異世界で色々反転して行こう

エルナ・アストル

37話 Sクラスのみんなで鬼ごっこ!②

スタートする時間になった

ルノ「じゃあ私は作戦通りセナさんを優先的に探すから他は任せたよ」

海斗「おう、任せろ!」
健太「任せとけ、こういったやつは昔から本気でやる主義だからな!」
マルミ「こんな見た目だけど身体能力とか魔法は得意だから任せて」

ルノ「みんな頼りにしてるよ」

そう言って走っていった

海斗「なんだかんだ言ってるけどルノも十分化け物だよな」

健太「分かる、手加減されてるとはいえ先生についていけるのは十分化け物だよな」

マルミ「無駄話してないで早く行くよ」

海斗「そうだな、じゃあ勝利目指してごー!」

健太「おー!」

マルミ「お、おー!」

海斗「乗ってくれるんだな」

マルミ「私だけやらないのも変だし」

セナ〔言い忘れてたけど捕まった人は最初の場所に設置した牢屋に強制転移だからね〕

その声と同時に牢屋が設置された

海斗「何かと思えば牢屋ね、じゃあ今度こそ行こう!」

海斗の合図とともに3人はバラバラに別れた

【マルミ視点】経過時間は2分後始まってからの時間

○○「始まって早々見つかるとか災厄だー!」

マルミ「創くんまてー!」

そう見つかったのは創だった

創「絶対嫌だ!」

マルミ「魔法使ってもいいんだっけ?」

創「俺に聞かれても知らないよ!」

セナ〔今疑問に思った人がいたから補足ね。この空間では死なないようになってるから魔法とかで攻撃しても全然いいよ、ただ死なない代わりにその人のHPが0に達するとその人は捕まったことになるから気をつけてね。そして鬼を倒すと鬼も鬼用の牢屋を作っとくからそこに入って鬼が減るよ、ただ鬼は復活が可能で生きてる鬼が鬼用の牢屋のとこに集まれば捕まった鬼は復活できるよ〕

マルミ「いいタイミング!」

創「マジかよ!」

マルミ「じゃあ行くよー!」
『サンダーアロー ×5』

サンダーアローはまっすぐ飛んで行き4つは避けられたが1つは当たった

創「痛!ビリビリするじゃんかー!」

マルミ「ちょっとレジストされたね、麻痺してくれたら楽なんだけど?」
『ウォータートルネード』

ウォータートルネードはまっすぐ飛んで行って避けられたが

創「まさかこれが狙いか!」

マルミ「そうよ」

創は全力で走っていたため勢い余ってウォータートルネードに飛び込んでしまった

創「やばい、目が回る」

マルミ「降参するなら早くしてね」

数秒後マルミは魔法を解除すると創は目が回っているため倒れた

マルミ「はい、タッチっと」

言われていた通り創は牢屋に強制転移された

マルミ「じゃあ次ね」

そしてマルミは次を探し始めた

【健太視点】経過時間は約5分

健太「あ、しずのちゃんいた」

静音「あ、バレちゃった?」

身体強化と風魔法を上手く使い逃げていった

健太「あ、ちょうどいいとこに」
〔マルミちゃん、そっちにしずのちゃんが走っていったから捕まえれたら捕まえてくれる?〕

マルミ〔どこ?〕

健太〔そのまま進んで右のとこ〕

マルミ〔分かった、じゃあ挟み撃ちね〕

健太〔話が早くて助かるよ、身体強化と風魔法を使ってるから〕

マルミ〔分かった〕

そして健太も追いかけて行きマルミが待ち伏せしていた

静音「いたの!」

マルミ「いたよ」

健太「俺が呼んだからね」

静音「挟み撃ちってことね」

健太「そうだ!」
マルミ「そうね」

静音「じゃあ強行突破させてもらうわ」
『ウィンドホウ』

ウィンドホウを健太とマルミ両方に放ち道を切り開こうとしたが

マルミ「残念ね」
健太「すまん、助かった」

静音「どうやら結界張ったようね」

マルミ「気づいた?私達の後ろと私達の周りに結界を張ってるよ」

静音(どうやって逃げようかな?)
「仕方ない、あれ使おうかな」

マルミ「あれ?」

静音「私ね?密かに空間魔法の練習してたんだよ」

健太「まさか!」

静音「あら気づいたようね、セナ先生に密かに教わってたのよ。じゃあまたね」
『転移』

そして転移して逃げられた  

マルミ「転移された?」

健太「だろうな、まさか転移を使えたとは、予想外だ」

マルミ「知らなかったんだ」

健太「隠してたんだろうな、多分先生みたいに距離が無制限っわけじゃないだろうから近くにいるはずだ、探そう」

マルミ「そうだね」

そして二手に分かれて探し始めた

【海斗視点】経過時間は10分

海斗は逃げの人を探すためひたすら走り回っているがまだ1人もあっていない。マルミ達はふたつ上の階にいたりする

海斗「10分経ってまだ誰にも会ってないって酷くね?もう誰かが1人捕まえたみたいだし他のとこ見に行ってみよ」

そしてどこかえ行ってしまった

静音(まさか転移先に海斗がいるとは、危なかった)

静音は転移してすぐにもの影に隠れたようだ

【ルノ視点】経過時間は約15分

ルノ(セナさん以外はよく会うのに会わないって、セナさんいなくない?)
〔みんなセナさん意外って捕まえちゃっていいの?〕

海斗〔いいんじゃね?見つからないんだろ?〕

ルノ〔他はいるけどセナさんはいないよ〕

海斗〔じゃあ捕まえていいぞ〕
マルミ〔どんどん捕まえてね〕
健太〔頼りにしてるぞ〕

ルノ〔じゃあ捕まえてくね〕

そしてルノは止められたスキル以外を使いどんどん捕まえて行った
 
【セナ視点】経過時間は約45分

セナ「空間魔法系なしって言うの忘れてたから、ルノがどんどん捕まえてあと4人だよ?ルノ張り切りすぎじゃない?」

残っているのはセナ レナ 森羅 希望だ
セナは未だに1回も見つかってなかったりするよ

セナ「レナはルノの時は隠れて、他の時は見つかったら逃げ切ってるし、勇者を越えてる王女ってどうなの?」

レナは勇者達よりも早くに訓練してもらっていたため、勇者よりも強かったりするよ

セナ「森羅は物陰に隠れ四角を着き上手く隠れてるね」

森羅は計算や分析と言ったことが得意でそれを上手く使い隠れていた

セナ「希望は未来を見て隠れてるね、地味に凄いことしてる」

希望は未来予知が出来るためここは鬼は来ないって場所に隠れて、来ることがわかると場所を変えるという1番見つけにくい隠れ方をしている

セナ「ルノは私をメインで探してるみたいだけど、まだ誰にも見つかってないんだよね」

ルキア《いっその事走り回ってみては?》

セナ《見つかっちゃうでしょ?》

ルキア《見つかりたくないなら、じっとしててください》

セナがいる場所はこの学園の1番高い場所にいる、簡単に言うと屋根の上だ

【ルノ視点】残り時間は10分

ルノ「あとセナさんと希望ちゃんだけだね」

海斗〔ルノ牢屋のとこ来れるか?〕

ルノ〔どうしたの?〕

海斗〔先生っぽいのがいるんだけど俺らじゃ行けないからさ〕

ルノ〔分かった、今行く〕
『転移』

そしてやってきたのはもちろん牢屋の前です!

ルノ「何処にいるって?」

海斗「あれそうじゃない?」

海斗はそう言いながら学園のいちばん高い場所を指さした

ルノ「ほんとだ、セナさんだねあれ」

海斗「じゃあ任せたぞルノ、俺らは希望ちゃん探しとくから」

ルノ「分かった、じゃあ行ってくる」
『転移』

そしてセナの近くに転移した

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