コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
クロエさんの師匠
次の日、クロエさんの言っていた通り、サレンの町まですぐに着いた。そういえば、コヒューズ出てから特に何も起きてないね、杞憂だったみたい。
「なんとも言えない雰囲気ね」
「ちょっと暗いというか」
「そうですか?普通の田舎町って感じですけど」
「そういうことを言うでないぞ!サレンはいいところなのだ!」
「どうする?まずは宿にいく?」
「そうね、みんなもそれでいい?」
「私はそれでいいですよ」
「うむ、我も構わん」
ということで、町の人に聞いて、宿にいくことにする。この町の宿ってあんまりって言うか二軒しかなかった。
「師匠は元気にしてるのだろうか」
「交渉になりそうね、クロエを渡したくないって言われるかもだし」
確かに、クロエさんとっても優秀だもんね。
「あたしは頑張って説得するよ!」
「問題はクロエさんです」
「わ、我は、、師匠も好きだが、みんなのこともす、好きなのだ!これまで何度も助けられたのだ!仲間になるって決めたのだ!」
クロエさん……私は思わずクロエさんに抱きつく。
「うわっなんなのだ急に」
「えへへ、そう言ってくれて嬉しいです!」
クロエさんがこんなに仲間思いだなんて!嬉しい!
仲間の絆を確かめ合ったところで、クロエさんの師匠がいるという魔道具屋さんにいく。
「師匠!久しぶり!わたし帰ってきたよ!」
「そろそろだとは思ってたよ、おかえり、クロエ、それと、お供の方も、ぜひゆっくりしていってくれ。私はルーミー、クロエの師匠をしてるよ、どこまでクロエから聞いてるか知らないけど、人間ではないね。普段はここの店主として過ごしてるから他言はして欲しくないな」
あれがクロエさんの師匠、普通の人にしか見えないけど。まさしく魔女って感じだ。
「私はサーティア、クロエと冒険者をしてる一人よ今日はあなたにクロエについて話に来たの」
あれ?これは?
「あたしはルーナ、同じくクロエと一緒に冒険者をしてる」
あ、やっぱり自己紹介するながれだよね。
「わ、私はリィアって言います。クロエさんにはいつもお世話になってます」
なんか私だけ変な感じになっちゃった。急に自己紹介とかコミュ障には無理だっての!
「あなた、、」
ルーミーさんにじっと見られる。な、なに?なにか変なの付いてるの?
「いえ、なんでもないよ。まぁ、あなた達の目的はわかったよ。クロエも、私から離れる覚悟は出来てるんだよね?」
「うん!わたし、頑張って師匠に認められるようになるから、一緒にアドレントで家族を探せるようになるから」
「それは楽しみだ。実はあなた達が来るまでにちょっとした試験をさせてもらってたんだ。クロエに見合うかってところをね。結果はまぁ悔しいが認めざるを得ないようだ。でも最後にもう一個確かめて欲しいことがある」
え、なんだろう。
「クロエのことをどう思ってる。もちろん魔族について知っていての話だ」
魔族は昔から人と争ってたってことだよね?最近は落ち着いてるみたいだけど。
「私はクロエさんのこと大好きですよ!初めて会った時からかわいいって思ってましたし、冒険の時も知識や能力で助けてもらったり。魔族って言っても全然悪い人には思えないし仲間思いだしえっと、あとは……」
「リィア、もういいよ、むず痒いから」
「あたしはいいライバルだと思ってる。使える属性は違うけど、、あと、大事な仲間」
「ルーナ、、」
「私は魔族とか関係ないと思ってるわ、エルフだからクロエの気持ちも多少理解できるし。仲違いはよく起こるけど、なんだかんだいい関係だと思ってるわ」
こんな感じでよかったのかな?
「ふんふん、なるほどみんなクロエが大好きってことなんだね。よかった。いいよ、どうせ冒険者をするなんて限りがあるだろうし、いつかクロエが戻ってくれれば」
え?あっさり許可でちゃった。
「いいの?師匠」
「もともと私に止めることはできないし、クロエも仲間たちもどうにかしようとするでしょ?」
ということで、無事、クロエさんが勝利の星を抜けるということはなくなった。
クロエさんはそのまま師匠のところに泊まっていくということで残りの私達は宿に戻る。
「案外あっさりしてたわね」
「てっきりルーミーさんと戦うのかと思ってました」
「なにはともあれこれからもみんなで冒険続けられるね。よかったぁ」
うーーんなにか引っかかるんだよねぇ。こんなにあっさりしてると。ルーミーさんが意図しないなにかとか、、考えたくないね。あとはクロエさんが帰りたくなくなるとか?
「問題はクロエよね気持ちが変わらないといいんだけど」
「かなりルーミーさんのこと慕ってたよね」
確かに、まぁ育て親であって、師匠でもあるからそりゃあそうだけど。そこはクロエさんを信じるしかないね。
次の日。私達はビクトレアに行った時みたいにしばらくサレンで過ごすことにする。
宿で支度と朝ごはんを済ませて、クロエさんの迎えに行く。
「おはようございます、ルーミーさん」
「あ、あぁ、おはよう、クロエならもう起きているよ」
ん?なんか様子がおかしい?
「みんなおはよう、昨日はありがとね。わたし師匠と会うの一年ぶりだったから」
「ルーミーさんの前だといつもの口調じゃなくなるのね」
「え?いつものって?」
「ルーミーさん知らないんですか?クロエいっつも……」
「わー!わぁ!師匠、わたしはみんなにこの街案内しに行ってくるね」
「あ、、い、行ってらっしゃい」
ルーミーさんなにか言いかけたような、、
「師匠の前では秘密なのだ、だから言わないで欲しい」
「別にいいと思うんだけどなぁっていうか普通にあたし達の行動知ってたし、もうバレてるでしょ」
あの反応的に私達の行動はわかるけど会話とかは把握できないんじゃないのかな?
「で?これから案内してくれるんでしょ?」
「うむ!この我に任せるのだ」
急に元気が出てきたクロエさんがサレンを案内してくれる。
「なんとも言えない雰囲気ね」
「ちょっと暗いというか」
「そうですか?普通の田舎町って感じですけど」
「そういうことを言うでないぞ!サレンはいいところなのだ!」
「どうする?まずは宿にいく?」
「そうね、みんなもそれでいい?」
「私はそれでいいですよ」
「うむ、我も構わん」
ということで、町の人に聞いて、宿にいくことにする。この町の宿ってあんまりって言うか二軒しかなかった。
「師匠は元気にしてるのだろうか」
「交渉になりそうね、クロエを渡したくないって言われるかもだし」
確かに、クロエさんとっても優秀だもんね。
「あたしは頑張って説得するよ!」
「問題はクロエさんです」
「わ、我は、、師匠も好きだが、みんなのこともす、好きなのだ!これまで何度も助けられたのだ!仲間になるって決めたのだ!」
クロエさん……私は思わずクロエさんに抱きつく。
「うわっなんなのだ急に」
「えへへ、そう言ってくれて嬉しいです!」
クロエさんがこんなに仲間思いだなんて!嬉しい!
仲間の絆を確かめ合ったところで、クロエさんの師匠がいるという魔道具屋さんにいく。
「師匠!久しぶり!わたし帰ってきたよ!」
「そろそろだとは思ってたよ、おかえり、クロエ、それと、お供の方も、ぜひゆっくりしていってくれ。私はルーミー、クロエの師匠をしてるよ、どこまでクロエから聞いてるか知らないけど、人間ではないね。普段はここの店主として過ごしてるから他言はして欲しくないな」
あれがクロエさんの師匠、普通の人にしか見えないけど。まさしく魔女って感じだ。
「私はサーティア、クロエと冒険者をしてる一人よ今日はあなたにクロエについて話に来たの」
あれ?これは?
「あたしはルーナ、同じくクロエと一緒に冒険者をしてる」
あ、やっぱり自己紹介するながれだよね。
「わ、私はリィアって言います。クロエさんにはいつもお世話になってます」
なんか私だけ変な感じになっちゃった。急に自己紹介とかコミュ障には無理だっての!
「あなた、、」
ルーミーさんにじっと見られる。な、なに?なにか変なの付いてるの?
「いえ、なんでもないよ。まぁ、あなた達の目的はわかったよ。クロエも、私から離れる覚悟は出来てるんだよね?」
「うん!わたし、頑張って師匠に認められるようになるから、一緒にアドレントで家族を探せるようになるから」
「それは楽しみだ。実はあなた達が来るまでにちょっとした試験をさせてもらってたんだ。クロエに見合うかってところをね。結果はまぁ悔しいが認めざるを得ないようだ。でも最後にもう一個確かめて欲しいことがある」
え、なんだろう。
「クロエのことをどう思ってる。もちろん魔族について知っていての話だ」
魔族は昔から人と争ってたってことだよね?最近は落ち着いてるみたいだけど。
「私はクロエさんのこと大好きですよ!初めて会った時からかわいいって思ってましたし、冒険の時も知識や能力で助けてもらったり。魔族って言っても全然悪い人には思えないし仲間思いだしえっと、あとは……」
「リィア、もういいよ、むず痒いから」
「あたしはいいライバルだと思ってる。使える属性は違うけど、、あと、大事な仲間」
「ルーナ、、」
「私は魔族とか関係ないと思ってるわ、エルフだからクロエの気持ちも多少理解できるし。仲違いはよく起こるけど、なんだかんだいい関係だと思ってるわ」
こんな感じでよかったのかな?
「ふんふん、なるほどみんなクロエが大好きってことなんだね。よかった。いいよ、どうせ冒険者をするなんて限りがあるだろうし、いつかクロエが戻ってくれれば」
え?あっさり許可でちゃった。
「いいの?師匠」
「もともと私に止めることはできないし、クロエも仲間たちもどうにかしようとするでしょ?」
ということで、無事、クロエさんが勝利の星を抜けるということはなくなった。
クロエさんはそのまま師匠のところに泊まっていくということで残りの私達は宿に戻る。
「案外あっさりしてたわね」
「てっきりルーミーさんと戦うのかと思ってました」
「なにはともあれこれからもみんなで冒険続けられるね。よかったぁ」
うーーんなにか引っかかるんだよねぇ。こんなにあっさりしてると。ルーミーさんが意図しないなにかとか、、考えたくないね。あとはクロエさんが帰りたくなくなるとか?
「問題はクロエよね気持ちが変わらないといいんだけど」
「かなりルーミーさんのこと慕ってたよね」
確かに、まぁ育て親であって、師匠でもあるからそりゃあそうだけど。そこはクロエさんを信じるしかないね。
次の日。私達はビクトレアに行った時みたいにしばらくサレンで過ごすことにする。
宿で支度と朝ごはんを済ませて、クロエさんの迎えに行く。
「おはようございます、ルーミーさん」
「あ、あぁ、おはよう、クロエならもう起きているよ」
ん?なんか様子がおかしい?
「みんなおはよう、昨日はありがとね。わたし師匠と会うの一年ぶりだったから」
「ルーミーさんの前だといつもの口調じゃなくなるのね」
「え?いつものって?」
「ルーミーさん知らないんですか?クロエいっつも……」
「わー!わぁ!師匠、わたしはみんなにこの街案内しに行ってくるね」
「あ、、い、行ってらっしゃい」
ルーミーさんなにか言いかけたような、、
「師匠の前では秘密なのだ、だから言わないで欲しい」
「別にいいと思うんだけどなぁっていうか普通にあたし達の行動知ってたし、もうバレてるでしょ」
あの反応的に私達の行動はわかるけど会話とかは把握できないんじゃないのかな?
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