コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
コヒューズの森
王都を出発して一日目は見慣れた草原を進む。
「フィールドタイガーくらいよ、私達にとって脅威があるのは」
「レッドブル、大群、う、頭が」
「リィア?大丈夫?リフレッシュ!」
あの赤い牛達はちょっとしたトラウマだよ。
「見晴らしがいいぶん我らも見つかりやすいからな。例えばキャノンバードなんかは探知する頃には避けられないからな」
倒すのは割と簡単なんだけどね。火力でぶっぱしてどごーんってやれば。
「思えば、草原ってゴブリンとかはいないんですね」
スライムとかはたまに見たりするけど(弱すぎて倒してもお金にならない)
「だね。なんでなんだろう」
「それは街が近いからだろうなゴブリン達は人に狩られやすい存在だからな、なんせ害獣よりも凶悪なうえ、人を襲ったり、集団になったりすると手がつけられなくなったりもする。見つかりやすい草原にわざわざ巣を作ったりはしないのだ」
なるほど確かに。同じ理由で多くの魔物は森とか隠れるところにある場所にいるのか。
「あ、この反応」
「すごい速さで向かってきますね」
「もう間に合わないのだ」
「ということはキャノンバードが来たってことね」
いつもはみんなで何とかして止めて倒すけど。あれ目の前にすると怖いんだよね。私は痛くなく異世界転生したけど、トラックとかに引かれたら絶対痛いんだろうなぁ。
「ちょうどいい、我の力を思い知るのだ」
あ、そっかクロエさんの地属性魔法なら。
「絶壁!」
ってなにそれ!クロエさん自爆、それ自爆!いや、まぁクロエさんは小さいだけで絶壁ではないよ?むしろ私がってうるさいわ!
どーん!と音がなってキャノンバードがぶつかる。そりゃ急に目の前に壁が現れたら避けられないよね。
「ハリケーンブレイド!」
「ライトニングソード!」
「あたしの出番ないんだけど」
ということで、難なくキャノンバードを倒す。前はもうちょっと慌ててたけど今回はすごい余裕があったね。
「まぁいいや、キャノンバードは美味しいからね。ちゃんと解体してお肉にしよう」
私はいまだにできないけど、ルーナちゃん達は学校で習ったので、魔物の解体ができる。種類によってはできないけど。狩った魔物を食料にできるってなったらルーナちゃんが張り切ってくれるから助かる。私は匂いに釣られて来た魔物の処理とか、道具の用意とかをする。
一泊してからコヒューズの森に入る。ここはビクトレアの方にある森とは違って難易度が高いから油断はできない。
「サーティアさんってやっぱり森の中の方が落ち着くんですか?」
「そうね。といってもこんな鬱蒼としてるのは嫌だけど」
ここはさすがに雰囲気が悪かったか。いかにも魔物が現れそうだもんね。
「我は落ち着くのだ。そしてどんな魔物が待ち構えているかと思ってわくわくもするのだ」
クロエさんは落ち着くんだ。
「こんなところさっさと抜けよう。蒸し蒸しするし。なんかベトベトするし」
私も同感。浄化魔法をちょくちょくかけてるけどまたすぐベトベトしてくる。
探知魔法で結構近くを魔物が通ったりもしてるし、、
「魔よけは多少しているからゴブリン程度の魔物は寄ってこないのだ。だから安心していいぞリィア」
「そうなんですか!?どうりで魔物が不自然に寄ってこないわけです。ありがとうございますクロエさん」
そういえば魔よけができるって言ってたね。
まぁそれでもゴブリン程度だから強いのは普通に来るわけで、、
「えっと、、カマキリ?」
「ジャイアントシックルよ、随分とまぁ大きなのが来たわね」
大きな鎌だね。てか虫を大きくしちゃダメでしょ!動きが、、気持ち悪い。
とりあえずルーナちゃんの詠唱が終わるまで時間を稼がないと。
「サーティアさん!」
「わかってるわ」
動きを合わせて、片方ずつの鎌を相手する。動きも案外早いから気をつけないと、、クロエさんも小技で援護してくれる。
「つっっぅ」
ってまずい!サーティアさんが、、
「リィア!」
「パワードレイン!」
ルーナちゃんの詠唱が終わったみたい。私はサーティアさんを助け出してカマキリから離れる。クロエさんのおかげでカマキリの動きが鈍くなって助けることが出来た。
「アシッドスプラッシュ!!」
じゅ〜〜、しゅーー、と音を立ててカマキリが溶ける。
最後に私達全員で仕留めてる。
「ふぅ〜、何とかなったのだ」
「サーティア、怪我見して、、ヒール」
「ありがとうルーナ」
強敵が多いね。勝てはするけど、疲労が多いから連続でって考えるときついね。
「まだまだコヒューズは序盤なのだ。頑張って行くぞ」
「「「おぉーー!」」」
気合いを入れ直して進む。 私は平気だけどみんなは大丈夫なのかな?
「う、そろそろご飯にしない?」
「そうね」
すぐお昼の用意をする。もちろんいっぱいは用意しない。
「旅の途中はおなかいっぱいに食べられないから早く街に着きたいよ」
「まだ序盤だぞ?そんなんで大丈夫なのか?」
「そういえばクロエの師匠のとこまでどのくらいかかるの?」
サーティアさんって私が聞きたいこと聞いてくれるよね。
「王都から一週間はかかるな途中の宿場町も少ない。本来ならコヒューズの森を迂回するが今回は突っ切るからもうちょっと早いのだ」
「迂回ルートなんてあったんですね」
そっちのルートでもよかったんじゃ
「みんなと冒険したかったのだ、、」
「もう来ちゃったんだし、いいよ、あたしも我慢するから」
そう言われたらルート変更は出来ないね。はぁ、ほんとに何も無いといいんだけど。ワーム系と蜂系はやめてね?
「フィールドタイガーくらいよ、私達にとって脅威があるのは」
「レッドブル、大群、う、頭が」
「リィア?大丈夫?リフレッシュ!」
あの赤い牛達はちょっとしたトラウマだよ。
「見晴らしがいいぶん我らも見つかりやすいからな。例えばキャノンバードなんかは探知する頃には避けられないからな」
倒すのは割と簡単なんだけどね。火力でぶっぱしてどごーんってやれば。
「思えば、草原ってゴブリンとかはいないんですね」
スライムとかはたまに見たりするけど(弱すぎて倒してもお金にならない)
「だね。なんでなんだろう」
「それは街が近いからだろうなゴブリン達は人に狩られやすい存在だからな、なんせ害獣よりも凶悪なうえ、人を襲ったり、集団になったりすると手がつけられなくなったりもする。見つかりやすい草原にわざわざ巣を作ったりはしないのだ」
なるほど確かに。同じ理由で多くの魔物は森とか隠れるところにある場所にいるのか。
「あ、この反応」
「すごい速さで向かってきますね」
「もう間に合わないのだ」
「ということはキャノンバードが来たってことね」
いつもはみんなで何とかして止めて倒すけど。あれ目の前にすると怖いんだよね。私は痛くなく異世界転生したけど、トラックとかに引かれたら絶対痛いんだろうなぁ。
「ちょうどいい、我の力を思い知るのだ」
あ、そっかクロエさんの地属性魔法なら。
「絶壁!」
ってなにそれ!クロエさん自爆、それ自爆!いや、まぁクロエさんは小さいだけで絶壁ではないよ?むしろ私がってうるさいわ!
どーん!と音がなってキャノンバードがぶつかる。そりゃ急に目の前に壁が現れたら避けられないよね。
「ハリケーンブレイド!」
「ライトニングソード!」
「あたしの出番ないんだけど」
ということで、難なくキャノンバードを倒す。前はもうちょっと慌ててたけど今回はすごい余裕があったね。
「まぁいいや、キャノンバードは美味しいからね。ちゃんと解体してお肉にしよう」
私はいまだにできないけど、ルーナちゃん達は学校で習ったので、魔物の解体ができる。種類によってはできないけど。狩った魔物を食料にできるってなったらルーナちゃんが張り切ってくれるから助かる。私は匂いに釣られて来た魔物の処理とか、道具の用意とかをする。
一泊してからコヒューズの森に入る。ここはビクトレアの方にある森とは違って難易度が高いから油断はできない。
「サーティアさんってやっぱり森の中の方が落ち着くんですか?」
「そうね。といってもこんな鬱蒼としてるのは嫌だけど」
ここはさすがに雰囲気が悪かったか。いかにも魔物が現れそうだもんね。
「我は落ち着くのだ。そしてどんな魔物が待ち構えているかと思ってわくわくもするのだ」
クロエさんは落ち着くんだ。
「こんなところさっさと抜けよう。蒸し蒸しするし。なんかベトベトするし」
私も同感。浄化魔法をちょくちょくかけてるけどまたすぐベトベトしてくる。
探知魔法で結構近くを魔物が通ったりもしてるし、、
「魔よけは多少しているからゴブリン程度の魔物は寄ってこないのだ。だから安心していいぞリィア」
「そうなんですか!?どうりで魔物が不自然に寄ってこないわけです。ありがとうございますクロエさん」
そういえば魔よけができるって言ってたね。
まぁそれでもゴブリン程度だから強いのは普通に来るわけで、、
「えっと、、カマキリ?」
「ジャイアントシックルよ、随分とまぁ大きなのが来たわね」
大きな鎌だね。てか虫を大きくしちゃダメでしょ!動きが、、気持ち悪い。
とりあえずルーナちゃんの詠唱が終わるまで時間を稼がないと。
「サーティアさん!」
「わかってるわ」
動きを合わせて、片方ずつの鎌を相手する。動きも案外早いから気をつけないと、、クロエさんも小技で援護してくれる。
「つっっぅ」
ってまずい!サーティアさんが、、
「リィア!」
「パワードレイン!」
ルーナちゃんの詠唱が終わったみたい。私はサーティアさんを助け出してカマキリから離れる。クロエさんのおかげでカマキリの動きが鈍くなって助けることが出来た。
「アシッドスプラッシュ!!」
じゅ〜〜、しゅーー、と音を立ててカマキリが溶ける。
最後に私達全員で仕留めてる。
「ふぅ〜、何とかなったのだ」
「サーティア、怪我見して、、ヒール」
「ありがとうルーナ」
強敵が多いね。勝てはするけど、疲労が多いから連続でって考えるときついね。
「まだまだコヒューズは序盤なのだ。頑張って行くぞ」
「「「おぉーー!」」」
気合いを入れ直して進む。 私は平気だけどみんなは大丈夫なのかな?
「う、そろそろご飯にしない?」
「そうね」
すぐお昼の用意をする。もちろんいっぱいは用意しない。
「旅の途中はおなかいっぱいに食べられないから早く街に着きたいよ」
「まだ序盤だぞ?そんなんで大丈夫なのか?」
「そういえばクロエの師匠のとこまでどのくらいかかるの?」
サーティアさんって私が聞きたいこと聞いてくれるよね。
「王都から一週間はかかるな途中の宿場町も少ない。本来ならコヒューズの森を迂回するが今回は突っ切るからもうちょっと早いのだ」
「迂回ルートなんてあったんですね」
そっちのルートでもよかったんじゃ
「みんなと冒険したかったのだ、、」
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