コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
はっきり言うことは大事ですね。
森の入り口まで着く。
「じゃあお昼にしましょうか」
「そうだね、あ、リィア、一応言っておくけどあんまりお腹いっぱいになるまで食べちゃダメだからね。動きが鈍くなっちゃうから」
あぁ確かに、食べたあと動くとあんまし調子でないよね。
 
私達は街で買ってきたサンドイッチを食べる。
美味しい!バッグの効果によって買ってきた時と同じ新鮮さがあって、野菜がシャキシャキしてる。
「あ、これ美味しいね、また買ってこようかな?」
「ですね、自分で作るのもいいかもしれないです」
あぁ、こういう話、こういう「〜ってあれだよね〜」「わかる〜」みたいな会話って憧れてたんだよね。すごい今感動してる。
「そろそろ行こっか」
「はい!」
私達は森へ入っていく。一応探知魔法を使って魔物がいるかどうかを注意しながら進んでいく。
情報では、イヤシタケはこの先の方にある、湖?池?の近くの木の下によく生えているらしい。
「この辺ね、イヤシタケってのがあるのは。」
「そうみたいですけど、どうしましょう、手分けして探しますか?」
「いや、魔物が現れるかもしれないから一緒に探そう。どうせ目標は数本あればいいんだから急がなくてもいいでしょ」
「わかりました」
私達は水のあるところの近くの木の下を探す。
「あった!これじゃない?」
「こっちにもありました」
結構まとまってあるみたいで、8本くらい見つけた。よし、とりあえず依頼完了だね。
「これくらい集まれば、いくらになるんだろう、フィールドディアの分も含めれば……すごいんじゃない?」
「そろそろ帰りましょうか、暗くなると厄介ですし」
「そうだね、じゃあ戻ろうか」
「そういえば、帰り道ってどっちでしたっけ?」
私はイヤシタケを探しているうちに元来た道がわからなくなってしまった。
「え?リィアがわかると思ってたんだけど」
「え、ルーナさんがわかっているものだと思ってました」
「もしかしなくてもあたし達、迷った?」
「とりあえず落ち着きましょうか、幸いこの辺りは森の奥深くというわけではありません。それに、ここは水源となってるかもしれないので近くに道があるかもしれないです」
私達みたいな人じゃなくて他の動物みたいな魔物がここの水を飲みに来てるかもしれない。
「全部確証ないじゃん!でも探してみるしかないみたい」
私達は帰り道につながる道を探す。
すると、探知魔法でいくつか反応があるのがわかる。
「ルーナさん。魔物です」
「どの辺にいるの?」
「あの木の近くにいます。狼?犬?ですね」
あういう狼は結構素早いけど、視野があんまり広くないから、横、もしくは後ろから遠距離攻撃すればいっきにしとめられるね。
避けられて一気に接近されたら危ないけど、これは腕の見せどころだ。
「あ、ほんとだ、よく見つけたね。あれはフォレストウルフ、毛皮が割といい値で売れるよ。どうする?倒す?逃げる?気づかれてはないみたいだし、、ってリィア?」
「パラライズ!」
気づかれたけど、もう遅い、強化魔法も使っていっきに距離をつめて、動けなくなった狼達をそのまま剣で首を斬り落とす。
「む、無茶苦茶だよ」
これが私がゲームの時によく使ってた必勝法。相手を動けなくさせて高火力で殴る。
状態異常が効かない敵はまた別の対策をしなきゃなんだけど、ザコ敵は大体これで確実に片付けられる。
「あ、ルーナさん、道っぽいのありましたよ〜」
「のんきねぇ、あんなことしておいて、あたしはリィアがちょっと怖くなったよ」
え、怖くなったって、え?嫌われたぁ!?
「え、あ、あの、ご、ごめんなさい。私、つい、嫌われるとは、思わなくて」
あ、あれ?なんかすごく悲しくなってきた。涙が止まんない。
「あ!違う違う!冗談だから、別に嫌ってなんかいないから、ごめんね?言い方が悪かったって、あたしはまだあたしと歳が離れてないリィアがすごくてちょっと嫉妬してただけだから、だから嫌ってなんかないよ。泣かないで」
「ほ、ほんと?」
「ほんとだよ。リィアのおかげで依頼を達成できてるんだから当たり前だって。嫌うわけないじゃん」
そんなこと言われたことないからどうしたらわかんなくなってきた。
「あ、ありがとうございます。私もルーナさんのこと大好きです」
私ってチョロいのかもしれないけどこんなかわいくて優しい人を好きにならないわけないでしょ!
「あ、あたしは別に好きとは言ってないんだけど………」
「えぇ?」
一方通行…………私はどうせいつも………
「ああもう、好きだって、あたしもリィアのこと好きだから、そんな顔しないでよ」
「本当ですか!?」
「ほんとほんと」
「えへへ〜」
涙目なのに私は笑顔になっていた。
「なんなのよ全く………」
結局、私が見つけた道は街道まで繋がってて無事街に帰ることができた。
「えへへ〜」
顔のニヤけが止まらない。
「ちょっと、気持ち悪いよ〜」
「だって嬉しいじゃないですか、そりゃにやけもしますよ!普通です。ごく一般的な反応です」
「はあ、あ、そういえば振り分けどうする?」
「私は今日お金じゃ買えないものが手に入ったのでいくらでもいいですよ」
「それじゃダメでしょ、こういうところをしっかりしないといつか喧嘩になるよ 」
「じゃあ公平に5たい5でいいんじゃないんですか?」
「うーむ、鹿は半々として、キノコはあたしの方が採ってて、狼はリィア一人で倒したから、、二人で割れない時はリィアのものってことでいい?」
「わかりました」
どうせお金じゃなくて別のものでお礼するから分け前は正直どうでもいい。
「気になってたんだけど、リィアの魔法って何属性なの?」
「多分光属性じゃないんですかね、自分でもわからないです」
本には属性の説明があったけど、実際の魔法がどの部類に入るのかは詳しく書かれてなかった。
まぁでも宿で試したのもあるし、とりあえず光属性は確実に使えるね。
「教会で見てもらってないの?」
え、どういうこと?
「わかってない顔してるね、教会で自分の使える属性を調べてもらえるの」
「そうなんですか?」
全然知らなかった。教会があるってことは宗教があるということ、入信しないといけないとかあるのかな?
「入信しないといけないとかいうことはあるんですか?」
「ないよ、あたしも聖職者って自分で言ってるけど、あくまで冒険者としての職業だから特に信仰してるってのはないし」
そういうものなのか、へぇ。
ちなみに私は宗教には入ってないけどこの世界に連れてきてくれた神様を信仰しようと思う。
ちょっと過保護すぎルーナ能力とアイテムとお金もらっちゃったからお返しにお祈りしておかないとね。
「じゃあお昼にしましょうか」
「そうだね、あ、リィア、一応言っておくけどあんまりお腹いっぱいになるまで食べちゃダメだからね。動きが鈍くなっちゃうから」
あぁ確かに、食べたあと動くとあんまし調子でないよね。
 
私達は街で買ってきたサンドイッチを食べる。
美味しい!バッグの効果によって買ってきた時と同じ新鮮さがあって、野菜がシャキシャキしてる。
「あ、これ美味しいね、また買ってこようかな?」
「ですね、自分で作るのもいいかもしれないです」
あぁ、こういう話、こういう「〜ってあれだよね〜」「わかる〜」みたいな会話って憧れてたんだよね。すごい今感動してる。
「そろそろ行こっか」
「はい!」
私達は森へ入っていく。一応探知魔法を使って魔物がいるかどうかを注意しながら進んでいく。
情報では、イヤシタケはこの先の方にある、湖?池?の近くの木の下によく生えているらしい。
「この辺ね、イヤシタケってのがあるのは。」
「そうみたいですけど、どうしましょう、手分けして探しますか?」
「いや、魔物が現れるかもしれないから一緒に探そう。どうせ目標は数本あればいいんだから急がなくてもいいでしょ」
「わかりました」
私達は水のあるところの近くの木の下を探す。
「あった!これじゃない?」
「こっちにもありました」
結構まとまってあるみたいで、8本くらい見つけた。よし、とりあえず依頼完了だね。
「これくらい集まれば、いくらになるんだろう、フィールドディアの分も含めれば……すごいんじゃない?」
「そろそろ帰りましょうか、暗くなると厄介ですし」
「そうだね、じゃあ戻ろうか」
「そういえば、帰り道ってどっちでしたっけ?」
私はイヤシタケを探しているうちに元来た道がわからなくなってしまった。
「え?リィアがわかると思ってたんだけど」
「え、ルーナさんがわかっているものだと思ってました」
「もしかしなくてもあたし達、迷った?」
「とりあえず落ち着きましょうか、幸いこの辺りは森の奥深くというわけではありません。それに、ここは水源となってるかもしれないので近くに道があるかもしれないです」
私達みたいな人じゃなくて他の動物みたいな魔物がここの水を飲みに来てるかもしれない。
「全部確証ないじゃん!でも探してみるしかないみたい」
私達は帰り道につながる道を探す。
すると、探知魔法でいくつか反応があるのがわかる。
「ルーナさん。魔物です」
「どの辺にいるの?」
「あの木の近くにいます。狼?犬?ですね」
あういう狼は結構素早いけど、視野があんまり広くないから、横、もしくは後ろから遠距離攻撃すればいっきにしとめられるね。
避けられて一気に接近されたら危ないけど、これは腕の見せどころだ。
「あ、ほんとだ、よく見つけたね。あれはフォレストウルフ、毛皮が割といい値で売れるよ。どうする?倒す?逃げる?気づかれてはないみたいだし、、ってリィア?」
「パラライズ!」
気づかれたけど、もう遅い、強化魔法も使っていっきに距離をつめて、動けなくなった狼達をそのまま剣で首を斬り落とす。
「む、無茶苦茶だよ」
これが私がゲームの時によく使ってた必勝法。相手を動けなくさせて高火力で殴る。
状態異常が効かない敵はまた別の対策をしなきゃなんだけど、ザコ敵は大体これで確実に片付けられる。
「あ、ルーナさん、道っぽいのありましたよ〜」
「のんきねぇ、あんなことしておいて、あたしはリィアがちょっと怖くなったよ」
え、怖くなったって、え?嫌われたぁ!?
「え、あ、あの、ご、ごめんなさい。私、つい、嫌われるとは、思わなくて」
あ、あれ?なんかすごく悲しくなってきた。涙が止まんない。
「あ!違う違う!冗談だから、別に嫌ってなんかいないから、ごめんね?言い方が悪かったって、あたしはまだあたしと歳が離れてないリィアがすごくてちょっと嫉妬してただけだから、だから嫌ってなんかないよ。泣かないで」
「ほ、ほんと?」
「ほんとだよ。リィアのおかげで依頼を達成できてるんだから当たり前だって。嫌うわけないじゃん」
そんなこと言われたことないからどうしたらわかんなくなってきた。
「あ、ありがとうございます。私もルーナさんのこと大好きです」
私ってチョロいのかもしれないけどこんなかわいくて優しい人を好きにならないわけないでしょ!
「あ、あたしは別に好きとは言ってないんだけど………」
「えぇ?」
一方通行…………私はどうせいつも………
「ああもう、好きだって、あたしもリィアのこと好きだから、そんな顔しないでよ」
「本当ですか!?」
「ほんとほんと」
「えへへ〜」
涙目なのに私は笑顔になっていた。
「なんなのよ全く………」
結局、私が見つけた道は街道まで繋がってて無事街に帰ることができた。
「えへへ〜」
顔のニヤけが止まらない。
「ちょっと、気持ち悪いよ〜」
「だって嬉しいじゃないですか、そりゃにやけもしますよ!普通です。ごく一般的な反応です」
「はあ、あ、そういえば振り分けどうする?」
「私は今日お金じゃ買えないものが手に入ったのでいくらでもいいですよ」
「それじゃダメでしょ、こういうところをしっかりしないといつか喧嘩になるよ 」
「じゃあ公平に5たい5でいいんじゃないんですか?」
「うーむ、鹿は半々として、キノコはあたしの方が採ってて、狼はリィア一人で倒したから、、二人で割れない時はリィアのものってことでいい?」
「わかりました」
どうせお金じゃなくて別のものでお礼するから分け前は正直どうでもいい。
「気になってたんだけど、リィアの魔法って何属性なの?」
「多分光属性じゃないんですかね、自分でもわからないです」
本には属性の説明があったけど、実際の魔法がどの部類に入るのかは詳しく書かれてなかった。
まぁでも宿で試したのもあるし、とりあえず光属性は確実に使えるね。
「教会で見てもらってないの?」
え、どういうこと?
「わかってない顔してるね、教会で自分の使える属性を調べてもらえるの」
「そうなんですか?」
全然知らなかった。教会があるってことは宗教があるということ、入信しないといけないとかあるのかな?
「入信しないといけないとかいうことはあるんですか?」
「ないよ、あたしも聖職者って自分で言ってるけど、あくまで冒険者としての職業だから特に信仰してるってのはないし」
そういうものなのか、へぇ。
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