クラス転移したのに俺だけ勇者じゃないのだが。
第6話 戦闘訓練
俺は走って走って走りまくった。
何とか中庭に来た時にはもう全員が揃っていた。
(あ、やべ…本持ってきちゃった…)
俺は取り敢えず本を木陰の後ろ辺りに隠し、
皆が集まっている所に走っていった。
俺が着くと皆の中心に指導者のような人が男女1名ずついた。そして、そのうちの男が話し始めた。
「よし、全員揃ったようだな。
改めて、俺が今日から皆の指導をすることになった ウェルディマンと、」
「レインです。宜しくお願いします。」
二人が話終えると、川井が自己紹介を始めた。
「初めまして、僕達はこれからお世話になりますが、何卒宜しくお願いします!」
「さぁ!早速訓練を初めようか!と、言いたいことろだけどまずは、皆に剣士か、魔術師のどちらがいいか決めてもらおう。
剣士がいい奴は俺の所へ、魔術師がいい奴はレインの所へ行ってくれ。」
男子の大半は剣士、女子は全員魔術師を選んだ。因みに俺は剣士にすることにした。
「いよっし!じゃあ剣士のみんなは俺が指導するからな!まずは基本から教えるよ」
ウェルディマンの剣筋はとても滑らかで無駄のない動きだった。
更に教えかたも上手く、剣士希望の全員が自分自身の成長スピードに驚いていただろう。
(流石は勇者の指導者だ…余程強い人なんだろうな…)
その日は休憩などを入れながら約6時間も練習した。魔術師の方は魔力切れが多くなかなか進んでないようだった。
「ステータス確認してみようかな…」
流石に1日じゃ何も変わらないだろうとは思いつつもそれなりの期待もあった。
(「ステータス」)
 
名前      篠崎 俊介
種族      人族
Lv1  HP 500  MP 2000
攻撃力  55
防御力  35
俊敏力  25
回避力  45
メインスキル
???Lv-    ???Lv-   剣術 Lv1   
補助スキル
スキル確認   
魔法
風魔法Lv1   
称号
召喚されし者
途中で少し、魔術師の方の話を盗み聞きしていたせいか「風魔法」を覚えていた。
(MPが解放されてる…?2000?
皆どれぐらいだったっけ……)
ステータスを確認した後、俺たちは皆、自室に戻り、風呂に入ることになった。
部屋に戻ると朝放ったらかしていたベッドが綺麗になっている。リルがやってくれたのだろうか。
だが、肝心のリルの姿はなかった。
「まぁいっか、風呂行こーっと」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
風呂から戻り夕食を食べ終えた後、自室に戻り
俺は寝ることにした。
「疲れたぁ〜…あ、本」
完全に本の事を忘れていた。部屋から懐中電灯をとり、急ぎ足で階段を降りて中庭に向かい、本の場所と行った。
「あったあった…って…ん?なんかあるな…」
本のを置いた木の 横の木の したに落ちている
なにかが懐中電灯によって光を反射しているようだ。
「なんだこれ…?」
少し気味が悪かったがそれを手に取ると
ベトベトしていた。
「宝石みたいだけど…」
するとその宝石の様なものが俺の右手に吸い込まれるようにして消えていった。
「え!?嘘!?消えた!?」
「一体なんだったんだ…今のは…」
しばらく唖然としていると頭に本が浮かんだ。
「あ!本返さなくちゃ!!」
俺は走って図書室へと向かった。
何とか中庭に来た時にはもう全員が揃っていた。
(あ、やべ…本持ってきちゃった…)
俺は取り敢えず本を木陰の後ろ辺りに隠し、
皆が集まっている所に走っていった。
俺が着くと皆の中心に指導者のような人が男女1名ずついた。そして、そのうちの男が話し始めた。
「よし、全員揃ったようだな。
改めて、俺が今日から皆の指導をすることになった ウェルディマンと、」
「レインです。宜しくお願いします。」
二人が話終えると、川井が自己紹介を始めた。
「初めまして、僕達はこれからお世話になりますが、何卒宜しくお願いします!」
「さぁ!早速訓練を初めようか!と、言いたいことろだけどまずは、皆に剣士か、魔術師のどちらがいいか決めてもらおう。
剣士がいい奴は俺の所へ、魔術師がいい奴はレインの所へ行ってくれ。」
男子の大半は剣士、女子は全員魔術師を選んだ。因みに俺は剣士にすることにした。
「いよっし!じゃあ剣士のみんなは俺が指導するからな!まずは基本から教えるよ」
ウェルディマンの剣筋はとても滑らかで無駄のない動きだった。
更に教えかたも上手く、剣士希望の全員が自分自身の成長スピードに驚いていただろう。
(流石は勇者の指導者だ…余程強い人なんだろうな…)
その日は休憩などを入れながら約6時間も練習した。魔術師の方は魔力切れが多くなかなか進んでないようだった。
「ステータス確認してみようかな…」
流石に1日じゃ何も変わらないだろうとは思いつつもそれなりの期待もあった。
(「ステータス」)
 
名前      篠崎 俊介
種族      人族
Lv1  HP 500  MP 2000
攻撃力  55
防御力  35
俊敏力  25
回避力  45
メインスキル
???Lv-    ???Lv-   剣術 Lv1   
補助スキル
スキル確認   
魔法
風魔法Lv1   
称号
召喚されし者
途中で少し、魔術師の方の話を盗み聞きしていたせいか「風魔法」を覚えていた。
(MPが解放されてる…?2000?
皆どれぐらいだったっけ……)
ステータスを確認した後、俺たちは皆、自室に戻り、風呂に入ることになった。
部屋に戻ると朝放ったらかしていたベッドが綺麗になっている。リルがやってくれたのだろうか。
だが、肝心のリルの姿はなかった。
「まぁいっか、風呂行こーっと」
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風呂から戻り夕食を食べ終えた後、自室に戻り
俺は寝ることにした。
「疲れたぁ〜…あ、本」
完全に本の事を忘れていた。部屋から懐中電灯をとり、急ぎ足で階段を降りて中庭に向かい、本の場所と行った。
「あったあった…って…ん?なんかあるな…」
本のを置いた木の 横の木の したに落ちている
なにかが懐中電灯によって光を反射しているようだ。
「なんだこれ…?」
少し気味が悪かったがそれを手に取ると
ベトベトしていた。
「宝石みたいだけど…」
するとその宝石の様なものが俺の右手に吸い込まれるようにして消えていった。
「え!?嘘!?消えた!?」
「一体なんだったんだ…今のは…」
しばらく唖然としていると頭に本が浮かんだ。
「あ!本返さなくちゃ!!」
俺は走って図書室へと向かった。
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