コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
冒険スタートです!まずはビクトレアに帰ります!え?
無事全員卒業して、いよいよ勝利の星達の冒険が始まる。今日は近くの宿に泊まって、明日から行動することになった。
まずは冒険者ギルドに行って申請しないとだね。パーティで言ったらCランクかな?これで報酬の多い依頼が受けられるようになるね。まぁ常備依頼でも一応稼げるけど、、明らかに低ランクの新人が高位の魔物を倒しに行くのは止められるし、持ち帰っても怪しまれるんだよね。
ということで全員で申請しに行く。
「これであたし達も本格的に冒険者だね」
「そうですね。いろんなところに行きたいです」
「まずは我の師匠のところに行くのだろう?」
「そういうことは改まって話し合うわよ、昨日はみんな疲れてたからすぐに寝たけど」
いつもの調子でギルドに着く。
うわぁ、すごい並んでる。みんな考えは同じみたい。ギルドの方もこうなるとわかってるのか、人員を増やして対応してるみたい。
「あ、リィアちゃん達や、リィアちゃん達も冒険者カード申請?」
アネラさん達も申請に来てたみたいだ。
「そうですよ」
「やっぱりしばらくは王都で活動するん?」
「あたし達は王都からは出るつもりだよ」
「そうなんか、ま、また会うことがあったらおおきに」
また会いそう、アネラさん達がピンチの時に。
アネラさん達と雑談しつつ、順番を待つ。なんか緊張するね。
「あ、あの、えと、これ、お願いします」
「はい、申請ですね」
ふぅ、なんとかなった。いつもはサーティアさんが済ませてくれるから緊張したよ。
「よく頑張ったわね」
帰り際にサーティアさんに褒められる。褒められたって別に嬉しくないんだからねっ?あ、ダメにやけちゃう。えへへ。
無事に申請を終えてみんなのランクが上がる。
「終わったみたいだな、今日は休むのか?」
「そうだね、今日は自由行動にしない?夜に集まってまた相談しようよ」
クロエさんの師匠のところまでどのくらいかかるんだろう?あんまり遠いなら先にビクトレアに寄りたいなぁ。ミミさんとメアリーちゃんにまた会いたいし、ソフィアさんのいるドロー村にも寄るのもいいね。
今日は最後にいろいろ王都をまわろうか、行きつけのお店とかはないけど、、よく買い物に行くお店とかには挨拶がてら買い物しよう。
「私は今日は買い物しようと思います。誰か一緒にいきますか?」
そうそう、前までは自然と一人で行動しようとしてたけど、みんなと過ごすことが多くなって、ちゃんと聞くことができるようになった。私も成長してるんです。
「あたしはついて行こうかな?いい?」
「もちろんですよ、ルーナちゃん」
「わ、私も行くわ」
「サーティアさんもですか?もちろんいいですよ」
「仕方ない、我もついて行こう」
「あ、結局全員で行くんですね、、」
お買い物を楽しんで宿に戻る。駆け出しらしく、そこまで高くない宿だ。4人部屋が空いてたので、そこに泊まっている。
「で、改めて今後について話すんだったよね?」
「そうね、とりあえず現状ではクロエの師匠にあいにいくってことになってるけど、そういえばクロエの師匠ってどこにいるのよ」
「前に一度言ったことがあると思うが、一度目の遠征で行った森を抜けた街のさらにその奥だな、方向で言うと王都の東側にあるサレンという街にいる」
ビクトレアは王都の西側だからちょうど反対方向だね。それにしても、あの森の中を通り抜けないと行けなかったんだね。
「むー、私は一度ビクトレアに行きたかったですけど、ちょうど反対方向ですね、先にクロエさんの師匠に会った方が、、」
「あ、あたしも一回寄りたい」
「私はどっちでもいいと思うわよ?どうせ卒業試験の時も来てなかったみたいだし、少し遅れても大丈夫だと思うわ。それに、たしかビクトレアってミルフィの実家があるのよね?」
あ、でも遅れたせいでクロエさんが怒られるなら、別にいいんだけど、、
「あ、あの」
「ふむ、まぁいいのではないか?師匠はとても寛大だ。我のことを怒ったりはしない。リィアとルーナが行きたいというのならそっちを優先した方がいいだろう」
あ、いいんだ。一応ミミさん達には手紙で卒業することは伝えてあるけど、、こんなにすぐに会えるとはね。言ってみるものだ。
「決まりね、じゃあまずはビクトレアに向かうってことでいいわね、ビクトレアまではどのくらいかかるのかしら」
えっと、たしか、、
「馬車を使えば、3〜4日くらいですね」
「割と近いのだな」
「歩いても一週間くらいで着くのかな?」
話をまとめて、方針が決まる。行き方は護衛依頼がちょうどあればそれで行って、なかったら徒歩ということになった。わざわざお金を払って馬車に乗るなら快適に歩いて行った方がいいってサーティアさんが言うからこういうことになった。
次の日、一旦チェックアウトして、冒険者ギルドに行く。
「うわぁ、混んでるわね」
「あ、私手紙出してきていいですか?」
実はミルフィさんとユーリちゃんに手紙を書いたのだ。返事はギルドを通せばいつでも見れるから、定期的に手紙で交流したいね。せっかくできた友達だもん。
「あれ?前にも出してなかった?」
「今回はミミさん達じゃなくて、ミルフィさんとユーリちゃんに出すんです」
「そんな頻繁に手紙をだして、よくお金がもつな、、安くはないだろう」
一生かかっても使い切れないほどあるからなんて言えないけど、、怪しまれるよね、、
「そういうことは気にしちゃダメだよ、、ほら、依頼版見に行こう」
言葉に困ってたらルーナちゃんが助けてくれた。
「これ、お願いします、宛先は、、」
よし、これでいいね、貴族相手だとわかりやすいからいいね。
「見てきたけど、護衛依頼はなかったね」
っていうことは歩きで行くってこと?そういえばこの4人だけでの野営って初めてだね。遠征はなんだかんだ言って他の生徒とかいたし。
「では徒歩で行くのだな」
「もう準備は出来てるし、出発するわよ」
もう一泊する必要もないからね。まだ朝方だし、今から出ても問題はない。
「「「おぉ!」」」
冒険者特有の掛け声をして気合いを入れる。
いよいよ勝利の星達の始動だね。といってもビクトレアに帰るだけだけど、、まぁそのうち依頼も受けるでしょ。
「まず向かうのはルーゼンツって街ですね」
「そのあとは森を抜けて、また草原に出て、、ビクトレアだよ。ビクトレアの方が魔物が弱いから王都側の草原に気をつければ魔物の心配はないと思うよ」
「む、そうなのか、少し残念だな」
「ビクトレアで依頼を探してもいいのがなさそうね」
サーティアさんとクロエさんは冒険したかったみたい。
「ほ、ほら、どうせクロエさんの実家に行く時にコヒューズの森(デミプラントが出たとこ)を通るじゃないですか、、きっと難易度も高いですよ」
「我が王都に向かった時は師匠が一緒で魔物と出会わなかったからな、、でも遠征の時を考えると確かに」
「最初に調子に乗るのはよくないわ。そうやって新人は死んでいくのよね」
「それにしては私たち学校で結構危ない目にあってますけどね〜」
ダンジョン編とかは特に。
雑談しつつ王都の出口まで着く。
「ここから私達の冒険が始まるわよ!」
私達の戦いはこれからだ!第三部[完]
いや、終わらないよ?
まずは冒険者ギルドに行って申請しないとだね。パーティで言ったらCランクかな?これで報酬の多い依頼が受けられるようになるね。まぁ常備依頼でも一応稼げるけど、、明らかに低ランクの新人が高位の魔物を倒しに行くのは止められるし、持ち帰っても怪しまれるんだよね。
ということで全員で申請しに行く。
「これであたし達も本格的に冒険者だね」
「そうですね。いろんなところに行きたいです」
「まずは我の師匠のところに行くのだろう?」
「そういうことは改まって話し合うわよ、昨日はみんな疲れてたからすぐに寝たけど」
いつもの調子でギルドに着く。
うわぁ、すごい並んでる。みんな考えは同じみたい。ギルドの方もこうなるとわかってるのか、人員を増やして対応してるみたい。
「あ、リィアちゃん達や、リィアちゃん達も冒険者カード申請?」
アネラさん達も申請に来てたみたいだ。
「そうですよ」
「やっぱりしばらくは王都で活動するん?」
「あたし達は王都からは出るつもりだよ」
「そうなんか、ま、また会うことがあったらおおきに」
また会いそう、アネラさん達がピンチの時に。
アネラさん達と雑談しつつ、順番を待つ。なんか緊張するね。
「あ、あの、えと、これ、お願いします」
「はい、申請ですね」
ふぅ、なんとかなった。いつもはサーティアさんが済ませてくれるから緊張したよ。
「よく頑張ったわね」
帰り際にサーティアさんに褒められる。褒められたって別に嬉しくないんだからねっ?あ、ダメにやけちゃう。えへへ。
無事に申請を終えてみんなのランクが上がる。
「終わったみたいだな、今日は休むのか?」
「そうだね、今日は自由行動にしない?夜に集まってまた相談しようよ」
クロエさんの師匠のところまでどのくらいかかるんだろう?あんまり遠いなら先にビクトレアに寄りたいなぁ。ミミさんとメアリーちゃんにまた会いたいし、ソフィアさんのいるドロー村にも寄るのもいいね。
今日は最後にいろいろ王都をまわろうか、行きつけのお店とかはないけど、、よく買い物に行くお店とかには挨拶がてら買い物しよう。
「私は今日は買い物しようと思います。誰か一緒にいきますか?」
そうそう、前までは自然と一人で行動しようとしてたけど、みんなと過ごすことが多くなって、ちゃんと聞くことができるようになった。私も成長してるんです。
「あたしはついて行こうかな?いい?」
「もちろんですよ、ルーナちゃん」
「わ、私も行くわ」
「サーティアさんもですか?もちろんいいですよ」
「仕方ない、我もついて行こう」
「あ、結局全員で行くんですね、、」
お買い物を楽しんで宿に戻る。駆け出しらしく、そこまで高くない宿だ。4人部屋が空いてたので、そこに泊まっている。
「で、改めて今後について話すんだったよね?」
「そうね、とりあえず現状ではクロエの師匠にあいにいくってことになってるけど、そういえばクロエの師匠ってどこにいるのよ」
「前に一度言ったことがあると思うが、一度目の遠征で行った森を抜けた街のさらにその奥だな、方向で言うと王都の東側にあるサレンという街にいる」
ビクトレアは王都の西側だからちょうど反対方向だね。それにしても、あの森の中を通り抜けないと行けなかったんだね。
「むー、私は一度ビクトレアに行きたかったですけど、ちょうど反対方向ですね、先にクロエさんの師匠に会った方が、、」
「あ、あたしも一回寄りたい」
「私はどっちでもいいと思うわよ?どうせ卒業試験の時も来てなかったみたいだし、少し遅れても大丈夫だと思うわ。それに、たしかビクトレアってミルフィの実家があるのよね?」
あ、でも遅れたせいでクロエさんが怒られるなら、別にいいんだけど、、
「あ、あの」
「ふむ、まぁいいのではないか?師匠はとても寛大だ。我のことを怒ったりはしない。リィアとルーナが行きたいというのならそっちを優先した方がいいだろう」
あ、いいんだ。一応ミミさん達には手紙で卒業することは伝えてあるけど、、こんなにすぐに会えるとはね。言ってみるものだ。
「決まりね、じゃあまずはビクトレアに向かうってことでいいわね、ビクトレアまではどのくらいかかるのかしら」
えっと、たしか、、
「馬車を使えば、3〜4日くらいですね」
「割と近いのだな」
「歩いても一週間くらいで着くのかな?」
話をまとめて、方針が決まる。行き方は護衛依頼がちょうどあればそれで行って、なかったら徒歩ということになった。わざわざお金を払って馬車に乗るなら快適に歩いて行った方がいいってサーティアさんが言うからこういうことになった。
次の日、一旦チェックアウトして、冒険者ギルドに行く。
「うわぁ、混んでるわね」
「あ、私手紙出してきていいですか?」
実はミルフィさんとユーリちゃんに手紙を書いたのだ。返事はギルドを通せばいつでも見れるから、定期的に手紙で交流したいね。せっかくできた友達だもん。
「あれ?前にも出してなかった?」
「今回はミミさん達じゃなくて、ミルフィさんとユーリちゃんに出すんです」
「そんな頻繁に手紙をだして、よくお金がもつな、、安くはないだろう」
一生かかっても使い切れないほどあるからなんて言えないけど、、怪しまれるよね、、
「そういうことは気にしちゃダメだよ、、ほら、依頼版見に行こう」
言葉に困ってたらルーナちゃんが助けてくれた。
「これ、お願いします、宛先は、、」
よし、これでいいね、貴族相手だとわかりやすいからいいね。
「見てきたけど、護衛依頼はなかったね」
っていうことは歩きで行くってこと?そういえばこの4人だけでの野営って初めてだね。遠征はなんだかんだ言って他の生徒とかいたし。
「では徒歩で行くのだな」
「もう準備は出来てるし、出発するわよ」
もう一泊する必要もないからね。まだ朝方だし、今から出ても問題はない。
「「「おぉ!」」」
冒険者特有の掛け声をして気合いを入れる。
いよいよ勝利の星達の始動だね。といってもビクトレアに帰るだけだけど、、まぁそのうち依頼も受けるでしょ。
「まず向かうのはルーゼンツって街ですね」
「そのあとは森を抜けて、また草原に出て、、ビクトレアだよ。ビクトレアの方が魔物が弱いから王都側の草原に気をつければ魔物の心配はないと思うよ」
「む、そうなのか、少し残念だな」
「ビクトレアで依頼を探してもいいのがなさそうね」
サーティアさんとクロエさんは冒険したかったみたい。
「ほ、ほら、どうせクロエさんの実家に行く時にコヒューズの森(デミプラントが出たとこ)を通るじゃないですか、、きっと難易度も高いですよ」
「我が王都に向かった時は師匠が一緒で魔物と出会わなかったからな、、でも遠征の時を考えると確かに」
「最初に調子に乗るのはよくないわ。そうやって新人は死んでいくのよね」
「それにしては私たち学校で結構危ない目にあってますけどね〜」
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