コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
閑話なのでリィアちゃんの出番はないです
ミルフィ視点
わたくしとカレンの出会いはごくありふれたものでしたわ。学校で席が隣り同士でしたの。貴族の学校は教養を学ぶというよりは出会い、幅広く関係を築いていくことを目的にしていますわ。と、お母様に教わっていたので、声をかけてみましたの。とても緊張しましたわ。わたくし今まで貴族の友達がいませんでしたし。
「ごきげんよう」
「あ、えと、お、おはようございます」
とても寡黙な方でいらしたのですね。ふふっ確かリィアさま達も最初はこんな感じでしたわ。
「わたくしはミルフィ・ビクトレアお隣同士よろしくお願いしますわ」
こくこくとうなづき
「よ、よろしくお願いします。あ、わ、私はカレン・レイフルです」
これがカレンとの始まりでしたわ。
それ以降は授業でペアを組んだり、放課後一緒にお茶したり、すぐに仲良くなれました。カレンはとても人見知りだけど、とても優しくてわたくしに対して勉強を教えてくれましたわ。 
わたくしがリィアさま達とお茶会をするって言った時は驚かれましたわ。冒険者と?って。
「大丈夫なんですか?冒険者となんて」
「心配しなくてもリィアさま達はとてもいい方ですわ。だってわたくしを盗賊から守ってくださいましたし」
「それ、私も行かせてください」
「別にいいですけど、カレンはいいですの?」
「だって、私の知らないところでブツブツ」
最後の方は聞き取れませんでしたが、わたくしを思ってくれてるのは確かですわね。
お茶会の時は少し不安でしたがみんなと打ち解けることができましたわ。わたくしもとても楽しめました。
「カレン、とても楽しかったですわね」
「はい!来てよかったです。冒険者といっても女の子だけだったですし、とっても話しやすかったです」
壁に耳あり障子に目あり〜視点
リィアちゃん達がいなくなってから、毎月手紙と返信代が送られてくるようになった。最初は返信代を断ってたけど、リィアちゃんがどうしてもって言うからありがたくもらってる。
手紙はリィアちゃん達の近況とか、他愛のない世間話とかだ。私もメアリーも毎月楽しみにしてる。私達の書くことがあんまりないからいつも返信する時困ってる。宿屋だから毎日変わり映えしないんだよね。特に恋人が出来たとかそういうのもないし。まぁ、私はメアリーについてならいくらでも書けるからいいけど。
リィアさん達がいなくなってからわたしは料理をいっぱい練習した。最近では簡単な料理なら任せられるようになったくらいだ。お姉ちゃんは相変わらずだけど、、
リィアさん達が帰ってくるまでにはちゃんとした料理が出せそう。
確か仲間が増えたって手紙に書いてあったっけ?エルフと魔族ってどんな感じの人だろう?エルフはごく稀にうちの宿に泊まることがあるけど。まぁリィアさん達が仲良くなれたってことはいい人達なんだろうね。
お姉ちゃんが最近口説かれることが多くなってきた。これまでにも何度かあったりしたけど、、多分領主様の娘のミルフィさんと仲良くなったからかなぁ、ミルフィさんがビクトレアに帰ってきた時に安らぎ亭まで来て挨拶してきたし。そのあとお茶会もした。
リィアさん達冒険者ランクが上がったらお金も増えるだろうし、うちの宿に泊まってくれるかなぁ。
ストリーフ王国皇太子フリード(ユーリちゃんのお兄ちゃん)とヴァイオレット視点
私とヴァイオレットはいわゆる政略結婚だ。実は最初見た時から可憐だと思っていた。それで、結婚しようと決めた。当時はまだ向こうの気持ちを考えてなかったが。だんだんと政略結婚だから向こうが私のことをどう思ってるかが不安になってきた。それと気恥ずかしさであまり素直になれなかった。
その分、私は妹に甘かった。私を王子としてではなく一人の兄として見てくれるからだったから私も妹に甘えれたのだろう。だが、言われてしまった。ヴァイオレットはさみしがっていると。そうだ、私は意地を張っていたのかもしれない。私はヴァイオレットに好かれてないと。もう覚悟を決めるしかない。
早速、ヴァイオレットを呼び出す。
私とフリード様は政略結婚で、数ある候補から私がたまたま選ばれました。私は昔から大人しくて、フリード様に近づくことすらできなくて。結婚が決まった時は夢みたいでした。ですが、私との会話が楽しくないのか、素っ気ない態度をとられていました。やっぱり私は家柄や、大人しい性格から選ばれたと思いました。フリード様とは違い、妹のユーリ様とはすぐに仲良くなれました。ユーリ様も読書が好きな私と同じタイプの人で、話もよく合う。だからついつい普段の愚痴や、本音を話をしてしまいます。そしてある日に、フリード様から呼び出されました。なんでしょうか、パーティの打ち合わせかなにかでしょうか?とにかく嫌われないようにしないと。
「どうしたんですか?」
「あぁ、えっと、その、ヴァイオレット!」
「は、はい!?」
「伝えたいことがあるんだ、その、さみしい思いをさせて悪かった。ヴァイオレットにどう思われているか不安だったのだ」
「そんな、、そんなのずっとお慕いしてたに決まってます!結婚が決まった時は夢かと思いました」
「そうだったのか、、」
「あ、えっと、はい」
「今度、どこか出かけないか?」
「え?えっと、、はい。よろしくお願いします」
「じっくり話そう、お互いに気持ちが空振りしていたようだ、まったく、ユーリには感謝しないとな」
「え?ユーリ様が何か?」
「なんでもない、ふふっ婚約したては緊張で、成長してからは気恥ずかしさで、こんなに気軽に話せてるのは初めてだ」
「え、あ、わ、私もです。今すごく楽しいです」
「これから仲良くなっていけたらいいな」
「はい!」
???視点
クロエは無事に学校を卒業できたようですね。仲間ができたのは意外でしたが、、実力もあるようです。魔王様に報告しないと。
???視点
この一年、ずっと修行をした。冒険者になり、数々の依頼をこなし、見かけた街に寄っては愛理さんを探した。最初に出会った女の子はついてくることになったけど、とても助かってる。特別な力があるのもわかって僕は一段と強くなった。
今は愛理さんのいそうな国をまわっている。聖皇国にはいないみたいだ。
次は王国か帝国か、、
「どうしたの?」
「なんでもないよ、アイリス」
こうしてみるとアイリスはすごいかわいいんだけど、僕には愛理さんがいるからね。待ってて愛理さん、今迎えに行くから。
わたくしとカレンの出会いはごくありふれたものでしたわ。学校で席が隣り同士でしたの。貴族の学校は教養を学ぶというよりは出会い、幅広く関係を築いていくことを目的にしていますわ。と、お母様に教わっていたので、声をかけてみましたの。とても緊張しましたわ。わたくし今まで貴族の友達がいませんでしたし。
「ごきげんよう」
「あ、えと、お、おはようございます」
とても寡黙な方でいらしたのですね。ふふっ確かリィアさま達も最初はこんな感じでしたわ。
「わたくしはミルフィ・ビクトレアお隣同士よろしくお願いしますわ」
こくこくとうなづき
「よ、よろしくお願いします。あ、わ、私はカレン・レイフルです」
これがカレンとの始まりでしたわ。
それ以降は授業でペアを組んだり、放課後一緒にお茶したり、すぐに仲良くなれました。カレンはとても人見知りだけど、とても優しくてわたくしに対して勉強を教えてくれましたわ。 
わたくしがリィアさま達とお茶会をするって言った時は驚かれましたわ。冒険者と?って。
「大丈夫なんですか?冒険者となんて」
「心配しなくてもリィアさま達はとてもいい方ですわ。だってわたくしを盗賊から守ってくださいましたし」
「それ、私も行かせてください」
「別にいいですけど、カレンはいいですの?」
「だって、私の知らないところでブツブツ」
最後の方は聞き取れませんでしたが、わたくしを思ってくれてるのは確かですわね。
お茶会の時は少し不安でしたがみんなと打ち解けることができましたわ。わたくしもとても楽しめました。
「カレン、とても楽しかったですわね」
「はい!来てよかったです。冒険者といっても女の子だけだったですし、とっても話しやすかったです」
壁に耳あり障子に目あり〜視点
リィアちゃん達がいなくなってから、毎月手紙と返信代が送られてくるようになった。最初は返信代を断ってたけど、リィアちゃんがどうしてもって言うからありがたくもらってる。
手紙はリィアちゃん達の近況とか、他愛のない世間話とかだ。私もメアリーも毎月楽しみにしてる。私達の書くことがあんまりないからいつも返信する時困ってる。宿屋だから毎日変わり映えしないんだよね。特に恋人が出来たとかそういうのもないし。まぁ、私はメアリーについてならいくらでも書けるからいいけど。
リィアさん達がいなくなってからわたしは料理をいっぱい練習した。最近では簡単な料理なら任せられるようになったくらいだ。お姉ちゃんは相変わらずだけど、、
リィアさん達が帰ってくるまでにはちゃんとした料理が出せそう。
確か仲間が増えたって手紙に書いてあったっけ?エルフと魔族ってどんな感じの人だろう?エルフはごく稀にうちの宿に泊まることがあるけど。まぁリィアさん達が仲良くなれたってことはいい人達なんだろうね。
お姉ちゃんが最近口説かれることが多くなってきた。これまでにも何度かあったりしたけど、、多分領主様の娘のミルフィさんと仲良くなったからかなぁ、ミルフィさんがビクトレアに帰ってきた時に安らぎ亭まで来て挨拶してきたし。そのあとお茶会もした。
リィアさん達冒険者ランクが上がったらお金も増えるだろうし、うちの宿に泊まってくれるかなぁ。
ストリーフ王国皇太子フリード(ユーリちゃんのお兄ちゃん)とヴァイオレット視点
私とヴァイオレットはいわゆる政略結婚だ。実は最初見た時から可憐だと思っていた。それで、結婚しようと決めた。当時はまだ向こうの気持ちを考えてなかったが。だんだんと政略結婚だから向こうが私のことをどう思ってるかが不安になってきた。それと気恥ずかしさであまり素直になれなかった。
その分、私は妹に甘かった。私を王子としてではなく一人の兄として見てくれるからだったから私も妹に甘えれたのだろう。だが、言われてしまった。ヴァイオレットはさみしがっていると。そうだ、私は意地を張っていたのかもしれない。私はヴァイオレットに好かれてないと。もう覚悟を決めるしかない。
早速、ヴァイオレットを呼び出す。
私とフリード様は政略結婚で、数ある候補から私がたまたま選ばれました。私は昔から大人しくて、フリード様に近づくことすらできなくて。結婚が決まった時は夢みたいでした。ですが、私との会話が楽しくないのか、素っ気ない態度をとられていました。やっぱり私は家柄や、大人しい性格から選ばれたと思いました。フリード様とは違い、妹のユーリ様とはすぐに仲良くなれました。ユーリ様も読書が好きな私と同じタイプの人で、話もよく合う。だからついつい普段の愚痴や、本音を話をしてしまいます。そしてある日に、フリード様から呼び出されました。なんでしょうか、パーティの打ち合わせかなにかでしょうか?とにかく嫌われないようにしないと。
「どうしたんですか?」
「あぁ、えっと、その、ヴァイオレット!」
「は、はい!?」
「伝えたいことがあるんだ、その、さみしい思いをさせて悪かった。ヴァイオレットにどう思われているか不安だったのだ」
「そんな、、そんなのずっとお慕いしてたに決まってます!結婚が決まった時は夢かと思いました」
「そうだったのか、、」
「あ、えっと、はい」
「今度、どこか出かけないか?」
「え?えっと、、はい。よろしくお願いします」
「じっくり話そう、お互いに気持ちが空振りしていたようだ、まったく、ユーリには感謝しないとな」
「え?ユーリ様が何か?」
「なんでもない、ふふっ婚約したては緊張で、成長してからは気恥ずかしさで、こんなに気軽に話せてるのは初めてだ」
「え、あ、わ、私もです。今すごく楽しいです」
「これから仲良くなっていけたらいいな」
「はい!」
???視点
クロエは無事に学校を卒業できたようですね。仲間ができたのは意外でしたが、、実力もあるようです。魔王様に報告しないと。
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