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コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!

soltier

ダンジョン探索 続き

休憩を終えて引き続き三階層を進む。

「そういえば罠とかは見当たらないですね」

「まだ三階層だしないんじゃない?もしくはもう他の人が罠にかかって発動しなくなってるとか?リィアはうっかり罠にかかりそうで心配だよ」

ルーナちゃんさすがにひどくない?私そんなドジっ子属性はないと思うんだけど、、ないよね?

「我の場合は罠にかかってもなんともないがな」

「クロエっていちいち威張るわよね、、うっとうしいを通り越してかわいいわ」

わかる。胸を張って自信満々の表情をするというとかすごいかわいいよね。

「な!?か、かわいくないもん!」


魔物の数が少ないから結構余裕があるね。
道がちょっと複雑だから迷うね。これ帰りもあると考えると大変だなぁ

「ここが四階層の入口みたいだなやっと三階層も終わりだな」

「ま、余裕だったわねファクトとあたしならどんな相手でも余裕だわ」

「アイディルお姉ちゃん上から降ってきたコウモリにすごいびっくりしてたよね〜」

「テレサ、あれは演技よ、女の子はか弱い方がモテるのよ、覚えておきなさい」

「イザベル、余計なこと言わないで」

ファクトさんは苦笑いをしてる。いつものことなのかな?


次は順番的に私達が先頭だね。四階層はどんな感じなのかな?

「四階層も変わり映えしないですね、、ちょっと飽きてきました」

よくあるダンジョンなのに草原が広がってるとか景色が変わってるとか

「ダンジョンに何を求めてるのよ。ほら、あと一階層進んだら目的地につくから」

「アンデットの気配がするな、スケルトンか?」

アンデットの気配って、クロエさんわかるの?
と思っていたら魔物が現れる。ゴブリン?だけど動きがちょっとおかしい。

「気をつけろ!アンデットだ。毒になることがある」

「っていうことはゴブリンゾンビね」

「遠距離攻撃の方がよさそう?」

ゴブリン!しかもゾンビ?嫌な組み合わせだなぁ、触れたくない。

「エレクトロショック!」

「エアスラッシュ!」

ダンジョンでよかったよ、死体が残ってたらやだったからね。

「復活はしなさそうですね、よかった」

「毒になってもあたしが治すからね」

毒状態にそもそもなりたくないなぁ〜つらそう。

迷いながらも進んでいく。

「えっと、、こっちかな?あ、宝箱」

「やったわね。中には何が入ってるのかしら」

それじゃあ開けてみよう!どれどれ?

「魔石ですか?」

手のひらサイズくらいある。結構こさ大きいね。

「魔石だなこの大きさなら結構な値になるぞ、こういうのはどのパーティが取ったとかの揉め事に繋がるから先生が回収するぞ、外れとか価値があまりないものはいいが価値があるとなると問題が起きやすいんだ」

魔石って何かに使えるかな?ルーナちゃんからもらった指輪にも魔石あるよね。これはルーナちゃんをいつでも感じられるようにだけど。

「ちょっと惜しいけど仕方ないわね」

あ、これは、、

「この感じ、、リィア、魔物!しかも多い」

ちょうどここ行き止まりなんだけど!?

「クロエ、ルーナ、準備して。リィア、行くわよ!」

引き続きロックゴーレムもいるみたいだね。そしてコウモリにゴブリンゾンビ、スケルトン、、大集合だね。

「これは一種の罠だな、宝箱の中を取ると魔物が押し寄せるっていう」

「ウチらも手伝うで」

「私達も手伝おう」

「助かるわ、手分けして対応するわよ」

もう先制攻撃は間に合いそうにないね。近づいて来るならわかったんだけど発生だから全然わかんなかったよ。とりあえず前に行ってみんなのところに行かせないようにしないと。通路が広くてみんなが動きやすいのはよかったよ。

「ライトニングソード!」

「ハリケーンブレイド!」

「パワードレイン」

「ウォーターバレット」


ひいいいい、近くで見るとグロいし顔怖っ
スケルトンとか思いっきり骸骨だし、私お化け結構ダメな人だから厳しい。ロックゴーレムは全然平気だけど硬いからあんまり剣で相手したくないね。

クロエさんのおかげで攻撃を受けても吹き飛ばされないのがいいね。ダメージは神様からもらった防具があるから全然ない。

私のところはあらかた平気そうだね。

「サーティアさん、他のところの援護に行ってきていいですか?」

「行っていいわよ、こっちは任せなさい」

「お願いします」

サーティアさんにあとは任せて、危なそうなアネラさん達のところに行く。

「アネラちゃん、ちょっとボク、毒をもらったみたい」

「オーロラはさがってて、あとはウチに任せや、、ちっしつこいなぁ、うわぁ」

アネラさんが危ない。

「アネラさん!」

「リィアちゃん?助かったわぁ、お礼はあとでするからちょっと手伝ってくれへん?」

「もともとそのつもりで来たんですよ、さっさとやっつけちゃいましょう」

私はアネラさんと一緒に魔物を倒していく。

「リィアちゃん、、ほんまにありがとうな」

なんとか魔物達を倒す。結構多かったね。ドロップ品が沢山落ちてる。

「お疲れ様、アネラちゃん」

「オーロラ?大丈夫なんか?」

「先生が治してくれたよ」

先生は戦闘よりサポートの方が得意みたいで、みんなの援護をしてくれてたみたい。

「全員無事か?とりあえず近くの安全地帯に行くのがいいだろう」


私達は安全地帯まで極力魔物を避けながら行く。

「さっきのは危なかったわね」

「ほんとに怖かったですよ、あの見た目は」

「魔物からすればリィアの方が怖かったんじゃない?どんどん倒してたし」

「リィアちゃん、ほんまにありがとう、さっきは助かったわぁ。お礼になんでもするで」

ん?今なんでもするって

「もともと箱を開けて取ったのは私です。つまり魔物を呼び出したのも私になります。マッチポンプになるのでお礼はいいですよ」

「ほんまにいいんか?何から何まで」

もちろん!それに友達を助けるのは当たり前だし。

「ねぇ、リィアダンジョンでトイレに行きたくなったらどうするの?」

え? 

「ルーナちゃん限界なんですか?ダンジョンって穴を掘れるのかな?と、とりあえずあっちに行きましょう」

「うん」

魔法でダンジョンの穴を掘れればいいんだけど、、出来ないね。こうなったら剣でやるしか、

「リィア、もう、ダメかも」

ええと〜、えっと〜、なにかいい案は〜あ!もしかしたらダンジョンが吸収してくれるかも。ダメだったら浄化魔法を使うしかないか。

「ルーナちゃん、我慢しなくて大丈夫です。ここはダンジョンなので吸収してくれるかもです。ダメでも浄化魔法でキレイにしますから」

結局なんとかなった一定時間経ったら消えてくれた。

「ふぅ、よかったですね」

異世界に来てからは紙がなくても浄化魔法があるから便利だよね。

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