コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
森の精霊
出てきた魔物を倒しつつ進んでいく。
「やっぱりこの辺りの魔物は強いのが多いわね。CランクBランク相当がこんなに出てくるなんて」
「幸いなのは群れて来ないことだね。一体ずつならなんとかなるし」
あ、そんなこと言ったら。ま、まぁさすがに?そんなすぐフラグ回収は、あ、はい、しますよね。
「魔物です。しかも4体います」
「みんな!いくわよ!距離をとりつつうごいて」
あ、この魔物ってまさか、、
「ふむ、オークか」
「オークかぁビクトリアの方にはいないから食べたことないんだよね。あ、王都にいる時に食べたのかなぁ。ちょっと覚えてない」
「まだ楽な部類でよかったわ、気を引き締めて戦うわよ!」
ちょっちょっこれ大丈夫?特にサーティアさんエルフ出し、剣士出し、色々と、、そうならないためにも私が頑張んないと。
「ちょっとリィア!」
私は一気に距離をつめて、オークの四体の真ん中くらいで魔法を放つ。
「エレクトロバースト!」
続けて動きを封じる。
「パラライズ!」
最後にトドメを刺す。
「ライトニングソード!!」
残りは他のみんなが倒してくれる。
「リィア、どうしたの?急にあんなこと」
「すみません。サーティアさんが心配で、よかったです」
「え?私が?なんでなのよ」
エルフで剣士だからって言うのは伝わらないよね。どうしよう。
「すみません、オークにはあまりいい思い出がなくて」
「そう、だったのね。深くは聞かないわ」
「何かあったらあたし達がいるからね?」
「あんな豚どもは我にかかれば余裕だ。何も心配することはないのだ」
これは本格的にオークには注意しないと。クロエさんも心配になってきた。ゴキちゃんよりもタチが悪いよ。さすが女の敵。
夜になると、夜行性の魔物が活発になる。目立つので火はつけない。私ルーナちゃんクロエさんはお互いに探知魔法で感知できるから一人はサーティアさんにつく。見張りは外ではなくテントの中でする。
「サーティアさん、私はここにいますからね」
私はサーティアさんと手を繋ぐ。
「目が慣れるまででいいわよ、、でもありがとう」
なぜかルーナちゃんも反対側の手を握る。
「ダメ」
何がダメなのかはわからないけどいいや
「我を仲間はずれにするでない」
結局みんなで手を繋ぐ。
夜が明けると朝露で辺りが濡れていた。元からジメジメしてるもんね。雨が降ったみたいになってる。
「夜は魔物が来なくてよかったわ」
「そうだな、まさか寝てしまうとは」
そう、あのまま全員寝落ちしちゃったんだよね。何事も無かったからよかったけど。
「これからはこまめに休憩した方がよさそうですね。起きた時は焦りました」
私が寝落ちするの一番早かったみたいで、その代わり私が早く起きたけど。
「ルーナは最後までぐっすり寝ていたのだ」
しかもなぜか私に抱きついてたし。控えめに言って最高でした。
「うっ、」
「今日からは気をつけるわよ」
原因は体温が心地よくてそして安心したからだと思うんだよね。疲れてたし。
私達が通ってるのは一応人が通れるような道になっている。あまり使われていないらしくところどころ草が生い茂ってるけど。
まぁあんな魔物が現れるんだからわざわざこの道を通らないよね。それこそ私達みたいな冒険者とかよほど急いでる人しか。
「あれ?この反応、、魔物?にしてはちょっと違うような、、言葉じゃ表せないけど」
ほんとだ、何かいる。神聖というかルーナちゃんと少し似てる?
「我は魔物だと思うのだが」
「とにかく警戒するわよ」
そして、それが私達の目の前に現れる。
「ドリヤード?」
「ふむ、リィアの言う通りドリヤードみたいなのだ。我も話に聞いたことあるくらいだが」
「みんな離れなさい!」
急にサーティアさんが叫ぶ。なんでかは後で聞くとして今は全力で離れる。サーティアさんはクロエさんを、私はルーナちゃんを運んで逃げる。この方が速い。
ドリヤードは追っては来ないみたいだ。
「どうして逃げたんですか?」
「あれは森の精よ、、森を活性させる存在と言えばわかるかしら」
どういうこと?いまいちわかんない。
「エルフが人口増加したのはわかるわよね」
「それで国が出来たのだったな」
「もしかしてドリヤードと関係があるの?」
「まさにその原因よ。ドリヤードはある一定期間に花を咲かせるの。そして花粉を出すのよ。その花粉が問題で、季節に関わらず周りの植物が花を咲かせたり、その、生き物が生殖するのよ」
なるほどなるほど、見えてきたね。
「つまりは森の木々が増え、生き物が増えて、森が大きくなるというわけなのだな」
「じゃあ逃げた理由ってなんで?攻撃してくるわけじゃないんでしょ?」
説明しづらいけどサーティアさん任せた!
「私達に直接ではないけど、、魔物を呼び起こしちゃったりするのよ。しかも興奮状態の。そして私達も花粉の影響受けて、その、メロメロになっちゃうのよ」
「よくわかんないけど、じゃあどうするの?」
それが一番問題だよね。あそこに居られちゃ私達通れないし。
「去ってくれるのを待つしかないわね」
「まぁ、そうだな、精霊を攻撃したところでなんの意味もないし、仕方ないのだ」
しばらく休憩して、また様子を見に行く。探知魔法では魔物が少しいるくらいで、ドリヤードはいなくなっていた。
「よりにもよって、、嫌なのがいるね」
「我らの敵ではないのだ」
「リベンジといこうじゃないの」
デミプランターってそんな簡単に動けるの?それとも近くにいた?目の前にいるのは激しく触手をうねうねさせているけど、、ドリヤードのせい?いくつか魔物が捕まっている。
「やっぱりこの辺りの魔物は強いのが多いわね。CランクBランク相当がこんなに出てくるなんて」
「幸いなのは群れて来ないことだね。一体ずつならなんとかなるし」
あ、そんなこと言ったら。ま、まぁさすがに?そんなすぐフラグ回収は、あ、はい、しますよね。
「魔物です。しかも4体います」
「みんな!いくわよ!距離をとりつつうごいて」
あ、この魔物ってまさか、、
「ふむ、オークか」
「オークかぁビクトリアの方にはいないから食べたことないんだよね。あ、王都にいる時に食べたのかなぁ。ちょっと覚えてない」
「まだ楽な部類でよかったわ、気を引き締めて戦うわよ!」
ちょっちょっこれ大丈夫?特にサーティアさんエルフ出し、剣士出し、色々と、、そうならないためにも私が頑張んないと。
「ちょっとリィア!」
私は一気に距離をつめて、オークの四体の真ん中くらいで魔法を放つ。
「エレクトロバースト!」
続けて動きを封じる。
「パラライズ!」
最後にトドメを刺す。
「ライトニングソード!!」
残りは他のみんなが倒してくれる。
「リィア、どうしたの?急にあんなこと」
「すみません。サーティアさんが心配で、よかったです」
「え?私が?なんでなのよ」
エルフで剣士だからって言うのは伝わらないよね。どうしよう。
「すみません、オークにはあまりいい思い出がなくて」
「そう、だったのね。深くは聞かないわ」
「何かあったらあたし達がいるからね?」
「あんな豚どもは我にかかれば余裕だ。何も心配することはないのだ」
これは本格的にオークには注意しないと。クロエさんも心配になってきた。ゴキちゃんよりもタチが悪いよ。さすが女の敵。
夜になると、夜行性の魔物が活発になる。目立つので火はつけない。私ルーナちゃんクロエさんはお互いに探知魔法で感知できるから一人はサーティアさんにつく。見張りは外ではなくテントの中でする。
「サーティアさん、私はここにいますからね」
私はサーティアさんと手を繋ぐ。
「目が慣れるまででいいわよ、、でもありがとう」
なぜかルーナちゃんも反対側の手を握る。
「ダメ」
何がダメなのかはわからないけどいいや
「我を仲間はずれにするでない」
結局みんなで手を繋ぐ。
夜が明けると朝露で辺りが濡れていた。元からジメジメしてるもんね。雨が降ったみたいになってる。
「夜は魔物が来なくてよかったわ」
「そうだな、まさか寝てしまうとは」
そう、あのまま全員寝落ちしちゃったんだよね。何事も無かったからよかったけど。
「これからはこまめに休憩した方がよさそうですね。起きた時は焦りました」
私が寝落ちするの一番早かったみたいで、その代わり私が早く起きたけど。
「ルーナは最後までぐっすり寝ていたのだ」
しかもなぜか私に抱きついてたし。控えめに言って最高でした。
「うっ、」
「今日からは気をつけるわよ」
原因は体温が心地よくてそして安心したからだと思うんだよね。疲れてたし。
私達が通ってるのは一応人が通れるような道になっている。あまり使われていないらしくところどころ草が生い茂ってるけど。
まぁあんな魔物が現れるんだからわざわざこの道を通らないよね。それこそ私達みたいな冒険者とかよほど急いでる人しか。
「あれ?この反応、、魔物?にしてはちょっと違うような、、言葉じゃ表せないけど」
ほんとだ、何かいる。神聖というかルーナちゃんと少し似てる?
「我は魔物だと思うのだが」
「とにかく警戒するわよ」
そして、それが私達の目の前に現れる。
「ドリヤード?」
「ふむ、リィアの言う通りドリヤードみたいなのだ。我も話に聞いたことあるくらいだが」
「みんな離れなさい!」
急にサーティアさんが叫ぶ。なんでかは後で聞くとして今は全力で離れる。サーティアさんはクロエさんを、私はルーナちゃんを運んで逃げる。この方が速い。
ドリヤードは追っては来ないみたいだ。
「どうして逃げたんですか?」
「あれは森の精よ、、森を活性させる存在と言えばわかるかしら」
どういうこと?いまいちわかんない。
「エルフが人口増加したのはわかるわよね」
「それで国が出来たのだったな」
「もしかしてドリヤードと関係があるの?」
「まさにその原因よ。ドリヤードはある一定期間に花を咲かせるの。そして花粉を出すのよ。その花粉が問題で、季節に関わらず周りの植物が花を咲かせたり、その、生き物が生殖するのよ」
なるほどなるほど、見えてきたね。
「つまりは森の木々が増え、生き物が増えて、森が大きくなるというわけなのだな」
「じゃあ逃げた理由ってなんで?攻撃してくるわけじゃないんでしょ?」
説明しづらいけどサーティアさん任せた!
「私達に直接ではないけど、、魔物を呼び起こしちゃったりするのよ。しかも興奮状態の。そして私達も花粉の影響受けて、その、メロメロになっちゃうのよ」
「よくわかんないけど、じゃあどうするの?」
それが一番問題だよね。あそこに居られちゃ私達通れないし。
「去ってくれるのを待つしかないわね」
「まぁ、そうだな、精霊を攻撃したところでなんの意味もないし、仕方ないのだ」
しばらく休憩して、また様子を見に行く。探知魔法では魔物が少しいるくらいで、ドリヤードはいなくなっていた。
「よりにもよって、、嫌なのがいるね」
「我らの敵ではないのだ」
「リベンジといこうじゃないの」
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