コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
なんだかビクトレアから離れたくなくなってきたんですけど
次の日、朝起きるとサーティアさんとクロエさんはもういなかった。早くから依頼を受けるみたい。ミミさん達はどうだったかな?
着替える前に聞いておかないとね。
「先に朝ごはんを食べに行きましょうか」
「着替えなくてもいいの?」
「着替えてやっぱりダメだった時に手間になっちゃいますからね」
食堂に行って朝ごはんを食べる。
「あ、リィアさんルーナちゃんおはよう。今日はこの後平気だってだからちょっと待ってて」
どうやら今日お茶会できるみたいだね。やった。
「よかった〜、じゃああたし達は着替えて待ってるね」
「うん!大体二の鐘には間に合わせるから」
ということで食べ終わったあと、部屋に戻って着替えをする。
今日は最近してなかったお姫様仕様の髪型と格好でいこう。
「ルーナちゃんもふわふわにしますか?」
「お願い、あ、あとこの服着るの手伝ってくれない?」
え、確かにその服はだいぶ前に買ったやつだけど、、私は普通に着れたんだけど、、もしかしてルーナちゃんが成長したから?
「また大きくなったんですか?」
「またって何?え、どうしたの?無言で近づいてきて、、きゃあ」
どうしたらそんなに大きくなるの?くっ、柔らかい、、これで私よりも二歳歳下とかおかしいでしょ絶対。
「ちょっ、リィア、やめて」
「す、すみません、取り乱しました」
着るのを手伝う。よかった着れない程ではないんだね。
「ルーナちゃんかわいいですよ」
美少女がオシャレしたらさらにかわいくなるよね(当たり前だけど)。
「お待たせしました、ミミさんはいつものお姉さんって感じの格好もいいですけど、大人な感じもとっても素敵です!」
「ありがとう、リィアさん」
男なら絶対惚れてるよ。
「いつもとのギャップもあるよね。メアリーなんかどこかの貴族にも見えるし」
確かに、二人とも普段は宿屋の看板娘だからね。
いつも宿の食堂を利用しているお客さんから褒められたり、街ゆく人たちに注目されながら領主邸まで行く。
「やっぱり慣れないですね、こういうのは」
「うん」
私もルーナちゃんも顔が赤い。私は顔が熱いから多分だけど。
「私達は慣れてるから、まぁそれでもいつもより注目されすぎだけど、メアリーにくっつかれてたからむしろよかったまであるよ」
「わたしは普通に恥ずかしかったです」
ビクトレアは治安がいいよね。目立つ格好してもよくわかんない人達に絡まれることも無いし。まぁもしそんな人達が現れても私とルーナちゃんが許さないけど。
ちなみに、この街にはミミとメアリーのファンが多く、常に街の人達によって守られている。そういうこともあって、二人とも恋人はまだいない。
「よく来てくれましたわ。ミミとメアリーも久しぶりですわね」
「お久しぶりですミルフィさん」
「お久しぶりです。あれ?どんな感じでよかったんでしたっけ?」
「敬語は不要ですわ、だってわたくし達は友達なのですから、ほら、みんな同じ髪飾りを付けているでしょう?」
ビクトレアシスターズの証のことだね。
みんな席についてからは、みんなで思い出話をする。特に私とルーナちゃんは冒険者学校で色んなことがあったからね。
話すことは尽きない。
「えへへ、こうやってみんなでおしゃべりするのってなんでこんなに楽しいんでしょうね」
「急にどうしたの?」
自分でもよくわかんないけど、、
「私、皆さんとずっとこうしてたいです。ビクトレアから離れたくないです」
ビクトレアから離れたくない。
「え?」
クロエ視点
ビクトレアに来てからというもの、サーティアの様子がおかしい。その原因は分かってるけど。おそらくもうほとんど会えなくなる相手との会話を邪魔したくないのだろう。今日だって、お茶を断ったし、わたしはミルフィとはなしたかったけど、サーティアを一人にする訳にもいかないからついて行くことにした。
「どんな依頼を受ける?この辺りの魔物なら我とサーティアの敵ではないだろうからなんでもいいぞ」
「そうね、、じゃあこれなんてどうかしら?」
ふむ、素材採取か、、昔師匠とよくやってたなぁ。ついでに魔物討伐もすれば、、あぁでもリィアがいないんだった。あまり大きなのは運べないな。
「ついでに魔物討伐も、、って、リィアがいなかったわね」
サーティアも同じことを考えていたようだ。一年も一緒にいるといるのが当たり前のようになってくるね。
依頼を受けて、草原へと出かける。
「確か木の実だったわね」
「ブースの実だな、ポーションの素材だ。そのまま食べても美味しいぞ、普通は素材用と食用で分けられているが。市場にあるのは素材としては価値があまりないのだ」
「詳しいわね。さすがはクロエ。今回取りに行くのはこの草原の中にあるのよね」
「魔物が出るからこうして冒険者に頼んでいるのだろうな、何故か人の手を加えると素材の価値が落ちるのだそうだ」
冒険者にとってはありがたいがポーション作成する人にとっては手間がかかって面倒だね。
ブースの木があるところに向かって草原を歩いていると、魔物が現れる。
「定番の角ウサギね」
「倒しても持ち帰るのは数匹が限界だぞ」
「……逃げた方がよさそうね」
「わかった、我が時間を稼ぐから走るぞ」
わたしは地属性魔法でウサギの周りを土で囲う。しばらくしたら崩れるけど。足止めにはなるでしょ。
「掴まりなさい!」
「え?うん、、きゃあ!」
真剣な顔で言うから掴まったけど、、抱き上げられるとは思わないでしょ!
無事魔物から逃げ切ることが出来る。
「サーティア!」
「だってクロエ走るの遅いじゃないの」
うっ、確かにそうだけど。
「我にも矜恃というものがあってだな」
「メイド服着て喜ぶようなかわいい子にプライドも何もないじゃない」
「か、かわいいって言うなぁ!」
サーティアはそろそろわたしの力がわかってきたと思ってたのに。まぁ確かにメイド服は嫌いじゃないけど。
「かわいいわよ、ずるいくらいに」
「だ、だから〜、、もう!」
最近のサーティアは変だよ。
そんなこんなで順調?にブースの木までやってくる。途中の魔物は全て逃げた。サーティアがわたしを抱いて。
「ねぇクロエ、これ私達だけでもやっていけそうじゃない?」
「何を言ってるんだサーティアは」
ほんとにどうしたんだ?
着替える前に聞いておかないとね。
「先に朝ごはんを食べに行きましょうか」
「着替えなくてもいいの?」
「着替えてやっぱりダメだった時に手間になっちゃいますからね」
食堂に行って朝ごはんを食べる。
「あ、リィアさんルーナちゃんおはよう。今日はこの後平気だってだからちょっと待ってて」
どうやら今日お茶会できるみたいだね。やった。
「よかった〜、じゃああたし達は着替えて待ってるね」
「うん!大体二の鐘には間に合わせるから」
ということで食べ終わったあと、部屋に戻って着替えをする。
今日は最近してなかったお姫様仕様の髪型と格好でいこう。
「ルーナちゃんもふわふわにしますか?」
「お願い、あ、あとこの服着るの手伝ってくれない?」
え、確かにその服はだいぶ前に買ったやつだけど、、私は普通に着れたんだけど、、もしかしてルーナちゃんが成長したから?
「また大きくなったんですか?」
「またって何?え、どうしたの?無言で近づいてきて、、きゃあ」
どうしたらそんなに大きくなるの?くっ、柔らかい、、これで私よりも二歳歳下とかおかしいでしょ絶対。
「ちょっ、リィア、やめて」
「す、すみません、取り乱しました」
着るのを手伝う。よかった着れない程ではないんだね。
「ルーナちゃんかわいいですよ」
美少女がオシャレしたらさらにかわいくなるよね(当たり前だけど)。
「お待たせしました、ミミさんはいつものお姉さんって感じの格好もいいですけど、大人な感じもとっても素敵です!」
「ありがとう、リィアさん」
男なら絶対惚れてるよ。
「いつもとのギャップもあるよね。メアリーなんかどこかの貴族にも見えるし」
確かに、二人とも普段は宿屋の看板娘だからね。
いつも宿の食堂を利用しているお客さんから褒められたり、街ゆく人たちに注目されながら領主邸まで行く。
「やっぱり慣れないですね、こういうのは」
「うん」
私もルーナちゃんも顔が赤い。私は顔が熱いから多分だけど。
「私達は慣れてるから、まぁそれでもいつもより注目されすぎだけど、メアリーにくっつかれてたからむしろよかったまであるよ」
「わたしは普通に恥ずかしかったです」
ビクトレアは治安がいいよね。目立つ格好してもよくわかんない人達に絡まれることも無いし。まぁもしそんな人達が現れても私とルーナちゃんが許さないけど。
ちなみに、この街にはミミとメアリーのファンが多く、常に街の人達によって守られている。そういうこともあって、二人とも恋人はまだいない。
「よく来てくれましたわ。ミミとメアリーも久しぶりですわね」
「お久しぶりですミルフィさん」
「お久しぶりです。あれ?どんな感じでよかったんでしたっけ?」
「敬語は不要ですわ、だってわたくし達は友達なのですから、ほら、みんな同じ髪飾りを付けているでしょう?」
ビクトレアシスターズの証のことだね。
みんな席についてからは、みんなで思い出話をする。特に私とルーナちゃんは冒険者学校で色んなことがあったからね。
話すことは尽きない。
「えへへ、こうやってみんなでおしゃべりするのってなんでこんなに楽しいんでしょうね」
「急にどうしたの?」
自分でもよくわかんないけど、、
「私、皆さんとずっとこうしてたいです。ビクトレアから離れたくないです」
ビクトレアから離れたくない。
「え?」
クロエ視点
ビクトレアに来てからというもの、サーティアの様子がおかしい。その原因は分かってるけど。おそらくもうほとんど会えなくなる相手との会話を邪魔したくないのだろう。今日だって、お茶を断ったし、わたしはミルフィとはなしたかったけど、サーティアを一人にする訳にもいかないからついて行くことにした。
「どんな依頼を受ける?この辺りの魔物なら我とサーティアの敵ではないだろうからなんでもいいぞ」
「そうね、、じゃあこれなんてどうかしら?」
ふむ、素材採取か、、昔師匠とよくやってたなぁ。ついでに魔物討伐もすれば、、あぁでもリィアがいないんだった。あまり大きなのは運べないな。
「ついでに魔物討伐も、、って、リィアがいなかったわね」
サーティアも同じことを考えていたようだ。一年も一緒にいるといるのが当たり前のようになってくるね。
依頼を受けて、草原へと出かける。
「確か木の実だったわね」
「ブースの実だな、ポーションの素材だ。そのまま食べても美味しいぞ、普通は素材用と食用で分けられているが。市場にあるのは素材としては価値があまりないのだ」
「詳しいわね。さすがはクロエ。今回取りに行くのはこの草原の中にあるのよね」
「魔物が出るからこうして冒険者に頼んでいるのだろうな、何故か人の手を加えると素材の価値が落ちるのだそうだ」
冒険者にとってはありがたいがポーション作成する人にとっては手間がかかって面倒だね。
ブースの木があるところに向かって草原を歩いていると、魔物が現れる。
「定番の角ウサギね」
「倒しても持ち帰るのは数匹が限界だぞ」
「……逃げた方がよさそうね」
「わかった、我が時間を稼ぐから走るぞ」
わたしは地属性魔法でウサギの周りを土で囲う。しばらくしたら崩れるけど。足止めにはなるでしょ。
「掴まりなさい!」
「え?うん、、きゃあ!」
真剣な顔で言うから掴まったけど、、抱き上げられるとは思わないでしょ!
無事魔物から逃げ切ることが出来る。
「サーティア!」
「だってクロエ走るの遅いじゃないの」
うっ、確かにそうだけど。
「我にも矜恃というものがあってだな」
「メイド服着て喜ぶようなかわいい子にプライドも何もないじゃない」
「か、かわいいって言うなぁ!」
サーティアはそろそろわたしの力がわかってきたと思ってたのに。まぁ確かにメイド服は嫌いじゃないけど。
「かわいいわよ、ずるいくらいに」
「だ、だから〜、、もう!」
最近のサーティアは変だよ。
そんなこんなで順調?にブースの木までやってくる。途中の魔物は全て逃げた。サーティアがわたしを抱いて。
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