コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
どうして私の時に限って強い人が出てくるんですか!(強いとは言ってない)
ということで次はルーナちゃんの出番だ。
「次は誰が相手なの?」
「あたいはあんまり乗り気じゃなかったんだけどなぁ、仲間がやられちゃったなら仕方ないよね」
前に出てきたのは、魔法使いの女の子?魔族だからどれくらいの年齢かはわかんないけど、、
「ルーシェ、無茶だけはするな、あいつらはほんとに強い」
ルーシェって言うんだね。もちろん女の子が相手だろうと全く容赦するつもりは無い。と思う。
開始の合図とともに始まる。
「ロックエッジ!」
ルーシェの魔法で尖った岩が生成され、ルーナちゃんの方に飛んでいく。
「ウォーターバレット!」
飛んできた岩を迎撃する。
「砂塵!」
ぶわっと砂が舞ってルーナちゃんに向かっていく。
「ウォータートルネード!」
砂を巻き込んで濁流になってそのままルーシェに返ってくる。
「な!?」
だけど、すぐに壁を生成して攻撃を防ぐ。
追い討ちでルーナちゃんの攻撃が続く。
「全てを溶かし尽くして!アシッドスプラッシュ!!」
容赦ない、、相手の実力を見て殺すことはないと判断したのかな?
「ストーンバレット!!」
向こうは守ることはなく逆に攻撃してきた。ルーナちゃんは守ることはできずに攻撃に当たる。
ルーシェは壁予め生成してた壁を使って攻撃は受けたものの、無事なようだ。服は色々大丈夫じゃなさそうだけど。
って、ルーナちゃんは!?ところどころ怪我をして、ダメージを受けている様子だった。
「やっぱり桁違いね、あなた」
「痛いことはあんまりないから慣れないんだよね。はぁ、グレートヒール!」
キラキラとしたものがルーナちゃんを包み込んで、見えた頃には怪我が無くなっていた。
「まだやるの?」
「上等よ!って言いたいところだけど辞めておく。あたいも命はおしいからね」
ちょっと羽切の悪い時に終わったところで、どこからともなく攻撃魔法がルーナちゃんの方に飛んでくる。
「リフレクト!」
跳ね返すことは無く上にそらすだけだったが、咄嗟にできるのはすごいと思う。
「ルーナちゃんすご、、」
「何?次はあなたが相手?」
そう言って攻撃魔法を使った魔族を探知魔法で見抜いたのか、的確に当てる。
私は全然わかんないけど、見られた相手も動揺してるしあっているのかな?
周りの野次馬はどいて、ルーナちゃんと対峙する。
「ひっ!」
逃げ出してしまった。まぁ特に怪我もなかったし、いいか。
結局ルーナちゃんの勝ちということになって次はいよいよ私の出番だ。
「はぁ、、全くどいつもこいつも情けねぇ、魔族の誇りってもんがあるだろうが」
なんか一番ゴツそうなのが出てきた。
「ちっ、なんだ、一番弱そうなのが相手か、これじゃあ勝っても意味ねぇな」
あちゃ〜、とルーナちゃん達が言っているのがわかる。あ、うん、ほんとにね。
だけど他の魔族達は私に同情の目を向けてきた。
「あ〜、完全に死んだな、あいつ」
「そもそも喧嘩を買ったのが間違い」
「先に負けておいた方がよかったのにな」
と、あちこちでささやかれる。なるほど。この辺りでは名が知れた強い人なのかもしれないね。
私は何も言わずに対峙する。ごめん、緊張して何喋ったらいいかわかんない。初対面だし、コミュ障だから仕方ない。
「怖気付いて逃げなかったのは褒めてやる」
「ボルギさん、殺すのは、、」
「ヘンツ!始めろ」
今私の目の前にいる魔族はボルギって言うみたい。角が立派に生えている。鬼みたいだね。
んで、武器とか装備とか見ると思いっきり前衛職、大剣が存在感を放っている。強そう(強いとは言ってない)ゴブリンクイーンとどっちが強いんかなぁ。
なんだかんだいってチート装備での対人戦って久しぶり。学校行ってた時は制服とか模擬剣使ってたからね。盗賊とかチンピラさん達は戦いというか一方的だし。ちゃんと戦うのは初めて?
強化魔法が先で、そのあと攻撃かな?対峙しつつ出方をうかがう。
しびれを切らしてボルギが攻撃してきた。意外と早いけど避けられない程じゃないし、ずっと警戒はしてたから避けることが出来た。後隙を狙って剣を振り下ろすと受け止められてしまった。
「ちっ!」
おぉ、こわこわ。にしても強化してるのに平然と受け止めてくるね。剣さばきも上手い。単純にリーチで負けてるから私が大きく動き回る。
「ちょこまかと!!」
こういう対人戦の時って魔法と魔法のぶつかり合いもいいけど剣と剣のぶつかり合いもいいよね。
っと、横なぎで、私は大きく避けて距離をとる。
するとボルギは不敵に笑って魔法を放つ。
「ダークアロー!!」
黒い光が何本も私に向かってくる。待ってました!!前衛と言っても相手は魔族。魔法も当然使えるって考えるよね。
「リフレクト!」
ルーナちゃんが使っていた魔法を私も使わせてもらう。練習したからね。ルーナちゃんに手取り足取りみっちり教わりました。はい。
「な!?」
まぁまさか自分が不意打ちで打った魔法が跳ね返ってくるとは思わないよね。
「エレクトロショック!」
追い討ちで魔法を放って、それと同時に近づく。
装備のおかげか元々威力が低いのかダークアローの方はダメージあんまりだったけど、私の魔法は効いたみたいで、その隙に剣を振りかざす。
キンッ!となって私の剣は止められる。もちろんボルギではなく、、ずっと私達の決闘を見ていたヘンツだ。
私はなんのつもりだと目で語る。
「俺らの負けだ、勘弁してくれ」
なるほど、降参するってことか。一応最後は麻痺させて動けなくさせて完全降伏を待つつもりだったから助かる。
私は、みんなのところに戻ると、まず安心するためにルーナちゃんに抱きつく。
「リィア、頑張ったね、お疲れ様ってうわっ!ちょっと、もう」
「ま、我らなら当然なのだ。でも少し弱くて同族として情けないのだ」
「みんなお疲れ様、付き合ってくれてありがとう。とってもスッキリしたわ」
一度お互いに仕切り直してギルドに戻って決着を付ける。
「改めて挨拶するぜ、俺はヘンツ。不用意に絡んで済まなかった!確かにあんたらは強い。まさかリーダーのボルギもやられちまうなんて、、」
ヘンツは素直に謝ってくる。そういうところは妙に律儀だね。
「同じパーティのエラーリだ、俺らのおかげでもう絡まれることは無くなるだろうな」
確かに今回ので見せしめになったよね。まぁすぐにこの街も出発しちゃうけど。
「あたいはルーシェ。あたい達のプライドもズタボロ、、結構名が知れてんだけどね、、」
ルーシェの場合ルーナちゃんのせいであられもない姿になってたもんね、謎の光を用意しておいてよかったよ。
「んで、こっちにいるのがリーダーのボルギなんだけど、、今はそっとしておいてくれ」
ボルギは心が折られて、放心状態になってる。何も出来ずに負けたのが悔しいらしい。しかも一番弱そうな私に、
私的には楽しかったけどなぁ。
私達は宿に戻る。
色々あったけどこの街もいい雰囲気だったよ。
「次は誰が相手なの?」
「あたいはあんまり乗り気じゃなかったんだけどなぁ、仲間がやられちゃったなら仕方ないよね」
前に出てきたのは、魔法使いの女の子?魔族だからどれくらいの年齢かはわかんないけど、、
「ルーシェ、無茶だけはするな、あいつらはほんとに強い」
ルーシェって言うんだね。もちろん女の子が相手だろうと全く容赦するつもりは無い。と思う。
開始の合図とともに始まる。
「ロックエッジ!」
ルーシェの魔法で尖った岩が生成され、ルーナちゃんの方に飛んでいく。
「ウォーターバレット!」
飛んできた岩を迎撃する。
「砂塵!」
ぶわっと砂が舞ってルーナちゃんに向かっていく。
「ウォータートルネード!」
砂を巻き込んで濁流になってそのままルーシェに返ってくる。
「な!?」
だけど、すぐに壁を生成して攻撃を防ぐ。
追い討ちでルーナちゃんの攻撃が続く。
「全てを溶かし尽くして!アシッドスプラッシュ!!」
容赦ない、、相手の実力を見て殺すことはないと判断したのかな?
「ストーンバレット!!」
向こうは守ることはなく逆に攻撃してきた。ルーナちゃんは守ることはできずに攻撃に当たる。
ルーシェは壁予め生成してた壁を使って攻撃は受けたものの、無事なようだ。服は色々大丈夫じゃなさそうだけど。
って、ルーナちゃんは!?ところどころ怪我をして、ダメージを受けている様子だった。
「やっぱり桁違いね、あなた」
「痛いことはあんまりないから慣れないんだよね。はぁ、グレートヒール!」
キラキラとしたものがルーナちゃんを包み込んで、見えた頃には怪我が無くなっていた。
「まだやるの?」
「上等よ!って言いたいところだけど辞めておく。あたいも命はおしいからね」
ちょっと羽切の悪い時に終わったところで、どこからともなく攻撃魔法がルーナちゃんの方に飛んでくる。
「リフレクト!」
跳ね返すことは無く上にそらすだけだったが、咄嗟にできるのはすごいと思う。
「ルーナちゃんすご、、」
「何?次はあなたが相手?」
そう言って攻撃魔法を使った魔族を探知魔法で見抜いたのか、的確に当てる。
私は全然わかんないけど、見られた相手も動揺してるしあっているのかな?
周りの野次馬はどいて、ルーナちゃんと対峙する。
「ひっ!」
逃げ出してしまった。まぁ特に怪我もなかったし、いいか。
結局ルーナちゃんの勝ちということになって次はいよいよ私の出番だ。
「はぁ、、全くどいつもこいつも情けねぇ、魔族の誇りってもんがあるだろうが」
なんか一番ゴツそうなのが出てきた。
「ちっ、なんだ、一番弱そうなのが相手か、これじゃあ勝っても意味ねぇな」
あちゃ〜、とルーナちゃん達が言っているのがわかる。あ、うん、ほんとにね。
だけど他の魔族達は私に同情の目を向けてきた。
「あ〜、完全に死んだな、あいつ」
「そもそも喧嘩を買ったのが間違い」
「先に負けておいた方がよかったのにな」
と、あちこちでささやかれる。なるほど。この辺りでは名が知れた強い人なのかもしれないね。
私は何も言わずに対峙する。ごめん、緊張して何喋ったらいいかわかんない。初対面だし、コミュ障だから仕方ない。
「怖気付いて逃げなかったのは褒めてやる」
「ボルギさん、殺すのは、、」
「ヘンツ!始めろ」
今私の目の前にいる魔族はボルギって言うみたい。角が立派に生えている。鬼みたいだね。
んで、武器とか装備とか見ると思いっきり前衛職、大剣が存在感を放っている。強そう(強いとは言ってない)ゴブリンクイーンとどっちが強いんかなぁ。
なんだかんだいってチート装備での対人戦って久しぶり。学校行ってた時は制服とか模擬剣使ってたからね。盗賊とかチンピラさん達は戦いというか一方的だし。ちゃんと戦うのは初めて?
強化魔法が先で、そのあと攻撃かな?対峙しつつ出方をうかがう。
しびれを切らしてボルギが攻撃してきた。意外と早いけど避けられない程じゃないし、ずっと警戒はしてたから避けることが出来た。後隙を狙って剣を振り下ろすと受け止められてしまった。
「ちっ!」
おぉ、こわこわ。にしても強化してるのに平然と受け止めてくるね。剣さばきも上手い。単純にリーチで負けてるから私が大きく動き回る。
「ちょこまかと!!」
こういう対人戦の時って魔法と魔法のぶつかり合いもいいけど剣と剣のぶつかり合いもいいよね。
っと、横なぎで、私は大きく避けて距離をとる。
するとボルギは不敵に笑って魔法を放つ。
「ダークアロー!!」
黒い光が何本も私に向かってくる。待ってました!!前衛と言っても相手は魔族。魔法も当然使えるって考えるよね。
「リフレクト!」
ルーナちゃんが使っていた魔法を私も使わせてもらう。練習したからね。ルーナちゃんに手取り足取りみっちり教わりました。はい。
「な!?」
まぁまさか自分が不意打ちで打った魔法が跳ね返ってくるとは思わないよね。
「エレクトロショック!」
追い討ちで魔法を放って、それと同時に近づく。
装備のおかげか元々威力が低いのかダークアローの方はダメージあんまりだったけど、私の魔法は効いたみたいで、その隙に剣を振りかざす。
キンッ!となって私の剣は止められる。もちろんボルギではなく、、ずっと私達の決闘を見ていたヘンツだ。
私はなんのつもりだと目で語る。
「俺らの負けだ、勘弁してくれ」
なるほど、降参するってことか。一応最後は麻痺させて動けなくさせて完全降伏を待つつもりだったから助かる。
私は、みんなのところに戻ると、まず安心するためにルーナちゃんに抱きつく。
「リィア、頑張ったね、お疲れ様ってうわっ!ちょっと、もう」
「ま、我らなら当然なのだ。でも少し弱くて同族として情けないのだ」
「みんなお疲れ様、付き合ってくれてありがとう。とってもスッキリしたわ」
一度お互いに仕切り直してギルドに戻って決着を付ける。
「改めて挨拶するぜ、俺はヘンツ。不用意に絡んで済まなかった!確かにあんたらは強い。まさかリーダーのボルギもやられちまうなんて、、」
ヘンツは素直に謝ってくる。そういうところは妙に律儀だね。
「同じパーティのエラーリだ、俺らのおかげでもう絡まれることは無くなるだろうな」
確かに今回ので見せしめになったよね。まぁすぐにこの街も出発しちゃうけど。
「あたいはルーシェ。あたい達のプライドもズタボロ、、結構名が知れてんだけどね、、」
ルーシェの場合ルーナちゃんのせいであられもない姿になってたもんね、謎の光を用意しておいてよかったよ。
「んで、こっちにいるのがリーダーのボルギなんだけど、、今はそっとしておいてくれ」
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