異世界で色々反転して行こう

エルナ・アストル

31話 学園へ

あれから時が経ち、学園へ行く日となった

この1週間の間は最初に別れた近接や魔法のチームで訓練などをし最後の2日で準備などをすることになった。
ただこの準備期間の2日は1日目の14時にはみんな準備が終わったらしくその後ルノを通じてセナが呼ばれて訓練をしていた
ここでセナはこう言った「たまには休んだら?」と言ったが勇者達は「俺/私達が休むことありました?」と言われていた
ちなみに勇者達は最初の方は休むことが多々あったが最近はほぼ休むことは無くなっていた。セナはしっかり休みを作っているのだが勇者達は休みでも何故かほとんど自主訓練をしている

セナ「じゃあみんな準備は出来た?」

勇者達「はい!」

セナ「よし、じゃあみんなは場所はしっかり確認してきたよね?」

勇者達「はい」

勇者達には予め学園の場所を確認しておくように言ってある

セナ「じゃあ今日は初日ってことで訓練も兼ねて迷惑にならない程度に走っていこっか」

勇者の一人「迷惑にならない程度とは?」

セナ「風圧で物を吹き飛ばしたりスカートをめくらないようにってこと、あとぶつかることもダメね」

学園までの距離は約5kmくらいあるが勇者達は全員余裕で走破できる、勇者達みんな最低でも30kmは走破できるくらいになっている
長い人は100を超えるものも数人いる

勇者の一人「無理では?」

セナ「じゃあぶつかることだけ気をつけてね、風圧は私が学園までは抑えてあげるから」
『勇者達が走っても学園まで風圧が出ないように 反転』パチン

反転は概念すらねじ曲げることが出来るのでこういう事も容易くできてしまう

勇者の一人「もし人にぶつかった場合はどうなるんですか?」

セナ「私がその人の元へ行って謝って色々やってからぶつかった人に1週間の動きにくくなる呪いをかけて殴り飛ばすから覚悟してね?」ニコ

勇者達「はい!」

セナ「じゃあスタートはこの城の門からだからそこへ行くよ」
『転移』

そして城門の内側の門の前に転移すると門番が驚いたが関係ない、いつもの事だ

セナ「じゃあ早速始めたいけどあと3つだけ、1つは道は何処を走ってもいいよ、ただ空を飛んだり転移はダメ、あくまでも走る事、屋根の上とかも走ってもいいけどその時は足音を立てない事ね、迷惑だから。2つ目はルノにはハンデとして数分遅れてスタートしてもらいたいけどどのくらいがいい?」

ルノ「私はどのくらいでもいいよ?」

セナ「だってさ、どのくらいがいい?」

そして勇者達は色々話し合って出たのは

勇者の一人さっきとは別の勇者のリーダー的な人「じゃあ2分くらいでお願いします」

セナ「それだけでいいの?」
ルノ「そんだけ?もっと多いと思ってた」

勇者の一人「つけすぎるとルノが間に合わないと思って」

セナ「意外と優しいけどルノにはハンデにはならないと思うよ?」

ルノ「ならないね、多分余裕だよ?」

勇者の一人「じゃあ先生が決めてくださいよ」

セナ「じゃあ1番早い人でだいたい7分30秒かかるから6分位でいいんじゃない?」

勇者達「そんなに!」

勇者の一人女子の一人「そんなにハンデつけて大丈夫なの?」

ルノ「余裕じゃない?」

セナ「ルノなら30秒もあれば余裕だから問題ないと思うよ」

勇者の一人「ルノがそれでいいなら俺らも構わないけど」

ルノ「私は全然いいよ?」

セナ「じゃあ決まりね。じゃあ最後の1つを話しとくね、今回は上位5人に何かしらのスキルが着いたアクセサリーをあげるからみんな頑張ってね?スタートは門が全部開いてからね」

そして門を開けてもらい全部開いたと同時にみんないっせいに走り出した

セナ「じゃあ私たちは門を出たとこで待っとこうか」

ルノ「そうだね、でもあんな簡単なハンデでよかったの?」

そう言いながら門を出た

セナ「もう閉めてもいいよ」

門番「わかりました」

そして門が閉められた

セナ「別に問題ないと思うよ?」

ルノ「そう?」

セナ「さすがに1秒もあれば余裕とは言えないでしょ?」

ルノ「確かに私たちが神ってことは内緒だからしょうがないのかな?」

セナ「まぁみんなが納得したしいいでしょ」

そこから色々話してハンデの時間が終わった

セナ「じゃあルノも行っていいよ、風圧無効のあれがかってるからさ、私は先いくけど」

ルノ「はい」

そしてルノもセナも同時にスタートしてセナの方が早くつきルノが少し遅れて着いた
そして学園の門の前に2人が周りから見れば転移でもしたかのように現れて驚いてる人がいたり注目していたりするけど、無視で通していく

セナ「まだ誰も来てないね」

ルノ「やっぱりセナさんには追いつけないや」

セナ「ステータスが私の方が上なんだから当たり前でしょ」

ルノ「それもそうですね」

セナのステータスは∞×∞そしてルノのステータスは∞だ、なのでセナの方が圧倒的に強いがセナは今まで本気を出したことが無いためルノはもうすぐ追いつけると思っていたりする

セナ「じゃあ他を待っとこうか」

ルノ「待つと言っても約1分ほどですが?」

そして他の勇者達が皆到着して
「いつ追い抜かれた?!」や「いつの間に?!」などなど様々なことを言っていた

セナ「私達は城門からここまで一直線で来たから1人しか見てないかな?」

ルノ「1人居たね、これが」

ルノは1人を指さした

古川海斗勇者のリーダー的なひと「俺かい」

ルノ「間違いなくお前だね」

セナ「うん、しっかり顔を確認してあるから間違いないよ」

海斗「顔まで確認されてたのに気づかなかった」

セナ「じゃあ門を入る時にパンフレットみたいなものを貰うはずだからそれにしたがって動いてね、私は他のとこ行くから」

海斗「学園長の下にですか?」

セナ「勘がいいね、そう。じゃあバイバイ」

そしてセナはどこかえ消えた



これと一緒に勇者の名前と説明を投稿します

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