コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
パーティ会議ってこんなざっくりでいいんですかね。
「第一回パーティ会議よ!」
サーティアさんの掛け声で始まったパーティ会議、一体何を話し合うんだろう。
「まずはせっかく4にんパーティになったんだし、リーダーを決めた方がいいと思うのよね。二人の時はどうしてたの?」
「あたしとリィアだけの時は二人で決めてたよ、依頼とかお金の配分とかいろいろ。」
「特に困ったことはなかったですね。」
「それで?誰がリーダーをするのだ?」
「あたしとリィアは小さいからリーダーって感じはないよね、一応あたしはこの中で最年少だし。」
「私もみんなをまとめる自信ないです。」
「我でもいいが我は人間相手だとあまり印象はよくない、サーティアの方が向いてるだろう。」
「え?じ、じゃあ私ってこと?いいの?」
まぁそれが妥当だね。
「戦闘時は臨機応変に対応しましょうか、、サーティアさんが毎回最善手の指示がだせるとは限らないので、みんなで助け合いましょう。」
「そうだね。」
「パーティリーダーが決まったが他は何を話し合うんだ?」
「私達の戦法を考えましょう。個々の能力はそこそこあるんだから、合わせていけたらもっとよくならない?」
「まぁ確かに、前衛後衛に別れてるけど、基本的には魔法ぶっぱなして勝ってるもんね。」
「前衛が相手の足止めと攻撃、後衛一人が前衛の支援、もう一人が攻撃力のある魔法を撃って倒すのはどうだ?我やルーナは強力な魔法が使える。」
「一度に相手する敵の数が少ない場合はその方法がよさそうですね。」
「敵が多い場合は一回全員で遠距離攻撃して数を減らしてからの方がよさそうだね。」
こっちは探知魔法が使えるから、不意打ちされることはないと思うし、逆に相手の死角から攻撃ができるから相当有利だね。
「それでも数が多い場合は一旦距離をとって魔法メインで戦いましょう。」
「話をまとめるとこんな感じね。」
相手が少ない場合、
前衛(リィアとサーティア)が足止めもしくは数を減らす。
後衛(ルーナとクロエ)が前衛の支援と攻撃魔法で殲滅。
相手が多い場合、
全員で魔法攻撃
結構てきとうだけど、よさそうだね。
「あとは対人戦についてよ、護衛依頼とかで戦うかもしれないわ。」
「魔物と同じではないのか?」
「できれば私は人を殺したくないです。わがままかもしれないですけど、」
前世の記憶があるし、やっぱり抵抗がある。ルーナちゃんやサーティアさん、クロエさんが危険な目にあうくらいなら多分殺せるのかな?ちょっとわかんない。
「あたしなら、迷わず殺せる。リィアが危険な目にあうくらいなら、でも相手が弱いなら無力化した方がいいよね。」
「我は意識したことないな、邪魔な的には容赦しない。といってもこれまで我は人とあまり関わらなかったのでな、実際に殺したことはないな。」
「じゃあ基本的には無力化、誰かが危険だったら考えないってことでいいわね?」
ざっくりだけど、戦い方は決まってきた。
あとは、、
「あとは実戦あるのみだね。」
「そうね、じゃあ次の休みで依頼を受けましょうか。」
ということで、休みの日に依頼を受けることにする。
「今日はどの依頼にしましょうか、、」
「今日は常備依頼にした方がよさそうね。」
確かに、今日のギルドはいつも以上に混んでる。みたことある顔もいるから、多分新しくパーティを結成したからその実戦をしたいって感じかな?
「考えることは同じということだな。」
「じゃああたし達はもういきましょ、先に魔物がいなくなっちゃうし。」
私達は王都の外に出る。やっぱり人が多い。
「一応、人にも注意しときなさいよね、私はエルフだし、クロエは魔族だからってたまに変なやつが絡んでくるから。」
なるほど、探知魔法で冒険者の方も警戒しておくか。
しばらく歩くと、いくつかの反応を探知する。
「これは魔物と、あと人です。あっちの方です。」
「一応様子を見て、まずかったら助けよう?」
「ほっといてもいい気がするのだが、」
私はルーナちゃんの意見に賛成だ。
「私が遠くから見てみるわ。あ、見えた。あれは、草馬ね、草馬は草に擬態して普段は身を隠しながら草を食べるわ。倒すとなると、体がギザギザしてて鋭いから体当たりだけでも相当な強さよ。そしてなにより、速いわ。」
「授業で最近やりましたね。」
あとどうでもいいけどサーティアさんのドヤ顔かわいい。
「で、どうなの?戦ってる冒険者は大丈夫そうなの?って魔物が近づいて来てない?」
ほんとだ、結構の数いる。
「我々はそちらを片付けるか。」
「そうね、じゃあ早速、群れだからみんなで魔法攻撃よ!」
相手はフィールドウルフみたい、冒険者か草馬を狩りに来たのかな?
「ハイドロトルネード!!」
おお!ルーナちゃんの新しい魔法!強そう。
「デビルズランス!」
三本槍を投げるような攻撃魔法だ。初めて見る。
「エアースラッシュ!」
「アグレッシブボルト!」
私達の魔法で、フィールドウルフを一網打尽にする。なかなかにずるいことしてるね、これ。
「ふ、我々なら当然であるな。」
「回収がちょっと大変だけど結構お金になるからちゃんとやんなきゃね。」
みんなでフィールドウルフを回収しに行く。
「あ、そう言えば冒険者は、、まだ戦ってますね。」
「じれったいな、我の魔法で、」
「他の冒険者の獲物を横取りするのはダメよ。私達は不干渉の方がいいわ、変に言いがかりつけられてもやだし。」
「逆にあたし達が早すぎるんじゃない?全員攻撃魔法使えるし。」
フィールドウルフの回収が終わり、そろそろ帰ろうとすると。いつの間にか草馬を倒したのか、近くにいた冒険者がこっちに来る。
一応警戒しておこう。どうせ私は会話出来ないし。
サーティアさんの掛け声で始まったパーティ会議、一体何を話し合うんだろう。
「まずはせっかく4にんパーティになったんだし、リーダーを決めた方がいいと思うのよね。二人の時はどうしてたの?」
「あたしとリィアだけの時は二人で決めてたよ、依頼とかお金の配分とかいろいろ。」
「特に困ったことはなかったですね。」
「それで?誰がリーダーをするのだ?」
「あたしとリィアは小さいからリーダーって感じはないよね、一応あたしはこの中で最年少だし。」
「私もみんなをまとめる自信ないです。」
「我でもいいが我は人間相手だとあまり印象はよくない、サーティアの方が向いてるだろう。」
「え?じ、じゃあ私ってこと?いいの?」
まぁそれが妥当だね。
「戦闘時は臨機応変に対応しましょうか、、サーティアさんが毎回最善手の指示がだせるとは限らないので、みんなで助け合いましょう。」
「そうだね。」
「パーティリーダーが決まったが他は何を話し合うんだ?」
「私達の戦法を考えましょう。個々の能力はそこそこあるんだから、合わせていけたらもっとよくならない?」
「まぁ確かに、前衛後衛に別れてるけど、基本的には魔法ぶっぱなして勝ってるもんね。」
「前衛が相手の足止めと攻撃、後衛一人が前衛の支援、もう一人が攻撃力のある魔法を撃って倒すのはどうだ?我やルーナは強力な魔法が使える。」
「一度に相手する敵の数が少ない場合はその方法がよさそうですね。」
「敵が多い場合は一回全員で遠距離攻撃して数を減らしてからの方がよさそうだね。」
こっちは探知魔法が使えるから、不意打ちされることはないと思うし、逆に相手の死角から攻撃ができるから相当有利だね。
「それでも数が多い場合は一旦距離をとって魔法メインで戦いましょう。」
「話をまとめるとこんな感じね。」
相手が少ない場合、
前衛(リィアとサーティア)が足止めもしくは数を減らす。
後衛(ルーナとクロエ)が前衛の支援と攻撃魔法で殲滅。
相手が多い場合、
全員で魔法攻撃
結構てきとうだけど、よさそうだね。
「あとは対人戦についてよ、護衛依頼とかで戦うかもしれないわ。」
「魔物と同じではないのか?」
「できれば私は人を殺したくないです。わがままかもしれないですけど、」
前世の記憶があるし、やっぱり抵抗がある。ルーナちゃんやサーティアさん、クロエさんが危険な目にあうくらいなら多分殺せるのかな?ちょっとわかんない。
「あたしなら、迷わず殺せる。リィアが危険な目にあうくらいなら、でも相手が弱いなら無力化した方がいいよね。」
「我は意識したことないな、邪魔な的には容赦しない。といってもこれまで我は人とあまり関わらなかったのでな、実際に殺したことはないな。」
「じゃあ基本的には無力化、誰かが危険だったら考えないってことでいいわね?」
ざっくりだけど、戦い方は決まってきた。
あとは、、
「あとは実戦あるのみだね。」
「そうね、じゃあ次の休みで依頼を受けましょうか。」
ということで、休みの日に依頼を受けることにする。
「今日はどの依頼にしましょうか、、」
「今日は常備依頼にした方がよさそうね。」
確かに、今日のギルドはいつも以上に混んでる。みたことある顔もいるから、多分新しくパーティを結成したからその実戦をしたいって感じかな?
「考えることは同じということだな。」
「じゃああたし達はもういきましょ、先に魔物がいなくなっちゃうし。」
私達は王都の外に出る。やっぱり人が多い。
「一応、人にも注意しときなさいよね、私はエルフだし、クロエは魔族だからってたまに変なやつが絡んでくるから。」
なるほど、探知魔法で冒険者の方も警戒しておくか。
しばらく歩くと、いくつかの反応を探知する。
「これは魔物と、あと人です。あっちの方です。」
「一応様子を見て、まずかったら助けよう?」
「ほっといてもいい気がするのだが、」
私はルーナちゃんの意見に賛成だ。
「私が遠くから見てみるわ。あ、見えた。あれは、草馬ね、草馬は草に擬態して普段は身を隠しながら草を食べるわ。倒すとなると、体がギザギザしてて鋭いから体当たりだけでも相当な強さよ。そしてなにより、速いわ。」
「授業で最近やりましたね。」
あとどうでもいいけどサーティアさんのドヤ顔かわいい。
「で、どうなの?戦ってる冒険者は大丈夫そうなの?って魔物が近づいて来てない?」
ほんとだ、結構の数いる。
「我々はそちらを片付けるか。」
「そうね、じゃあ早速、群れだからみんなで魔法攻撃よ!」
相手はフィールドウルフみたい、冒険者か草馬を狩りに来たのかな?
「ハイドロトルネード!!」
おお!ルーナちゃんの新しい魔法!強そう。
「デビルズランス!」
三本槍を投げるような攻撃魔法だ。初めて見る。
「エアースラッシュ!」
「アグレッシブボルト!」
私達の魔法で、フィールドウルフを一網打尽にする。なかなかにずるいことしてるね、これ。
「ふ、我々なら当然であるな。」
「回収がちょっと大変だけど結構お金になるからちゃんとやんなきゃね。」
みんなでフィールドウルフを回収しに行く。
「あ、そう言えば冒険者は、、まだ戦ってますね。」
「じれったいな、我の魔法で、」
「他の冒険者の獲物を横取りするのはダメよ。私達は不干渉の方がいいわ、変に言いがかりつけられてもやだし。」
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