異世界で色々反転して行こう

エルナ・アストル

2話 目覚め、そして武器作成

健一は森の中で岩に寄りかかった状態で目が覚めた

?《ご主人様起きてください》

健一「………ん……………ぅ……………ん?」

?《起きて下さいってば!》

健一「誰だ?……俺の睡眠の邪魔するやつは」

そして健一は目を開けた

健一「あれ?誰も居ない」

?《ここですよ》

健一「どこ?」

?《ご主人様の中です》

健一「え?どういうこと?」

?《私はキルア様からあなたの異世界ライフをサポートするために作られたスキルです》 

健一「……もしかしてあの老人がそのキルア様?」

?《はい》

健一「じゃあ君がひとつ渡すって言ってたスキルってこと?」

?《そうですよ》

健一「そうなんだ、君の名前は?」

?《無いです、それと私との会話は声に出さなくても心で囁くようにすればできますよ》

健一「あ、そうなんだやってみる」
《あ、あー聞こえる?》

?《はい、大丈夫です》

健一《よし……じゃあ次は名前か、何がいいかな?んー………》
(親がキルア様だからそこから文字るか………………しっくりくるのはルキアだな)

健一はキルア様から授かったスキルの名前を考えた

健一《ルキアとかどう?》

?《るきあですか、ルキア、はい気に入りました!理由を聞いても?》

健一《それは良かった、理由は作った親がキルアだから文字ってルキアだよ》

ルキア《そうなんですか、ありがとうございます!》

健一《まぁいいよ、先にステータス見てみよ》
『ステータス』

[名前] No Name
[年齢] 12
[種族] 人族
[性別] 女
[職業] 神々の使徒
[レベル] 1
[HP] 100/100
[MP] 100/100
[物理攻撃力] 100
[物理耐性] 100
[魔法攻撃力] 100
[魔法耐性] 100
[素早さ] 100
[運] 10000000000
次のレベルまで:1exp 
[称号] 最強の卵 神々の使徒 神々の遊び道具 この世の全てを超越できる者
[魔法] 火 水 氷 風 土 雷 光 闇 空間 時間 時空 終焉 虚無 状態 ???
[通常スキル] 
なし
[特殊スキル]
なし
[固有スキル]
反転リバース
完全創造パーフェクトクリエイト
神眼ゴッドアイ
[武装]
なし
------- 
[加護] 
神々の加護Lv10 {加護は10がMAXです}

健一「うん……なんかね?ツッコミどころ多すぎ、まずは名前が無いのは死んで転生してるから分かるけど、なんで性別が変わってんの?」

ルキア《あ、性別に関してはキルア様に説明してくれと頼まれているので説明しますね》

健一《分かった》

ルキア《では、性別が変わっているのは反転のスキルのペナルティです》

健一《ん?》

ルキアこの《反転とはあらゆるものを逆にするスキルなので、反転のスキルを得る代わりに性別が入れ替わったのです》

健一《そう言えば説明されてる時に、ペナルティがあるって言ってたな。それか!》

ルキア《それです!》

健一《なるほどね、まぁそのくらいのペナルティはいいか、こっちに来たらやってみたいと思ってた事だし》

ルキア《ま、まさか!女の子になっていかがわしいことを》引き気味

健一《違わい!俺がそんなに変態に見えるのか!》

ルキア《いえ、今は誰が見ても美少女ですよ》

健一《美少女……ね、ちなみに見た目は?》

ルキア《見た目は身長は140cmくらいで胸は少しですね、だいたいBカップ程です。髪は真っ白で腰まで、そして目の色は右が紫で左がエメラルドグリーンですね》

健一《身長縮んだなぁ……まぁ別にいいや、頭ぶつけること無くなるし》

ルキア《ちなみに前はどのくらいだったんですか?》

健一(正確には198cmだけど)
《約2mだね、物心ついた頃からずっとバスケをやってたから》

ルキア《そうなんですね、それだとぶつけますよ》

健一《何回もぶつけてるから言うけど、あれは痛いよ?…………あ、自分の名前決めなきゃ、頭がバスケに乗っ取られてた》

ルキア《どんなの名前が好みですか?》

健一《好みは特にないけど候補はある》

ルキア《どんな名前ですか?》

健一《ゲームとかで女性キャラを使う時に使ってた名前のセナでどう?》

ルキア《いいですね!その名前の由来は?》

健一《さぁ?いつの間にか俺の記憶の中に根ずいてたから覚えてない》

ルキア《なんですかそれは》

健一《だって、忘れたから仕方ないじゃん》

ルキア《まぁいいですよ》

【名前がnownameからセナに変わりました】

セナ《誰だ?》

ルキア《それはステータスの内容が変わったり、スキルが進化した際に報告するものですね。ON/OFFできますがOFFにしますか?》

セナ《そうなのか、じゃあOFFにしといてくれ。何かあったらルキアが教えてくれればいいよ》

ルキア《分かりました、ご主人様》

セナ《……ちょっといい?》

ルキア《はい、なんでしょうかご主人様》

セナ《そのご主人様っての辞めてくれない?なんか引っかかる》

ルキア《ではなんと?》

セナ《他に何がある?》

ルキア《そうですね、まず名前よび マスター お姉ちゃん メス豚 などですね》

セナ《なぜお姉ちゃんやメス豚があるの?》

ルキア《今は女の子なので》

セナ《なるほどね、じゃあ普通に名前よびでいいよ》

ルキア《分かりましたお姉ちゃん》

セナ《?……なぜそうなった?》

ルキア《お姉ちゃんと呼んだら女の子としての自覚が目覚めるかと思いまして》

セナ《目覚めないよ、だから名前でお願い》

ルキア《分かりました、セナ様》

セナ《様は要らないんだけど》

ルキア《いえ、様は絶対につけます!》

セナ《お、おう。そんなに強調されたら断れん》

ルキア《その前にセナ様は今女の子なんですから、女の子っぽい仕草や言葉遣いにしないといけませんよ》

セナ《えぇ〜》

ルキア《えぇ〜じゃありません》

セナ《まぁ何とかなるでしょ?……だから先に装備とか武器とか作ろうかな?》

ルキア《後で練習ですからね……装備の具体的な性能は考えているんですか?》

セナ《そうだなぁ、武器は1つでどんな物にでもなる物で、装備は破れたりしなくてどんな服にでもなるやつがいいかな》

ルキア《そんなに上手く行きますかね?》

セナ《完全創造のスキル的に何とかなるでしょ》

ルキア《なるといいですね》

セナ「じゃあさっそく」
『完全創造 武器 効果 破壊不能 ステータス倍増 自由武器変化 重量変化 絶対切断  作成』

目の前に塚巻きが赤色で内側がピンク色で鞘は桜柄のもの、そして腰に下げるためのピンク色の下緒の着いた刀が出来上がった

セナ「おぉ!俺の好きな感じだ!」

ルキア《そうなんですか、良かったですね。次は防具ですが次は女の子っぽい喋り方でやってみましょうか》

セナ《分かった》
『完全創造 装備 効果 破壊不能 完全無効 ステータス倍増 見た目自由変更 即着 作成』

{ちなみに即着とは、一瞬で着れるものです}

出来たのは上は普通の和服だが下がミニスカートの和服だった

セナ《おぉ、とそう言えば女の子っぽい喋り方でやるんだった。わぁ!私好みのいい感じのが出来て良かった!こんな感じ?》

ルキア《いいんじゃないですか?じゃあ次はスキルを作りましょうか》

セナ《分かった………あ、そうだ。スキルに反転ってあるよね?》

ルキア《はい、ありますよ?それがどうしました?》

セナ《その反転で女の子の喋り方に出来るかな?》

ルキア《あ、なるほど。喋り方を男の子の喋り方から女の子の喋り方に反転するんですね?》

セナ《うんそうだよ、できるかな?》

ルキア《恐らく出来ますよ》

セナ《じゃあ早速やりますか……と、その前にやり方教えて?》

ルキア《ハァー……知らないで言ってたんですか》

セナ《ま、まぁ》

ルキア《仕方ないですね、やり方は反転したいものを思い浮かべて、指パッチンをしたら出来ますよ》

ルキア《なるほど、じゃあ早速》
『男から女に 反転』パチン
 
見た目は全く変わっていない

セナ《ちゃんと出来た?》

ルキア《出来てますよ》
(性格やその他諸々も反転してますが、まぁいいですかね)

セナ《良かったぁ、じゃあ次は何したらいい?》

ルキア(スキルの作成は後回しでも大丈夫ですかね)
《そうですね、近くの街にでも行きましょうか》

セナ《はい、分かりました!》

そして街に向かった

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