コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
決着
ルーミーさんを無力化していたら魔王が上から降ってきた。さて、さすがに魔王も倒せば終わりでしょ、私は勇者になるつもりは無いけど仲間を傷つける相手には容赦はしない!
そもそもクロエさんに見合うかなんて親が決めるものじゃないでしょ?
それに、こんなので仲間がバラバラにしようとするなんて許せない!
「うっくぅぅ………」
ルーミーさんを一旦解放する。さすがに維持したまま相手できない。
「まったく、何をしでかしてくれるのじゃ!ルーミー、早くこっちに来るのじゃ」
ルーミーさんは逃げ出す。まぁいいや、どうせ弱ってるしそこまで心配することはないかな?
あ、今のうちにマナポーション使っておこう。
「で?最後は魔王様がお相手してくれるんですか?」
「お主の目的とは違うのだろう?戦う意味などないのじゃ」
私の目的はみんなの安全。拒むなら戦うけど、思えば戦う必要もないか、、でも四天王達に私と戦うように言っていたのはこの魔王だ、警戒はしないと。
「お手上げじゃ、ここまでされたらわらわも戦う気はない。お主の戦いを見ておったがさすがのわらわも無事じゃすまぬ。下手すれば勇者並、いや、それ以上はあるじゃろ」
え、私そんなに強くは、、あ、でも四天王全員倒したし、しかも一人で全部神様チートのおかげだけど、なんなら職業勇者みたいな感じなのかもしれない。
強くて損はないからね!多分。
「みんなはどこですか?安全が確認できるまで信用できません」
「そう焦るでない。こっちじゃ」
「リィアちゃん最初見た時は分からなかったけど、、こんなに頼もしいなんてね。クロエを任せても絶対平気だよ」
ついて行く途中はルーミーさんも一緒だ。だいぶ弱ってたけど今は多少回復したみたい。
「わらわもちょっとばかし魔王らしくしようと思っただけなんじゃがのう。お主とは敵対したくないのじゃ。それにこんなに仲間思いなら色々安心じゃしな。娘を任せてよいじゃろう」
え、意外とあっさり認められた!?私結構怒ってたんだけど……あ〜これはやっちゃった感じだよね。さすがにやりすぎた。
お城に戻ってくる。最初に魔王と出会った部屋に着くとみんながいた。
「みんな!よかったぁ、無事で。私みんなが心配で心配で」
走ってルーナちゃんに抱きつく
「ちょっ、ちょっとリィア!落ち着いてって」
「リィアだけ遅かったけど何かあったの?まぁ大体予想はつくけど」
サーティアさんが呆れた顔で聞いてくる。
「あ、えっと、四天王なるものが私含め仲間のみんなを襲ってると思って、早く助けたい一心でその、、えっと、全員倒しました」
「リィアはおかしいのだ!?普通は一人にも勝てないのだ。四天王ということは師匠にも勝ったの?」
「えっと、はい」
全員が呆れた顔になる。え〜、私頑張ったのに。
「まぁリィアだから仕方ないか。リィアはあたし達を気にしてくれてたんでしょ?ありがと」
「感動の再会の途中悪いのじゃが、、よいかの?」
みんなが魔王に注目する。
「いきなりこんなことをして悪かったのじゃ、母親としてどうしてもクロエにふさわしいか見極めたかったのじゃ。ここにはおらぬがキャリーやニーティアにも悪いことをしたのじゃ。パルにルーミーもよく頑張ったのじゃ。それでの、その、おぬしらも悪かったのじゃ、手荒な手段じゃった」
そう言って頭を下げる魔王。
「魔王様!いくらなんでもまだ様が頭を下げることではないですよ」
あのわんこは、、もしかしてパルティナ?さっきからいるなぁとは思ってたけどあんな子犬みたいにもなれるんだね。変化が得意なのかな?
「これは魔王としてでは無くクロエの親としてじゃ、クロエにも悪い事をした。全部わらわのわがままじゃ許してくれぬかの?」
「お母さん……わたしはいいけど、みんなを傷つけるのは嫌。もうやめてね」
「うむ!邪神に誓ってもうしないのじゃ」
いやいや、邪神に誓ったら信用出来なくない!?
「それならまぁ、いいよ。みんなも許してあげて?いい?」
「まぁ、私はいい経験になったからいいけど、それに憧れのおばさんと戦えたのが嬉しかったわ」
「あたしはヒヤヒヤしたよ、だってドラゴンだよ?すっごく怖かったんだからね!まぁでもみんな無事だし、許してあげる」
最後にみんなが私を見てくる。
みんな許してることだし、私ももう怒ってない。むしろちょっと負い目を感じるくらいだよ。
「まぁ、私はみんなが無事ならなんでもいいです」
「うむ!これで決着じゃな。わらわはクロエの仲間として認めるのじゃ。えっと、すまぬ、名前はなんじゃったかの」
そういえばクロエさん以外ずっとおぬしとかだったね。
それぞれ自己紹介をし始める。
「私はサーティアよ。ニーティアおばさんの姪で私達のパーティリーダーもしているわ」
「おぉ!ニーティアの親族なのじゃな?世間は狭いのう」
「あたしはルーナ。クロエとは学校で一緒の部屋だったくらい?あと、リィアを困らせたら許さないから」
「手厳しいのぅ、じゃが安心せいクロエの仲間とあればこのわらわが全力でサポートするのじゃ!」
魔王のサポートを受ける冒険者って……いや、そもそも私たちがここにいること自体が異常なんだけど。
「私はリィアっていいます。えと、さっきはちょっと私もやりすぎちゃったなぁと思ってます。はい、、でも、そのくらいみんなを大事に思ってます!」
「そうじゃな、ちとばかしわらわも焦ったのじゃ、、じゃが安心感があっていいの!お主の種族は、、エルフ、ではないの、ドワーフ、にしては綺麗すぎるしあの魔力はおかしい、魔族?だとすると光属性が得意な魔族などそうはおらんし、、なんなのじゃ?」
えぇ………
「普通に人間ですけど……」
「人間であんな強力な力を、もしやおぬしは勇者!?」
「確かに、職業剣士にしては魔法すごいよね」
「魔法使いにしても剣の腕もすごいわ」
「両方を極めてるのはなかなかいないのだ、それにリィアはわたしよりも年下、さすがに鍛錬しようも時間が足りなすぎる」
全員が魔王、、もうエミリーさんでいいか、エミリーさんの言うことに納得してる。
「えっと、勇者ってどういう者なんですか?ただ強いだけとかですか?」
「勇者は神から力を与えられた者のことじゃ。生まれる時に神からのお告げを受けるらしいのじゃが、、」
「それってわたしのお父さんが言ってたの?」
「そうじゃ。世界の争いを防ぐという天命を授かっていたそうじゃ。現に勇者は成し遂げてくれたのじゃ〜」
勇者=転生者ってわけでもないんだよね?ドリヤードのセーハさんは勇者って感じでもないし。私は、、確か自由気ままに楽しんで〜とかだったっけ?天命がこれって、さすがに勇者とは言えないよね。
「私は勇者とかじゃないと思います。特に神様から何か言われてませんし」
「うーむ、まぁよいか」
「で、お母さん、わたし達これからどうしたらいいの?もうお母さんに会うっていう目的果たしちゃったし」
「せっかくじゃからこの王都を観光していってはどうかの、わらわは忙しくて付いては行けぬが」
うんうん!なんかラストダンジョン前って感じで雰囲気ありそうだったし!レアなアイテムとか売ってそう
「珍しくリィアがうずうずしてる!?」
「じゃあ決まりね」
「案内は付けるから安心するのじゃ、、それじゃあ今日はこれにて終わりにするのじゃ!」
はぁ〜、さすがに疲れたよ、、いっぱい休んで明日からはいっぱい楽しもう!
そもそもクロエさんに見合うかなんて親が決めるものじゃないでしょ?
それに、こんなので仲間がバラバラにしようとするなんて許せない!
「うっくぅぅ………」
ルーミーさんを一旦解放する。さすがに維持したまま相手できない。
「まったく、何をしでかしてくれるのじゃ!ルーミー、早くこっちに来るのじゃ」
ルーミーさんは逃げ出す。まぁいいや、どうせ弱ってるしそこまで心配することはないかな?
あ、今のうちにマナポーション使っておこう。
「で?最後は魔王様がお相手してくれるんですか?」
「お主の目的とは違うのだろう?戦う意味などないのじゃ」
私の目的はみんなの安全。拒むなら戦うけど、思えば戦う必要もないか、、でも四天王達に私と戦うように言っていたのはこの魔王だ、警戒はしないと。
「お手上げじゃ、ここまでされたらわらわも戦う気はない。お主の戦いを見ておったがさすがのわらわも無事じゃすまぬ。下手すれば勇者並、いや、それ以上はあるじゃろ」
え、私そんなに強くは、、あ、でも四天王全員倒したし、しかも一人で全部神様チートのおかげだけど、なんなら職業勇者みたいな感じなのかもしれない。
強くて損はないからね!多分。
「みんなはどこですか?安全が確認できるまで信用できません」
「そう焦るでない。こっちじゃ」
「リィアちゃん最初見た時は分からなかったけど、、こんなに頼もしいなんてね。クロエを任せても絶対平気だよ」
ついて行く途中はルーミーさんも一緒だ。だいぶ弱ってたけど今は多少回復したみたい。
「わらわもちょっとばかし魔王らしくしようと思っただけなんじゃがのう。お主とは敵対したくないのじゃ。それにこんなに仲間思いなら色々安心じゃしな。娘を任せてよいじゃろう」
え、意外とあっさり認められた!?私結構怒ってたんだけど……あ〜これはやっちゃった感じだよね。さすがにやりすぎた。
お城に戻ってくる。最初に魔王と出会った部屋に着くとみんながいた。
「みんな!よかったぁ、無事で。私みんなが心配で心配で」
走ってルーナちゃんに抱きつく
「ちょっ、ちょっとリィア!落ち着いてって」
「リィアだけ遅かったけど何かあったの?まぁ大体予想はつくけど」
サーティアさんが呆れた顔で聞いてくる。
「あ、えっと、四天王なるものが私含め仲間のみんなを襲ってると思って、早く助けたい一心でその、、えっと、全員倒しました」
「リィアはおかしいのだ!?普通は一人にも勝てないのだ。四天王ということは師匠にも勝ったの?」
「えっと、はい」
全員が呆れた顔になる。え〜、私頑張ったのに。
「まぁリィアだから仕方ないか。リィアはあたし達を気にしてくれてたんでしょ?ありがと」
「感動の再会の途中悪いのじゃが、、よいかの?」
みんなが魔王に注目する。
「いきなりこんなことをして悪かったのじゃ、母親としてどうしてもクロエにふさわしいか見極めたかったのじゃ。ここにはおらぬがキャリーやニーティアにも悪いことをしたのじゃ。パルにルーミーもよく頑張ったのじゃ。それでの、その、おぬしらも悪かったのじゃ、手荒な手段じゃった」
そう言って頭を下げる魔王。
「魔王様!いくらなんでもまだ様が頭を下げることではないですよ」
あのわんこは、、もしかしてパルティナ?さっきからいるなぁとは思ってたけどあんな子犬みたいにもなれるんだね。変化が得意なのかな?
「これは魔王としてでは無くクロエの親としてじゃ、クロエにも悪い事をした。全部わらわのわがままじゃ許してくれぬかの?」
「お母さん……わたしはいいけど、みんなを傷つけるのは嫌。もうやめてね」
「うむ!邪神に誓ってもうしないのじゃ」
いやいや、邪神に誓ったら信用出来なくない!?
「それならまぁ、いいよ。みんなも許してあげて?いい?」
「まぁ、私はいい経験になったからいいけど、それに憧れのおばさんと戦えたのが嬉しかったわ」
「あたしはヒヤヒヤしたよ、だってドラゴンだよ?すっごく怖かったんだからね!まぁでもみんな無事だし、許してあげる」
最後にみんなが私を見てくる。
みんな許してることだし、私ももう怒ってない。むしろちょっと負い目を感じるくらいだよ。
「まぁ、私はみんなが無事ならなんでもいいです」
「うむ!これで決着じゃな。わらわはクロエの仲間として認めるのじゃ。えっと、すまぬ、名前はなんじゃったかの」
そういえばクロエさん以外ずっとおぬしとかだったね。
それぞれ自己紹介をし始める。
「私はサーティアよ。ニーティアおばさんの姪で私達のパーティリーダーもしているわ」
「おぉ!ニーティアの親族なのじゃな?世間は狭いのう」
「あたしはルーナ。クロエとは学校で一緒の部屋だったくらい?あと、リィアを困らせたら許さないから」
「手厳しいのぅ、じゃが安心せいクロエの仲間とあればこのわらわが全力でサポートするのじゃ!」
魔王のサポートを受ける冒険者って……いや、そもそも私たちがここにいること自体が異常なんだけど。
「私はリィアっていいます。えと、さっきはちょっと私もやりすぎちゃったなぁと思ってます。はい、、でも、そのくらいみんなを大事に思ってます!」
「そうじゃな、ちとばかしわらわも焦ったのじゃ、、じゃが安心感があっていいの!お主の種族は、、エルフ、ではないの、ドワーフ、にしては綺麗すぎるしあの魔力はおかしい、魔族?だとすると光属性が得意な魔族などそうはおらんし、、なんなのじゃ?」
えぇ………
「普通に人間ですけど……」
「人間であんな強力な力を、もしやおぬしは勇者!?」
「確かに、職業剣士にしては魔法すごいよね」
「魔法使いにしても剣の腕もすごいわ」
「両方を極めてるのはなかなかいないのだ、それにリィアはわたしよりも年下、さすがに鍛錬しようも時間が足りなすぎる」
全員が魔王、、もうエミリーさんでいいか、エミリーさんの言うことに納得してる。
「えっと、勇者ってどういう者なんですか?ただ強いだけとかですか?」
「勇者は神から力を与えられた者のことじゃ。生まれる時に神からのお告げを受けるらしいのじゃが、、」
「それってわたしのお父さんが言ってたの?」
「そうじゃ。世界の争いを防ぐという天命を授かっていたそうじゃ。現に勇者は成し遂げてくれたのじゃ〜」
勇者=転生者ってわけでもないんだよね?ドリヤードのセーハさんは勇者って感じでもないし。私は、、確か自由気ままに楽しんで〜とかだったっけ?天命がこれって、さすがに勇者とは言えないよね。
「私は勇者とかじゃないと思います。特に神様から何か言われてませんし」
「うーむ、まぁよいか」
「で、お母さん、わたし達これからどうしたらいいの?もうお母さんに会うっていう目的果たしちゃったし」
「せっかくじゃからこの王都を観光していってはどうかの、わらわは忙しくて付いては行けぬが」
うんうん!なんかラストダンジョン前って感じで雰囲気ありそうだったし!レアなアイテムとか売ってそう
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