コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
遠征に行ってきます。
今日はいよいよ遠征の日、学校の生徒全員と先生で行くから結構な大人数だ。
行く場所はルーゼンツとは反対方向にあるコヒューズの森というところだ。
「我が師匠と住んでいたのはコヒューズの街のさらに先にある。サレンという街だな。」
学校で習った地理について説明すると、この大陸にはいくつかの王国、帝国、教皇国、そして、魔王国がある。
私達のいる国、ストリーフ王国は大陸の中で一番大きく力のある国家のひとつだ。広い国面積と豊富な資源、一部が海と繋がっている。隣接してる国は教皇国のコバイスと魔王が統治してる。魔族国家アドレント。帝国も国力の大きい国で内陸に面している。資源が豊富で、武力でいったらこの大陸一あると言われている。国内には大きなダンジョンがあり、多くの冒険者が帝国に集まる。
まぁ魔族のクロエさんがいる時点で薄々わかってたけど、いるんだね、魔王。まぁ私は勇者とかじゃないから倒しに行くとか、そういうのはないかな。というか危ないし関わりたくない。
ダンジョンについてはまた今度説明するとしよう。
「リィア、さっきっからぼーっとしてるけど大丈夫?昨日あんまり寝れなかった?」
「あ、いえ、大丈夫です。それにしても、荷物結構重いですね。」
目的地まで歩いて行くんだけど、みんな野営の準備とかで荷物を持っている。私にはチートバッグがあるから本来は荷物を持たなくてもいいんだけど、みんなが持ってる中私達だけ持ってないと不自然だし、ということで必要な荷物だけバッグに入れないで持ってる。
「そうね、リィアのありがたみがわかるよ。いつもありがとね。」
「じゃあなんかお礼が欲しいです。」
「いいよ。あたしが出来ることならなんでもしてあげる。」
ん?今何でもって言ったよね。
「じゃあ今日私と一緒に寝てくれませんか?ほら、学校に行って部屋が別れてからなかったじゃないですか。」
「そんなことでいいの?もう、リィアは、まぁ確かにあたしも少しさみしかったけど。」
「ルーナちゃん!」
「この流れも久しぶりだね。」
ルーナちゃんはそう言ってちょっと照れながら抱きしめ返してくる。あぁこのサーティアさんとは違ったおさまる感じというかなんというか。
「姿だけ見ると微笑ましいのだがな。」
「リィアもルーナもゴブリンを殲滅させれるのよね、、絶対そうは見えないわ。」
ぞろぞろと学校のみんなで草原を歩く。人数が人数だったからなのか、魔物はほとんど出てこない。出てきてもすぐに誰かが倒していく。
そうして、日が傾いて空が赤くなり始めた頃に目的のコヒューズの森に着く。この遠征では、王都からコヒューズの森まで歩いて着いたらそこで一泊、次の日班ごとに別れて魔物の討伐、森をでて、王都周辺の草原でもう一泊、お昼過ぎくらいに王都に戻ってくる予定だ。
「私達はこの辺で野営するわよ。」
「「「はーい」」」
まずは場所を決めて、テントを出して、組み立てる。四人でやると早いね。
それからテントの中に寝袋を敷く。
「とりあえずは完成だな。」
「あとは、そう!料理の支度。リィア、お願い。」
「わかりました。はい!」
私は机と食材を出す。
それから地面を魔法で囲いを作り、その中に木を入れて、火を付ける。ほんとに魔法って便利だよね。
「さすがねリィア、ありがとう。ふふん、あたしの料理の腕を見してあげる。っと言うことでみんな手伝って。」
みんなで一緒に料理をする。なんかいいよね、こういうの。
「「「「かーんせーい」」」」
おぉ!美味しそうなスープとオムライスだ。ちゃんとケチャップもかかっている。
ちなみにお米は時間かかっちゃうから事前に用意したものを使ってる。
「んん〜、やっぱりおむらいすって美味しい!しかも今回はあたしが作ったからね。格別だよ。」
私やサーティアさん、クロエさんも少し手伝ったけど、ほとんどルーナちゃんが一人で料理した。
正直すごい美味しい。私の教えた通りとは少し違って、独自にアレンジしてるし。オムライスだけじゃなくてスープも深い味わいだ。
「美味しいわ、オムレツなら食べたことあるけど、お米とあとこの赤いのとが合ってて。ん〜」
「卵とこの赤い調味料で色とりどりだな。味も美味しい。」
みんなもルーナちゃんの料理を気に入ったみたい。
「外でここまで美味しいものが食べれるとは思わなかったわ。明日もあるの?」
「明日は前に買った出店とかサンドイッチとかです。」
「今度また作ってあげるよ。」
「私も作ります。料理は割と好きなので。」
「リィアの料理!?絶対作ってね?楽しみに待ってるわ。」
「そろそろ見張りの順番を決めた方がいいのではないか?」
あ、そっか見張りしないといけないのか。忘れてた。
二人一組になればルーナちゃんと一緒に寝れるかな?
「あの、二人一人で見張りをしませんか?」
「いいわよ、どうやって決める?」
「じゃんけんで決めましょう!」
「じゃんけんとはなんなのだ?」
「私も知らない、」
あ、そっか、ルーナちゃん以外は知らないのか。
「あ、えっと、じゃんけんというのはですね、かくかくしかじかという感じです。今回はチーム分けなのでぐーとぱーだけをつかって、同じものを出した人同士で組むやつです。」
「わかったわ、ぐーとぱーね。」
このぐーとぱーでチーム分けするやつ、地域によって掛け声が大きく変わる。なんならぐーとぱーではなくぐーとちょきを使ったりもする。まぁ私はいつもあぶれてたからこれやったことないんだけどね。
「ぐーとぱーであーえばい!」
私はぐーをだす。ルーナちゃんもぐーだ。クロエさんとサーティアさんはぱーが出ている。一回で決まったね。
「我はサーティアとか、いろいろ話したいことがあるからちょうどいいな。」
「あたしはリィアとだね。ってことは起こされる時に浄化魔法を使われない?」
ルーナちゃんは浄化魔法が嫌なのかな?まぁ私もやりすぎたふしあるけど、私はなんだかんだ言って好きなんだけどなぁ。
行く場所はルーゼンツとは反対方向にあるコヒューズの森というところだ。
「我が師匠と住んでいたのはコヒューズの街のさらに先にある。サレンという街だな。」
学校で習った地理について説明すると、この大陸にはいくつかの王国、帝国、教皇国、そして、魔王国がある。
私達のいる国、ストリーフ王国は大陸の中で一番大きく力のある国家のひとつだ。広い国面積と豊富な資源、一部が海と繋がっている。隣接してる国は教皇国のコバイスと魔王が統治してる。魔族国家アドレント。帝国も国力の大きい国で内陸に面している。資源が豊富で、武力でいったらこの大陸一あると言われている。国内には大きなダンジョンがあり、多くの冒険者が帝国に集まる。
まぁ魔族のクロエさんがいる時点で薄々わかってたけど、いるんだね、魔王。まぁ私は勇者とかじゃないから倒しに行くとか、そういうのはないかな。というか危ないし関わりたくない。
ダンジョンについてはまた今度説明するとしよう。
「リィア、さっきっからぼーっとしてるけど大丈夫?昨日あんまり寝れなかった?」
「あ、いえ、大丈夫です。それにしても、荷物結構重いですね。」
目的地まで歩いて行くんだけど、みんな野営の準備とかで荷物を持っている。私にはチートバッグがあるから本来は荷物を持たなくてもいいんだけど、みんなが持ってる中私達だけ持ってないと不自然だし、ということで必要な荷物だけバッグに入れないで持ってる。
「そうね、リィアのありがたみがわかるよ。いつもありがとね。」
「じゃあなんかお礼が欲しいです。」
「いいよ。あたしが出来ることならなんでもしてあげる。」
ん?今何でもって言ったよね。
「じゃあ今日私と一緒に寝てくれませんか?ほら、学校に行って部屋が別れてからなかったじゃないですか。」
「そんなことでいいの?もう、リィアは、まぁ確かにあたしも少しさみしかったけど。」
「ルーナちゃん!」
「この流れも久しぶりだね。」
ルーナちゃんはそう言ってちょっと照れながら抱きしめ返してくる。あぁこのサーティアさんとは違ったおさまる感じというかなんというか。
「姿だけ見ると微笑ましいのだがな。」
「リィアもルーナもゴブリンを殲滅させれるのよね、、絶対そうは見えないわ。」
ぞろぞろと学校のみんなで草原を歩く。人数が人数だったからなのか、魔物はほとんど出てこない。出てきてもすぐに誰かが倒していく。
そうして、日が傾いて空が赤くなり始めた頃に目的のコヒューズの森に着く。この遠征では、王都からコヒューズの森まで歩いて着いたらそこで一泊、次の日班ごとに別れて魔物の討伐、森をでて、王都周辺の草原でもう一泊、お昼過ぎくらいに王都に戻ってくる予定だ。
「私達はこの辺で野営するわよ。」
「「「はーい」」」
まずは場所を決めて、テントを出して、組み立てる。四人でやると早いね。
それからテントの中に寝袋を敷く。
「とりあえずは完成だな。」
「あとは、そう!料理の支度。リィア、お願い。」
「わかりました。はい!」
私は机と食材を出す。
それから地面を魔法で囲いを作り、その中に木を入れて、火を付ける。ほんとに魔法って便利だよね。
「さすがねリィア、ありがとう。ふふん、あたしの料理の腕を見してあげる。っと言うことでみんな手伝って。」
みんなで一緒に料理をする。なんかいいよね、こういうの。
「「「「かーんせーい」」」」
おぉ!美味しそうなスープとオムライスだ。ちゃんとケチャップもかかっている。
ちなみにお米は時間かかっちゃうから事前に用意したものを使ってる。
「んん〜、やっぱりおむらいすって美味しい!しかも今回はあたしが作ったからね。格別だよ。」
私やサーティアさん、クロエさんも少し手伝ったけど、ほとんどルーナちゃんが一人で料理した。
正直すごい美味しい。私の教えた通りとは少し違って、独自にアレンジしてるし。オムライスだけじゃなくてスープも深い味わいだ。
「美味しいわ、オムレツなら食べたことあるけど、お米とあとこの赤いのとが合ってて。ん〜」
「卵とこの赤い調味料で色とりどりだな。味も美味しい。」
みんなもルーナちゃんの料理を気に入ったみたい。
「外でここまで美味しいものが食べれるとは思わなかったわ。明日もあるの?」
「明日は前に買った出店とかサンドイッチとかです。」
「今度また作ってあげるよ。」
「私も作ります。料理は割と好きなので。」
「リィアの料理!?絶対作ってね?楽しみに待ってるわ。」
「そろそろ見張りの順番を決めた方がいいのではないか?」
あ、そっか見張りしないといけないのか。忘れてた。
二人一組になればルーナちゃんと一緒に寝れるかな?
「あの、二人一人で見張りをしませんか?」
「いいわよ、どうやって決める?」
「じゃんけんで決めましょう!」
「じゃんけんとはなんなのだ?」
「私も知らない、」
あ、そっか、ルーナちゃん以外は知らないのか。
「あ、えっと、じゃんけんというのはですね、かくかくしかじかという感じです。今回はチーム分けなのでぐーとぱーだけをつかって、同じものを出した人同士で組むやつです。」
「わかったわ、ぐーとぱーね。」
このぐーとぱーでチーム分けするやつ、地域によって掛け声が大きく変わる。なんならぐーとぱーではなくぐーとちょきを使ったりもする。まぁ私はいつもあぶれてたからこれやったことないんだけどね。
「ぐーとぱーであーえばい!」
私はぐーをだす。ルーナちゃんもぐーだ。クロエさんとサーティアさんはぱーが出ている。一回で決まったね。
「我はサーティアとか、いろいろ話したいことがあるからちょうどいいな。」
「あたしはリィアとだね。ってことは起こされる時に浄化魔法を使われない?」
ルーナちゃんは浄化魔法が嫌なのかな?まぁ私もやりすぎたふしあるけど、私はなんだかんだ言って好きなんだけどなぁ。
「コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
404
-
2,140
-
-
2.1万
-
7万
-
-
6,571
-
2.9万
-
-
35
-
30
-
-
165
-
59
-
-
61
-
22
-
-
94
-
356
-
-
1.2万
-
4.7万
-
-
5,073
-
2.5万
-
-
5,013
-
1万
-
-
9,627
-
1.6万
-
-
8,090
-
5.5万
-
-
2,412
-
6,662
-
-
3,135
-
3,383
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
3,521
-
5,226
-
-
9,294
-
2.3万
-
-
6,119
-
2.6万
-
-
1,285
-
1,419
-
-
2,845
-
4,948
-
-
6,614
-
6,954
-
-
3万
-
4.9万
-
-
6,028
-
2.9万
-
-
315
-
800
-
-
6,161
-
3.1万
-
-
65
-
152
-
-
1,856
-
1,560
-
-
3,630
-
9,417
-
-
11
-
4
-
-
208
-
515
-
-
105
-
364
-
-
45
-
163
-
-
168
-
148
-
-
60
-
278
-
-
13
-
1
-
-
2,605
-
7,282
-
-
2,931
-
4,405
-
-
33
-
11
-
-
9,139
-
2.3万
-
-
139
-
227
-
-
31
-
83
-
-
600
-
220
-
-
2,787
-
1万
-
-
4,871
-
1.7万
-
-
71
-
145
-
-
2,388
-
9,359
-
-
561
-
1,070
-
-
1,258
-
8,383
-
-
7,413
-
1.5万
-
-
387
-
438
-
-
3,136
-
1.5万
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.7万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,627
-
1.6万
-
-
9,533
-
1.1万
-
-
9,294
-
2.3万
-
-
9,139
-
2.3万
コメント