コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
もうすぐ魔王城に着くみたいです
ご飯を食べたあとはみんなで服を買いに行く。ここは人間や獣人も対応してる服が売ってるみたい。
「いらっしゃいませー!どういった服をお探しですかー?それとも見合う服を選びましょうか?」
あ、、この服屋さんはぐいぐい来るタイプみたいだね。今回は任せてみようかな?別に断れないという訳ではない。私だって頑張れば断ることはできるからね?
「あ、あの、えっとその、お願いします」
アラクネ?なんか足というか手がたくさんあるお姉さんだ。器用に色んな服を持ってくる。
「ルーナちゃん似合ってますね〜」
選んでくれた服は少し露出が多めになっていて、背中の部分が見えている。
「これほんとに人間用なの?もしかして羽のある種族用じゃない?」
「ニフィちゃんもよく似合ってますよ!小さい服ってあんまり数多くない印象でしたけどここは沢山あるんですね」
「ここは色んな人がいますからね〜大きなサイズから小さなサイズまで沢山ございます」
「リィアもよく似合ってるじゃない、、でもそれちょっとぶかぶかというか、細身に合ってないような」
うん、多分これも人間用ではなく別の魔物用なんだろうね。デザインはかわいいけどさすがにこれは買う気にはなれないかな?
ニフィちゃんの服を少し買って、ついでにクロエさんにも似合う服を見つけたので買ってみた。
「ちょっと疲れましたけど色んな服があって面白かったですね」
「そうだね〜、てか値段結構したよね」
「あ、あの、買ってくれてありがと」
あぁ〜、かわいい!上目使いはずるいわぁ。猫耳はやっぱ最強だね。
みんなそれぞれ観光を楽しんで、宿に戻ってくる。
ルーミーさんも用事は済んだようだ。
クロエさんの話は特に興味深かった。まさか男の人と過ごしてたなんて、、さすがにそういう展開にはならなかったみたいだけど。
「明日は早くからでていっきに魔王城まで行けそうだ」
「私も張り切っちゃいますよ」
おぉ、いよいよ魔王城に着くんだね。魔王といったら大きなドラゴンだったり、禍々しい悪魔だったりするけど、どんな感じなのかなぁ?
「いよいよか、わたしに用があるって聞いてるけどなんのようなんだ?師匠は何か聞いてるの?」
「あー、行けば分かるよ。クロエにとってとても大事なことだ。詳しいことは私にもわからん」
「これ貴族がどうとかでクロエが冒険出来なくなったらどうしよう」
ルーナちゃん、それフラグだよ!
「安心しろ、わたしはまだまだみんなと一緒にいたいからな。たとえ魔王相手でも断るつもりだ」
クロエさん……
「ちょっ、リィア!」
嬉しくて思わず抱きしめてしまった。
「私からも魔王様に言ってみるから、私はクロエの味方だ」
「師匠……」
次の日の朝、天候は雨みたいだけどあんまり強くはないからそのまま飛んで行けるみたい。
いつものように街を離れてキャリーさんが変化する。
「いよいよ空を飛ぶのも最後ね大丈夫、大丈夫よ私」
「サーティアお姉ちゃん無理しないでね?あたしがついてるから」
この光景にも慣れたよ。まぁ昨日は楽しんだし、ここは我慢。ルーナちゃんといっぱいイチャイチャしよう。
「雨で濡れるとちょっと滑りやすいがまぁ私の魔法で落ちないようにするから大丈夫だ」
「リィア、こっち来て」
なんだろう?近づくとルーナちゃんが私にくっついてくる。
「ほら、こうすれば雨に濡れないでしょ?」
ルーナちゃんの魔法で雨水が避けていく。
おぉ、すごい!
「ルーナちゃんすごいです!」
キャリーさんは雨は関係なく飛び立ち、ゆっくり上昇して雲の中に入る。
しばらく灰色一色になるけど雲を抜けると晴天が広がっていた。
「わぁ〜!すごい」
「綺麗ね、下に雲が敷いてあるみたいねまだちょっと怖いけど」
「闇の上には常に光があるということか」
なんかクロエさんがかっこいいこと言ってるけど他のみんなは微妙な反応だ。
「あたしもずっとやってたら疲れるから助かるよ」
「皆さん濡れちゃってるので乾かしますね、、ドライ!」
「風が強いと飛び上がるのに時間がかかったり人を乗せるのが厳しかったりしたんだけど風が弱くてよかったよ」
キャリーさんの上ではおしゃべりしたり、ご飯を食べたりして過ごす。
「さすがにずっと同じ景色だと退屈するね」
「ですね〜まぁルーナちゃんとのおしゃべりが楽しいので退屈ではないですよ」
「もう……すぐそんなこと言うんだから」
太陽が傾いてきてそろそろ落ちる頃に魔王城が見えてくる。
「おぉ〜、なかなかの雰囲気ですね」
「すごい魔力を感じる、ってこれはキャリーのものか、ここからじゃよくわからないな。うぅ、、ちょっと緊張するのだ」
「あ、あたしのお母さんのお仕事お願いできるのかな?」
「アドレントの首都になるから前の街よりもすごいんだろうなぁ。これまでに行っきた街も住んでる人や文化は違ったけどすぐに襲われるとかそういうのもなかったし」
これ勇者が魔王城を目指すのに結構な距離だよね、しかも途中の街に人間なんてほとんどいなかっただろうし、、あぁでも全員が敵意むき出しって言うわけでもなかったのかな?
そもそも勇者がいたかどうかもわかんないけど、、
「着いたら魔王に会う前に休むとしよう。キャリー、案内頼むぞ」
「分かりました。えーっと、みんなを案内して、獣人について話して、まだまだ仕事が多いなぁ」
「仕方ない、私の支配下の霊達を手伝わせよう」
色々大変そうだね。今思ったけどドラゴンとかでも普通に仕事してるんだね。なんか人間味があって次に魔物と戦う時戸惑っちゃうかもしれなくて不安だなぁ。
「あ、今回は直でお城まで行きますから、観光とかは魔王様の用事が終わってからになります」
あ〜、長くなりそうだなぁまさかとは思うけど魔王とか戦うとかはないよね?私達別に魔王に対して特に倒そうとかはないし、あ、でも魔王が人間を見て何か思うことがあって攻撃されるってことは……いやそれなら侵略とかしてるよね。それに前に行った街をつくったっていう魔王がそんなことするかな?
「いらっしゃいませー!どういった服をお探しですかー?それとも見合う服を選びましょうか?」
あ、、この服屋さんはぐいぐい来るタイプみたいだね。今回は任せてみようかな?別に断れないという訳ではない。私だって頑張れば断ることはできるからね?
「あ、あの、えっとその、お願いします」
アラクネ?なんか足というか手がたくさんあるお姉さんだ。器用に色んな服を持ってくる。
「ルーナちゃん似合ってますね〜」
選んでくれた服は少し露出が多めになっていて、背中の部分が見えている。
「これほんとに人間用なの?もしかして羽のある種族用じゃない?」
「ニフィちゃんもよく似合ってますよ!小さい服ってあんまり数多くない印象でしたけどここは沢山あるんですね」
「ここは色んな人がいますからね〜大きなサイズから小さなサイズまで沢山ございます」
「リィアもよく似合ってるじゃない、、でもそれちょっとぶかぶかというか、細身に合ってないような」
うん、多分これも人間用ではなく別の魔物用なんだろうね。デザインはかわいいけどさすがにこれは買う気にはなれないかな?
ニフィちゃんの服を少し買って、ついでにクロエさんにも似合う服を見つけたので買ってみた。
「ちょっと疲れましたけど色んな服があって面白かったですね」
「そうだね〜、てか値段結構したよね」
「あ、あの、買ってくれてありがと」
あぁ〜、かわいい!上目使いはずるいわぁ。猫耳はやっぱ最強だね。
みんなそれぞれ観光を楽しんで、宿に戻ってくる。
ルーミーさんも用事は済んだようだ。
クロエさんの話は特に興味深かった。まさか男の人と過ごしてたなんて、、さすがにそういう展開にはならなかったみたいだけど。
「明日は早くからでていっきに魔王城まで行けそうだ」
「私も張り切っちゃいますよ」
おぉ、いよいよ魔王城に着くんだね。魔王といったら大きなドラゴンだったり、禍々しい悪魔だったりするけど、どんな感じなのかなぁ?
「いよいよか、わたしに用があるって聞いてるけどなんのようなんだ?師匠は何か聞いてるの?」
「あー、行けば分かるよ。クロエにとってとても大事なことだ。詳しいことは私にもわからん」
「これ貴族がどうとかでクロエが冒険出来なくなったらどうしよう」
ルーナちゃん、それフラグだよ!
「安心しろ、わたしはまだまだみんなと一緒にいたいからな。たとえ魔王相手でも断るつもりだ」
クロエさん……
「ちょっ、リィア!」
嬉しくて思わず抱きしめてしまった。
「私からも魔王様に言ってみるから、私はクロエの味方だ」
「師匠……」
次の日の朝、天候は雨みたいだけどあんまり強くはないからそのまま飛んで行けるみたい。
いつものように街を離れてキャリーさんが変化する。
「いよいよ空を飛ぶのも最後ね大丈夫、大丈夫よ私」
「サーティアお姉ちゃん無理しないでね?あたしがついてるから」
この光景にも慣れたよ。まぁ昨日は楽しんだし、ここは我慢。ルーナちゃんといっぱいイチャイチャしよう。
「雨で濡れるとちょっと滑りやすいがまぁ私の魔法で落ちないようにするから大丈夫だ」
「リィア、こっち来て」
なんだろう?近づくとルーナちゃんが私にくっついてくる。
「ほら、こうすれば雨に濡れないでしょ?」
ルーナちゃんの魔法で雨水が避けていく。
おぉ、すごい!
「ルーナちゃんすごいです!」
キャリーさんは雨は関係なく飛び立ち、ゆっくり上昇して雲の中に入る。
しばらく灰色一色になるけど雲を抜けると晴天が広がっていた。
「わぁ〜!すごい」
「綺麗ね、下に雲が敷いてあるみたいねまだちょっと怖いけど」
「闇の上には常に光があるということか」
なんかクロエさんがかっこいいこと言ってるけど他のみんなは微妙な反応だ。
「あたしもずっとやってたら疲れるから助かるよ」
「皆さん濡れちゃってるので乾かしますね、、ドライ!」
「風が強いと飛び上がるのに時間がかかったり人を乗せるのが厳しかったりしたんだけど風が弱くてよかったよ」
キャリーさんの上ではおしゃべりしたり、ご飯を食べたりして過ごす。
「さすがにずっと同じ景色だと退屈するね」
「ですね〜まぁルーナちゃんとのおしゃべりが楽しいので退屈ではないですよ」
「もう……すぐそんなこと言うんだから」
太陽が傾いてきてそろそろ落ちる頃に魔王城が見えてくる。
「おぉ〜、なかなかの雰囲気ですね」
「すごい魔力を感じる、ってこれはキャリーのものか、ここからじゃよくわからないな。うぅ、、ちょっと緊張するのだ」
「あ、あたしのお母さんのお仕事お願いできるのかな?」
「アドレントの首都になるから前の街よりもすごいんだろうなぁ。これまでに行っきた街も住んでる人や文化は違ったけどすぐに襲われるとかそういうのもなかったし」
これ勇者が魔王城を目指すのに結構な距離だよね、しかも途中の街に人間なんてほとんどいなかっただろうし、、あぁでも全員が敵意むき出しって言うわけでもなかったのかな?
そもそも勇者がいたかどうかもわかんないけど、、
「着いたら魔王に会う前に休むとしよう。キャリー、案内頼むぞ」
「分かりました。えーっと、みんなを案内して、獣人について話して、まだまだ仕事が多いなぁ」
「仕方ない、私の支配下の霊達を手伝わせよう」
色々大変そうだね。今思ったけどドラゴンとかでも普通に仕事してるんだね。なんか人間味があって次に魔物と戦う時戸惑っちゃうかもしれなくて不安だなぁ。
「あ、今回は直でお城まで行きますから、観光とかは魔王様の用事が終わってからになります」
あ〜、長くなりそうだなぁまさかとは思うけど魔王とか戦うとかはないよね?私達別に魔王に対して特に倒そうとかはないし、あ、でも魔王が人間を見て何か思うことがあって攻撃されるってことは……いやそれなら侵略とかしてるよね。それに前に行った街をつくったっていう魔王がそんなことするかな?
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