コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
4人での依頼
休みの日になって、お手紙を冒険者ギルドに預けて届けてもらう。冒険者ギルドは手紙配達などもやっていて、荷物が多かったり、遠かったりすると料金が高くなる。
今回はビクトレアの街までだからそんなにしない。
「あの、ビクトレアの安らぎ亭までよろしくお願いします。」
「はい、承りました。」
「あ、あたしもお願い。」
「はい、では、大きさもあまりないので、二つで銀貨2枚になります。」
って普通に高いね、まぁいいか、あ、ってことはミミさんメアリーちゃんもお金払うことになるじゃん。じゃあ、、
「あの、返信の分のお金ってこっちから払うことって出来ますか?」
「出来ますよ、その場合は合わせて銀貨3になります。」
大丈夫なようだ。
そういえばルーナちゃんはどんなのを送ったんだろう。
「ルーナちゃんは何を送ったんですか?」
「王都で売ってた美味しいお菓子。日持ちするのを選んだよ。」
ルーナちゃんらしいね。
私はお金を払って依頼ボードとにらめっこしてるサーティアさんとクロエさんのもとに行く。
「二人は別に来なくてもよかったんですよ?」
「我は生徒である前に冒険者である。ギルドの依頼を見て情報収集するのは当然であろう。」
「そうよ、クロエの言う通りだわ。」
「いや、一緒に来たかっただけでしょ。」
二人の反応を見ると、ルーナちゃんの言ってたことが正しかったようだ。
「ところでみなさんのランクっていくつなんですか?」
「私はDよ」
「あたしもD」
「我もDであるな」
みんな同じか、、
「じゃあみんな同じですね。」
「まぁ実力的にはもっと凄いと思うけどね。特にリィアとか。」
「確かに、、そうか、我はAランクだから二人よりは少なくとも上であるな。」
「なんの話よ。」
なんとなくわかってしまった。ちなみに私もAランク。
「あたしは言うほどないよ、多分Cくらいだと思う。」
「私は冒険者ランクと同じくらいよ。」
ん?これは、、
「サーティアさん、正直に言いましょう、嘘はよくありません。」
毎日抱き合ってるからわかる。
「Eよ、」
「そ、そんなにあるのか!?まったくけしからんな。」
「別に勝手に大きくなっただけじゃない!」
「あ、でもSランクが一番上ってことは大きい方がいいんじゃ、」
「んっん、ところでこんな依頼はどうであろうか。」
クロエさんが露骨に話題をそらす。
「なになに?キャノンバードの討伐?ってキャノンバード?」
なんか物騒な名前だね。
「なんなんですか?キャノンバードって。」
「キャノンバードって言うのはよく草原とかにいて、大砲のような速さで突進して相手を攻撃するのよ。ちなみにかなり美味しいらしいわよ。」
「やろう!」
ルーナちゃんの食いつきが早い。
「私も特に異論はないですけど、これ、Cランクじゃないですか。私達じゃ受けられませんよ。」
「む、我は昔師匠とこのキャノンバードを倒したのだが、ダメであったか。」
「もしかしたらあたし達4人そろえばCランクって認められるかもしれない。聞いてみようよ。」
「そうね。」
ということでギルドの受け付けに行って聞いてくる。
「あなた達もしかして冒険者学校の生徒さん?」
「あ、はい、そうです。」
「一応全員Dランクでもあるわよ。」
「そうですね。4人いるし、1匹だけ相手するならいいですよ。」
あ、いいんだ。
「複数いる場合は逃げて下さいね。」
「我の力をもってすれば何匹いようと、、ひゃあ!?」
「クロエはちょっと黙ってて。」
ということでキャノンバードを探しに、王都の外に出る。
「基本的に私が前に出るわね。」
「私が中衛ですね。」
「あたしは回復メインでいくよ。」
「我は支援と攻撃だな。」
なかなかバランスがとれてるね。
前はたくさんのレッドブルが現れたけど、、王都の周りって結構強い魔物出てくるのかなぁ。
しばらく歩くと、
「リィア、あれ。」
「探知魔法でもわかりました。ってサーティアさん目いいですね。」
「ありがとう。あれはフィールドディアーね。」
あぁ、あの美味しいステーキのやつか。
「狩ろうよ。美味しいよ。」
ルーナちゃんはすでにお肉としか見てないね。
「だがあの大きさだと我々だけで運ぶのは辛くないか?」
「大丈夫、リィアのバックがあれば、あ、」
ルーナちゃんが私のバックについて言ってしまう。
「まだ何かあるのね?」
「これも広めたくないんですが、実は、、」
私はバックについて話す。
「そんな!?国宝級じゃないの。どうしたら手に入るのよ。」
「このバックひとつで普通に暮らせるのではないか?」
「あ、いえ、もうすでに普通に暮らせる程のお金は持ってます。」
二人ともポカーンとする。
「じゃあなんで冒険者になったのよ。」
あれ?なんでだっけ?確か身分証が欲しかったんだっけ?
「成り行きで。」
「リィアが何者なのか謎が深まるな。」
「そうだよね〜、リィアは謎が多いよね。あ!フィールドディアーは?」
「もうどっかに行っちゃいましたね。」
ぐぬぬ、とルーナちゃんが悔しそうにする。
「次は絶対仕留めようね。」
「「「あ、はい」」」
ルーナちゃんの迫力に圧倒されてしまった。
さらに歩いていると、、
「リィア!すごい速さでこっちに来る。」
「探知した、速いな。」
おそらく目的のキャノンバードということで強化魔法をかけ、他の魔法の準備もしておく。
「エアースラッシュ!」
「グランドウォール」
サーティアさんの攻撃はキャノンバードの硬い身体に弾かれ、私のつくった壁も勢いに負けて壊される。
「こうなったら剣で止めるしか、、」
「サーティアさん危険です。」
「でも!」
もう近くまでキャノンバードが迫って来る。大きさは3メートルくらいあってかなり大きい。
「カースドバインド」
クロエさんの魔法でキャノンバードの勢いがだいぶ弱まる。
「ぐぇあぁぁ!!」
悲鳴をあげてキャノンバードが倒れるが勢いはまだ止まらない。
「ウォーターシールド!」
ばっしゃあん
ルーナちゃんの魔法でキャノンバードの勢いが止まる。
「はぁあ!」
「やあ!」
ざしゅっ
倒れた隙にキャノンバードを剣で絶命させる。
「な、何とかなったわね。」
「すごいですクロエさん、ルーナちゃんあの勢いを止めるなんて。」
「ふっ、当然だ。まぁルーナがいなければ危なかったが。」
「みんな怪我はない?」
「大丈夫です。」
「大丈夫よ。」
「我も問題ない。」
よし。みんな無事に討伐出来たみたいだ。
「じゅるり、どんな味がするんだろう。」
「ギルドに戻って解体してもらいましょうか。学食の人に言えば作ってもらえるかもしれませんし。」
ギルドに戻って報酬とお肉をもらい、学校に戻る。
学食で聞いてみるとどうやらできるようだ。できないようだったらどこかでキッチン借りて作ろうと思ってたけどよかった。
出てきた料理は唐揚げと焼き鳥、ささみとあとはサラダだ。うわぁ、すごいご飯が進みそう。もちろん唐揚げにはケチャップをかけて食べる。ん〜うまぁ、ってすごい美味しい!この肉汁が止まらない感じとしっかりとした食感。あぁご飯がすすむ。
「なにこれ!?美味しい!うさぎとは比べ物にならない。はむっん〜、ご飯にも合う。」
「このささみもさっぱりしていてよいな。くどくない。美味である。」
「このサラダ美味し。今度からサラダ毎回頼もう。」
「いや、そこはキャノンバードについて言いましょうよ。」
「私は肉よりも野菜派なのよ。」
「なん、、だと、それなのにサーティアは肉々しい身体をしているのか。他になにかしているんじゃ、、」
「それ私も気になります!」
「何もしてないわよ!」
「あぁ美味しい。」
今回はビクトレアの街までだからそんなにしない。
「あの、ビクトレアの安らぎ亭までよろしくお願いします。」
「はい、承りました。」
「あ、あたしもお願い。」
「はい、では、大きさもあまりないので、二つで銀貨2枚になります。」
って普通に高いね、まぁいいか、あ、ってことはミミさんメアリーちゃんもお金払うことになるじゃん。じゃあ、、
「あの、返信の分のお金ってこっちから払うことって出来ますか?」
「出来ますよ、その場合は合わせて銀貨3になります。」
大丈夫なようだ。
そういえばルーナちゃんはどんなのを送ったんだろう。
「ルーナちゃんは何を送ったんですか?」
「王都で売ってた美味しいお菓子。日持ちするのを選んだよ。」
ルーナちゃんらしいね。
私はお金を払って依頼ボードとにらめっこしてるサーティアさんとクロエさんのもとに行く。
「二人は別に来なくてもよかったんですよ?」
「我は生徒である前に冒険者である。ギルドの依頼を見て情報収集するのは当然であろう。」
「そうよ、クロエの言う通りだわ。」
「いや、一緒に来たかっただけでしょ。」
二人の反応を見ると、ルーナちゃんの言ってたことが正しかったようだ。
「ところでみなさんのランクっていくつなんですか?」
「私はDよ」
「あたしもD」
「我もDであるな」
みんな同じか、、
「じゃあみんな同じですね。」
「まぁ実力的にはもっと凄いと思うけどね。特にリィアとか。」
「確かに、、そうか、我はAランクだから二人よりは少なくとも上であるな。」
「なんの話よ。」
なんとなくわかってしまった。ちなみに私もAランク。
「あたしは言うほどないよ、多分Cくらいだと思う。」
「私は冒険者ランクと同じくらいよ。」
ん?これは、、
「サーティアさん、正直に言いましょう、嘘はよくありません。」
毎日抱き合ってるからわかる。
「Eよ、」
「そ、そんなにあるのか!?まったくけしからんな。」
「別に勝手に大きくなっただけじゃない!」
「あ、でもSランクが一番上ってことは大きい方がいいんじゃ、」
「んっん、ところでこんな依頼はどうであろうか。」
クロエさんが露骨に話題をそらす。
「なになに?キャノンバードの討伐?ってキャノンバード?」
なんか物騒な名前だね。
「なんなんですか?キャノンバードって。」
「キャノンバードって言うのはよく草原とかにいて、大砲のような速さで突進して相手を攻撃するのよ。ちなみにかなり美味しいらしいわよ。」
「やろう!」
ルーナちゃんの食いつきが早い。
「私も特に異論はないですけど、これ、Cランクじゃないですか。私達じゃ受けられませんよ。」
「む、我は昔師匠とこのキャノンバードを倒したのだが、ダメであったか。」
「もしかしたらあたし達4人そろえばCランクって認められるかもしれない。聞いてみようよ。」
「そうね。」
ということでギルドの受け付けに行って聞いてくる。
「あなた達もしかして冒険者学校の生徒さん?」
「あ、はい、そうです。」
「一応全員Dランクでもあるわよ。」
「そうですね。4人いるし、1匹だけ相手するならいいですよ。」
あ、いいんだ。
「複数いる場合は逃げて下さいね。」
「我の力をもってすれば何匹いようと、、ひゃあ!?」
「クロエはちょっと黙ってて。」
ということでキャノンバードを探しに、王都の外に出る。
「基本的に私が前に出るわね。」
「私が中衛ですね。」
「あたしは回復メインでいくよ。」
「我は支援と攻撃だな。」
なかなかバランスがとれてるね。
前はたくさんのレッドブルが現れたけど、、王都の周りって結構強い魔物出てくるのかなぁ。
しばらく歩くと、
「リィア、あれ。」
「探知魔法でもわかりました。ってサーティアさん目いいですね。」
「ありがとう。あれはフィールドディアーね。」
あぁ、あの美味しいステーキのやつか。
「狩ろうよ。美味しいよ。」
ルーナちゃんはすでにお肉としか見てないね。
「だがあの大きさだと我々だけで運ぶのは辛くないか?」
「大丈夫、リィアのバックがあれば、あ、」
ルーナちゃんが私のバックについて言ってしまう。
「まだ何かあるのね?」
「これも広めたくないんですが、実は、、」
私はバックについて話す。
「そんな!?国宝級じゃないの。どうしたら手に入るのよ。」
「このバックひとつで普通に暮らせるのではないか?」
「あ、いえ、もうすでに普通に暮らせる程のお金は持ってます。」
二人ともポカーンとする。
「じゃあなんで冒険者になったのよ。」
あれ?なんでだっけ?確か身分証が欲しかったんだっけ?
「成り行きで。」
「リィアが何者なのか謎が深まるな。」
「そうだよね〜、リィアは謎が多いよね。あ!フィールドディアーは?」
「もうどっかに行っちゃいましたね。」
ぐぬぬ、とルーナちゃんが悔しそうにする。
「次は絶対仕留めようね。」
「「「あ、はい」」」
ルーナちゃんの迫力に圧倒されてしまった。
さらに歩いていると、、
「リィア!すごい速さでこっちに来る。」
「探知した、速いな。」
おそらく目的のキャノンバードということで強化魔法をかけ、他の魔法の準備もしておく。
「エアースラッシュ!」
「グランドウォール」
サーティアさんの攻撃はキャノンバードの硬い身体に弾かれ、私のつくった壁も勢いに負けて壊される。
「こうなったら剣で止めるしか、、」
「サーティアさん危険です。」
「でも!」
もう近くまでキャノンバードが迫って来る。大きさは3メートルくらいあってかなり大きい。
「カースドバインド」
クロエさんの魔法でキャノンバードの勢いがだいぶ弱まる。
「ぐぇあぁぁ!!」
悲鳴をあげてキャノンバードが倒れるが勢いはまだ止まらない。
「ウォーターシールド!」
ばっしゃあん
ルーナちゃんの魔法でキャノンバードの勢いが止まる。
「はぁあ!」
「やあ!」
ざしゅっ
倒れた隙にキャノンバードを剣で絶命させる。
「な、何とかなったわね。」
「すごいですクロエさん、ルーナちゃんあの勢いを止めるなんて。」
「ふっ、当然だ。まぁルーナがいなければ危なかったが。」
「みんな怪我はない?」
「大丈夫です。」
「大丈夫よ。」
「我も問題ない。」
よし。みんな無事に討伐出来たみたいだ。
「じゅるり、どんな味がするんだろう。」
「ギルドに戻って解体してもらいましょうか。学食の人に言えば作ってもらえるかもしれませんし。」
ギルドに戻って報酬とお肉をもらい、学校に戻る。
学食で聞いてみるとどうやらできるようだ。できないようだったらどこかでキッチン借りて作ろうと思ってたけどよかった。
出てきた料理は唐揚げと焼き鳥、ささみとあとはサラダだ。うわぁ、すごいご飯が進みそう。もちろん唐揚げにはケチャップをかけて食べる。ん〜うまぁ、ってすごい美味しい!この肉汁が止まらない感じとしっかりとした食感。あぁご飯がすすむ。
「なにこれ!?美味しい!うさぎとは比べ物にならない。はむっん〜、ご飯にも合う。」
「このささみもさっぱりしていてよいな。くどくない。美味である。」
「このサラダ美味し。今度からサラダ毎回頼もう。」
「いや、そこはキャノンバードについて言いましょうよ。」
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