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コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!

soltier

エッチな魔物にはおしおきです。

もう一体いたなんて、、クロエさんは動けないだけでなんとかなるとして、、問題はうねうね動くつるに捕まった3人だよね。

最初の一体のつるはほとんど切ったからあんまり脅威ではないね。問題はもう一体。剣で切っていくのは時間かかるし、魔法で一気にやろうとするとみんなが危ない。
どうしよう。あ!本体を倒せばつるが動かなくなるんじゃ。よし!

私はつるを処理しながら、攻略法を考える。必要なのはいってん攻撃、つるが邪魔で本体に届かないからそれすらも貫通するやつ。

私はまず硬い槍型のものを創造する。

「エレキバースト!」

あんまりやりすぎないくらいに、つるを一掃する。出来た隙をついて思いっきり槍を投げる。

「うぉりゃーああ!!」

防いでくるつるを貫通して本体も貫通する。やった!なんとかなった。やっつけてはないけどだいぶ魔物の動きが鈍くなる。

「リィア、よくやったぞ、あとは我に任せろ。パワードレイン!」

つるの攻撃が止んだところでクロエさんが動けるようになる。よかったぁ。

「つるの力が、これなら。はぁ!」

クロエさんの魔法で、つるのまとわりつく力が弱くなって、サーティアさんが逃れる。

「ウインドスラッシュ!ルーナ!大丈夫?」

そのままサーティアさんはルーナちゃんを助ける。

「うぅ、気持ち悪い、頭ぐるぐるする。」



「あとは、、いました。」

動きが鈍くなってからは近くに行くのは楽だ。

捕まってた最後の一人を助け出す。気絶して声が聞こえなかったから居場所がわかりづらかった。

急いで離れて、安全そうなところに寝かせる。

「まったくよくも恥ずかしい思いをさせてくれたわね。」

「我も屈辱をあじわった、絶対に許せん。」

ルーナちゃんは離れて休憩してる。
私も早く行かないと、、

「はぁあ!!」

「デビルズランス!」

あ、もう終わっちゃった?魔物は朽ち果てるようにして倒れる。最期まで植物みたい。

っと危ない危ないまだ終わってなかった。もう一体いるんだった。急に現れたやつを気にしすぎてたけど、まだ最初に見たやつはまだ生きてる。

「うわぁあぁぁぁ!!!」

急に足がとられて視界が反転する。あぁ、気をつけてたのに!気づいてたのに。いつの間にか復活したのか、まだ隠してたのかいっぱいのつるが私に絡みついてくる。いやぁ、なんかぬめぬめしてるし、ちょっ足が、足に絡みついてるのがどんどんのぼってきて、

剣は落としちゃったし、こんなんじゃ魔法も使えない。ピンチ!いろんな意味で、

「リィア!」

「すぐに助ける。サーティア、まずは近づいてくるつるをなんとかするのだ。」

「わかったわ。ハリケーンブレイド!」

「パワードレイン!」

クロエさんの魔法でつるの力が弱くなる。
あ、ダメだこれ、私も力が抜けちゃってぬけだせない。あぁもう私しょぼすぎでしょ。うぅ、気持ち悪いし早く解放されたい。

「サーティア、リィアを助けられそうか?」

「ちょっと高いところにいるから直接剣でって言うのは無理そうね。エアースラッシュ!魔法もつるで防がれるわね、」

「では仕方ない、我の魔法で直接倒す。少し時間を稼いでくれないか?」

「わかったわ。」

くっ、殺せ的なことを言う余裕もない。サーティアさんこんなことあったのによく動けるね。

「リィア、リィア!けほっけほ、まだ気持ち悪い、、けど、リィアをあんな目にするなんて、絶対に許さない。全てを溶かす、ドロドロに、 アシッドスプラッシュ!」

高いところに上げられたおかげでルーナちゃんの魔法が当たらずに済む。

私はそのまま落ちるが、サーティアさんが上手いこと捕まえてくれる。

ちなみに魔物はこの後ルーナちゃんの魔法であとかたもなく溶けた。
とりあえずみんなで集まる。私はしばらく動けなかったけど、ルーナちゃんの回復魔法で動けるようになる。

「もう、せっかくクロエといい連携がとれたと思ったのに。」

「見事に最後はもってかれたな。」

「リィア!よかったぁ、大丈夫だった?」

「はい、ちょっと危なかったですけど大丈夫です。」

この中に男の子がいなくてよかったと思う。結構恥ずかしいかっこうになってたし、、

「浄化!」

「リィア、あたしもやって、べとべとだし。」

「私もお願い、」

「我も頼む」

「わかりました。皆さん助けてくれてありがとうございます。すごい、すごい怖かったよぉ、うわぁん。」

安心して、涙腺が崩壊する。

「いいのよ、泣いても、、あんなことがあったんだもの。」

「あたしも、うぅ、怖かった、あぁ」

「こういう時は年相応なのだな、よしよし、もう大丈夫だ。我がいる。」


しばらく泣いて、落ち着くと、みんなに浄化魔法と回復魔法をかける。気絶していた子を起こす。

ドーン、と大きな音がする。見てみると、先生の合図の魔法みたいだ。

私達は魔物に気をつけながら、魔法の合図の方に向かう。向かう途中で先生達と会う。
助けた子達が無事知らせてくれたみたい。
そうして、なんとか遠征の課題を終わらせてることができた。


「何度も何度も助けてくれてありがとうな。この恩は絶対に返すわ。ウチらの出来ることがあったらなんでもするで。」

ん、今何でもって言ったよね。

「じゃあ私達と仲良くしてください!!」

これしかないって言うかこれしか思いつかなかった。

「それはこっちのセリフや!これからよろしゅう。ウチらは蝶の舞ちゅうねん。ウチはリーダーのアネラ」

アネラさんのあとも次々に自己紹介する。

「私達は勝利の星達ビクトリースターズリーダーのサーティアよ。」

「我はクロエ」

「あたしはルーナ」

「あ、えっと、私はリィアって言います。」

こうして新たに友達が増えた。


「そろそろ遠征も終わりですね。」

みんなが戻ってきたタイミングで王都に戻る。

「そうね、なかなか大変だったわね。」

「我も少々くたびれたな。」

「あたしも疲れた、、」

「じゃあ帰ったらみんなでお風呂に入りましょう。」

「「「賛成!」」」

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