コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
ドロー村の歓迎会
朝早くから歩き始めているからなのか、お昼頃にドロー村への看板をみつける。
「あ、看板です。こっちみたいですね。あれ?こんな看板キレイでしたっけ?」
「新しくなってる?」
「復興してるってことじゃないの?」
「まだ看板だけかもしれないよ?行ってみないと、わたしは行ったことないから見分けられないけど」
まぁクロエさんの言う通り見た方が早いね。
私達はドロー村に入る。
「おぉ、、って、村自体はちょっと建物が増えたような気がするくらい?」
畑の方はまだ見えないけど、家が多くなったのと、村人で賑わっている。前はほんとに廃れてたからなぁ。
「おや?旅の人かい?」
「私達は勝利の星達。リィアとルーナが……」
「勝利の星達!?ちょっ、ちょっと待っててください、あ、いや、一緒に来てください」
村人が突然驚いて私達を案内?する。私達のことを知ってたのかな?
案内されたのはまぁわかってたけど、村長の家だ。
「村長さん!村長さん!」
「ど、どうかされました?」
心配して、村長の孫のソフィアさんが顔を出す。
「あ、お久しぶりです。覚えてますか?リィアです」
今のはすごいすんなりあいさつできたね。久しぶりとはいえ、すごい成長だ。
「ルーナよ、久しぶり、ソフィア」
「え、あ、え、、」
驚きすぎてあわあわしている。
「痛っ夢じゃないみたい、、本当にリィアさん達なんですね。驚きました。と、とりあえず歓迎するのであがってください。あ、お仲間?の方も是非」
慌てつつも丁寧に案内する。
飲み物を運んで来て、村長も呼んでくる。
「よくぞいらっしゃいました。おかげさまで村は復興し、畑や井戸、家屋も直りました。村人総出で柵も作り、魔物の襲撃もあれから少なくなっております。ほんとに感謝してもしきれません」
面と向かって感謝されるとこそばゆいね。でもよかった。ちゃんと復興できたんだね。
「どうぞくつろいで行ってください。もちろんお仲間の方も歓迎いたします」
よかった。サーティアさんとクロエさんも大丈夫みたい。
「私も料理張り切ってつくりますね」
こうして、ドロー村の歓迎会が始まる。
準備にちょっとかかるということで、外の様子を見に行くことにした。
「といってもやることは特にないのよね」
「私は畑と井戸の方を見に行っていいですか?柵がどんな感じなのか気になったので」
「あたしも行く、クロエ達はどうするの?」
「わたしは考え事でもしてようかな?魔法についてもっと考えたいから」
「私は、そうね、子供達と遊んでこようかしら」
サーティアさんって子供好き?
「な、なによ、悪い?国を出る前はよく子供達の相手をしてたのよ」
あ〜、なんとなくわかるかも、面倒見いいもんね。
「じゃあ私達は行きましょうか」
「そうだね」
畑の方に行くとき、会う人会う人に感謝される。あのままだったら多分この村の人はみんなダメだったかもしれないって考えるとわかるけど、、こそばゆい。
「なんか照れちゃいますね」
「そ、そうだね」
ルーナちゃんは私よりも照れてるね。顔赤い。
「おお、さすがに一年も過ぎるのと何事も無かったようになりますね。あ、柵も結構ちゃんとしてます」
「よかった。ここまですごいとあの時のお手伝いはいらなかったかもね」
確かに、人の力ってすごいよね。魔法があればなおさら。
井戸にもちゃんとした柵が作ってあった。
「村の雰囲気も最初来た時と比べるとずいぶん明るくなりましたよね」
「だね、ふふっなんか懐かしいね。二人でこういうふうに話すのって」
「そうですね。もう一年も一緒にいるんですね……ルーナちゃん!」
「な、何?急に」
私はルーナちゃんの手を両手で握る。
「今まで私と仲良くしてくれてありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」
感謝の気持ちはちゃんと伝えないと。
「あぁ、うん、よろしくね。あたしの中でリィアが一番だから、そこはちゃんと言っておく」
ルーナちゃん!
「私もです!えへへ〜私達両思いですね〜」
「変な表現はやめてよ、もう」
私とルーナちゃんの気持ちを確かめあったところで、みんなのところに戻る。
「クロエとサーティアは何やってるの?あれ」
見たところサーティアさんは子供達に囲まれている。クロエさんは子供達の前で何かを熱心に喋っている。
「ちょっ、一気に来られても困るわよ、分かった、私の負けだから、あ!リィア!助けて、、」
「何やってるんですか、、もう」
妙になまめかしいんだよね、サーティアさん。
私じゃ子供の相手は無理、こういう時は。
「ルーナちゃんあとはお願いします」
「もう、仕方ないなぁ」
サーティアさんはルーナちゃんに任せてクロエさんのところに行く。
「まだ我の力が見たいのだな?いいだろう、はっ!」
「すごーい」
「かっこいい!」
「もう一回やって〜」
「ま、まだやるのか?あ、リィア、ちょうどいいところに、、見てみろ、闇属性を混ぜたら炎が安定するようになったのだ。名付けてダークフレアだ」
また中二病が喜びそうな名前の魔法だね。
すごいかっこいい!え、私もやりたい、白い炎とかできるかな?っと危ない危ない、今はクロエさんを回収しようと思ってたんだった。
「ほら、行きますよ」
「む、仕方あるまい、ではまたな、貴殿らよ」
子供達とお別れして、サーティアさんとルーナちゃんとも合流する。
「あ、みなさんこっちにいたんですね、、そろそろ準備ができますよ」
ソフィアさんが迎えに来る。
「す、すごい豪華ですね、、いいんですか?」
「さすがに悪い気がするよ」
「私とクロエは実際何もしてないし」
「みなさん気にしないでください。私達のわがままということで今日はぜひ楽しんでください。それに、私達はお友達なんですよね?リィアさん、ルーナさん」
そういうことなら、まぁ、
「わかったよ、どうせお金を払うって言っても断るんでしょ?」
ソフィアさんはうなづく。
「じゃあ今日はめいっぱい楽しむことにしましょうか、元々約束もありますし、ここまで豪華だとは思いませんでしたけど」
ルーナちゃんは目が料理の方を向いている。
「仕方ないわね。そこまで言われちゃったら」
「うむ、我はもらえるものはもらい、欲しいものは奪い取る精神だからな」
魔族っぽいけどクロエさんは実際そんなことはしないと思うんだよね。
新鮮な野菜と、パン、スープ、お肉の料理が並べられていた。どれも美味しそう。お持ち帰りとかできるのかな?
「ん〜、美味しい!このシャキシャキとした食感、さっぱりした感じとお肉の料理が合う。パンも美味しい〜………」
ん!美味しい。ソフィアさんが作った料理はどれなのかな?
サーティアさんの方を見ると、野菜を美味しそうに食べていて、クロエさんの方を見ると、無言でガツガツ食べていた。
お昼なのに食べすぎちゃったよ。すぐに村を出たらちょっと危険かも、、
「ふぅ〜、いっぱい食べちゃった。」
「これからどうしますか?」
「すぐに村を出てもいいけど、、ここは安全をとってもう少し村にいるわよ」
「我もそれでいいと思う」
クロエさん完全に忘れてるよね。
もちろん村の人達は私達が長くいても問題ないということで、しばらくいることにする。
このまま泊まっていくのはさすがに悪いので、日が傾いて来た頃に村を出ることにする。
村人達に見送られて、村をでる。
「なかなかいい村だったな」
「それはリィアとルーナのおかげでしょ?普通じゃあんな高待遇じゃないわよ」
明日明後日くらいにはビクトレアに着くかな?
「あ、看板です。こっちみたいですね。あれ?こんな看板キレイでしたっけ?」
「新しくなってる?」
「復興してるってことじゃないの?」
「まだ看板だけかもしれないよ?行ってみないと、わたしは行ったことないから見分けられないけど」
まぁクロエさんの言う通り見た方が早いね。
私達はドロー村に入る。
「おぉ、、って、村自体はちょっと建物が増えたような気がするくらい?」
畑の方はまだ見えないけど、家が多くなったのと、村人で賑わっている。前はほんとに廃れてたからなぁ。
「おや?旅の人かい?」
「私達は勝利の星達。リィアとルーナが……」
「勝利の星達!?ちょっ、ちょっと待っててください、あ、いや、一緒に来てください」
村人が突然驚いて私達を案内?する。私達のことを知ってたのかな?
案内されたのはまぁわかってたけど、村長の家だ。
「村長さん!村長さん!」
「ど、どうかされました?」
心配して、村長の孫のソフィアさんが顔を出す。
「あ、お久しぶりです。覚えてますか?リィアです」
今のはすごいすんなりあいさつできたね。久しぶりとはいえ、すごい成長だ。
「ルーナよ、久しぶり、ソフィア」
「え、あ、え、、」
驚きすぎてあわあわしている。
「痛っ夢じゃないみたい、、本当にリィアさん達なんですね。驚きました。と、とりあえず歓迎するのであがってください。あ、お仲間?の方も是非」
慌てつつも丁寧に案内する。
飲み物を運んで来て、村長も呼んでくる。
「よくぞいらっしゃいました。おかげさまで村は復興し、畑や井戸、家屋も直りました。村人総出で柵も作り、魔物の襲撃もあれから少なくなっております。ほんとに感謝してもしきれません」
面と向かって感謝されるとこそばゆいね。でもよかった。ちゃんと復興できたんだね。
「どうぞくつろいで行ってください。もちろんお仲間の方も歓迎いたします」
よかった。サーティアさんとクロエさんも大丈夫みたい。
「私も料理張り切ってつくりますね」
こうして、ドロー村の歓迎会が始まる。
準備にちょっとかかるということで、外の様子を見に行くことにした。
「といってもやることは特にないのよね」
「私は畑と井戸の方を見に行っていいですか?柵がどんな感じなのか気になったので」
「あたしも行く、クロエ達はどうするの?」
「わたしは考え事でもしてようかな?魔法についてもっと考えたいから」
「私は、そうね、子供達と遊んでこようかしら」
サーティアさんって子供好き?
「な、なによ、悪い?国を出る前はよく子供達の相手をしてたのよ」
あ〜、なんとなくわかるかも、面倒見いいもんね。
「じゃあ私達は行きましょうか」
「そうだね」
畑の方に行くとき、会う人会う人に感謝される。あのままだったら多分この村の人はみんなダメだったかもしれないって考えるとわかるけど、、こそばゆい。
「なんか照れちゃいますね」
「そ、そうだね」
ルーナちゃんは私よりも照れてるね。顔赤い。
「おお、さすがに一年も過ぎるのと何事も無かったようになりますね。あ、柵も結構ちゃんとしてます」
「よかった。ここまですごいとあの時のお手伝いはいらなかったかもね」
確かに、人の力ってすごいよね。魔法があればなおさら。
井戸にもちゃんとした柵が作ってあった。
「村の雰囲気も最初来た時と比べるとずいぶん明るくなりましたよね」
「だね、ふふっなんか懐かしいね。二人でこういうふうに話すのって」
「そうですね。もう一年も一緒にいるんですね……ルーナちゃん!」
「な、何?急に」
私はルーナちゃんの手を両手で握る。
「今まで私と仲良くしてくれてありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」
感謝の気持ちはちゃんと伝えないと。
「あぁ、うん、よろしくね。あたしの中でリィアが一番だから、そこはちゃんと言っておく」
ルーナちゃん!
「私もです!えへへ〜私達両思いですね〜」
「変な表現はやめてよ、もう」
私とルーナちゃんの気持ちを確かめあったところで、みんなのところに戻る。
「クロエとサーティアは何やってるの?あれ」
見たところサーティアさんは子供達に囲まれている。クロエさんは子供達の前で何かを熱心に喋っている。
「ちょっ、一気に来られても困るわよ、分かった、私の負けだから、あ!リィア!助けて、、」
「何やってるんですか、、もう」
妙になまめかしいんだよね、サーティアさん。
私じゃ子供の相手は無理、こういう時は。
「ルーナちゃんあとはお願いします」
「もう、仕方ないなぁ」
サーティアさんはルーナちゃんに任せてクロエさんのところに行く。
「まだ我の力が見たいのだな?いいだろう、はっ!」
「すごーい」
「かっこいい!」
「もう一回やって〜」
「ま、まだやるのか?あ、リィア、ちょうどいいところに、、見てみろ、闇属性を混ぜたら炎が安定するようになったのだ。名付けてダークフレアだ」
また中二病が喜びそうな名前の魔法だね。
すごいかっこいい!え、私もやりたい、白い炎とかできるかな?っと危ない危ない、今はクロエさんを回収しようと思ってたんだった。
「ほら、行きますよ」
「む、仕方あるまい、ではまたな、貴殿らよ」
子供達とお別れして、サーティアさんとルーナちゃんとも合流する。
「あ、みなさんこっちにいたんですね、、そろそろ準備ができますよ」
ソフィアさんが迎えに来る。
「す、すごい豪華ですね、、いいんですか?」
「さすがに悪い気がするよ」
「私とクロエは実際何もしてないし」
「みなさん気にしないでください。私達のわがままということで今日はぜひ楽しんでください。それに、私達はお友達なんですよね?リィアさん、ルーナさん」
そういうことなら、まぁ、
「わかったよ、どうせお金を払うって言っても断るんでしょ?」
ソフィアさんはうなづく。
「じゃあ今日はめいっぱい楽しむことにしましょうか、元々約束もありますし、ここまで豪華だとは思いませんでしたけど」
ルーナちゃんは目が料理の方を向いている。
「仕方ないわね。そこまで言われちゃったら」
「うむ、我はもらえるものはもらい、欲しいものは奪い取る精神だからな」
魔族っぽいけどクロエさんは実際そんなことはしないと思うんだよね。
新鮮な野菜と、パン、スープ、お肉の料理が並べられていた。どれも美味しそう。お持ち帰りとかできるのかな?
「ん〜、美味しい!このシャキシャキとした食感、さっぱりした感じとお肉の料理が合う。パンも美味しい〜………」
ん!美味しい。ソフィアさんが作った料理はどれなのかな?
サーティアさんの方を見ると、野菜を美味しそうに食べていて、クロエさんの方を見ると、無言でガツガツ食べていた。
お昼なのに食べすぎちゃったよ。すぐに村を出たらちょっと危険かも、、
「ふぅ〜、いっぱい食べちゃった。」
「これからどうしますか?」
「すぐに村を出てもいいけど、、ここは安全をとってもう少し村にいるわよ」
「我もそれでいいと思う」
クロエさん完全に忘れてるよね。
もちろん村の人達は私達が長くいても問題ないということで、しばらくいることにする。
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