コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
仲間と友達はどう違うんでしょうか
リィア視点
そもそもの私の目的はなんだった?そう、異世界を楽しむ。それには冒険が面白いと思ってた。仲間と協力して成し遂げたり、思い出話をして笑いあったり。でも、冒険をしていたら出会った、せっかく友達と別れることになったら?これまで私にとっては多すぎるほどの友達が出来た。
ビクトレアには帰るところがある。お金も問題ない。友達もいる。これ以上に幸せなことってある?
「ねぇリィア、今、なんて言ったの?」
「え、ビクトレアにずっと居たいなぁって、、それでみんなでこうやってお話するんです」
「サーティアとクロエはどうするの?」
できれば二人とも一緒にいたいけどそれぞれが離れるって言うなら仕方ない。危険な旅をするよりビクトレアで安全に過ごした方がいいでしょ?
「二人は、、」
自分が何を言おうとしているか考えて言葉が詰まる。
「リィア、あたしにはわかるよ、リィアが何を思っているか、あたしだって考えたことあるもん。でも、リィアもクロエもサーティアも、仲間なんだもん」
仲間、仲間と友達って何が違うの?どっちの方が大事なの?
「だからさ、あたしはみんなについて行くよ、どんなに危険なところでも、だって、もうあたしはリィア達のこと忘れられないから。もちろんミミやメアリー、ミルフィは友達だし、会えなくなるのは寂しいけど、、互いに命を預けた仲間を見捨てるなんてことはできない」
あ、
「そう、ですよね、、私どうしちゃったんでしょうか」
ミルフィさん達もいるのに話すことでもなかったよね。雰囲気壊しちゃった。
「何落ち込んでるんですの?リィアさまらしくありませんわ!わたくし達はずっとずっと友達ですわよ。わたくしだってただ助けられただけじゃこんなにリィアさまのこと好きになってませんわよ」
「私達は元々こういう職業だからね、、そりゃこの街にリィアさん達がいれば楽しいだろうけど、もっと大事なことがあるんじゃないの?」
「そうですよ!それに、どうせ毎月お手紙するんですよね?」
そうだ、そうだよ、私の今の命は誰に助けられた?恩だけじゃない、信頼がそこにはあるんだよ。友達とは違う。自分を預けることができる。それが仲間、その仲間を見捨てて離れるなんてことできる?
「すみません、目が覚めました。クロエさんとサーティアさんには謝らないいけませんね。それと、ルーナちゃん、ありがとう」
ルーナちゃんは私をわかってくれてるだけじゃなくて、道を正してくれる。
「気を取り直してお茶会を楽しみますわよ」
クロエ視点
依頼の最中にサーティアが変なことを言い出した。
「本気で言ってるのか?冗談でもタチが悪いぞ」
これが本気なら一旦反省してもらうしかないが。
「言ってみただけよ、私だって冒険者が甘くはないことぐらいわかってるわ」
帰ったらリィアとルーナに謝らせないといけないね。
「冗談でもそんなこと言うんじゃない、そもそも我とサーティアだけで組むのはありえんぞ、サーティアのことが嫌いという訳ではないが」
「思ったのよ、リィアがもし、ルーナでもいいわ、もし、ビクトレアに残りたいって言ったらどうする?私とクロエだけになったら」
それでおかしかったんだ、サーティアは心配してたんだね。
「バラバラになるな、我らがここに残る必要もないだろうしな」
「そう、よね」
でもそうはならないと思うけど。
「簡単なことではないか、失いたくない、奪われなくない、それならそれをさせなければいい話だ」
「それが出来たら苦労はしないわよ」
ん?簡単なことだと思うけど
「情けないな、全く、我に任せておけ。とっておきの策がある」
さっさと依頼を達成させて街に戻る。
「で?策ってなんなのよ」
そういえばまだ伝えてなかったな
「簡単な話だ。お願いすればいい」
「は?」
「 この依頼は失敗したことにするのだ」
「話が見えてきたわつまりはリィアとルーナがいないと私たちは依頼がこなせないからって言うのね?」
わたしはうなづく。
もし仮にサーティアの言う通りだとしてもリィアとルーナならこれで平気だろう。
二人とも仲間をほっとく性格ではないからね。
宿に戻るとミミから部屋にリィア達がいるということを教えてくれた。わざわざ言うってことは何かあるのか?いや、まさかな。
リィア視点
ちょっと会うのがきまづい。サーティアさんもクロエさんも事情を知らないから急に謝っても伝わらないんだろうなぁ。その辺りはルーナちゃんに丸投げしよう。
「あ、あの、私……」
私の声が遮られる。
「待ってリィア、その前に私達からも言うことがあるわ」
なんだろう。
「実は私達、今日受けた依頼、失敗しちゃったのよ」
え?そうなの?サーティアとクロエさんの実力ならこの街の依頼はできると思うんだけど。
「悔しいが我らだけでは力不足だったようでな」
「だからお願い!これからも私達と一緒にいて欲しいのよ」
え?えええええ?どういうこと?
「私からも言うことがあって、、その、ごめんなさい!!」
「え?それじゃあやっぱり私達はここで終わりなの」
「待って待って、話がややこしくなってるから」
ルーナちゃんが間に入ってことの詳細を話す。
「ということで改めてごめんなさい。私、サーティアさんとクロエさんになんて言ったらいいか」
「そういう時は、これからもよろしくと言うのだ」
「そうね、改めてよろしくね」
一時危なかったけど、何とか解散をになることはなかった。原因は私なんだけど。これからはもっともっとみんなのために頑張らないと。
そもそもの私の目的はなんだった?そう、異世界を楽しむ。それには冒険が面白いと思ってた。仲間と協力して成し遂げたり、思い出話をして笑いあったり。でも、冒険をしていたら出会った、せっかく友達と別れることになったら?これまで私にとっては多すぎるほどの友達が出来た。
ビクトレアには帰るところがある。お金も問題ない。友達もいる。これ以上に幸せなことってある?
「ねぇリィア、今、なんて言ったの?」
「え、ビクトレアにずっと居たいなぁって、、それでみんなでこうやってお話するんです」
「サーティアとクロエはどうするの?」
できれば二人とも一緒にいたいけどそれぞれが離れるって言うなら仕方ない。危険な旅をするよりビクトレアで安全に過ごした方がいいでしょ?
「二人は、、」
自分が何を言おうとしているか考えて言葉が詰まる。
「リィア、あたしにはわかるよ、リィアが何を思っているか、あたしだって考えたことあるもん。でも、リィアもクロエもサーティアも、仲間なんだもん」
仲間、仲間と友達って何が違うの?どっちの方が大事なの?
「だからさ、あたしはみんなについて行くよ、どんなに危険なところでも、だって、もうあたしはリィア達のこと忘れられないから。もちろんミミやメアリー、ミルフィは友達だし、会えなくなるのは寂しいけど、、互いに命を預けた仲間を見捨てるなんてことはできない」
あ、
「そう、ですよね、、私どうしちゃったんでしょうか」
ミルフィさん達もいるのに話すことでもなかったよね。雰囲気壊しちゃった。
「何落ち込んでるんですの?リィアさまらしくありませんわ!わたくし達はずっとずっと友達ですわよ。わたくしだってただ助けられただけじゃこんなにリィアさまのこと好きになってませんわよ」
「私達は元々こういう職業だからね、、そりゃこの街にリィアさん達がいれば楽しいだろうけど、もっと大事なことがあるんじゃないの?」
「そうですよ!それに、どうせ毎月お手紙するんですよね?」
そうだ、そうだよ、私の今の命は誰に助けられた?恩だけじゃない、信頼がそこにはあるんだよ。友達とは違う。自分を預けることができる。それが仲間、その仲間を見捨てて離れるなんてことできる?
「すみません、目が覚めました。クロエさんとサーティアさんには謝らないいけませんね。それと、ルーナちゃん、ありがとう」
ルーナちゃんは私をわかってくれてるだけじゃなくて、道を正してくれる。
「気を取り直してお茶会を楽しみますわよ」
クロエ視点
依頼の最中にサーティアが変なことを言い出した。
「本気で言ってるのか?冗談でもタチが悪いぞ」
これが本気なら一旦反省してもらうしかないが。
「言ってみただけよ、私だって冒険者が甘くはないことぐらいわかってるわ」
帰ったらリィアとルーナに謝らせないといけないね。
「冗談でもそんなこと言うんじゃない、そもそも我とサーティアだけで組むのはありえんぞ、サーティアのことが嫌いという訳ではないが」
「思ったのよ、リィアがもし、ルーナでもいいわ、もし、ビクトレアに残りたいって言ったらどうする?私とクロエだけになったら」
それでおかしかったんだ、サーティアは心配してたんだね。
「バラバラになるな、我らがここに残る必要もないだろうしな」
「そう、よね」
でもそうはならないと思うけど。
「簡単なことではないか、失いたくない、奪われなくない、それならそれをさせなければいい話だ」
「それが出来たら苦労はしないわよ」
ん?簡単なことだと思うけど
「情けないな、全く、我に任せておけ。とっておきの策がある」
さっさと依頼を達成させて街に戻る。
「で?策ってなんなのよ」
そういえばまだ伝えてなかったな
「簡単な話だ。お願いすればいい」
「は?」
「 この依頼は失敗したことにするのだ」
「話が見えてきたわつまりはリィアとルーナがいないと私たちは依頼がこなせないからって言うのね?」
わたしはうなづく。
もし仮にサーティアの言う通りだとしてもリィアとルーナならこれで平気だろう。
二人とも仲間をほっとく性格ではないからね。
宿に戻るとミミから部屋にリィア達がいるということを教えてくれた。わざわざ言うってことは何かあるのか?いや、まさかな。
リィア視点
ちょっと会うのがきまづい。サーティアさんもクロエさんも事情を知らないから急に謝っても伝わらないんだろうなぁ。その辺りはルーナちゃんに丸投げしよう。
「あ、あの、私……」
私の声が遮られる。
「待ってリィア、その前に私達からも言うことがあるわ」
なんだろう。
「実は私達、今日受けた依頼、失敗しちゃったのよ」
え?そうなの?サーティアとクロエさんの実力ならこの街の依頼はできると思うんだけど。
「悔しいが我らだけでは力不足だったようでな」
「だからお願い!これからも私達と一緒にいて欲しいのよ」
え?えええええ?どういうこと?
「私からも言うことがあって、、その、ごめんなさい!!」
「え?それじゃあやっぱり私達はここで終わりなの」
「待って待って、話がややこしくなってるから」
ルーナちゃんが間に入ってことの詳細を話す。
「ということで改めてごめんなさい。私、サーティアさんとクロエさんになんて言ったらいいか」
「そういう時は、これからもよろしくと言うのだ」
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