コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
遠征があるそうです。
入学してからだいたい2ヶ月経った頃、
「お前たちもそろそろ慣れてきて、他の生徒との交流もあっただろう。そこで、今度行く遠征のパーティを決める。決め方はお前らが決めていい。ただし、ひとパーティ4人で必ず戦士学科と魔法学科が二人だ。質問があるものは聞きに来い、決まらなかったら余ったものたちで組ませるからな。」
うわぁ、でたぁ、学校の先生に言われると嫌な言葉ランキング第一位の「二人組作れ、もしくはグループを作れ」だ。私はいつもあぶれてたなぁ体育の時なんて奇数で余ったから壁を相手にしたこともある。なんであの時は先生一緒にしてくれなかったんだろう。
ちなみに第二位は「グループのみんなで話し合いしましょう。」もちろん私は話し合いなんてできなかった。
第三位は「誰か余っちゃった○○さん入れてあげて?」気まづくなるからやめて欲しかった。
でも今は大丈夫、なんてったって私にはサーティアさんというパーティ仲間がいるんだもん!
と思ってサーティアさんの方を見ると、サーティアさんは男子生徒に囲まれていた。
「サーティアさん、僕と一緒のパーティになりませんか。」
「いや、俺と」
「いや、私と」
モテモテだなぁ、まぁサーティアさん綺麗だし戦士学科の中でもとても強いし、気が強そうだけど実は寂しがりやで友達思いで優しい一面もある。かわいいなおい、ルーナちゃんも似たような感じだけど、サーティアさんは私にだけ甘えてくれるんだよね。そこがまたなんというか、最高なんだよね。
「リィアちゃん、うちらと一緒の班にならへんか?」
「リィア、俺のパーティに加えてやる、、なーに、俺とリィアなら遠征なんて、」
「リィアさん、その、僕と、」
「リィアさん」
「リィア」
「リィアちゃん」
はわわ、私も囲まれて、、た、助けて誰か、じゃだめ、助けてサーティアさん。
「お断りよ、私は、、リィア!こっちよ。」
サーティアさんが手をだして助けてくれる。
「私はリィアと一緒のパーティなんだから、一緒に遠征に行くのも当然でしょ?」
サーティアさんの言葉で、みんな引いていく。また助けてもらってしまった。
「あ、ありがとうございます。」
「当然よ、これからもリィアは私が守るから。」
ということで無事班決めが終わる。
「魔法学科の方はやっぱりルーナちゃんとクロエさんですか?」
「そうね、私達にはまだ連携というのが全然できてなかったわ。この前行った依頼なんて、、」
………………………………………………………………………
ちょっと時をさかのぼったある休日、私達は依頼を受けることにした。
「フィールドウルフの討伐?」
「そうです。私達はまだ結成してから日が短いです。なので、大物一匹の相手や群れを相手にするのを練習出来たらなぁと思いまして。ほらこの前はキャノンバード倒したじゃないですか。」
「我はそれで構わん。」
「あたしもいいよ。」
「あ、もちろん私もそれでいいわよ。」
ということで私達は草原に出る。王都の周りの草原は割かし魔物がいて、レッドブルをはじめ、角ウサギ、キャノンバード、フィールドディアー、フィールドウルフ、草馬、フィールドタイガーなどなど、討伐難易度の低いものから高いものまで生息している。
万が一自分じゃ勝てない相手から逃げる方法や、特定の魔物の対処の仕方などを学校で習ったからそれの実戦もかねている。
「ん?この反応は、角ウサギね、群れでいるみたい。」
「ここは我の魔法で、、ソウルブレイク!」
クロエさんの魔法で角ウサギがバタバタと倒れる。
「ある程度弱い魔物ならこれで仕留められるのだ。」
即死魔法って、えげつないね。
角ウサギをバックにしまって、再び草原を歩く。
「あ、近くに魔物が、、」
「いたわ、フィールドディアーね、今度は私に任せて!」
サーティアさんはそう言って一人で突っ走って行く。
「逃がさないわよ、エアースラッシュ!」
サーティアさんは鹿の足を魔法で攻撃して動きを鈍くさせる。
「これで終わりよ!」
サーティアさんは剣でトドメを刺す。
「ふふーん、どんなもんよ!」
「はぁ、ドヤ顔してるところ悪いですけど、今回はパーティの連携の練習をですね、、」
「相手が弱いのだから仕方ないだろう?目的のフィールドウルフではちゃんとやる。」
「そうね、ちょっと張り切りすぎたわ。」
「もう、リィアもあたしもまだ何もやってないんだからね?」
「ちょっと遠いですけど反応が多いです。多分魔物なので何かの群れでしょうか?」
もしかしてレッドブル?それならちょっときついことになるかも。
「視認したわ、あれはフィールドウルフね。」
「よかった、このまま出会えなかったら依頼失敗になっちゃうもんね。」
「じゃあ今度は一緒に、、」
「アシッドスプラッシュ!!」
「ちょっちょっと、ルーナちゃん?何やってるんですか?」
「え?だって、この魔法人前じゃ危なくて使えないから使おうと思って、なまっちゃうし、」
うわぁ、地獄絵図になってる。ええい、しょうがない、こうなったらもうやけだ。
「エレクトロショック!」
「私も行くわ。」
「我も手伝おう、ダークアロー!」
………………………………………………………………………
「ってな感じで結局全然連携とれなかったし。まぁ私も原因の一つなんだけど、、とにかく、極力私達は一緒にいた方がいいってことよ。」
ということで、いつもの学食ではなく私とサーティアさんの部屋にみんなが集まる。
「遠征の班は我々でいいな、わざわざ変える必要もあるまい。」
「あ、はい、元からそのつもりです。」
「なんで今日はここなの?」
「パーティの会議をするからあんまり周りに聞かれたくないからよ。ということで第一回パーティ会議よ!」
なんか始まった〜、しかもサーティアさん結構ノリノリ、こうやってしきるの好きなのかな?
「お前たちもそろそろ慣れてきて、他の生徒との交流もあっただろう。そこで、今度行く遠征のパーティを決める。決め方はお前らが決めていい。ただし、ひとパーティ4人で必ず戦士学科と魔法学科が二人だ。質問があるものは聞きに来い、決まらなかったら余ったものたちで組ませるからな。」
うわぁ、でたぁ、学校の先生に言われると嫌な言葉ランキング第一位の「二人組作れ、もしくはグループを作れ」だ。私はいつもあぶれてたなぁ体育の時なんて奇数で余ったから壁を相手にしたこともある。なんであの時は先生一緒にしてくれなかったんだろう。
ちなみに第二位は「グループのみんなで話し合いしましょう。」もちろん私は話し合いなんてできなかった。
第三位は「誰か余っちゃった○○さん入れてあげて?」気まづくなるからやめて欲しかった。
でも今は大丈夫、なんてったって私にはサーティアさんというパーティ仲間がいるんだもん!
と思ってサーティアさんの方を見ると、サーティアさんは男子生徒に囲まれていた。
「サーティアさん、僕と一緒のパーティになりませんか。」
「いや、俺と」
「いや、私と」
モテモテだなぁ、まぁサーティアさん綺麗だし戦士学科の中でもとても強いし、気が強そうだけど実は寂しがりやで友達思いで優しい一面もある。かわいいなおい、ルーナちゃんも似たような感じだけど、サーティアさんは私にだけ甘えてくれるんだよね。そこがまたなんというか、最高なんだよね。
「リィアちゃん、うちらと一緒の班にならへんか?」
「リィア、俺のパーティに加えてやる、、なーに、俺とリィアなら遠征なんて、」
「リィアさん、その、僕と、」
「リィアさん」
「リィア」
「リィアちゃん」
はわわ、私も囲まれて、、た、助けて誰か、じゃだめ、助けてサーティアさん。
「お断りよ、私は、、リィア!こっちよ。」
サーティアさんが手をだして助けてくれる。
「私はリィアと一緒のパーティなんだから、一緒に遠征に行くのも当然でしょ?」
サーティアさんの言葉で、みんな引いていく。また助けてもらってしまった。
「あ、ありがとうございます。」
「当然よ、これからもリィアは私が守るから。」
ということで無事班決めが終わる。
「魔法学科の方はやっぱりルーナちゃんとクロエさんですか?」
「そうね、私達にはまだ連携というのが全然できてなかったわ。この前行った依頼なんて、、」
………………………………………………………………………
ちょっと時をさかのぼったある休日、私達は依頼を受けることにした。
「フィールドウルフの討伐?」
「そうです。私達はまだ結成してから日が短いです。なので、大物一匹の相手や群れを相手にするのを練習出来たらなぁと思いまして。ほらこの前はキャノンバード倒したじゃないですか。」
「我はそれで構わん。」
「あたしもいいよ。」
「あ、もちろん私もそれでいいわよ。」
ということで私達は草原に出る。王都の周りの草原は割かし魔物がいて、レッドブルをはじめ、角ウサギ、キャノンバード、フィールドディアー、フィールドウルフ、草馬、フィールドタイガーなどなど、討伐難易度の低いものから高いものまで生息している。
万が一自分じゃ勝てない相手から逃げる方法や、特定の魔物の対処の仕方などを学校で習ったからそれの実戦もかねている。
「ん?この反応は、角ウサギね、群れでいるみたい。」
「ここは我の魔法で、、ソウルブレイク!」
クロエさんの魔法で角ウサギがバタバタと倒れる。
「ある程度弱い魔物ならこれで仕留められるのだ。」
即死魔法って、えげつないね。
角ウサギをバックにしまって、再び草原を歩く。
「あ、近くに魔物が、、」
「いたわ、フィールドディアーね、今度は私に任せて!」
サーティアさんはそう言って一人で突っ走って行く。
「逃がさないわよ、エアースラッシュ!」
サーティアさんは鹿の足を魔法で攻撃して動きを鈍くさせる。
「これで終わりよ!」
サーティアさんは剣でトドメを刺す。
「ふふーん、どんなもんよ!」
「はぁ、ドヤ顔してるところ悪いですけど、今回はパーティの連携の練習をですね、、」
「相手が弱いのだから仕方ないだろう?目的のフィールドウルフではちゃんとやる。」
「そうね、ちょっと張り切りすぎたわ。」
「もう、リィアもあたしもまだ何もやってないんだからね?」
「ちょっと遠いですけど反応が多いです。多分魔物なので何かの群れでしょうか?」
もしかしてレッドブル?それならちょっときついことになるかも。
「視認したわ、あれはフィールドウルフね。」
「よかった、このまま出会えなかったら依頼失敗になっちゃうもんね。」
「じゃあ今度は一緒に、、」
「アシッドスプラッシュ!!」
「ちょっちょっと、ルーナちゃん?何やってるんですか?」
「え?だって、この魔法人前じゃ危なくて使えないから使おうと思って、なまっちゃうし、」
うわぁ、地獄絵図になってる。ええい、しょうがない、こうなったらもうやけだ。
「エレクトロショック!」
「私も行くわ。」
「我も手伝おう、ダークアロー!」
………………………………………………………………………
「ってな感じで結局全然連携とれなかったし。まぁ私も原因の一つなんだけど、、とにかく、極力私達は一緒にいた方がいいってことよ。」
ということで、いつもの学食ではなく私とサーティアさんの部屋にみんなが集まる。
「遠征の班は我々でいいな、わざわざ変える必要もあるまい。」
「あ、はい、元からそのつもりです。」
「なんで今日はここなの?」
「パーティの会議をするからあんまり周りに聞かれたくないからよ。ということで第一回パーティ会議よ!」
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