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コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!

soltier

魔王都でお買い物!!

市場に着くと色んな種族が買い物しているのが見える。
国の中心だけあってすっごい賑わってるね。
この辺りは食べ物とかかな?出店もある。

「ここの果物屋さんは美味しいの!」
「あ、ここは割と珍しいお菓子が買えるよ」
「ここは活きのいいのが買えるよ〜」

セーハさんはここでよく買い物をするのか詳しく教えてくれた。

「わぁ!!見たことないものが沢山!さすがはアドレントは違うね!」

人間の国の方では見れないような食べ物は買っておこうか、、というかルーナちゃんが語らなくても目でうったえてる。

「リィア、これも、それも!」

「味は保証するけどちょっと気をつけた方がいいかも、人間には食べられないものとかもあったりするから。あ、買ってるやつは大丈夫だよ」

あ、そっか、犬がネギ食べられないみたいに種族によっては毒みたいな食べ物とかもあるのかな?いちいち書いてないだろうしセーハさんに頼ろうか。

食べ歩きしながら次は大通りに向かうことにした、武器、防具、魔道具、服になんでもある。冒険者ギルドもあるみたい。

「どうします?一旦別れますか?」

「あたしはリィアについてくよ、もう当初の目的は達成できたし!」

「あたしもリィアお姉ちゃんに付いていく」

ルーナちゃんとニフィちゃんは一緒だね!どこに行こうかなぁ?

「私は装備が見たいけど、、今日はみんなで行こう?」

「そうだな、別に急いでる訳でもないのだ。また明日来ればいいのだ」

「じゃあ今日はどこに行く?」

「せっかくだからクロエに任せるよ」

「そうね」

「いいと思います!」

「わ、我のためにここまで来てくれたのだろう?さすがに申し訳ないのだ」

「クロエさんが気をつかうなんて……何か変なものでも食べちゃったんですか!?大丈夫ですか?」

「し、失礼なのだ!我だって気にする。自分だけいいなんて考えは身を滅ぼすからな!」

そっか、そうだよね。クロエさんはなんだかんだみんなのためにしてくれてたね。

「私達がいいと言ってるんだからいいのよ」

「そうだよ素直になっていいんだよ」

「えへへ、でも嬉しかったですクロエさんも私達のこと考えてくれてるんですね」

「うん」

照れているのか目を逸らしながらモジモジしている。あ〜かわいいなぁ

「な、何みんなニヤついているのだ!さっさと行くのだ!!」


クロエさんが行きたがってた魔道具店に向かう。

「私あんまりここに来たことないけど」

わぁすごい、完全に電化製品屋さんじゃん魔法感あんま無いし広い。

「ほう、生活用魔道具、戦闘用魔道具と別れているみたいなのだ」

私は生活用魔道具が気になる。テレビとかもありそうなんだもん。

「私達はこっちの方行ってきますね」

「我はもちろんこっちに行くのだ」

「結局中で別れるのね、、じゃあある程度したらまた集合ね」

「あ、あの、リィア、、あたしは向こう行ってきていい?」

ルーナちゃんは戦闘用の方に行きたいみたい。

「いいですけど、私がいなくて平気ですか?」

「あたし別にリィアがいなくても平気だからね!?」

前科があるからなぁ

「寂しくならないように渡した魔石持ってますか?」

「ちゃんと持ってるから、も〜心配しすぎ」

「ニフィちゃんはどうしますか?」

「あたしはリィアお姉ちゃんといるよ」

この猫耳幼女かわいい助けてよかったぁ。あ、そういえばニフィちゃんのお母さんが働けるようにしてくれるってキャリーさんが言ってたけどどうなったんだろ?忙しいのに私ボコボコにしちゃったし、、何か手伝えることがあれば手伝うことにしよう。

「私もリィアちゃん達と一緒にまわるね」


おぉ、見れば見るほど電化製品屋さんだね。なんだこれ?へぇ〜これはいわゆるオーブン的な魔道具だね。トースターとかないかな?この世界で食パン見たことないしさすがにないか………
おっきすぎてさすがに旅では使えないかなぁ。でもの家に1台は欲しい。

「私水と光だけでいいから食事という食事しないんだよねぇ楽でいいんだけど」

セーハさんって森の精霊だけど、基本は植物と変わんないんだね。

「かわいい女の子の体液とか最高!」

うわぁ………

「さすがにドン引きですよ」

「いやいやドリヤードになってみて?私の気持ちわかるから!」

「なれないですし気持ち悪いですからあんまり言わない方がいいですよ」

「うん、実はわかってる。種族変わると色んなものが変わるよね。前世の私が見たら失神するレベルでやばいやつなのは自覚してるけど、、仕方ないの!」

まぁセーハさんのおかげでエルフや魔族は助かってるわけだし、クロエさんが生まれたのもこの精霊のおかげだ。

「まぁわかりましたよ。あ、私や仲間に手を出したら許しませんからね?」

「残念だけど、、ま、それ用の人はちゃんといるから大丈夫だよ。あ、強要とかはしてないからね?」

「ニフィちゃん私から離れちゃダメだからね?」

「全く信用されてない!?」

(これでも同郷なのになぁ)

(そこは関係ないですよ)

セーハさんがむむむとうなる。
私は無視して次の魔道具を見てみる。こっちは冷蔵庫?あ、ちっちゃいのもある。買おうかな?と思ったけど私のバックは冷蔵庫の上位互換だった。冷やす目的ならまだ使えるかな?

「これ魔力で動くんだろうけど冷気維持するのにどのくらいの魔石が必要なんだろ?」

「効率よく冷やせるようにしてるから消費も少ないみたいだね。お土産に買っていこうかな?」

「お姉ちゃん、これは何に使うの?」

「これは食材を保存するために使うんだよ〜お肉とか野菜とか、これに入れておけば長持ちするの」

ニフィちゃんはキラキラした目でお肉………とつぶやく。かわいい、後でお肉買ってあげよう。

「あ!これはこれは??この照明魔道具よくない?色も変えられるみたい」

セーハさんが照明魔道具に食いつく。植物って確か太陽光じゃなくても光合成できるんだっけ?

「って、消費魔石の量すごいですね」

値段も高い、、結構すごい技術なのかな?
他にも気になる魔道具を見ていった。
さすがにテレビとかラジオはなかったけど前世でよく見た電化製品がたくさんあった。

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