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自害したら転生して、異世界生活??~起きたら貴族になっていた~

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第二十三話 新技でござる。

さあ、家に帰ってきたものの特に何も起きてない。


今日は、兄上が剣の稽古をすると言い出したので、稽古をした。


本当は余裕で勝てるところだけど、剣術を使わないで挑んだ。


すると、最後の一歩手前まで互角だったけど、最後で押し切られて倒れてしまった。


「レオン、倒れてはいけないな。魔物だったから倒れてしまうぞ。」


「兄上、わかりました。今は互角でしたが、次は勝って見せます」


「はぁ、楽しみにしているぞ」


「はい!」


剣の稽古も半年ぶりぐらいだったので、とても楽しかった。


                 ★
そう言えば、魔剣について調べることを忘れていた。こっそりと書斎に行った。


書斎がとても広くていまいちどこにあるか分からない。この前父上に聞いたことによると、探索魔法を使えばいいとのことだった。魔力を込めて、


「探索 魔剣のことが載っているある本」


すると、本棚から、光っている場所が魔剣のことが載っている本らしい。見たところ2冊あるらしい。
最初の本には、魔剣のことが載っているわけではなく魔剣の絵が載っているだけであった。とても絵は上手で昔の国に仕える絵師だった人が書いたらしい。


もう一つの本を見た。


すると、魔剣のことが山ほど書いてあった。


魔剣は、魔法の剣である。魔物を倒す時には、とても便利な剣である。この剣さえあれば、どんな魔物を一撃とは言えないが、致命傷にはできる。しかし、人や動物を大量に殺してしまうと、悪が芽生え、魔王の資格が取れてしまうから要注意だ。魔物を倒した数より人や動物を殺した数を上回る場合だけだ。属性は闇しかない。
魔王にならないように注意しないと。次のページには聖剣について書かれていた。


簡単に言うと魔剣とは全く違った。まあ、そんなのには出会うことはないからいいとしよう。


                   ★
大会のために、練習をした。


剣を二つ買ったので、両刀使いというのもいいと思った。


両刀の場合は、剣捌きがどうしたもんだろう。右振って左振って・・・・。


少し練習していると、盾がいらないことに気づいた。両刀で相手の攻撃を防ぐことができるからそうしよう。一つ折れた場合に盾は一応必要のようだ。相手がいないと実感がわかないので森に出かけた。


 まずはオークに向かって剣を振った。すると、オークは一撃で倒れた。剣術としてはいまいちだったので、恰好をつけるために、オークに右手で構えている剣を振り、その場で空中で一回転したあと左手で構えている剣を振った。これこそ


「芦沢式剣術 空回両刀斬」だな。


これは、異色を放てる気はした。大会でもこれを使用してみようと思った。


他にも、ゴブリンなどにもやってみたけど、順調だった。魔物を倒していると、ギルドの依頼も受けたくなってきたため、リナ宛に手紙を出しておいた。貴族同士であるため、すぐに手紙が届くのである。


                   ★


リナside


三日後


レオン君から手紙が来ていた。依頼が受けたいから一緒に受けないかということだった。とっても嬉しくて飛び跳ねそうだったわ。
気を取り戻し、手紙の返事をした。その日に送った。
ウキウキし過ぎてお父様が言うには目に余る物だったらしい。恥ずかしい。
でも、レン君が好きなのは変わらないわ。告白したい〜。







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