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コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!

soltier

ミルフィさんからのお手紙です。

冒険者ギルドにみんなで行くと受付のお姉さんがミミさんメアリーちゃんからお手紙が届いたということでお手紙をくれる。

「ルーナちゃんルーナちゃん!来ましたよ、来ましたよ!お手紙です」

「わ、わかったから!落ちついて?」

「あ、えっとすみません、取り乱しました。それじゃあ一緒に読みましょうか」


"リィアさん、ルーナちゃんお手紙ありがとう。ミミでーす。こっちは変わりなく元気でやってるよ。あ、メアリーの料理が美味しくなってるよ。あと、メアリーとお出かけした時に一緒の髪飾り付けたよ。やっぱりなんど見てもメアリーかわいいね。それとメアリーが………メアリー……"

「ミミさん相変わらずですね。」

「そうね、引くくらいのメアリー愛だよね」

"リィアさん、ルーナさん、お元気ですか?メアリーです。わたしは元気でやれてます。お姉ちゃんはあいかわらずだけど、、あっ!そういえばわたし、最近料理を任されるようになったんですよ。ちょっとした料理だけですけど。リィアさんとルーナさんが戻って来る頃にはもっとすごい料理を作ってみせますね。ではお気をつけて"


「メアリーちゃんはあいかわらずしっかりしてるね」

「そうだね、あたし達ももっと頑張んないと」

そういえば届いている封筒が二通だったからてっきりミミさんとメアリーちゃんがそれぞれ書いてると思ったけど、ミミさんとメアリーちゃんは一緒の封筒に入っていた。

「もう一通はなんでしょうか?」

「開けてみたら?」

開けてみるとちょっと豪華なお手紙が入っていた。

「これってミルフィさんからじゃないですか?」

「そうみたいだね」


"ごきげんよう。そろそろ学校にも慣れた頃ですわね。わたくし、新しいお友達ができましたの。とってもかわいらしい方なのでぜひとも紹介したいですわ。ということで我がビクトレア家王都別荘でまたお茶会しませんこと?もちろん予定などはいろいろ調整してからですが。あ、それとリィアさま達の新しくできた(いたらですが)お友達も連れてきてもいいですわよ。では待っていますわ"


という文章とビクトレア家王都別荘への地図が入っていた。

「ということですけどどうしますか?」

「行くに決まってるよ!美味しいお菓子に美味しい紅茶、はぁ、いつなら行けるかな?」

新しくできたお友達もってことだからクロエさんやサーティアさんにも聞いてみよう。

冒険者ギルドの依頼の貼ってある掲示板を見てるサーティアさんとクロエさんに聞いてみる。

「サーティアさんクロエさん。かくかくしかじかで、、」

「まるまるうまうま、そうね私は行こうかしら?(リィアが私の知らない誰かといるのがなんかやだし)」

「わかりました!」

「クロエさんはどうしますか?」

「ふむ、我は待っているとしよう」

「行かないんですか?」

「人間の中には我をよく思わない輩もいるからな、あまり関わってリィアや皆に迷惑かけたくはないのだ」

「ミルフィはそんなことで気にしないよ。あたしも最初は緊張したし怖かったけど、すごい優しかったし、もしそんなことがあってもあたしが許さないから、それに、本当は一緒に行きたいんでしょ?」

「ルーナ、、そこまで言われたら仕方あるまい。我も行くのだ」

みんなと行くことになる。あ、そうだ、クロエさんとサーティアさんの服、結構ラフだし、、あ、でも制服でいいのか。

じゃあ、ミルフィさんに4人で行くことと、お茶会に行ける日にちを書いてお手紙をだそう。
もちろんサーティアさんとクロエさんのことはちゃんと書くつもりだ。
きっとミルフィさんなら受け入れてくれるだろう。

ちょうど冒険者ギルドにいるし、、

「ねぇリィア、手紙は直接届けた方が早くない?同じ王都にいるんだし」

「それもそうですね。じゃあ私がちゃちゃっと出してきますからみなさんは、、」

「私は一緒に行くわよ。ちょうどお昼だし、リィア、そのままどこかで食べに行こうよ」

「あたしも行く、リィアはすぐ一人で行こうとするんだから〜、意味もなくあたしだって一緒にいたいの」

「これで我だけ行かないのも不自然であろう?我もついていこうではない。」

「みなさん。うぅ、今猛烈に感動してます」

ぎゅっとみんなのことを抱きしめる。
腕がちっちゃくて出来ないけど。

「もう、おおげさだよ」

ルーナちゃん……

「当たり前じゃないのこれくらい」

サーティアさん……

「我らは盟友であろう?いつでも一緒だ、それに、なによりみんなといると楽しいでしょ?」

クロエさん!

みんなでミルフィさん。別荘に行く。おぉ!すごい立派なお家だね、さすがは貴族。ビクトレアよりはちょっと小さいけど十分に大きい。

「うひゃぁ、やっぱり貴族って桁が違うね」

「私の実家も貴族だけどこんなんじゃなかったわよ?もっとなんか野生な感じだったし、人とエルフの文化の違いかしら」

「ふむ、我ならもっと禍々しくするのに、だがまぁ立派なのだ」

それぞれお屋敷の感想を言う。

門番の人にお手紙を渡してお昼を食べに王都を歩く。
ミルフィさんはおらず、直接紹介は出来なかったけど、また今度することにしよう。


「結構王都っていろんなお店あるよね」

「学食みたいにいろんなのが頼めるって言うより、これだけ!みたいな感じなのが多いですよね」

「あ!カレー屋さんだって、どんなのなのかしら。いい匂いがするのよ」

「カレーなら師匠が作った事あって食べたことあるぞ、とても美味かった」

「じゃあそこにしよう!」


店内に入ると、スパイシーな香りが漂っていた。実は私辛いのダメなんだけど大丈夫かなぁ。

カレーはいわゆるルーにナンをつけて食べるやつだ。あ、ちゃんと甘口もある。みんながそれぞれ注文する。
運ばれてきたカレーはすごい美味しそうな香りがする。

「わぁ!!美味しそう。いただきます!はむっ、もぐもぐ、ん〜!美味しい!ちょっと辛いけど、ゴクッ、ぷはぁ。全然いける」

ゴクリ、私も食べてみる。ナンが柔らかい。それに甘口が本当に甘口で、全然辛くない。美味しい。

「なにこれ?すごい美味しいわね」

「師匠の作るものの方が美味いが、これも悪くない」

「ナンってなんでこんなに美味しいんでしょうか?んふふ、ナンだけに、あはは!」

「言うと思った」

さすがは王都だね。色んな食べ物がある。
世界から色んな人が来てるからなのかな?

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