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異世界で色々反転して行こう

エルナ・アストル

10話 勇者の教育係?

初の依頼を受けてから何事もなく1ヶ月がたとうとしていたある日、国王に呼ばれた

セナ「今日はどのようなご要件ですか?」

アルタ「今日は1週間後に行う勇者召喚で来る勇者の教育係になって貰えないかと思ってな」

セナ「なぜ私に?」

アルタ「約1ヶ月でランクをSSSまで上げたようじゃないか、何があったんだ?」

そう、セナはこの1ヶ月で冒険者ランクをAからSSSに上げていた

セナ「とある依頼の途中で純正竜が邪魔してきて少々イラッときてつい」

アルタ「全く、純正竜と言ったら1番上の純正龍より1つ下とはいえ同じ災害級だぞ」

セナ「そしてその純正竜の素材を売ったらSSSになりました、アルタにも確認が来てるでしょ?」

アルタ「まぁな、次純正龍を倒してきたらEXとかあったな、せっかくならEXなってこい」

{作者 この作品では竜がワイバーンのような手の翼がくっついているもので、龍は四足歩行で背中に翼が生えているものと、シ〇ンロ〇のような長いものを表します}

セナ「なぜ?」

アルタ「勇者の教育係って結構なりたいやつがいるみたいなんだよ、それでその中で一番強くて面倒みがいいものを選ぶんだがそれがめんどくさいんだよ、だからランクがEXならなんの文句も言えないわけだ」

セナ「なるほど、でもほんとに私でいいんですか?」

アルタ「あぁ、俺はお前を信用してるからな、それに頼りにもしているぞ!」

セナ「後者が主なことでしょうに、一緒に魔王討伐に行って欲しいんでしょ?」

アルタ「バレたか」

セナ「私の目を誤魔化せるとでも?」

アルタ「そういえば複数の魔眼持ってると言ってたな」

セナ「はい、その中に心眼が入ってるので隠しても無駄です」

アルタ「そこまでは聞いてなかったな」

セナ「言ってませんから」

アルタ「じゃあ1週間後の召喚の時に立ち会いもするか?」

セナ「どっちでもいいんですか?」

アルタ「あぁ、召喚したあと謁見の間に連れていくからそこでもいいぞ」

セナ「じゃあ謁見の間で」

アルタ「わかった、他にはこっちから伝えとくから当日の12時間に召喚するから11時間には来といてくれ」

セナ「わかりました、とりあえず純正龍倒してきます」

アルタ「そんなすぐにいるのか?」

セナ「……あ、いました、あっちの方にいますよ」

北の方角の上の方を指さした

セナ「行ってきますね」
『転移』

そして転移して純正龍の目の前に来た

セナ「やっぱり純正龍はデカイね」

ぐぁぁぁぁ

セナ「うるさいなぁ」
『死んでることに 反転』パチン

純正龍が死んで落ちていった
今は高度約5000メートルのところにいた

セナ「おっと素材が勿体無い」

落ちていく純正龍を無限収納に収納した

セナ「よし、帰ろ」

そしてまた国王の下へ戻った

セナ「アルタ、ただいま」

アルタ「早いな!いや早すぎる!」

セナ「私にかかればこんな物です、私を倒したければかm」
(いや最高神だから神を連れてきても無意味がないけどまぁいいか)
「コホン私を倒したければ神でも連れてきてください?まぁ負ける気は当然無いですけどね」

アルタ「連れて来れないだろ」

セナ「まぁそうですね、とりあえずギルド行ってきます、恐らく今日中にEXランク昇格許可見たいな書類が届くはずですよ」

そして転移した

セナ(さてギルドにいこ)

転移したのは誰もいなかった路地裏だ
そしてギルドに来た

セナ「素材を売りたいのですがいいですか?」

マヤ「はい、どのような素材ですか?」

セナ「純正龍です」

マヤ「はい?」

セナ「純正龍です」

マヤ「じゅ、純正龍?」

セナ「はい純正龍です」

マヤ「ぎ、ギルドマスターを呼んできます!」

そして受付の人マヤは走ってギルドマスターを呼びに行き帰ってきた

セルク「はぁ……セナか、わかっちゃいたが今度は龍の方が」

セナ「アルタ……国王にEXなって来いと言われたので手っ取り早く純正龍かなと思いまして」

セルク「お前の事だからどうせソロだよな?」

セナ「はい」

セルク「じゃあとりあえず純正龍見せてくれるか?」

セナ「わかりました」

倉庫へと移動した

セルク「ここに出してくれ」

セナ「わかりました」

そして倉庫のど真ん中に純正龍をドーンと出した

セルク「ホントみたいだな!……っと、EXランク昇格許可の書類を国王に届けてくれるか?」

セナ「なぜ私に?」

セルク「1つは時間がかかるから、2つ行っているあいだにこれをどうするか決めるため、そして3つお前なら顔パスで入れるだろ?」

セナ「確かに入れますね、その前に普通にいるのが普通みたいな感じになってますね」

セルク「だからだ、いつも転移して入ってるんだろ?」

セナ「まぁそうですね」

ちなみに城には魔封じの結界が張られているぞ!
しかしその結界を張った人物よりレベルが高いと意味が無い、しかし今はセナが張り直していたりする

セルク「だから行ってきてくれるか?」

セナ「分かりましたよ、その書類を貸して下さい」

セルク「あぁ…これだ」

セナ「持ってきたんですか」

セルク「あぁ、お前なら良いと思って少し前から作ってはいたがタイミングが無かっただから今だ」

セナ「確かに絶好のタイミングですね、純正龍ソロ討伐」

セルク「だろ?だから持ってきた」

セナ「わかりました、では行ってきます。ゲートをここに開くので何かあったら呼んでください」

セルク「分かった」

そしてゲートを開き王城内に転移した

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