アーマード勇者育成記 ハイファン異世界でAI積んだ強化外骨格着て勇者育ててるんですが!
第6話 俺、ギルドへ行く
武器屋で資金を作った俺は、ブラブラと適当に町を歩いていた。
「そろそろギルドに行って、冒険者登録でもするか」
ベローアの街をあらかた見て回り、やる事が無くなったため次の段階へ進もうと俺は思った。
「承知しました。では、マップにギルドの場所を表示させます」
「ああ、よろしく頼む」
頭の中のマップに、赤く点滅を繰り返す斑点が表示された。
「然程、遠くはないな」
暫く歩き続け、ギルドの建物が見えて来たため扉の前で足を止め、外観をしげしげと見つめる。
ギルドは2階建ての中々に立派なログハウスの様なデザインをしている。中からは人の笑い声やら怒鳴り声が聞こえるあたり、かなり賑わっている様だ。
「結構、立派だな」
両開きの扉を押しギルド内ヘ入ると、あれだけうるさかったギルドに一瞬静寂が訪れる。
俺は注がれる視線の一切を無視し、受付のお姉さんへと向かう。
「ようこそ! ベローアのギルドへ! 御用は何でしょう?」
見るとお姉さんさんには可愛らしい犬耳が生えていた。
うお〜! 獣人だ! そういやはがせんには亜人種って基本的に敵ばっかりで、コミュニケーションとれるのなんていなかったな。
「あの、お客様?」
「いや、失礼あまりに可愛かったもので、見惚れてしまいました。ギルドへ登録したいのですが良いですか?」
「あら、ありがとうございます。勿論、大歓迎ですよ」
「不潔ですね……」
ネメシスが何か言ってるが、華麗にスルー。
「受付を担当させて貰っています。ウェンディと申します。では、こちらの水晶に触れて頂けますか?」
俺はウェンディと名乗った受付嬢の言う通りに水晶へ触れる。
すると、最初はニコニコしていたウェンディさんはどんどん顔を強張らせていく。
「え……えっとゲイン様、ほ……本当に当ギルドに登録でよろしいのでしょうか?」
さっきと言葉使いが違うウェンディさんに一瞬困惑したが、平静を保つ事に尽力する。
「え、ええ、よろしくお願いします」
「申し訳ございません。私では決めかねますので、上の者を呼んでまいります」
そう言うとウェンディさんは早々と2階へ上がっていった
「何ぃッ!? 全ステータスと職業判定不能の新人が来ただと!?」
「おいおい……マジか?」「故障だろ」「ああ、そうに違いねぇ」
後ろがざわついてるが無視する。
バァンッとドアを乱暴に蹴破る音がし、2階からマッチョなハゲがこちらを睨み付けながら近づいてくる。
「おらぁ、ここのギルドマスターやってるヴァルガスってんだがてめぇがゲインか?」
「ん? ああ、そうだけど?」
「妙ちくりんな甲冑着やがって……おい良いか! この水晶はな! 100レベルまでステータスを見る事が出来る水晶なんだぞ? てめぇ! この水晶に何か細工しやがったな!?」
「俺は何もしていないぞ?」
「あくまでしらを切るつもりなんだな!」
そう言うとカウンターから少し離れ、2本の剣を持ってくる。
「水晶が使えねぇ以上、実力を見せて貰おうか! もし、お前が勝ったら、水晶弄ってねぇって事も信じてやるし、ギルドマスター特権でクラス制限を撤廃してやる! どうだやるか!?」
「別に断る理由はないな」
「ギルドマスターのヴァルガス直々に相手!?」
「あ~あ、あの騎士のにーちゃん死んだな」
なんだか周りが妙に騒いでいる。
あのヴァルガスとかいう禿マッチョはそれなりに強いようだ。
「ギルドの裏に空き地がある! そこで勝負だ! ボコボコにしてやる!」
「力量測るんじゃねぇのかよ……」
俺は言われるままギルドマスターヴァルガスの後について行った。
「そろそろギルドに行って、冒険者登録でもするか」
ベローアの街をあらかた見て回り、やる事が無くなったため次の段階へ進もうと俺は思った。
「承知しました。では、マップにギルドの場所を表示させます」
「ああ、よろしく頼む」
頭の中のマップに、赤く点滅を繰り返す斑点が表示された。
「然程、遠くはないな」
暫く歩き続け、ギルドの建物が見えて来たため扉の前で足を止め、外観をしげしげと見つめる。
ギルドは2階建ての中々に立派なログハウスの様なデザインをしている。中からは人の笑い声やら怒鳴り声が聞こえるあたり、かなり賑わっている様だ。
「結構、立派だな」
両開きの扉を押しギルド内ヘ入ると、あれだけうるさかったギルドに一瞬静寂が訪れる。
俺は注がれる視線の一切を無視し、受付のお姉さんへと向かう。
「ようこそ! ベローアのギルドへ! 御用は何でしょう?」
見るとお姉さんさんには可愛らしい犬耳が生えていた。
うお〜! 獣人だ! そういやはがせんには亜人種って基本的に敵ばっかりで、コミュニケーションとれるのなんていなかったな。
「あの、お客様?」
「いや、失礼あまりに可愛かったもので、見惚れてしまいました。ギルドへ登録したいのですが良いですか?」
「あら、ありがとうございます。勿論、大歓迎ですよ」
「不潔ですね……」
ネメシスが何か言ってるが、華麗にスルー。
「受付を担当させて貰っています。ウェンディと申します。では、こちらの水晶に触れて頂けますか?」
俺はウェンディと名乗った受付嬢の言う通りに水晶へ触れる。
すると、最初はニコニコしていたウェンディさんはどんどん顔を強張らせていく。
「え……えっとゲイン様、ほ……本当に当ギルドに登録でよろしいのでしょうか?」
さっきと言葉使いが違うウェンディさんに一瞬困惑したが、平静を保つ事に尽力する。
「え、ええ、よろしくお願いします」
「申し訳ございません。私では決めかねますので、上の者を呼んでまいります」
そう言うとウェンディさんは早々と2階へ上がっていった
「何ぃッ!? 全ステータスと職業判定不能の新人が来ただと!?」
「おいおい……マジか?」「故障だろ」「ああ、そうに違いねぇ」
後ろがざわついてるが無視する。
バァンッとドアを乱暴に蹴破る音がし、2階からマッチョなハゲがこちらを睨み付けながら近づいてくる。
「おらぁ、ここのギルドマスターやってるヴァルガスってんだがてめぇがゲインか?」
「ん? ああ、そうだけど?」
「妙ちくりんな甲冑着やがって……おい良いか! この水晶はな! 100レベルまでステータスを見る事が出来る水晶なんだぞ? てめぇ! この水晶に何か細工しやがったな!?」
「俺は何もしていないぞ?」
「あくまでしらを切るつもりなんだな!」
そう言うとカウンターから少し離れ、2本の剣を持ってくる。
「水晶が使えねぇ以上、実力を見せて貰おうか! もし、お前が勝ったら、水晶弄ってねぇって事も信じてやるし、ギルドマスター特権でクラス制限を撤廃してやる! どうだやるか!?」
「別に断る理由はないな」
「ギルドマスターのヴァルガス直々に相手!?」
「あ~あ、あの騎士のにーちゃん死んだな」
なんだか周りが妙に騒いでいる。
あのヴァルガスとかいう禿マッチョはそれなりに強いようだ。
「ギルドの裏に空き地がある! そこで勝負だ! ボコボコにしてやる!」
「力量測るんじゃねぇのかよ……」
俺は言われるままギルドマスターヴァルガスの後について行った。
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