全スキル保持者の自由気ままな生活
76話 第三種目 パンチングマシーン対決
 控室に戻った俺は次の指示があるまでゆっくりしていた。
   
 そして10分後、闘技場に倒れていた生徒の回収も済んだのか、アナウンスが流れてきた。
 「次は第三種目に出場する生徒は闘技場へと集まってください。繰り返します。第三種目に出場する生徒は闘技場へと集まってください」
 「きたか……」
 第三の試合が始まる。
 俺は余裕の面持ちを見せながら闘技場へと向かった。
 今回はそこまで難しくないだろうな。
 俺って殆ど脳筋のようなステータスになっているから負ける気がしない。
 「あ、カネヤマ トオル選手ですね。理事長からハンデの内容が記された髪が届きましたから読みますね」
 「どうぞ」
 「〈パワーだけなら誰も君に勝てないよね?だから今回もハンデという事で君だけは魔法使用禁止で端から測ってもらうことにする。
 意味は分からないと思うけど、向こうに行ってみればわかると思うよ〉です。何か質問はありますか?」
 「いえ、大丈夫です」
 端から測るってなんだ?
 うーん……。分からん!
 闘技場に行けば分かるって言われてたから行くか。
 
 闘技場へ行くと、すでにパンチングマシーンがセットされていて、10台が闘技場の真ん中に精悍に揃っていた。
 お、おー……。
 これまた新鮮な風景……。
 「それでは一年生から行いますのでSクラスから、番号の早い順で並んでください」
 なるほどね。
 台を全て並べるには足りない、もしくはパンチングマシーン自体の数が少ないのか、全員が一斉にやるわけではない。
 ……あの端っこの方に置いてあるパンチングマシーンはなんだ?
 「それでは一年生の試合を始めたいと思います!」
 そして並んでいるところを確認した。
 ……Sクラスの連中。女子だけど大丈夫なのか?
 大血闘の為に戦力を温存しているのかもしれないけど、周りは屈強な、それこそ軍人のような体つきをしている男子ばっかりだ。
 あの中に入れるのは酷だろうな……。
 「それでは……レディー……ゴー!」
 合図がなり、みんな自身の全力を出していた。
 ある者は身体能力強化の魔法で殴っていたり、またある者は自身の手に魔力を付与して的に向かって攻撃していた。
 
 ……あの子、まだ動かないのか?
 俺の気になっていたあの女の子は手にガントレットを着けていた。
 
 「おっと!カレン選手!まだ動きません!全員が動くまで行かないのか!?」
 理事長が少し挑発的な発言をするものの、彼女は気にもとめず、集中していた。
 「はっ!!」
 拳に空気の衝撃波のようなものを纏わせて、的に向けて殴る。
 
 バコンッ!
 
 と、他の者とは違う音を立てた。
 「おっと!流石はSクラス!あまりの威力にマシーンの部分が凹んでいます!」
 俺の見立てでは、あれは彼女自身の究極に圧縮した空気を拳の先に構え、全力で拳を振った感じなんだよなぁ……。
 俺の見立てが正しいのかはよく見てなかったから分からなかったけれど、十分な破壊力だ。
 「それでは次の人に入れ替わってください!」
 どうやら入れ替わるようだ。
 見てみたが、特に光る者はいなかった。
 やっぱり一番印象に残ったのはカレンっていう人だな……。
 
 「では次に二年生です!ここで彼恒例の特別ルールです!準備をお願いします!」
 先生たちが、魔法を使ってパンチングマシーンを左右にずらした。
 「トオル選手にはこの闘技場の端からパンチを撃ってもらって、その衝撃波で測るということにします!」
 端から測るってこういうことね。
 やっと理解できたわ。
 理事長の発表にみんなは困惑していた。
 「衝撃波でなんて不可能だろ……」
 「いや、あの勇者だったら可能かもしれない」
 ……いや、可能じゃなくて余裕なんだけどな。
 「ではレディー……ゴー!」
 開始とともに俺はステータスを解放した。
 力がみなぎってくるぜ!
 そして集中モードに入る。
 「はぁっ!」
 拳が一閃する。
 周りに出来るだけ被害が出ないように、俺の直進軌道上から外れないように撃つ。
 俺が放った衝撃波は渦を巻くように飛んでいき、マシーンの中央にぶつかる。
 すると、
 バキバキッ!!
 と、嫌な音を立てて、マシーンが崩壊した。
 ……あ、やっちまった……。
 「こ、これは何ということでしょう!!パンチングマシーンが壊れてしまった~~!流石にこれは点数をつけられない!!」
 ……流石にステータス全力解放でいくのはやりすぎたか?
 「これは一位で決まったかっ!?」
 俺自身も決まったように見えた。
 「いや、まだだよ」
 そこには青い髪をした少女が立っていた。
 「おおっと!ここでベネッタ選手がまさかの宣戦布告!パンチングマシーンを数値が出せないように壊すと言ったのか~~?!」
 理事長のテンションが上がりに上がりまくる。
 「いいのか?そんな宣言して」
 「久しぶりだね、トオル君。うん、全然大丈夫だよ」
 「じゃあ期待してる。かっこいいところ見せてやれよ」
 「べ、別にアルベルトの為じゃないし!!」
 「あれ?俺別にアルベルトとか一言も言ってないんだけど?」
 「あっ……もう!」
 「はいはい。じゃあ頑張ってな」
 俺はその場から離れる。
 これ以上喋っていたら誰かさんに殺されてしまいそうだからな。
 現に今も絶対零度のような眼差しを感じるし……。
 そう怒るなっつーの。
 「それでは位置についてください!」
 ベネッタ含む10人が位置につく。
 「レディー……ゴー!」
 「はぁぁぁぁぁあああっ!!」
 開始とともに、ベネッタの手が燃え上がり綺麗な右ストレートがパンチングマシーンに叩き込まれた。
 すると、
 バキバキッ!!
 と、俺よりは音が小さいものの、マシーンは破壊された。
 
 ……これってあんまり耐久力が無いのか?
 ベネッタの攻撃力が滅茶苦茶上がったのは見たら分かるけど、これなら楓やエル、ミサタも余裕で壊せるだろ。
 「おおっと~~!宣言通りパンチングマシーンを破壊した~~!!すごい!この学年はどうなっているんだっ!?」
 理事長がテンパっているように、みんなも動揺していた。
 いや、普通だったら破壊できないだろうけど、魔法を使用できる時点でまだ難しくはないだろ?
 あれ?もしかしてSクラスが化け物揃いなだけ?
 「これはトオル選手と、同率です!現在のトップはSクラスと、Eクラス3です!」
 ……俺はSクラスから呼ばれるのは差別だと思うの。
 「じゃあ俺も行こうかな」
 「ライオス……」
 「見ててくださいよ、トオル師匠」
 そう俺に言ったのはEクラス1でこの種目に出場する、ライオス=アーストルだった。
 ライオスはミサタに並ぶほどの実力者で雷の魔法を使う。
 
 ……何故か俺のことを師匠って言うんだよなぁ……。
 俺って師匠と思われることしたっけ?
 
 ライオスは魔力だけで言えばミサタ以上だったが、魔法を上手く使えていなかった。
 それを俺が上手く扱えるように教えたら開花した人物だ。
 前の特訓で一番成長したのは誰か?って聞かれたらライオスしかいない。
 「それじゃあ頼んだぞ」
 「任せてくれよ」
 てか、E1チーム戦力偏りすぎじゃねぇか?
 なんで二強が同じチームにいるんだよ。
 ……まぁその辺のチーム編成は仲良し通しで組むてことになったから仕方ないんだけども……。
 「それではレディー……ゴー!」
 始まった。
 果たしてどうするのか……。
 
 そう思っていると、ライオスの周りに雷が吹き荒れた。
 ……あいつ全力でやるのか?
 会場保つかな?これ?
 
 そう思った俺は闘技場の中、観客席を除いたところまで円形の結界を張った。
 これならライオスが全力で撃ったとしても、被害が出るのは生徒だけだ。
 ……いや、生徒もマズイかな……。
 悪くて感電死、よくて気絶だからな……。
 「仕方ない……」
 俺は頑張って殴っていた生徒や、それをその場で観戦していた生徒に雷耐性のバフをかけた。
 これなら死ぬことはないかな?
 ベネッタを傷つけたら後で何言われるか分からないから、ベネッタだけは念入りにかけおく。
 「はぁぁぁぁぁぁあああっ!!」
 自身に渾身の力を込め、雷を集めまくった。
 この域になると最早雷の化身と言っても過言ではない。
 ……これ結界をかけてなかったらこの中にいる全員死んでたんじゃねぇの?
 いや、楓とミサタは無事か。
 
 ……全く……。
 俺がカバーするからいいものの、そうじゃなかったら危険すぎるぞ、まったく……。
 「滅神魔法ッ!!トールハンマーッ!!」
 ライオスの上に雷のハンマーが生成され、それがパンチングマシーンに向かって振り下ろされた。
 「最早これはパンチング要素はない〜〜っ!!!」
 理事長の言う通りだな。
 
 ちなみに滅神魔法は俺が教えた。
 いやー、だってちょっと鍛えたらどこまで強くなるのかに気になったんだもん!
 そしてぶつかる。
 激しい雷鳴と、共にパンチングマシーンは粉々になっていた。
 「これは……!!まさかの粉々!トオル選手でもここまではならなかった!!」
 いや、だって俺魔法封印されてたし、トルリオンも出せなかったじゃん?
 それなら十分の一以下の力しか出せねぇよ。
 「結果!一位同率で、Sクラス!Eクラス1!Eクラス3となった!」
 こうして強者の面々が出揃ったであろうパンチングマシーン対決二年生の部が終わった。
   
 そして10分後、闘技場に倒れていた生徒の回収も済んだのか、アナウンスが流れてきた。
 「次は第三種目に出場する生徒は闘技場へと集まってください。繰り返します。第三種目に出場する生徒は闘技場へと集まってください」
 「きたか……」
 第三の試合が始まる。
 俺は余裕の面持ちを見せながら闘技場へと向かった。
 今回はそこまで難しくないだろうな。
 俺って殆ど脳筋のようなステータスになっているから負ける気がしない。
 「あ、カネヤマ トオル選手ですね。理事長からハンデの内容が記された髪が届きましたから読みますね」
 「どうぞ」
 「〈パワーだけなら誰も君に勝てないよね?だから今回もハンデという事で君だけは魔法使用禁止で端から測ってもらうことにする。
 意味は分からないと思うけど、向こうに行ってみればわかると思うよ〉です。何か質問はありますか?」
 「いえ、大丈夫です」
 端から測るってなんだ?
 うーん……。分からん!
 闘技場に行けば分かるって言われてたから行くか。
 
 闘技場へ行くと、すでにパンチングマシーンがセットされていて、10台が闘技場の真ん中に精悍に揃っていた。
 お、おー……。
 これまた新鮮な風景……。
 「それでは一年生から行いますのでSクラスから、番号の早い順で並んでください」
 なるほどね。
 台を全て並べるには足りない、もしくはパンチングマシーン自体の数が少ないのか、全員が一斉にやるわけではない。
 ……あの端っこの方に置いてあるパンチングマシーンはなんだ?
 「それでは一年生の試合を始めたいと思います!」
 そして並んでいるところを確認した。
 ……Sクラスの連中。女子だけど大丈夫なのか?
 大血闘の為に戦力を温存しているのかもしれないけど、周りは屈強な、それこそ軍人のような体つきをしている男子ばっかりだ。
 あの中に入れるのは酷だろうな……。
 「それでは……レディー……ゴー!」
 合図がなり、みんな自身の全力を出していた。
 ある者は身体能力強化の魔法で殴っていたり、またある者は自身の手に魔力を付与して的に向かって攻撃していた。
 
 ……あの子、まだ動かないのか?
 俺の気になっていたあの女の子は手にガントレットを着けていた。
 
 「おっと!カレン選手!まだ動きません!全員が動くまで行かないのか!?」
 理事長が少し挑発的な発言をするものの、彼女は気にもとめず、集中していた。
 「はっ!!」
 拳に空気の衝撃波のようなものを纏わせて、的に向けて殴る。
 
 バコンッ!
 
 と、他の者とは違う音を立てた。
 「おっと!流石はSクラス!あまりの威力にマシーンの部分が凹んでいます!」
 俺の見立てでは、あれは彼女自身の究極に圧縮した空気を拳の先に構え、全力で拳を振った感じなんだよなぁ……。
 俺の見立てが正しいのかはよく見てなかったから分からなかったけれど、十分な破壊力だ。
 「それでは次の人に入れ替わってください!」
 どうやら入れ替わるようだ。
 見てみたが、特に光る者はいなかった。
 やっぱり一番印象に残ったのはカレンっていう人だな……。
 
 「では次に二年生です!ここで彼恒例の特別ルールです!準備をお願いします!」
 先生たちが、魔法を使ってパンチングマシーンを左右にずらした。
 「トオル選手にはこの闘技場の端からパンチを撃ってもらって、その衝撃波で測るということにします!」
 端から測るってこういうことね。
 やっと理解できたわ。
 理事長の発表にみんなは困惑していた。
 「衝撃波でなんて不可能だろ……」
 「いや、あの勇者だったら可能かもしれない」
 ……いや、可能じゃなくて余裕なんだけどな。
 「ではレディー……ゴー!」
 開始とともに俺はステータスを解放した。
 力がみなぎってくるぜ!
 そして集中モードに入る。
 「はぁっ!」
 拳が一閃する。
 周りに出来るだけ被害が出ないように、俺の直進軌道上から外れないように撃つ。
 俺が放った衝撃波は渦を巻くように飛んでいき、マシーンの中央にぶつかる。
 すると、
 バキバキッ!!
 と、嫌な音を立てて、マシーンが崩壊した。
 ……あ、やっちまった……。
 「こ、これは何ということでしょう!!パンチングマシーンが壊れてしまった~~!流石にこれは点数をつけられない!!」
 ……流石にステータス全力解放でいくのはやりすぎたか?
 「これは一位で決まったかっ!?」
 俺自身も決まったように見えた。
 「いや、まだだよ」
 そこには青い髪をした少女が立っていた。
 「おおっと!ここでベネッタ選手がまさかの宣戦布告!パンチングマシーンを数値が出せないように壊すと言ったのか~~?!」
 理事長のテンションが上がりに上がりまくる。
 「いいのか?そんな宣言して」
 「久しぶりだね、トオル君。うん、全然大丈夫だよ」
 「じゃあ期待してる。かっこいいところ見せてやれよ」
 「べ、別にアルベルトの為じゃないし!!」
 「あれ?俺別にアルベルトとか一言も言ってないんだけど?」
 「あっ……もう!」
 「はいはい。じゃあ頑張ってな」
 俺はその場から離れる。
 これ以上喋っていたら誰かさんに殺されてしまいそうだからな。
 現に今も絶対零度のような眼差しを感じるし……。
 そう怒るなっつーの。
 「それでは位置についてください!」
 ベネッタ含む10人が位置につく。
 「レディー……ゴー!」
 「はぁぁぁぁぁあああっ!!」
 開始とともに、ベネッタの手が燃え上がり綺麗な右ストレートがパンチングマシーンに叩き込まれた。
 すると、
 バキバキッ!!
 と、俺よりは音が小さいものの、マシーンは破壊された。
 
 ……これってあんまり耐久力が無いのか?
 ベネッタの攻撃力が滅茶苦茶上がったのは見たら分かるけど、これなら楓やエル、ミサタも余裕で壊せるだろ。
 「おおっと~~!宣言通りパンチングマシーンを破壊した~~!!すごい!この学年はどうなっているんだっ!?」
 理事長がテンパっているように、みんなも動揺していた。
 いや、普通だったら破壊できないだろうけど、魔法を使用できる時点でまだ難しくはないだろ?
 あれ?もしかしてSクラスが化け物揃いなだけ?
 「これはトオル選手と、同率です!現在のトップはSクラスと、Eクラス3です!」
 ……俺はSクラスから呼ばれるのは差別だと思うの。
 「じゃあ俺も行こうかな」
 「ライオス……」
 「見ててくださいよ、トオル師匠」
 そう俺に言ったのはEクラス1でこの種目に出場する、ライオス=アーストルだった。
 ライオスはミサタに並ぶほどの実力者で雷の魔法を使う。
 
 ……何故か俺のことを師匠って言うんだよなぁ……。
 俺って師匠と思われることしたっけ?
 
 ライオスは魔力だけで言えばミサタ以上だったが、魔法を上手く使えていなかった。
 それを俺が上手く扱えるように教えたら開花した人物だ。
 前の特訓で一番成長したのは誰か?って聞かれたらライオスしかいない。
 「それじゃあ頼んだぞ」
 「任せてくれよ」
 てか、E1チーム戦力偏りすぎじゃねぇか?
 なんで二強が同じチームにいるんだよ。
 ……まぁその辺のチーム編成は仲良し通しで組むてことになったから仕方ないんだけども……。
 「それではレディー……ゴー!」
 始まった。
 果たしてどうするのか……。
 
 そう思っていると、ライオスの周りに雷が吹き荒れた。
 ……あいつ全力でやるのか?
 会場保つかな?これ?
 
 そう思った俺は闘技場の中、観客席を除いたところまで円形の結界を張った。
 これならライオスが全力で撃ったとしても、被害が出るのは生徒だけだ。
 ……いや、生徒もマズイかな……。
 悪くて感電死、よくて気絶だからな……。
 「仕方ない……」
 俺は頑張って殴っていた生徒や、それをその場で観戦していた生徒に雷耐性のバフをかけた。
 これなら死ぬことはないかな?
 ベネッタを傷つけたら後で何言われるか分からないから、ベネッタだけは念入りにかけおく。
 「はぁぁぁぁぁぁあああっ!!」
 自身に渾身の力を込め、雷を集めまくった。
 この域になると最早雷の化身と言っても過言ではない。
 ……これ結界をかけてなかったらこの中にいる全員死んでたんじゃねぇの?
 いや、楓とミサタは無事か。
 
 ……全く……。
 俺がカバーするからいいものの、そうじゃなかったら危険すぎるぞ、まったく……。
 「滅神魔法ッ!!トールハンマーッ!!」
 ライオスの上に雷のハンマーが生成され、それがパンチングマシーンに向かって振り下ろされた。
 「最早これはパンチング要素はない〜〜っ!!!」
 理事長の言う通りだな。
 
 ちなみに滅神魔法は俺が教えた。
 いやー、だってちょっと鍛えたらどこまで強くなるのかに気になったんだもん!
 そしてぶつかる。
 激しい雷鳴と、共にパンチングマシーンは粉々になっていた。
 「これは……!!まさかの粉々!トオル選手でもここまではならなかった!!」
 いや、だって俺魔法封印されてたし、トルリオンも出せなかったじゃん?
 それなら十分の一以下の力しか出せねぇよ。
 「結果!一位同率で、Sクラス!Eクラス1!Eクラス3となった!」
 こうして強者の面々が出揃ったであろうパンチングマシーン対決二年生の部が終わった。
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