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コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!

soltier

一方その頃

リィアが騎士の人達に連れていかれてしまった。マイさんが言うには本物らしいけど、、大丈夫かなぁ

「で?私達はどうする?さすがにお祭りを楽しめって言われても無理よ?」

まぁ確かに、リィアがいなくなったのに楽しめないよね。

「仕方ありませんわ、ここで解散ですわね、カレン、あなたは帰る?わたくしはルーナさま達と捜索のお手伝いをしますわ」

「わ、私は、帰ります。足でまといになりそうなので」

「じゃあメイはカレンを送ってあげなさい、マイは今すぐ家に戻って準備しなさい、、あまり大事にしちゃダメですわよ」

「「わかりました」」


カレンを帰して、残った4人で話し合う。

「我々が手分けして探したところでむだだろうから探す範囲を決めた方がいいだろう」

「あたし達お姫様のことよく知らないからどこに行くか決めるのは難しいね」

「逆に行って欲しくないところを探せばいいんじゃない?」

「それなら見つからなくても最悪の状況にはなりませんわね」

「具体的にはどこに行くの?」

行って欲しくないことろって言われてもよくわからない。王都の外とか?


「とりあえず大きく範囲を絞ろうよ行って欲しくないって言ってもよくわかんないし」

「騎士が探している城が近い大通りやその周辺にはいないだろう」

「となると中心から外れたところとか?外に行くには門を通るわけだし、王都の外ってのはあんまり考えられないわね」

「中心から外れると、おそらくスラムがありますわビクトレアにも貧困層がいますから、、その近くによくできるんです。冒険者ギルド側は活気にあふれているので反対側にありそうですわね」

「この辺の地理に詳しい人がいればいいんだけど……」

そういえばあたし達に王都の知り合いっていないね。

「そういった知り合いはいないな、ミルフィの言う通りギルドの反対側から探すとしよう、スラムがあるなら、行かせたくない場所というのにも当てはまる」

「その前に準備した方がいいんじゃない?私は剣がないからこころもとないわ」

「あたしも賛成、ミルフィもいい?」

「わかりましたわ」


ということで一旦学校に戻る。それから準備して、ついでに近い冒険者ギルドによって王都の地理を聞く。どうやらミルフィの言う通りみたいだ。あたし達が行ったことないようなところに貧困層が住んでるところがあるらしい。

「リィアがいないけど張り切って行くわよ!」

「「「おぉ!」」」

できれば日が暮れるまでには見つけたいね。


あたし達は目的地へ向かう。

「ミルフィ、大丈夫?結構歩いたけど、、」

「大丈夫ですわ。わたくしこう見えて体力には自信があるんですのよ、もうあの時とは違いますわ!」

確かに盗賊に襲われてた時よりもたくましくなった気がする。きたえたのかな?

「もうそろそろで横道に入るぞ警戒した方がいい」

「まぁ女の子、しかも一人は明らかに貴族に見えるし、狙われやすそうね」

「わたくし、足でまといに」

「そんなことないよ、そんな奴らは全員返り討ちにすればいいんだから」

一応探知魔法で警戒しとこう。魔法の準備も
スラムに入ると路頭で座ってる人がちらちらとあたし達の方をみてくる。なんだか不気味だね。

「人にこの辺りには何があるか聞いてみる?」

「闇雲に歩くよりはよさそうですわね」


比較的に話の通じそうな人に聞いてみる。お礼にいくらかお金をあげたら教えてくれた。

どうやらこの近くに孤児院があるみたい。

「とりあえず行ってみる?いる可能性としては孤児院は高そうだし」

「そうだな」

孤児院、王都だとこんなところにあるの?
しばらく歩くとと孤児院らしき教会があった。

孤児院の前に人だかり?数人集まっている。

「やめるです!ここは国のもののはずです」

「はぁ?何言ってんだ、ここに権利書があるだろ、さっさと金を払うか土地を引き渡すかどっちかにしてくれねぇと、払えねぇならお前を売ってもいいぞ、いい値になりそうだ」

「それは、、ということは貴族の差し金ですか」

「さっきっからうるせぇ、痛い目見ないとわからないのか?」

早く行かないと!

「そこまでよ!」

「あ?誰だてめぇら」

「少女をおそおうとしてるところを助けるのは当たり前ですわ!」

「おい、こいつらもなかなか上玉だ、」

「へへへ、運が悪かったな」

「パワードレイン!」

「な!力が抜けて、、」

「これで終わりね、一応これは預かっておくわ」

「ひぃ!お、覚えてろよ!」

権利書を奪ってチンピラ共を追い払う。え、これ大丈夫なの?

「大丈夫だった?ケガはない?」

一応回復魔法はかけておこう。

「ヒール」「リフレッシュ」「リカバー」

あれ?この子、お昼前にぶつかった子じゃない?リィアに似てるしもしかして

「あなた王女ね」

「え?なんでわかって、、」

「よかった、見つかって、私達はあなたを探してたのよ」

「騎士の方々も探してましたわ」

「どうしてぬけだしたりなんかしたの?」

「ユーリ、どうしても孤児院に行ってみたくて、、ちょうど今日はお祭りでお城の警備がうすいです。あとお祭り限定のものが欲しくて、、それで」

「困ったものだな、この脱走のために何人に迷惑と心配をかけてると思っているのだ、それはわかっているだろう?そこまでして孤児院にどれほどの価値があるというのだ」

言い方はあれだけどまぁ言いたいことはわかる。

「この孤児院、実は事業も行っているです。国も支援してるんです。なのでお金がそこそこあるはずなのです。調べたらお金があまり入ってないそうなのです。それで実際確かめようとしたのですが」

そういうのは自分で行っちゃダメでしょ

「とりあえず今日は保護しますわ」

「待つです。まだ帰りたくないです。お願いです」

「仕方ありませんわ、今日はうちにいらっしゃいな。もちろん内密にいたしますわ」

「あ、ありがとうです!」

「ちょっリィアはどうなるの?」

「そうでしたわ、実は、、」

ミルフィが事情を話す。

「えぇ!?みがわり?」

「なので早く戻って欲しいわ」

「うぅ〜、でもまだ欲しいものが買えてない」

「ここはリィアを信用しようではないか、一旦納得させた方がいいだろう」

あたしは早くリィアに会いたいんだけど。

「はぁ、仕方ないなぁ、ねぇ、ミルフィ、あたし達も行っていい?」

「いいですわよ」

あたし達は今日はミルフィの家に泊まることになる。
リィア頑張って

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