コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
コンプレックスは人それぞれあるんですね。
学校が終わり、学食でルーナちゃん達と会う。
魔法学科と剣士学科で制服の色とデザインが違うんだね。
剣士学科は動きやすいようになってて赤色で、魔法学科は頑丈そうになってて青色だ。
「ルーナちゃん、自己紹介大丈夫でしたか?」
「大丈夫も何も、クロエがやらかしてくれたから大変だったよ。」
「む、我は悪くないだろう。我をあまく見てつっかかってきた阿呆が悪い。」
なんか、クロエさんの言葉が挑発に聞こえてつっかかったら魔法を撃たれてクロエさんがみんなに止められるのが容易に想像できる。
「それにしてもみんな制服がお似合いですね。すごいかわいいです。」
「リィアだって似合っているではないか。」
「でもこれちょっと胸がきついんだよね。」
「そうよね、私もちょっときついわ。」
なん、、だと、、
「クロエさん。」
「リィア、」
クロエさんとの絆が深まった気がする。
「いや、そんな目で見られても、大きければいいってものじゃないんだからね。」
「そうよ、肩こるし、走る時邪魔だし、不埒な目で見られるし、あと蒸れるし服こすれるし、、あげたらキリがないわよ。」
わかる。わかるけど、、失って気づくものもある。
「ある人にはわからないんですよ、この、女として負けてるという敗北感、劣等感を感じるんです。たしかにそうです。ない方が楽ですよ、でもですね尊厳と言いますか、その、他の大事なものがあるんですよ、」
「よく言ったぞリィア!それでこそ我が盟友。」
「はい!」
知らない間にクロエさんと盟友になっていた。
「なんかあたし達が悪いみたいじゃん。」
「そうだ、大きいは悪である。」
「そんなこと言ったらクロエは身長があるからいいじゃない。あたしとリィアなんて背が低いからいろいろ大変なんだよ。」
あ、今度は身長なんだ、そして今回も私はコンプレックス組。まぁわかるけどね、小さくていいことはあんまりない。高いところに手が届かないし、人と話す時に首が痛くなる。そして、幼くみられる。
「そ、それは、、そうだが、」
「身長が低いとかわいいじゃない、お人形さんみたいだし、逆に羨ましいわよ。」
「まぁ、結局、みんな違ってみんないいんじゃないんですか?嫉妬心は誰しも持ちますよ。しょうがないです。」
コンプレックスは人それぞれなんだよ、つまり。
「そうよね、」
「あたし、言いすぎたよ。」
「我も熱くなりすぎたようだ。すまない。」
人それぞれということになり、そのあとは仲良くごはんを食べた。
……………………………………………………………………
次の日から普通に授業が始まる。学校と言うだけあって、読み書きや魔物の情報、周辺の国の状況などの座学の授業がある。
もちろん、冒険者学校なので、実技、まぁ体育みたいなものだけど、がある。剣士学科は先生や生徒同士で試合をする。
最初は先生が生徒の実力を見るために、自らが生徒の相手になる。
先生の数は42人に大して6人いる。
先生は冒険者を引退した、元Aランクや元Bランクで、かなりの実力がある。
「じゃあ、一人づつかかってこい!」
一人一人先生と剣で打ち合う。
次は私の番だ。一応魔法は禁止なのかな?あ、でも実力を測るんだから魔法使わないと意味ないよね。あとは制服だから普通に剣が当たったら痛いから気をつけよう。
「どこからでもかかってこい。ん?お前が、ビクトレアのギルマスが推薦したっていう、面白いな。」
いや、何が面白いのかさっぱりなんですけど。まぁいいや、私はとりあえず強化魔法マシマシにして、急接近して剣を振り下ろす。
「うぉ、」
受け止められたので一旦距離をとる。
うーん、魔法で一気に決めてもいいけど、せっかくだから剣で勝ちたいね。
次は縦横無尽に動き回って隙をついていく。だけど全部さばかれるか避けられる。
ん?この人は突きをすると大きく避けるな、ってことは、、
私は突きをするタイミングでフェイントをする。大きく避けた隙をついて、剣の向きを変えて攻撃する。
先生の剣が間に合わない。
「俺の負けだ。」
「はぁ、はぁ、はあぁぁぁ、疲れた〜。」
動き回ったからすごい疲れた。回復魔法使ってみよう。
「リカバー」
おぉ、回復魔法は自分に使っても効果あるんだね。
ふっふっふ、これがコミュ障ぼっちでやることないからゲームの腕を鍛えた成果だ。最近のは普通にガチでやってる人よりコンピュータAIの方が強いからね。
「さ、さすがね、リィア、普通に剣だけでも強いじゃない。」
どうやらサーティアさんが見てたみたい。というか周りを見ると他の生徒がほとんど私のこと見てた。
「ひぅ!」
私は驚いてサーティアさんの後ろに隠れる。
「あぁ、これじゃあ教師の面目がねぇな、」
「いえ、私も勉強になりました。相手に対しての魔法を使わない戦いは初めてだったので。」
「これでまだ全力じゃないのかよ!」
授業が終わると生徒達に囲まれる。
「ねぇ、リィアさん、さっきの先生との試合どうやってやったの?」
「リィアさん、うちと一緒にパーティ組まへん?」
「リィアさん、」
「リィアさん、」
ふぇぇ、だ、誰か助けてー、あ、無理、体動かない、倒れる。
ぎゅっむっ
「私のリィアに手を出さないで!異論があるなら私を倒してからにしなさい。それに、私とリィアはもうパーティを組む約束してるから。」
サーティアさんが私を受け止めて、そして守ってくれる。生徒達は諦めて離れていく。惚れてまうやろー、いつも私は攻めな感じだけど、受けもいいね。なんか安心感って言うの?すごい包容力があるし。
「あ、ありがとうございます。ところで一緒にパーティを組むなんて約束してましたっけ?」
「し、してない、けど、ねぇ、どう?この学校卒業したら一緒にパーティ組まない?」
「でも私、もうルーナちゃんとパーティ組んでますよ?そこに入るなら大歓迎ですけど。」
「本当?じゃあ私も入れてくれない?」
「もちろんです!これからよろしくお願いします。」
魔法学科と剣士学科で制服の色とデザインが違うんだね。
剣士学科は動きやすいようになってて赤色で、魔法学科は頑丈そうになってて青色だ。
「ルーナちゃん、自己紹介大丈夫でしたか?」
「大丈夫も何も、クロエがやらかしてくれたから大変だったよ。」
「む、我は悪くないだろう。我をあまく見てつっかかってきた阿呆が悪い。」
なんか、クロエさんの言葉が挑発に聞こえてつっかかったら魔法を撃たれてクロエさんがみんなに止められるのが容易に想像できる。
「それにしてもみんな制服がお似合いですね。すごいかわいいです。」
「リィアだって似合っているではないか。」
「でもこれちょっと胸がきついんだよね。」
「そうよね、私もちょっときついわ。」
なん、、だと、、
「クロエさん。」
「リィア、」
クロエさんとの絆が深まった気がする。
「いや、そんな目で見られても、大きければいいってものじゃないんだからね。」
「そうよ、肩こるし、走る時邪魔だし、不埒な目で見られるし、あと蒸れるし服こすれるし、、あげたらキリがないわよ。」
わかる。わかるけど、、失って気づくものもある。
「ある人にはわからないんですよ、この、女として負けてるという敗北感、劣等感を感じるんです。たしかにそうです。ない方が楽ですよ、でもですね尊厳と言いますか、その、他の大事なものがあるんですよ、」
「よく言ったぞリィア!それでこそ我が盟友。」
「はい!」
知らない間にクロエさんと盟友になっていた。
「なんかあたし達が悪いみたいじゃん。」
「そうだ、大きいは悪である。」
「そんなこと言ったらクロエは身長があるからいいじゃない。あたしとリィアなんて背が低いからいろいろ大変なんだよ。」
あ、今度は身長なんだ、そして今回も私はコンプレックス組。まぁわかるけどね、小さくていいことはあんまりない。高いところに手が届かないし、人と話す時に首が痛くなる。そして、幼くみられる。
「そ、それは、、そうだが、」
「身長が低いとかわいいじゃない、お人形さんみたいだし、逆に羨ましいわよ。」
「まぁ、結局、みんな違ってみんないいんじゃないんですか?嫉妬心は誰しも持ちますよ。しょうがないです。」
コンプレックスは人それぞれなんだよ、つまり。
「そうよね、」
「あたし、言いすぎたよ。」
「我も熱くなりすぎたようだ。すまない。」
人それぞれということになり、そのあとは仲良くごはんを食べた。
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次の日から普通に授業が始まる。学校と言うだけあって、読み書きや魔物の情報、周辺の国の状況などの座学の授業がある。
もちろん、冒険者学校なので、実技、まぁ体育みたいなものだけど、がある。剣士学科は先生や生徒同士で試合をする。
最初は先生が生徒の実力を見るために、自らが生徒の相手になる。
先生の数は42人に大して6人いる。
先生は冒険者を引退した、元Aランクや元Bランクで、かなりの実力がある。
「じゃあ、一人づつかかってこい!」
一人一人先生と剣で打ち合う。
次は私の番だ。一応魔法は禁止なのかな?あ、でも実力を測るんだから魔法使わないと意味ないよね。あとは制服だから普通に剣が当たったら痛いから気をつけよう。
「どこからでもかかってこい。ん?お前が、ビクトレアのギルマスが推薦したっていう、面白いな。」
いや、何が面白いのかさっぱりなんですけど。まぁいいや、私はとりあえず強化魔法マシマシにして、急接近して剣を振り下ろす。
「うぉ、」
受け止められたので一旦距離をとる。
うーん、魔法で一気に決めてもいいけど、せっかくだから剣で勝ちたいね。
次は縦横無尽に動き回って隙をついていく。だけど全部さばかれるか避けられる。
ん?この人は突きをすると大きく避けるな、ってことは、、
私は突きをするタイミングでフェイントをする。大きく避けた隙をついて、剣の向きを変えて攻撃する。
先生の剣が間に合わない。
「俺の負けだ。」
「はぁ、はぁ、はあぁぁぁ、疲れた〜。」
動き回ったからすごい疲れた。回復魔法使ってみよう。
「リカバー」
おぉ、回復魔法は自分に使っても効果あるんだね。
ふっふっふ、これがコミュ障ぼっちでやることないからゲームの腕を鍛えた成果だ。最近のは普通にガチでやってる人よりコンピュータAIの方が強いからね。
「さ、さすがね、リィア、普通に剣だけでも強いじゃない。」
どうやらサーティアさんが見てたみたい。というか周りを見ると他の生徒がほとんど私のこと見てた。
「ひぅ!」
私は驚いてサーティアさんの後ろに隠れる。
「あぁ、これじゃあ教師の面目がねぇな、」
「いえ、私も勉強になりました。相手に対しての魔法を使わない戦いは初めてだったので。」
「これでまだ全力じゃないのかよ!」
授業が終わると生徒達に囲まれる。
「ねぇ、リィアさん、さっきの先生との試合どうやってやったの?」
「リィアさん、うちと一緒にパーティ組まへん?」
「リィアさん、」
「リィアさん、」
ふぇぇ、だ、誰か助けてー、あ、無理、体動かない、倒れる。
ぎゅっむっ
「私のリィアに手を出さないで!異論があるなら私を倒してからにしなさい。それに、私とリィアはもうパーティを組む約束してるから。」
サーティアさんが私を受け止めて、そして守ってくれる。生徒達は諦めて離れていく。惚れてまうやろー、いつも私は攻めな感じだけど、受けもいいね。なんか安心感って言うの?すごい包容力があるし。
「あ、ありがとうございます。ところで一緒にパーティを組むなんて約束してましたっけ?」
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