいで少しだけもらった。今度蜂蜜使った料理作ろうかな〜はちみつレモンもいいね。レモンの代わりにさっきもらった未熟のみかんと合わせるとあいかも!!
「次はね〜ここの湧き水!とっても美味しいんだよ〜」
はちみつレモンの材料がそろってしまった。
「さすがに水の味はあんまりよくわかんない」
「ルーナちゃんの聖水と比べてもなかなかいい水ですよ!ちょっともらってもいいですか?」
「ふふん!この森のいいところなら私が1番知ってるからね!」
そんなこんなで迷わずに迷いの森を進んでいく。
「確かここに、幻惑の魔法があるんだよね。はい!通れるようにしたよ」
「勝手にやって大丈夫だったの?」
「いいのいいの!色々してもらっちゃったし、私は追い出されてるけど一応迷った人は案内しろって言われてるから」
そうだったんだね。
「ここまでありがとうございます。よかったらご一緒しませんか?」
「でも、、」
せっかく仲良くなったのに別れちゃうのはさみしいんだもん。
「フランはどうしたい?あたし達はフランと一緒がいいって思ってるけど」
「私は………まだ、わかんないや」
「そうですか。じゃあまた会いに行きます!考えてくれませんか?」
フランさんはうなずいてくれた。
この先に妖精の森が続いてるらしいけど妖精とフランさんとどう違うんだろう?
「………ふぅ〜美味しかった〜」
「あ、ありがとう」
「お口にあってよかったです。それで、あの。あなたはこんなところでどうしたんですか?」
「あぁ、えっと、気絶してごめんなさい。私はフラン。この森でずっと暮らしてるの」
ここに住んでる人だったんだ。帰り道がわかるかもしれない
「あたし達ここに迷い込んじゃって、エルフの国から来たんだけど道わかる?」
「ごめんなさい、ここから出たことがなくて、わからない」
「それじゃあせめてここがどこなのかわかりますか?」
ずっと不思議な感じがしてるんだよね。なんでだろう?
「えっと、ここは迷いの森、何もないところだよ。迷ってるなら妖精の森に案内する?そこなら元のところに戻してくれるかもしれない」
妖精の森?てことはフランさんは妖精?
「フランはどうしてこんなところにいるの?妖精の森があるのに」
確かに、何かの役割があるのかな?
「私は、異常だから、みんなからはあんまり好かれてないのだからここでひっそりと暮らしてるの。こうして誰かと話すのもすっごい久しぶりなの」
そうだったんだ。ずっとこの森で一人なんて………
「そんな、異常だからって仲間はずれにして!あたしから見たら全然そんなふうには見えないけど」
それこそ羽があるかどうかくらいの違いしかない。
「来たらわかると思うよ」
出来れば力になってあげたいね。
「それじゃあ明日妖精の森に行ってみましょうか、フランさんよろしくお願いします」
「私もわざわざご飯までもらっちゃったし、案内するよ」
「帰り道がわかるといいんだけど」
てことで今日は3人で一緒にテントで寝ることにした。
「フランさんフランさん、その羽で飛べるんですか?」
クロエさんは本気出せば飛べるみたいだけどすごい疲れるらしいから全然飛んでくれないんだよね。
「私は飛べない。パタパタさせることしかできないよ」
羽音すごい、けど浮かび上がる様子はない。
「ねぇフラン、ここには何もないけど何を食べてるの?」
「私は食べなくても生きていけるの。こうして魔力を吸っているんだよ。もちろんご飯も食べらるよ!さっきはとっても美味しかった〜」
魔力だけで?ということはアンデットに近いのかな?その部分は私たちとは違うね。
「わわっ何したの!?」
「二人共魔力美味しい」
フランさんが私たちの手を握ってくる。
「魔力って味があるんですか!?」
「ご、ごめんなさい、つい」
手を離してくれたけど、ほんとに魔力を吸われたみたいでちょっと気だるい。
「ルーナちゃん!?」
「あわわわ、吸いすぎちゃった」
魔力の吸いすぎでルーナちゃんが気絶してる。どんだけ吸ったの!?
「ほんとにごめんなさい」
「ルーナちゃんに後でちゃんと謝ってくださいね?あれ、なんか羽が光ってません?」
キラキラとした光が羽にまとってるんだけど。
「ほんとだ!?こんなにたくさんの魔力吸ったこと無かったから私も初めて見た。すごい力がみなぎってくる」
「私もちょっと疲れたのでもう寝ますね。ふわぁ〜、あの、羽の光っておさまらないんですか?」
「ごめん、どうやったらなおるのかわかんない」
光を気にしたのか、魔力を吸った負い目からなのか、フランさんはテントの外で見張ってくれることになった。元気になったせいで眠れないらしい。
「ふわぁ〜よく寝た〜リィア、朝だよ」
今日は珍しくルーナちゃんに起こしてもらった。
「おはようございます」
「フランはどうしたの?」
「フランさんは外で見張りをしてくれたんですよ。昨日ルーナちゃんと私の魔力を吸って元気になったそうです」
「そうだ!あたしフランに魔力を吸われて!」
そう言ってルーナちゃんはテントを飛び出していく。
「ごめんなさい!!!」
様子を見に行くとフランさんがそれはそれはもう見事な土下座をしていた。
「もう、許してあげるから、ちゃんと案内してね?」
「それはもちろん!」
2人が和解してるうちに朝ごはんの用意をする。
「わ、私の朝ごはんは〜」
「魔力はダメだよ」
「そんなぁ!」
「まぁまぁ魔力以外にも美味しいものはあると思いますよ。ほら!」
私は特性サンドイッチを渡す。
「んっ!なにこれ!?美味しい〜〜」
「でっしょー!リィアの作るサンドイッチは美味しいんだから!」
「どうしてルーナちゃんが誇らしげなんですか……」
ルーナちゃんの目がキラキラしてる。
「せっかくフランがどんなもの食べてるのか聞こうと思ったけど、、ろくなものがなさそうだね。さすがに魔力は食べられないし」
「わ、私だってたまに木の実とか食べたりするよ!そりゃぁリィアとルーナが食べてるやつの方が美味しいけど」
「気になる!食べてみたい」
私もちょっと気になる。料理に使えるかもしれない。
「じゃあ案内するついでに探してみるね」
「そういえば思ったんだけど、フラン昨日よりなんというか、元気になったね」
確かに、まだ羽がピカピカ光ってるね。
「今ならなんでもできそうな気がするよ」
張り切っているフランさんについて行って迷いの森を進む。全く景色が変わらないからほんとに迷うのに、よくわかるよね。
あ、今は探知魔法でフランさんを認識できる。多分だけど強い魔力がなくて、私達の魔力を吸ってわかるくらい魔力が蓄えられたのかな?
なんか魔力のスポンジみたいだね。
「あ!この辺に美味しい木の実があるよ」
おお!これがフランさんが言ってた木の実。なんかみかん?みたいだね。
「こうやって皮をむいて食べられるよ」
まんまみかんだ!
「わわっ!すごい果汁が出てくるね。甘くて美味しい」
「赤いと甘くて美味しいんだよ〜」
外見はオレンジじゃなくて真っ赤な感じ。
味はみかん
一応熟してないのももらっとこう。もらいすぎると悪いから沢山は取らないよ。
いくつかとって、さらに進む。
「ここは虫が沢山いるところだよ。私の羽と似てるけど全然違うからね?」
木と木の間に花の群生地があって、そこに蝶や蜂など、多くの虫がいた。なかなかに気持ち悪いけど、襲ってくる様子はない。
「花は綺麗ですけど、なかなか虫の数が多いですね」
「そうそう、ここにね〜あったあった!蜜が出るところがあるんだ〜」
「え!?蜜?すごい、舐めてみてもいい?ぺろ………んっ!あっまい、美味し〜」
蜂蜜が出るところがあるみたいで少しだけもらった。今度蜂蜜使った料理作ろうかな〜はちみつレモンもいいね。レモンの代わりにさっきもらった未熟のみかんと合わせるとあいかも!!
「次はね〜ここの湧き水!とっても美味しいんだよ〜」
はちみつレモンの材料がそろってしまった。
「さすがに水の味はあんまりよくわかんない」
「ルーナちゃんの聖水と比べてもなかなかいい水ですよ!ちょっともらってもいいですか?」
「ふふん!この森のいいところなら私が1番知ってるからね!」
そんなこんなで迷わずに迷いの森を進んでいく。
「確かここに、幻惑の魔法があるんだよね。はい!通れるようにしたよ」
「勝手にやって大丈夫だったの?」
「いいのいいの!色々してもらっちゃったし、私は追い出されてるけど一応迷った人は案内しろって言われてるから」
そうだったんだね。
「ここまでありがとうございます。よかったらご一緒しませんか?」
「でも、、」
せっかく仲良くなったのに別れちゃうのはさみしいんだもん。
「フランはどうしたい?あたし達はフランと一緒がいいって思ってるけど」
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