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コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!

soltier

試験の前に決闘です

私達はグラウンドに出る。そこでは他にも多くの生徒が、練習?実戦形式で戦ったりしていた。

「他にもやってるわね、さて、私達は誰と誰がやるの?」

「総当りにする?」

「私はなんでもいいですよ」

「我はルーナの意見に賛成だ」

総当りってなると全員と戦うってことだよね。

「じゃあまずは学科対決にするわよ」

というとこは私とサーティアさん、ルーナちゃんとクロエさんが戦うんだね。

「負けないわよ?リィア、私は日々鍛えてるし、リィアとのうちあいだってついてこられるようになったでしょ?」

ほとんど毎日サーティアさんとは剣のうちあいをしてるから戦うってなってもいつもとあんまり変わらないと思うんだよね。あ、でも魔法があるか。

「じゃああたし達は見てるね」

そう言ってルーナちゃんとクロエさんは離れる。

私とサーティアさんは向かい合う。いつもより真面目な顔だ。真剣な顔もかわいいねとか言ったら怒られそう。

「私も手加減しませんからね」

「もちろんよ」

サーティアさんのメインは剣、つまり物理攻撃に注意すればいいってことだ。

「パワーガスト!!」

ちょっ、いきなり!?
風と共にサーティアさんが近づいてくる。速いし風のせいで体勢が、、でもっ、、
私は風に身を任せながらサーティアさんの剣も受け流す。先制攻撃からえげつないね。

強化魔法をかけて、サーティアさんを力で押しかえす。そして、一旦距離をとる。あのまま突っ込んでいったらサーティアさんに反撃されるかもしれないからね。

そして、私の十八番の麻痺の魔法を使う。

「パラライズ」

「えっちょっまっ」

ふっふっふ〜、サーティアさんが動けなくなったね。

「これで終わりですね、ライトニングソード!!」

「ま、まだよ」

サーティアさんが魔法をうつまえに剣を振り下ろす。

「痛っあばばば」

「私の勝ちですね」

やったー、なんだかんだ言っても勝つのは嬉しい。相手が何かする前に勝負を決めるのがよかったね。

「ぐぬぬ、負けちゃったわぁ」

「あの麻痺魔法は厄介だな」

「そうだね、あたしもそれだけは気をつけないと」


「次はルーナちゃんとクロエさんですね」

「我が勝つだろうがな、忘れもしない、前に戦った時は服を溶かされて」

「それはあたしもなんだけど、、今回はなしだからね?」

二人は向かい合って集中し始める。

「デビルズランス!」

「アクアトルネード!」

威力が拮抗してる。

「ウォーターバレット!」

「ダークネスアロー!」

魔法の撃ち合いが続く。

「アンリーシュダークネス!!」

ちょっその魔法って即死魔法なんじゃ、、

「グレートキュア!!」

なんかルーナちゃんの周りをキラキラが覆って、、えぇ!防げるの?

「これを防ぐとは、、強力なのは水属性魔法だけではないみたいだな」

「まさかその魔法を使うとは思わなかったけど対策してないわけではないよ、怖かったけど」

「ぐむむ、実力がここまで同じとは思わなかったぞ」

「そうだね、あたしもここまでできるとは思ってなかったよ」

これ、会話しながら魔力練ってる?

「これが最後だ!ダークソウル!」

「セイクリッドスプラッシュ!!」

すごい魔力。

「また引き分けみたいだな」

「そう、だね」

ルーナちゃんとクロエさんは引き分けとなった。

「私がクロエやルーナの攻撃受けたらただじゃすまなそうね」

私のチート装備なら大丈夫なのかな?危ないから辞めておこう。

「次はどうする?あたしは連続でもいいよ、マナポーションあるでしょ?」

「ここで使うのはどうかと思うが我も魔力を使いすぎたな、仕方あるまい」

割と買い込んでるから別にいいけど。

「次は私とルーナなんでどうかしら」

じゃあ私の相手はクロエさんだね。

「サーティアとは初めて戦うね」

「魔法使いと一対一ならさすがに負けないわよ」

どうだろう、ルーナちゃんくらいになると前衛がいなくても魔物と戦えるからなぁ、魔法の発生早いし。

「じゃあいくわよ、、エアースラッシュ!!」

サーティアさんも発生早かったね。にしても空気の刃をどうやって防ぐんだろう。無属性の防御魔法かな?

「光よ、全てを包み込み、跳ね返せ!リフレクト!!」

ちょっえ?そんな魔法使えたの?呪文的には光属性っぽいから私も使える?今度こさ教えてもらおう。

「え?ちょっそんな魔法見たことないんだけど!?」

跳ね返ってきたエアースラッシュを魔力を帯びた剣で相殺する。

「今度はこっちからいくよ!アシッドバレット」

「とけるぅぅとけるぅぅちょっまって、あぁ!」

制服が、学校の剣が、、溶けてるんだけど?

「とどめだよ!ハイドロブラスト!!」

「今水に流したら、、わっぷ、、ごぽごぽ」

とりあえず魔法の用意しないと。
ルーナちゃんが放った魔法の先まで行って、サーティアさんの状態を確認する。

「案の定すごいことになってますね。はい、これ、一応全員分の服は持ってきておいたので、、あ、先に回復しないと」

「ヒール!」「リカバー!」「ヒート!」

「う、うぅ、ルーナ全く容赦なかったわね。って服が」

「はいこれ、代わりの服です一応私の魔法で見えないようにしてますがそれはそれで色々まずいので早く着替えてください。下着は、、無事でよかったですね」

「全っ然よくないわよ!なによあれ、、私何もできなかったわ。うぅ悔しい」

「だ、大丈夫?うわぁ、ごめん、やり過ぎた」


「き、気を取り直して次は私とクロエさんですね」

「う、うむ、ルーナはえげつなかったが、さすがに我はあのようなことはしないぞ」

魔族でも引くってルーナちゃんサーティアさんに何か恨みが?今度それとなく聞いてみよう。

「準備はいいですか?」

「もちろんだ」

クロエさんと戦うのは初めてだけど、、見る限り初手麻痺魔法で完封できそうだね。いけるでしょ!

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